6/25のヘルマン♀くうの3rdクラッチから56日目の一昨日8/20の夕方に
孵化が始まっていたNo.10のおたまご、丸1日経った昨日夕方には、

くうNo.10
孵化が始まった画像右側の隙間から、僅かに鼻先が覗いた状態のまま、
画像左下・右後肢と思われる辺りの殻が剥がれ始めていましたが・・・
昨日夜には、

頭ではなさそう?とお気付きの方もおられるでしょうが、
右足(膝??)が先に出てきたようです。
このときには、

画像左側:左後肢の辺りまでもが割れ始めていたのですが、

頭と両前肢の辺りはあまり変化がなく、相変わらず鼻先くらい・・・
頭で殻を破ることが出来ないのか!?頭部に何か問題が???
気になりますが、、、
ずっと見ていることもできず、孵化仔の生命力を信じて、
ヒトは寝床に・・・
一夜明けた今日8/22早朝、

やっと右側の前肢が出てきました。
・・・が、頭はまだ殻の中、、、
このとき反対側から見ると、

画像右下:左後肢はすでにしっかり出てきており、
画像左下では左前肢が出てこようとしています。
両後肢を先?に出して、続いて頭を出さずに、両前肢を??
少し時間を置いて、改めて見てみると・・・

両前肢はしっかり出てきましたが、頭は、、、

割れ目が大きく拡がり、剥がれかけた殻の下から顔を覗かせています。
見た感じは、頭部に明らかな障害があるわけではなさそう??
もうすぐ孵化完了できる??と思われましたが、出勤の時間に、、、
昼過ぎに仕事を終え、午後になって帰宅したときには、

甲羅の上に殻を乗っけたカリメロ状態ですが、身体全体は殻から出て、
既に誕生と言っても良い状態、甲羅はだいぶ伸びているようで、
見た感じ特別問題はなさそうな・・・??
孵化器から出して、明るいところに置いて、しばらく様子を見ていると、
程なくして小さなケースの中を歩き回り・・・

殻がズリ落ちてきました。。。
20くう11号誕生です!!
お腹の状態を確認すると、

ヨークサックは既に吸収されており、腹甲は閉じかけ、
甲羅全体もだいぶ伸びています。
体重は、

16.4g
6/25のヘルマン♀くうの今年の3rdクラッチから58日目、
4つのうち推定2番目のNo.10、21.3g、39mm/31mmのおたまごから、
16.4gでの誕生でした。

くうNo.10 ⇒ 20くう11号
孵化の最中から、何か障害があるのでは??と気になる経過でしたが、
出てきてみると、特別問題はなく、健康そうに見えます。。。
この後、20くう11号にはいったん孵化器に戻って頂きましたが、
甲羅がだいぶ伸びていましたので、タイミングとしては早いですが、
数時間後に甲長測定と五百円玉写真を。

20くう11号

甲長:40mm

よく動いて、歩き方はしっかりしています。
ついでに、我が家では久々に目にするガングロな仔です。。。
これで、今シーズンの我が家での孵化仔誕生は全て完了、
今年は明らかな問題を抱えた仔はなく、一安心です。。。
振り返ると、新型コロナの影響を考え、春のマルギ・ペアリングを中止、
昨年秋のペアリング・それ以前からの持ち越しでのヒガシヘルマン産卵は
止める術がなく、、、
ヒガシヘルマン3♀がそれぞれ3回づつ、12個づつの合計36個のうち、
無精卵8個以外は無事に孵化してくれて、合計28孵化仔の誕生。。。
不思議なことに、3♀とも3回づつ、12個づつの産卵だったのですが、
昨年のペアリングを見送っていた、♀くうの孵化仔誕生が11かめと、
一番孵化率が高かったのは何故でしょう???
・・・が問題は、本業の立場上、当面は出展の目処が立たず、、、
昨年の居残り組も含めて、数がずいぶんと増えてしまいましたが、
しっかりとお世話を続けられるよう、飼育体制を整えていくつもりです。
それから、昨日8/21の朝に誕生した20くう10号。

20くう10号
誕生から丸1日経った今朝、初めての温浴を。

しっかりと水を飲んでから、顔を上げました。
初温浴の後は、かめ部屋飼育ケージ内での単独プラケ生活へ。

早速葉っぱの匂いを嗅いでいましたが・・・
帰宅したときには、ちょっとぐらいは囓ったのか??
よく分からない程度でしたね。。。