旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

2019.4.22以降、新規の主要な記事は新サイト「fusiminohikaru.net」
で書いています。 

親父日記 7/29

2012-07-29 10:59:12 | その他
親父日記 7/29

 このところ、病院には3日に2日ぐらいで、毎日は行っていません。
 体調そのものは安定していて、現在はリハビリ病棟にいるため毎日リハビリもあり、その点は安心です。

 以前の療養型の病院とは異なり、環境も雰囲気も悪くはありません。

 ですが、やはり個室で自宅から近く、日々のちょっとした日課もある老人ホームの方がQOLは高いです。

 ということで、先週、主治医、病院関係者、老人ホームとのカンファレンスがあったのですが、
老人ホームとしては、今のホームへ戻って過ごすのは難しいという見解があります。

 というのは、これは老人ホームへ入居する当初からわかっていたことですが、今のホームには日中しか看護師がおらず、注入や吸引はその時間帯しかできないわけです。

 こちらとしては、当然、このことは承知で、その上で事前に注入時間の調整を行ったりした上で今のホームに入居しているわけです。

 で、夜間に家族が吸引するようなことも考えられるということは伝えてもいます。

 当初から体調が大きく落ち込み医療の管理が常時必要ということであれば、老人ホーム側の「ここでは難しい」という見解も理解できるのですが、家族の方はそんなに大きな体調の変化や落ち込みがあるとはとらえていません。

 ただ、24時間看護師がいて、常時吸引の対応ができる方がよいのは確かです。

 つまり「いつも吸引ができるようでなければならない。」のか、あるいは「吸引ができる方がよい。」のか。前者であるならばその対応が可能なところで過ごさなければなりませんし、後者であれば家族での対応で可能な部分がかなりあると考えています。

 同じグループのホームで静岡に24時間看護師常駐のホームがあるということで、仮の提案として、そこへ移るような案も出されました。こちらは夜間、早朝も含めて家族が吸引することで今のところで過ごしたいというのが希望です。

 24時間看護師常駐で吸引対応が可能なところと比較して、家族対応の場合は、相対的にリスクは高くなります。そのリスクをどう考えるのか。痰をつめて、いきなり呼吸困難で生死に関わるような事態になるようなことは当面想定しにくいですが、肺機能には弱さがあり、そうはならなくても痰が溜まっているような状態というのは、よいことではありません。

 ここから近隣で新たな療養型の病院へということはちょっと考えにくく、行けるところがあっても環境は相当に厳しいことが予想されます。となれば、静岡の同じグループの施設へ移るということか。

 つまり、このリスクをとって、家族がすぐに行きやすく、一緒に過ごす時間がとりやすい、今のホームで過ごすという方をとるというのがこちらの希望ということです。

 また、最近は介護職であっても一定の研修をすれば、たんの吸引や胃ろうからの注入を行うことが可能になる制度がつくられています。今の老人ホームの介護職員の人はこうした研修はしていません。企業としての考え方等もあり、これはすぐに対応してもらうことは困難ですが、こうした研修をしてもらうことは個々の介護職員のスキルアップにもつながることであり、これも実現する方向で考えてもらいたいと要望はしておきました。

 さて、ここからどういう形になりますか。

 実家の整理をしていたら昔の写真が出てきました。これは45年以上前ですね。ついつい見入ってしまい、片付けが進みません・・・。








 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする