古くからの山友達G君から、久しぶりに便りが届いた。川魚が取れたから送ってやる、という嬉しい知らせだった。
彼とは20年ほど前から一緒に山に行った仲間である。近年重心を釣りに移行しており、漁船を持つほどの凝り性である。またグルメにも関心が強く、彼がこれはと推薦してくれたお店は、外れたことがない。奥さんがまたセンスの良い元気者で、夫婦が良いコンビで我々を楽しませてくれる。機会があったらその辺りも紹介したい。
数日経って現物が届いた。いずれも大振りなヤマメと鮎、30センチ近くある立派なものだ。多分遠くまで釣りに行ったのだろう。よほどの大漁だったのだろうか。
こんなに大きなものはめったにお目にかかれない。しかも20匹位もある。
8月に今年は鮎を味わっていないので、上田辺りまで食べに行こうかと話にはでていたのだが、腰を上げずじまいだった。それをまるで見ていたような知らせである。早速塩焼きにして頂こう。
それにしても立派な魚体だ。持つべきものは友である。なにかお返しをしておかねば・・。