2018-10-10
フリウルモデルのM26パーシング用T80E1履帯ATL-145を組立てます。
セット内訳は履帯が2種類と0.5mm真鍮線。
起動輪、誘導輪周りのRが小さい箇所用が35枚と直線部用が150枚です。
因みにタミヤキットのベルトタイプ履帯は82枚、連結可動履帯では84か86枚というとこです。
全てが直線部用で良いのですが数が足りません。
10枚ごとに曲線部用を1枚使用します。
これまで組立てたフリウルの履帯はピン貫通型ばかりでしたが、今回は両側から刺すタイプです。
事前に0.5mmドリルで穴を開け直しておきます。
数枚組み立てて起動輪に巻いてみます。
事件です!
巻けません。
履帯に対して起動輪の横巾が短い。
今更どうしようもないので、起動輪を改造することにします。
切断して、2tプラ板スペーサをかませてることにします。
切断した起動輪を接着するときに、履帯(13枚)を巻いて左右のずれなどが出ない様にします。
上手く加工できたようです。
後はひたすら加工します。
巻いてみると77枚で良いようです。
組みあがったので、履かせます。
重い! 2個で206gあります。
重量が増えたので、走行速度が遅くなったようです。
前進するときに弛みが大きく、起動輪との噛み合いが気になります。
1枚減らし、76枚にします。
2018-10-11
履帯の塗装です。
何時もなら両面にTS4ジャーマングレイを吹いた後で、側面に軽くTS1レッドブラウンを吹きまが、TS4が品切れです。
そこで、オオキサイドレッド サフを吹き、エアブラシでC40ジャーマングレーを吹きます。
C40も殆ど残っていないので、MC212アイアンを混ぜました。
更に表面を軽くサンディングして、凸面のみホワイトメタルの地色を出します。
重量増加によるトルク不足は今後の課題ですが、取り敢えず履帯組み立ては完了です。
2018-10-11【追記】
ギヤボックスを分解して微調整、次段とのギヤの位置調整をします。
そして実走テストで計測します。
前回(ベルトゴム履帯) 7.2s/m → 0.139m/s = 0.5km/h (1/35換算 17.5km/h)
今回(金属可動履帯) 6.5s/m → 0.154m/s = 0.55km/h (1/35換算 19.4km/h)
調整の効果も出ているようで、多少早くなりました。(ホッ。)