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GLOBE-TROTTER

東京で世界を感じる(衣・食・住?)BLOG

Chemins(シュマン)で美味しいフレンチ@赤坂 その2

2007-04-13 23:59:11 | RESTAURANT-FRENCH
その1の続き・・・


私の前菜 ブーダンノワールのカリカリポテト包み バニュルスキャラメルとリンゴのピューレで この日どうしても食べたかったのは、小玉シェフのスペシャリテのブータンノワール!!乃木坂にお店があった頃に食べたシュマンのブータンノワールですっかりブータン好きになった私です。レストランによっていろんなブータンが出てくるけど、この形は珍しいのではないでしょうか?


ざっくりナイフを入れるとカリカリポテトで包まれた中にはブータンノワールがぎっしり。(上手に切れなくてすいません)"ブータンノワール"と聞くと拒否反応が出る方もいらっしゃるかと思いますが(私の周りだけ?)、こちらのブータンはブータンビギナーでも受け入れやすいお味だと思います。といっても味が弱いということではなく、濃厚なコクと旨味のバランスがとてもよくて独特なクセがたまらない一品

ポイントは周りを包むカリカリのポテト。ねっとりとしたブータンにサクサクした香ばしいポテトの食感がベストマッチこのポテトの存在がブータンの美味しさを引き立たせながらも、飽きない食感を保たせていて『またシュマンのブータンが食べたい!!』と思わせちゃうんです(笑)。インパクトはあるのにとっても軽くてすっきりした後味もこの後のメインに続く嬉しい前菜。


私のメイン 1品目はお魚 桜鱒 菊芋のカプチーノ仕立てのソース  皮を香ばしく焼いた桜鱒に菊芋(初めて食べました。里芋のようなお芋でなんだか大地の味?!)のカプチーノ仕立てのソース ソースだけでもじっくり味わいたいとっても丁寧に作られたソースと身の締まった桜鱒の相性は抜群!!美味しかったー


パートナーのお魚料理 カリッカリに焼いた金目鯛 岩海苔のビネガーソース 実はお肉料理よりもパートナーのこの日のお料理の中で1番美味しかったそう!パリッパリの皮とふっくらした身の旨味や食感が絶妙で酸味のきいたソースが食欲をそそる感じだったそうです。


ボトルで頼んだのは珍しく私のメイン(イベリコ豚)に合わせてスペインの赤。シュマンに来る楽しみの1つは柴田さん(オーナーソムリエ:ジョージアンクラブやアンフォール、昔のクラブニュクスでソムリエをされていた方)にワインを選んでもらうこと毎回オススメしてもらうワインがとても好みにピッタリで、その後のお気に入りワインになってしまうほど嬉しいセレクトをしてくれます

DOMINIO DE ATAUTA 2000 リベラ・デル・ドゥエロ フルボディのしっかりした赤。今まで飲んだ同じぶどうのワイン(ティント・フィーノ=テンプラニージョ)よりも若干軽めかな?ボルドータイプで華やかな香り、後味がすっきりしていて飲みやすく、とっても美味しかった!!お話を伺うと、リベラ・デル・ドゥエロの中でも海抜が高く急斜面の砂地が多く今まで見捨てられていた土地に可能性を見極めワイン作りを始め、実は樹齢60年~150年以上のぶどうの木が生える畑、ビオディナミに適した土地で美味しいワインが出来たとスペイン・ワイン界ではとても有名な新しいワイナリーのものでそう←いつもワインのお話ってすぐ忘れてしまうのですが(苦笑)、柴田さんのお話は面白くて勉強になります?!

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