旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

2019.4.22以降、新規の主要な記事は新サイト「fusiminohikaru.net」
で書いています。 

夏の旅 実相院門跡・曼殊院門跡 3

2012-07-25 04:13:28 | インターネット・パソコン・デジカメ
夏の旅 実相院門跡・曼殊院門跡 3

半夏生。これは薬草だそうですね。利尿作用があったり、腫れ物にぬったりするそうです。


ししおどしではないです。水滴がうまくうつりません。




御朱印、最初に御朱印帳を出しておきます。番号札をくれるので、帰りにもらいます。
この方式のところはわりと多いです。


実相院を出て駅に戻ります。実相院の近くに岩倉具視幽閉宅があります。




越美北線のように、あまりいろんなキャラクターとかが描かれているのもちょっと好きではないけど、
この叡山電鉄はあっさりしすぎというか、都会的っぽいです。
パノラマカー的な座席が窓の方を向いている車両もあります。


つづく。
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夏の旅 実相院門跡・曼殊院門跡 2

2012-07-24 19:48:34 | インターネット・パソコン・デジカメ
 京阪出町柳で叡山電鉄に乗り換え。で、岩倉で下車します。

 岩倉は精神科の病院や老人ホームなどが多いです。 例えば、いわくら病院は実相院のすぐ門前にあります。
 実は小学生の頃なんかには、かなり差別的な意味も含めて「岩倉へ行くか」みたいな言い方があったりしました。

 いわくら病院のサイトを見ると、そのあたりも含めての歴史みたいなことも書いてありました。
http://www.toumonkai.net/our/hanseiki.html

 駅からは自動車が走る道ではなく、川沿いの道を北に向かいます。川の音が心地良いです。

 途中に神社があったりします。「岩倉」の地名の語源とも関係あり。

 つまり、この奥にある「岩」に神様が宿るということか。日本は岩でも木でも水でも、神様が宿ります。


 ということで「降臨する場」なのですね。


 途中、あちこちにお地蔵さんがあったりします。そういえば、地蔵盆というのは京都特有の行事だったのですね。子どもの頃は全国どこでもしていることだと思っていました。


 実相院前。がらーん・・・。タクシーが所在なさげに何台か止まっていたりしました。




「門跡」というのは、「皇室ゆかりの」というぐらいの意味と思っていましたが、Wikipediaによれば「皇族・貴族が住職を務める特定の寺院、あるいはその住職のこと」ということだそうで。

 門を入ってすぐのところには蓮の花が。蓮の花の命は3日。これは宇治植物公園の観蓮会で教えてもらったこと。








つづく。

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左京区七夕通東入ル

2012-07-24 19:02:26 | 映画テレビメディア
左京区七夕通東入ル
クリエーター情報なし
小学館


 図書館本。

 小説を読むことはまれですが、いや、これはなかなかよかったです。

 書店でこの作者の本が平積みになっていて、ん?知らないな、ということで、自宅で図書館の本を検索して予約しておいたのです。

 主人公は東京から京都の大学に来た女の子。もう就職も決まってる四回生。「京都の大学」は京大で、実際に作者は京大の出身です。

 で、文学部の彼女が理系数学科の彼に出会って、そこからのなんやかんやをなんやかんやと描いた作品です。

 なんというか、文体がとても軽快。もってまわったようなところがない。最初はちょっと軽すぎて、彼女が彼に惹かれていく気持ちの動きみたいなのがよくわからないなぁと思ったのだけど。

 中盤ぐらいからは、話のスピード感が出てきて、二人の距離、関係性のあり方みたいなのがどんどん変わっていく、ということで一気に読んでしまいました。

 舞台が京都なので、それぞれの情景が具体的に目に浮かびます。最後に二人で行くのが将軍塚だったりします。

 面白かったのが、理系の彼が数学にはまっているところの描写。「あー、この彼、自閉症スペクトラム系だなー」という感じがしました。
それと文系彼女の相容れなさみたいなのが面白かった。

 時々、妙に気持ちに響く台詞があったりしました。例えば「そういうことも、さっき祈ってみた。」。これだけ取り出すと意味がわかりませんけど。

 最後がなんとなく明るい感じなのもよいです。
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夏の旅 実相院門跡・曼殊院門跡 1

2012-07-24 17:01:50 | インターネット・パソコン・デジカメ

 ということで、今日は実相院門跡と曼殊院門跡へ行って来ました。両方の寺院とも、これまで訪ねたことはありませんでした。

 予定は「実相院と一乗寺ラーメン街道の旅」だったのですが、天気の関係などでちっょと変更。

 とにかく、夏の平日ということで、人が少ないのがよいです。





曼殊院のチケットが「団体」になってますが、あの・・・、参拝者、この時は私一人だけだったのですが・・・。
これは割引料金のチケットということだと思います。

今回は電車で行ったのですが、下記のチケットを利用。これ、別に鞍馬や貴船まで行かなくても、叡山電鉄内で一度、違う駅まで乗るだけで、普通に買うよりも割安になります。といっても、80円くらい。

で、拝観料もちっょと割引になったりします。その割引料金で、団体チケットということね。


内容はまたあとで。
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株メモ

2012-07-24 04:58:35 | 株式投資・資産運用
株メモ
2321ソフトフロント 16450 買
 6月末以降、売買益12475円

7270 富士重工 655円 買
 ミニ投資600株保有→200株、200株 買い下がりで1000株へ。

7272 前田工繊 2023円 買
 一気の下落あれば買い増し候補。

2809 キユーピー 1177円 売
 下落での買い戻し候補

8306三菱UFJ 333円 売
 ここまで下落する?。

8058三菱商事 1580円 売
 買い戻し候補。

6370栗田工業 2045円 買
 買いコスト1896円

 


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古本オークション、本日と明日、500円以下出品無料

2012-07-23 09:51:44 | インターネット・パソコン・デジカメ

 今日と明日、ヤフオクは最初の価格設定を500円以下にすれば出品料が無料です。

 ということで、これまで落札されずに終了していた物を再出品しました。価格設定は下げたものもありますが、ほとんどは変更していません。

 そもそも出品はスマホで行えば無料ではあるのですが、とりわけ新規出品についてはスマホで行うのは面倒。

 先に文書をパソコンで作成しておき、スマホに転送してからスマホでアップするようなことをすればいいのでしょうが、それも具体的にどうすれば手間が少なくて可能か検討できていません。

 新規の出品も1日に3つとか5つとか継続をしているので、今日、再出品したものも含めると、現在の出品総数は100を超えました。

 これは多分初めてでしょう。

 しかし、再出品は、そもそも前回、それも3週間程度出品している期間があたのに全く入札がなかったものですから、再度出品したところで入札がある可能性は低いわけです。

 そのため、出品数に比較して、入札がある品物は少ないです。

 ですが、この再出品で新たに入札が入る場合がないとは言えません。価格設定が前回同様でも入札がある場合がありますし、出品料は無料なので、出しておいて損はないです。

 この時の価格設定ですが、とにかく、100円でも50円でも1円でも入札があればそれでよいというものもありますが。が、とりあえず自宅に在庫としておいておくことが大丈夫な場合は、当初と同様の価格で出品するのでかまわない場合もあります。

 さて、もうちょっと新規出品をしておきますか。
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2321ソフトフロント 16450円 1株 買

2012-07-23 09:44:31 | 株式投資・資産運用
 17700円売りを買い戻し感覚。

 即刻、細かい売りを出していますが、さて、売れますか?。
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運とつきあう 幸せとお金を呼び込む13の方法 3

2012-07-22 05:53:03 | 株式投資・資産運用
 第八。「最悪」を想定する。

 これも投資においては重要。ブラック・スワン的な想定外の出来事というのは起こりうる。

 というか、想定していれば、それはいくら大変なことであっても想定外ではないですけど。

 逆に言えば、「最悪、それで何を失うのか。」ということを考えておくのもよいかと思います。これは、リスクとリターンのバランスということとも関係します。
 結論的に「だったら、やってみたらいい。」となることも結構多いかと。

 第九。「沈黙」を守る。これは「口は災いのもと。」ということですね。うーん、どうかな。ケース・バイ・ケースというか、その内容なり状況によるでしょう。いらんことまであれこれしゃべり過ぎるなということだったら、それはそう。特に人の悪口とかは。

 第十。教訓にならない教訓。実際はなんの意味もないようなことを教訓的にとらえてしまうような場合はあります。また、人は自分の個人的な経験にとらわれがちになる。しょうがないところもありますが、ちっょと視点を変えて、自分の存在を相対化して見るというのは意味があることだと思います。

 第十一。不公平を受け入れる。どういう不公平を受け入れるかです。「運」とやらがみんなに公平に訪れるわけではありません。本書の中では「「公平さ」は人間が考えだした概念です。人間以外は誰も気にかけていない。」と書かれています。そのとおりでしょう。だから、「運」がある人を羨んだり、「不運」を嘆いて怒ってみてもしょうがないという場合がある。

 しかし、人から合理的な理由なく不利益な扱いを受けたとしたら、それは人がつくった概念に反するわけだから、そこは場合によっては受け入れてはいけないこともある。

 第十ニ。いくつも同時にこなす。これは「ジグザクに進む」と似たところがあります。いろんなところに顔を出して、実際にやってみること。一方がだめでも、他方でうまくいくということは当然ありうるわけで。そうした方が、いろんな意味で幅が広くなります。自分自身、このようにありたいと思っています。特に今は。

 第十三。「運命の相手」に出会う。「運命」という言葉のイメージがまた好きではなかったりしますが。

 こう書いてます。「もしも自分にとって「運命の相手」になるかもしれない人物-出会った瞬間にポジティブなインスピレーションを感じる人-に遭遇したら、そのまま立ち去らせてはいけない。何とかして関係をキープして、その関係がどのように発展するかを見きわめるのだ。そんなチャンスは二度と来ないかもしれないのだから。」

 これはまったくの勘違いかもしれません。でも、「運命の人」かもしれない。見きわめるだけの価値は確かにあるかもしれません、ただじっとしているよりは。

 ということで、この十三です。

 つまり、言われていることは、いずれも、いいことがおこる、「運」か向くような可能性を広げる、高めるということです。

 投資ではなくて、人生ということで言うなら、二番目の「人の流れにとびこむ」は非常に重要。投資においては「スプーン一杯」のリスクを取ることは非常に重要だろうと感じました。

 ちょっと後半、だれたという感じはしますが、これはなかなか面白かったです。




 
 

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運とつきあう 幸せとお金を呼び込む13の方法 2

2012-07-22 05:27:21 | 株式投資・資産運用
 第三の方法は「スプーン一杯」のリスクをとる、ということ。

 「スプーン一杯」という表現がなかなかよいです。つまりは、リスクと報酬のバランスをとれということ。

 本書の中では宝くじをこのリスクを取る例としてあげているけれど、これはどうなのかなぁ。かなり疑問ですが。なぜかというと、買うという判断しかないわけだから、これは。しかも、期待値は低くそのほとんどはスカですし。
かといって、「安全」な預貯金のみでいいというわけではありません。無論、過大なリスクを取ることが破滅につながりやすいというのは指摘のとおり。

 第四の方法は引き際をわきまえる。ほとんどの場合、「運」とやらはそんなに続かない。勝負勝負で勝ち続けられる可能性は非常に低い。

 株式投資の売買方法でいえば、トレーリング・ストップなんかはこの「引き際」の一案ということになりましょう。

 第五は、「運を選ぶ」。つまり、だめなものは捨てるという選択をする。株式投資で言えば損きり。

 これは感覚的に難しい、苦しいことで、その指摘もあります。これは人との関係でも同じこと。でも、悪いものをいつまでもそこにこだわってしまうのではなくて、捨てること、切ることというのは確かに非常に大事かと。
そこにこだわってしまうと、意識もそのことに集中してしまいますから。

 第六は「ジグザグに進む」。目標をしつかり定めて一直線に進むことが必ずしもいい結果を生むとは限らず、とにかく色々してみること、いろんな経験を重ねることが結果的にはよい場合も多い。確かにそういう面はあるかも。一直線に進んでも、その目標に到達できずに挫折することもあるわけだから。だ、結果としてその挫折体験が次へのステップとなることもあります。

 第七。「迷信」とつきあう。願掛けとか占いとか、そういう合理的な理由がないことです。私はこうした類は好きではない。

 しかし、それが合理的な理由がないことを承知の上で、最終的にどのような決断をしたらよいか合理的な決定ができない時に決定をするための手助けとして利用するのであれば必ずしも悪くないというようなことを言っています。

 なるほど。しかし、私はやはり好きではないな、「迷信」とやらは。

 
 

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運とつきあう 幸せとお金を呼び込む13の方法 1

2012-07-21 21:12:53 | 株式投資・資産運用
運とつきあう 幸せとお金を呼び込む13の方法
クリエーター情報なし
日経BP社


 図書館本。

 普通だったら、こういう書名の本は借りません。なんで借りたかというと監訳が林康史さんだったから。この人は投資関係の本、それもまともなものをいくつか翻訳しているので、借りてみようかと。

 書名だけ見ると、なんかスピリチュアル系?、あるいは、オカルト、単なる精神論?というようなイメージがありますが、中味はまともで、実際に株式投資関連の話も例えとしてよく出てきます。

 第一部では「運を向上させるための最初のステップは運の存在を認めること。」と書いてあります。「運」という言葉はあまり好きではないと先日書きましたが、これは「たまたま」とか「まぐれ」とか言い換えてもいいように思います。いくら綿密に計画をたてたところで、物事がそのとおりに進むとは限らず、この「運」の要素というのは確かに実際、とても大きいでしょう。

 本書の全体の趣旨というのは、この「運」なり「たまたま」なり「偶然」なりを完全に人為的にコントロールしたり、呼び込んだりすることはできないけれども、そういうものが訪れる可能性を高めるとか、そのための前提条件を整えておくことはできるので、そのためにはできることはした方がいいよという意味かなと考えました。であるならば納得がいきます。

 まず第一が「運を向上させるための最初のステップは運の存在を認めること。」。成功した人っていうのは、実はあまのこの「運」というのを認めたがらないという指摘も面白かったです。それは「努力したから」とか「勤勉だったから」とか、そういう美談に仕立てたがるということ。もちろん、実際にそういう面もあるけど、そんな人は沢山いるわけで、その中で成功したということは、やはり「運」の要素は否定できないというのが実際のところだという指摘です。

 第二は「人の流れにとびこむ」。じっと閉じこもっているのではなく、色々な場で色々な人とつながることが大事で、そのつながりで幸運が舞い込むということはとても多いと。そうでしょうね。いろんな人とつながる中で影響を受けたり影響を与えたりし、仕事とか、結婚とか、そういう人生における大きな変化なりきっかけも、人とのつながりの中でいろんなきっかけなり変化が生じる場合というのは非常に多いでしょうから。だから、どれだけそうした色々な人とのつながりを広げられるか、そういう姿勢を持てるかということは、「運」に恵まれる可能性を高めることにつながる。場合によっては逆のこともあるでしょうが、それを恐れて閉じこもるよりも、人のつながりを広げることを大事にということ。

つづく。
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したいこと 1 資産運用のスキル向上

2012-07-20 23:51:05 | 株式投資・資産運用
したいこと 1 資産運用のスキル向上

 これは、しなければならないことでもあるのだけれど、どちらかというと「したいこと」の範疇に入ります。

 株式投資は、もうかなり長くなりますが、もうちょっと個別銘柄についての見方や考え方を深めていきたい。そのためには、会計面での知識や理解を深める必要があります。基本的にテクニカル分析系は嫌いなので、真剣に取り組むような気はないですが。

 アセットアロケーションとかリスクヘッジのあり方についても、考え方を深めながら実践していきたい。

 まあ、株とか債券とかはそんなことでいいのだけれど、他の分野、不動産とか保険とかについてはさっぱりわかってないので、ほんとはFP(ファイナンシャルプランナー)の勉強でもして、資格でも取れるといいのですが。通学して勉強したりするのも面白いと思うのだけど、これはちっょと先の課題。他にしておきたいこともあるし。

 株式投資をしているという話を経験のない人にすると、反応は色々ですが、「危ないで」「損する」「ようするな」といったリアクションが多いです。で、「まあ4~5000万ぐらいは利益が出てるかな。」というと「すごいな」「そんなに儲けてるのか」とかいう反応になったりします。

 自分自身の感覚としては、別になんにもすごくないので。そんなに自分の運用がうまいと思ったこともこの頃は全然ないですし。

 投資は、直接、不動産の現物とか事業とかに投資するということでなければ、値動きのある金融商品に投資するという形をとることが多い。そんなもん、個々の金融商品がどんな値動きをするか、値上がりするか値下がりするか、それもどの程度どうなるかなんて事前にわかりません。

 予想なり予測なりをしてそれが当たることもあるし、はずれることもある。

 なので、投資には「たまたま」とか「偶然」とか「まぐれ」とかいう要素が大きいわけです。私は「運」という言葉はあまり好きではない。これ、なんか「運」というものがあるような感じがするでしょ。そんなものは私はないと思うので。いい方の偶然が連続するということは、これは確率的にはありうるという、ただそれだけのことのように思います。

 ただ、スキルの向上によって、全体として相当程度にリスクを低減することや運用成績を安定させることは可能だろうと思うし、そのためにできることは色々あると思います。

 それから、資産運用は楽しんでやらないといけない。だけと、楽しみだけではなくて、具体的な方法を確立し、やはり安定的に利益が出しやすいような形をつくらないといけない。そうでないと、これは「宝くじ」になってしまうので。宝くじの期待値ってどれぐらいでしょう。競馬とか競輪とかパチンコなんかの期待値はどうなのかな。

 これらは「胴元」が持っていく分というのが当然ありますから、全体としての期待値は当然1以下になるし、その中でもとりわけ宝くじは期待値が低いのではないかと思いますが。
 
 となると、これは確度の高い投資ではありえず、お金を払ってするレジャーの側面が強いと考えるべき。

 金融商品の場合も、「胴元」というよりは「所場代」的な感じかと思いますが、コストはかかります。ただ、コストは、方法によってはかなり低減することができる、投資する側がコントロールすることができる側面があり、なるべく低コストの運用をするようにすれば、これは中長期的には確実に運用成績に反映されるものてしょう。

 だから、基本は低コストでの運用を大事にすること。例えば、販売手数料や信託報酬が高い投資信託は買わないとかね。

 例えば、今日は、昨日、親父さんのことで立て替えていた資金を自分の地銀の口座に戻したのですが、当面、おいておく必要がない資金をそのまま地銀の口座に放置しておいてもしょうがないので、これを各証券会社の口座に振り分けることにしました。

 その時にどうするかというと、まずはメインの証券会社に余裕資金を全部振り込んでしまう。なぜかというと、ここの振込料金はメインの証券会社が負担してくれるのです。といっても、210円だけど。今回は一回の振込の限度額を超えてしまったので、2回に分けてということになりました。なので、実際は420円。

 で、今度はその証券会社系のネットバンクから自分のジャパンネットバンクの口座に入金をする。こはれ振込手数料はかかりません。自分の名義の口座へ移すのには振込料はかからないのです、この証券会社系のネットバンクの場合は。

 ジャパンネットバンクに入ってしまえば、あとは各ネット証券から即時反映の形でコストなしで入金することができます。

 細かいけど(細かいの、結構好きだったりしますが)、これで、自分自身はコスト負担なしで資金の移動ができたということになります。


 他には、心理面の課題というのも大きいです。行動ファイナンスの様々な知見と自分自身の感覚を照らしあわせて考えてみると、いろいろ思い当たることがあるはずです。

 ここらあたりは自分で意識しているのとしていないのとでは、これも長い目で見れば随分違ってくる要素だと思います。

 基本は、気持ちの面で余裕がある投資を続けるということだと思います。無理するとろくなことがありませんから。

 というようなことで、またあれこれ荒波に揉まれつつ、自分で舟を操縦して進んでいきたいと思います。


 
 

 
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なぜあなたは株・投信で失敗するのか―データで読む危ない銘柄の見分け方48のルール

2012-07-20 20:41:13 | 株式投資・資産運用
なぜあなたは株・投信で失敗するのか―データで読む危ない銘柄の見分け方48のルール
クリエーター情報なし
日本経済新聞出版社


 図書館本。

 著者は日経の電子報道部のデスクということです。

 アマゾンで見るとわりと高い評価が多いのですが、私はあまりよいとは思えませんでした。この方は存じていないのですが、ご自身が実際に個人投資家としてマーケットの中で「闘って」きた経験が薄いのではないかと思いました。

 なんか全体として「上から目線」的な印象があります。まあ、それは本書の体裁というか編集のあり方によるところも大きいのでしょうけど(こんな失敗をしがちだけど、それはこういう理由です、というような構成になっている)。

 もう、最初のところから違和感が・・・。

 金融商品で言う「リスクは危険ではなく変動」という意味だから誤解するなということが書いてあります。

 だからなんなの?。

 「大きく儲かるかもしれないけど、大きく損するかもしれない」というのが、変動幅が大きいという意味でリスクが大なわけですよね。
 となると、これは大きく損する可能性が大きいという意味で「危険」なわけですよ。

 だから、金融商品で言う「リスク」とは、一般的な言葉の「リスク」とは違っていたとしても、それは大きく誤解しているということにはあたらないと私は思いますが。

 それと「こっちが騰がれば、こっちが下がる」みたいに相反する関係にある商品を組み合わせればリスクは小さくなる(つまり変動幅が小さくなる、つまり大損しにくくなるという意味で危険性が低くなる)ということとは、ちょっと意味が違うのでね。

 なんか、わざとそこのところを混同して書いてますか?。
 
 同じように違和感をおぼえるところがありました。

 「毎月分配型のような投信は投資という視点では損だから、長期で複利効果が得られるような投資をしたら、早くに亡くなってしまった。だったら、分配金をもらってお金を使っておいた方がよかった。」というような例が書かれているのですが・・・。

 また、意味の違うことを一緒にしてるでしょ。

 投資という視点で言えば、自分の投資資金を税金を払って少しずつ払い戻してもらうような毎月分配型の投信は損です。これは明らか。

 そのことと、自分の人生においてお金の使い方をどうするのかというのは、意味、質の違う問題で、これを一緒にしている。

 お金はそれなりに自分のために使っていこうということであれば、毎月分配してもらうのではなくて、その分だけ自分の判断で取り崩していけばいいわけです。

 全体としては「なるほど」と思う内容もあるのですが、これは「なぜ・・・失敗するのか」というタイトルの本としては極めて不十分と言わざるをえない。

 それは、投資家の心理的な要因についてまったくといっていいほどふれておらず、近年の行動ファイナンスの知見についてもふれられていないからです。実際の個人投資家の感覚としては、ここのところは非常に意味が大きいと思うのだけれど。

 「それは本書の趣旨とは違う」ということであれば、このタイトルそのものがよくないですね。

 と、また辛口になってます・・・。

 
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大丈夫、なんとかなる。 「貯金ゼロ」からはじめる軽やかな生き方!

2012-07-20 06:43:26 | 株式投資・資産運用
大丈夫、なんとかなる。 「貯金ゼロ」からはじめる軽やかな生き方!
クリエーター情報なし
朝日新聞出版


 図書館で借りました。

 うーん、率直に言って食傷気味です。あまりに色々なことを単純化しすぎていないか?。「わかりやすさ」という点ではいいのかもしれないですが。

 ちょっとさわかみ投信のサイトをのぞいてみました。この投信、日本株で運用してますが、金融株の組み入れがほとんどないのが特徴。反面、電機、輸送機、化学などの組み入れ比率が高い。そういう意味では特徴のある投信ではありますが、それがいいかどうかはその時々の状況によるのでなんともいえません。

 コスト的には、比較的ましですが、果たしてインデックスファンドと比較して「いい商品」といえるのかどうかは疑問。

 個人的には、やはり「日本株ぐらい自分で考えて運用しようよ。」ということになるので、私には縁はないでしょう。

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親父日記 7/19

2012-07-19 18:59:49 | その他
 後期高齢者医療の支払いを銀行で完了。

 監督人の司法書士さんに連絡し、これまで私が立て替えていた分のお金を届出した分だけすべて親父の口座から私の口座に移しました。

 親父さんの方には2ヶ月に一度、まとめて2ヶ月分の年金が入金になっていますが、これだけでは、老人ホーム、医療費、税金や保険料、その他の生活用品の費用など、すべてまかなうわけにはいかないため、
原則として毎月若干ずつではありますが、銀行の残高が減少していくということになります。

 今の状態を保っていくとすると、計算上は5年程度で銀行の残高がなくなる可能性があります。

 では、それをどうするかというと、実家の片付けなどでこれまでわかっていない預貯金なとがあればそれを組み入れる、今年度末には生協の出資金が返還になるのでそれを組み入れるなどのことはしますが、それでも不足した場合は、最終的には実家の不動産を売却するという形でしか必要資金を捻出することはできません。

 まあ、いきなりそんなことをしなくても、当面、不足分はこちらでまた建て替えればいいわけですが。

 ということで、ようやく、お金の関係の方は一定の整理が完了しました。

 ここからは、医療費、税金、生活用品等の支払いの管理をしていくということになりますが、それも口座からの自動振替の手続きを取ったりしているので、手間は多少は少なくなります。

 ここのところは、毎日病院に面会に行かず、3日に2日ぐらいになっています。状態は落ち着いているし、日曜以外はリハビリも入れてくれているので、ちょっと安心ではあります。ただ、老人ホームへ戻る段取りがすすみません。

 老人ホームへ戻るということになれば、車いすの購入、場合によっては吸引器の購入とその管理、実際の吸引対応のことなどが入ってくることになるでしょう。

 できることを1つずつ着実に。
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2321 ソフトフロント 17700円 1株 売

2012-07-19 09:38:21 | 株式投資・資産運用
ということで、今日は上昇したので売りです。
昼飯代以下・・・。
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