刑事の仕事に就いた時から刑事になったわけではない。
刑事の仕事をしていく中で刑事になっていった。
よく見ている『推理作家は事件がお好き』という番組のなかで、
聞いた台詞。
日本語に訳された言葉なのでニュアンスの違いなどがあるかもしれないが、
以前にも一度聞いた。
今回、もう一度耳にして、いいセリフだともう一度思った。
この番組では、子どもの世話に未経験な女性と、子煩悩なバツイチの男性が、赤ちゃんの世話をすることになり、体験をしながら、目覚めていく話もあった。
それを通して思った。
母性が欠如という言葉に強い反発を感じル者として、母性は産んだから目覚めるのではない。
子育てをしていくことで母性を育んでいくのだと。
女性に産まれたら母性を持つという人がいる。
自分としては、絶対違うと思っている。
男性だって子守はできる。
母乳をあげることはことは出来なくてもミルクを飲ませることはできる。
感情がわからないと言ってもそれは、女性に生まれれば女性の心がわかるということではない。
女性に生まれても一人ひとり違う感情は持つ。
女性に産まれたら女性本能を持つのではないと思っている。
こどもは、顔に反応する。
女性も男性も顔の基本は同じ。
つまり、赤ちゃんは男性、女性そして大人子どもも区別しない。
それを学習していく。
学習に手を貸すのが周りの人間。
赤ちゃんは周りの人々によって学習し、社会性を身に着け、DNAで決定していくのだろうと思う。