職場で、総合防災訓練があった。
館内放送で始まった。
「避難」の指示で、避難場所へ向かう。
ヘルメットをかぶった人が多かった。
講評のあと、希望者は起震車体験、AEDの操作説明が用意されていたので、AEDの説明会に参加した。
「あ、人が倒れている」
倒れている人の周りの安全、上からの障害物の落下などがないかなどを声に出して確認していく。
*患者を動かす場合は、脇のあたりを持って、手があれば足を持ってもらう。
「大丈夫ですか」
肩を軽くたたきながら声をかける。少しずつ声を大きくしていって3回ほど行う。
「119番を!、AEDを持ってきて」
「誰か」と頼むより指名して頼む方がやってもらえる。
「呼吸の確認」
胸と腹部を目視して動いているかを見る。声掛けも行う。
「胸骨圧迫を行う」(心臓マッサージ)
胸が5cm以上沈む程度の強さで、1分間に100回以上のテンポで。
マウスピースでの人工呼吸は、人工呼吸用のマウスピースを使う。
交互に行いながら様子を見る。
*ほぼ動いていない場合は脳への酸素不足をさけるためにも、すぐ胸骨圧迫を行う。
「AEDが届いたら」
電気ショックを行うので、見物人は近寄らないように、声をかける。
1.AEDのパットを右胸と脇腹、肌に直接つくように貼る。
2.パットを張ったらコードを機械に接続。
3.電源を入れる。
*AEDが診断、分析、判断をしてくれるので、それに合わせて、心臓マッサージをしたり電気ショックを行う。
*電気ショックをする時は手を触れないこと。周りの人へも離れているように声掛けする。
*小さい子どもの場合は、パットは胸と背中に貼る。
「救急隊が到着したら」
AEDはそのままにし、救急隊の指示に従う。
その後、実際に一人が、模範をしてくれた人と一緒に手順をさらった。
その後、見学者から7,8件の質問があった。
質問にすべて答えてくれた後、また疑問などがあったら「センターへ」との言葉があり散会。
AEDは今はあちこちで機械を目にする。
実際に使ったことはなかったので今回は参加してみた。
細かいところも、丁寧に説明してもらえて有意義だった。