鉄道というものは、不思議で、その曲線は、美しくもある。
くにゃくにゃと伸びる鉄道は、地図上でみると、単なる曲線。
その曲線が、生き物のように見える。
実際の線路をみると、まっすぐは少ない。
駅の近くはたいてい枝分かれしている。
電車が曲がっていくのを見ると、写真に撮りたくなる。
車は、直線でしかないのだが、電車は連結しているので、曲線を描く。
だから、生き物っぽく感じる。
SLは、最高。
しかし、電車も趣があっていい。
電車を地図で楽しむ。
また違った楽しみができた。
今日は、たまたま、盲腸線のニュースがあった。
朝の8時24分に終電が出るという。
以前、住吉大社にお参りに行ったことがある。
ものすごい人出だった。
あの時の光景がよみがえった。
「最盛期の昭和30年代には最短1分間隔で列車が発着。
1日に約200本の電車が運行されていたが、利用状況に合わせ年々減少した」とか。
「住吉公園駅が終点となっている上町線は黒字。正月三が日は住吉大社の参拝客のために運行される臨時電車の折り返し場所として“重宝”しているといい、阪堺電軌の担当者は「正月のことを考えると、簡単に廃止にするわけにもいかない」とか。当分、廃止にはならないそう。
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/region/snk20141105117.html
今回、たまたま手にした鉄道の本で、「盲腸線」の事を知った。
自宅の近くにもある盲腸線。
ネーミングを初めて知った。
なかなかピッタリだと思った。
鉄道の話は、なかなか面白い。
鉄道雑学。こんどは、「駅名面白話」を読んでみよう。
鉄道地図は謎だらけ
所澤秀樹
光文社知恵の森文庫