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趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
時に妄想も書いたりします。時々趣味の写真もUPします。

知らない間に生き物も変化

2020年11月26日 22時57分47秒 | 環境に関する話題
ここ数年寒暖差が激しい、激しいと書いてきましたが、とうとう気象庁の生物季節予測も変更になりました。
これは凄いことで、知らず知らずの間に身の回りの生物が環境に適応してなのかどうかわかりませんが、例えば鶯が鳴けば春が近いな?とか梅が咲けばもうすぐ桜が咲くなぁ~とかいった予測が困難になって来たということです。
まずは気象庁発表の内容から  以下は一部引用です。詳しくは気象庁のHPで確認下さい。

令和3 年1 月より生物季節観測を植物の6 種目9 現象を対象とした観測に変更します。
気象庁では、生物季節観測を昭和28 年(1953 年)から全国で統一した観測方法で開始し、令和2 年1 月現在、全国の気象台・測候所58 地点で植物34 種目、動物23 種目を対象に、開花や初鳴き等を観測しています。
本観測は、季節の遅れ進み、気候の違い・変化を的確に捉えることを目的としておりますが、近年は気象台・測候所周辺の生物の生態環境が変化しており、植物季節観測においては適切な場所に標本木を確保することが難しくなってきています。また、動物季節観測においては対象を見つけることが困難となってきています。
このため、気候の長期変化(地球温暖化等)及び一年を通じた季節変化やその遅れ進みを全国的に把握することに適した代表的な種目・現象を継続し、その他は廃止することとします。
ついては、生物季節観測は、令和3 年1 月より次の6種目9 現象を対象とします。
〇 あじさいの開花
〇 いちょうの黄葉・落葉
〇 うめの開花
〇 かえでの紅葉・落葉
〇 さくらの開花・満開
〇 すすきの開花
なお、廃止する種目・現象を含む観測方法を定めた指針を気象庁ホームページで公開する予定ですので、地方公共団体等において各々の目的に応じて観測を実施される際にはご活用ください。
    以上引用はここまで

従来は23種の動物(鳥、昆虫など)と34種の植物を「生物季節観測」の対象としていたのですが・・・。ウグイスも消えましたね・・・。
この冬は大方の気象系メディアが皆ラニーニャ現象の影響で寒くなると言っています。気象庁の観測項目には入っていませんが、山間の地域では雪虫が沢山みられる冬は厳しいとか、カメムシが大量発生すると雪が多いとか民間伝承的に言われていますが、雪虫などは今月の頭くらいから飛び交っていますが、まだ雪は降っていませんね。雪虫が飛んでも昼間は20度近くになる日が続きましたね。
そんなわけで、簡単に言えば過去のデータが日本全国的に当てにならなくなって来たという事でしょうかね。

あと4日もすれば12月です。 もう師走ですよ。 季節感が薄れたどころか、季節感が無い。そんなかんじするがする昨今です。どうなるんでしょうね。
コメント
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