クルサード、年貢の納め時か

 伝統の一戦、イギリスGPを前にして、ホンダのJ.バトンが「優勝争いはルイスに任せるしかないだろうね」と、報道陣に語ったとか。別に今更、そんなコメントをしなくても、君が優勝争いに絡んでくるなんて、誰も思っていないから。

 そんなずうずうしいバトンのコメントはさておき、ここで注目したいのは、現役最年長の37歳にしてレース出場236戦つわもの(現役ドライバーではバリチェロに次ぐ第2位の出場回数だ!)、デビッド・クルサード。

 そのクルサードが、「引退の時が来たら、立ち去らないといけない。それが人生という旅なんだ。涙を流すときが来るだろう。次の挑戦に向かうかもしれない」と、自身の引退について、既に達観したようなコメントを残している。

 そこまで潔く言われると、「おいおいデビット君よ、まだまだやれるんじゃないか」と言いたくなるところだけれど、まだまだやれそうなうちに若い才能にシートを譲るのが男と言うものだよと、言いたくもなる。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、夢のような花、合歓の木の花。
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