いずれの作品も、少し、不思議な世界という感想をもった。
後味の残る話。
日本文学秀作選
危険なマッチ箱
石田衣良 編
文春文庫
国交省、中小バス事業者を監査へ
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/421/7ccbcd7f85ff6aad9188b11be1040d32.html
ずさんな管理。
「ずさん」は危機感からの喪失と、慣れに対する「これくらい」が、増幅するきっかけになる。
製造メーカーが安全第一とかかげて、一日、一日を数えているのは、慣れにたいする抑止効果がある。
しかしながら、大きい企業や、よほど、関心のあるメーカーに限られてしまう。
競争力の薄い、中小には、厳しいことになる。
頑張っている中小は多い。
それを支援していく仕組みをもっと拡大することは、可能なのか。
国交省、貸し切りバス業者 一斉監査へ
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2683031.html
命に係わる事柄なのに、命を軽く見ている業者が多過ぎる。
命は地球より重いのではなかったのか。
命を重いと感じている者は少数しかいないのだろうか。
ネットの輸入健康食品、半数以上に副作用リスク
http://www.yomiuri.co.jp/science/20160118-OYT1T50055.html?from=ytop_top
「やせる」「しわがなくなる」「美肌に」「つや、はりが出る」
これらの言葉に敏感なのはいいとしても、効用をうのみにして、成分もりかいせずに、飛びつくのは、もうやめませんか。
薬には、必ず副作用があるものです。
軽く済むか、重くなるかは体質と、条件次第。
飛びつく前に、じっくり、成分などを確認して、慎重に使いましょう。
重い副作用がでてからでは、後悔しても報われません。
飲んだり顔や手に塗るものも、手がかゆくなったり、あかくなったりするもののあります。
くれぐれも、よく吟味して慎重に対応しましょ。
関東大雪 都心で6センチ
http://mainichi.jp/graphs/20160118/hpj/00m/040/003000g/11
6センチの雪でこの混雑。
人が多すぎるから?
本数が増え、出勤時間のフレックスタイムなどができても、集中の緩和とまでにはなっていない。
長時間勤務も相変わらず。
短時間労働者が多いと言っても通勤時間が長いから、混む時間は、あまり大差がない。
根本的なところで、時間ならしにならないから少しのことで集中していまう。
バブルがはじけてドーナツ現象がおきたものの、都会集中が平坦になったわけではない。
一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、サイズによらないで同じ。
大分以前に、このことを知ったのは、何かの新書版だった。
くじらや、ねずみ。
ぞうや、アリ。
その心臓の打つ総数が同じなおだと知った時。
とても不思議な気がした。
通常、生き物には寿命というのがあるけれど、それが総鼓動数でいえば同じだと。
小さい動物は、早く脈を打ち、大きい動物はゆっくりなのだそう。
「安全係数」で、変わる、器官のサイズというのも面白い。
様々な生き物がいて、様々な生き方をしている動物たち。
その中で、巧みになっている姿、形。
「神秘」というのは神の秘め事の意?
そんな気になりそうな不思議。
ぞうの時間ネズミの時間
本川辰雄 著
中公新書
予報の的中した首都圏。
一夜明けたら雪景色。
夜半に振り始めた雨が雪になり、首都圏の交通マヒが起きた。
5時代に運転見合わせのニュースが入ったが最寄駅に並行している西武線は運行。
運転再開されなければ、西武線で行こうと最寄駅に向かった。
青梅線は立川拝島間の折り返し運転。
下りホームに停まっていた電車が立川まで行くとのアナウンスに上りホームで電車をまっていた乗客と一緒にあわてて乗り込む。
ほどなくして発車。
徐行運転とかでのんびりのんびり立川へ。
立川駅にやっと着いたら、いつも人の多い構内もプラットホームも人が一杯。
なんとかやってきた電車に乗る。
一駅止まるたびに、乗客をかき分けて乗客が降りて行き、新しい乗客がぞろぞろと乗り込んでくる。
押し合いへし合い、あっちへ押され、こっちから押され、めげずに、スマホを覗き込んでいる乗客。
「遅れます」と電話連絡する乗客。
途中の駅で、降りる乗客に合わせて駅に降り立つ。
殺気立った乗客が乗り込んでいく。
あっというまに扉まで人が一杯になりホームにたくさんの乗客を残して電車は発車していった。
残されたホームの乗客の頭に水が襲う。
電話の屋根に積もった雪どけ水?
ようやく次の電車が到着。
今度こそはと必死に無理やり乗り込む。
路線バスと同じに電車も定員オーバーってないらしい。などと思いだす。
時間調整や、安全のためにとのろのろ運転の電車は御茶ノ水駅を過ぎてようやく、乗客もまばらに
なって自由に移動できるようになった。
神田駅で山手線へ。
こちらも大混雑。
先の電車が車両点検とかで、しばらく停車。
ほどなく出発。
目的駅の着いたのが9時30分過ぎ。
いつもよえい30分程度かかった。
職場に着いたのが10時5分前。
家を出たのが、7時20分頃だったので、2時間25分ほどかかったことになる。
普段ならば、7時25分家を出発。
職場に着くのが9時10分なので、1時間30分ほど。遠いのでそれだけかかってしまう。
便のよい線なので、この程度。
便が悪かったら、3時間くらいかかるかもしれない。
職場の上司の二人は、あいついで遅刻。
遅刻に厳しい職場でなくてよかった。
遅延証明書をもらっていく人も何人も見かけ、こういう時には有難い。
厳しい職場だと、電車が遅れても、引かれるとか。
職場も入ってみないとわからない。
差が結構あるんだそう。
大変な思いをして出社して、引かれたら踏んだろ蹴ったりです。
そいういう表に出にくい、労働者の搾取。
これもブラックバイトの仲間かも。
「ダイコー、隠せと指示」 廃棄カツ、転売の経営者話す
http://www.asahi.com/articles/ASJ1J55XRJ1JOIPE00B.html?iref=comtop_6_02
不正の構図。
バス会社への国交省特別監査「安全運行を脅かす低い運賃」