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ペンタックスK-30のファインダーは視野率100%

 既に海外では発表され、国内での発表が待たれていたペンタックス(a Ricoh Company)のK-30が国内でも発表された。詳しいスペック等はこちらで確認いただきたいが、注目すべきは、このクラス初と思われる視野率約100%のファインダーと毎秒6コマの高速撮影性能である。

 入門クラスのDSLRとしてはNikon(ニコン)がD3200に2400万画素のイメージセンサーを投入し他社・他モデルを圧倒したばかりだが、ペンタックスは画素数1600万ながら、ファインダー視野率約100%と防塵防滴ボディ、更に毎秒6コマと云ったマニア受けする部分を強化しての登場である。ちなみに価格は入門機としては高めのD3200と同レンジである。

 郷秋<Gauche>的にはファインダー視野率約100%、倍率0.92のガラスペンタプリズム搭載(D3200はペンタミラー)のK-30に魅かれるが、一般的に入門クラスのDSLRを購入しようと云うユーザーには高画素と、何と云っても「ニコン」ブランドが効くことだろう。申し訳ないが、初心者には視野率約100%の意味も、倍率0.92もガラスペンタプリズムの意味も理解できないのだから。それを承知の上でニッチマーケットを開拓しようと云うペンタックス(=リコー)の戦略が果たして思惑通りの結果となるかどうか、見ものであるなぁ。


 例によって記事本分とは何の関係もない今日の一枚は、この時期、畑の隅や道端で咲いているのに気付くイネ科の雑草、コバンソウ(小判草)。細い枝に垂れ下がった文字通り小判のような穂(花)を付ける。ヨーロッパ原産で江戸時代に観賞用として移入され、その後帰化(雑草化)したようである。しかし、こんな地味な花を観賞用に栽培するとは、ミズヒキ(水引)を愛でる日本人ならではだと、感心しきりの郷秋<Gauche>である。

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