唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
Nikon D600第二報
4月30日に掲載したNikon D600!と云う小文で、Nikon Rumors(以下、NR)に掲載されていたNikon(ニコン)D600の噂を紹介したが、今日はその第二報である。詳細はこちらでご確認いただきたいがが、第一報時と特に大きく変わったのはAFモーターに関する件である。
初回の噂では、D3100やD5100と同じようにAFモーターは内臓されず、AF可能なのはAF-S(とAF-I)レンズのみだとされていたが、今回のNRの記事では「The Nikon D600 will have built-in AF motor」とされている。Dタイプレンズ愛好者には嬉しい事かとは思うが、郷秋<Gauche>が所有するAFレンズは全てAF-Sだから(正確にはTamron 90mm Macroを除く)、この点は重要なものではなく、むしろモーターを排除しての更なる小型・軽量化の方が嬉しい。
とは云いながら今回のNRでは、D600は本体だけで760g、バッテリーとSDカードを装着しても850gと、その軽量ぶりが紹介されている。D700は本体だけで995gだったのが、D800は本体900gと10%の軽量化を果たしているが、DXフォーマットのD300がボディ単体で825gであったことを考えると、D600の760gは驚異的な軽さである。高齢者の写真愛好家が多いことを考えると、買ってもらうためには低価格化と軽量化は避けて通ることのできない道と云う事なのだろうな。
NRが報じるD600のスペックの中で好感が持てるもう一つのポイントバッテリーである。つまりD800と同じ(と云う事はD7000、V1と同じ)EN-EL15を使うとの事だが、これはカメラ2台持ちで撮影に出かける時に実にありがたい事なのである。2台のカメラのために2種類のバッテリーを2本ずつと充電器を2台持って行かなければならないのは、嵩張るだけではなく実に煩わしいのである。
ただ、EN-EL15を使うのは良いのだが、郷秋<Gauche>的には必須な縦位置用グリップ(マルチバッテリーパック)が新型だと云うのは怪しからんと思うぞ。D800よりも軽量小型のD600ならば、D7000用のMB-D11が使えると良いのだが、そこまでは小さくはならないと云う事なんだろう。それにしてもD600の噂、バッテリー・SDカード込みで850gなどと細部にわたる細かな数字が流れて来るとなると、いよいよその信憑性は高まっていると云えそうだな。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、手持ち近作がネタ切れとなって苦肉の策、今月5日に地元郡山の布引高原で撮影したものの中からまだご覧いただいていなかったショットから。