横浜の歴史的建造物探訪(その5)

 「まだ続くのか?しつこいぞ」とお嘆きの諸兄姉もおいでかとは思うのですが、諸般の事情で、今日を含めてあと3日は「横浜の歴史的建造物探訪」が続きますので乞うご期待。元へ。乞う忍耐(^^;。

 今日ご紹介するのは、1929年(昭和4)に完成した「富士銀行旧横浜支店」。粗削りの四角い石を積み上げた外壁は、いかにもお堅い銀行らしいのだが、軒下の稲妻模様(雷文)が、可笑しい。

稲妻模様(雷文)は、雷を呼ぶ雷竜を表し、中国皇帝の力の象徴であったことから、力を誇示し、また魔よけの印と言われているようだが、浅薄な郷秋<Gauche>には、ラーメン丼の文様にしか見えず、何とも微笑ましいというのか、可笑しいのである。


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