ゴエモンのつぶやき

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障害者理解へ県が啓発ビデオ制作

2008年04月02日 22時48分19秒 | 障害者の自立
障害者理解へ県が啓発ビデオ制作


 知的障害者の安永健太さんが佐賀市内の路上で警察官に取り押さえられて急死するなど障害者理解の課題が浮き彫りになる中、県は知的障害者理解の啓発DVDを作成した。買い物や食事、公共交通機関など場面ごとに知的障害者の行動の特性や対応の仕方が分かるような構成になっており、今月中にも学校や福祉団体などに配布する。

 障害者自立支援法で地域で障害者との共生が進んでいることから県は啓発事業の一環として映像を作成。佐賀大生らでつくる映像制作グループ「ふるさと映像塾」(西村雄一郎塾長)に制作を委託した。

 県手をつなぐ育成会や県知的障害者福祉協会、NPOそれいゆなど障害者福祉団体も監修に参加。映像は15分間で、コンビニエンスストアやレストラン、公共交通機関などそれぞれの場面で知的障害者がどういう行動をするのかドキュメンタリー風に紹介し、施設職員のインタビューも交えた。いつもと商品の並び方が違っているだけで動揺するなどの特性を示しながら、優しく声をかけるなどの対応まで紹介している。

 制作費は約100万円。県生涯福祉課では「共生が進んで障害者は特別な存在ではなくなっている。県民にそんな気づきを促し、正しい理解を深めてもらいたい」としている。



障害者の就労支援 営利法人が施設開所

2008年04月02日 00時57分03秒 | 障害者の自立
障害者の就労支援 営利法人が施設開所 駿河区  2008/04/01


 障害者の就労移行と継続を支援する会社「フロンティア・スピリッツ」(平井里砂社長)が1日、静岡市駿河区池田にオープンする。パソコンでの情報処理作業やビジネスマナーなどを指導する。
 障害者自立支援法の施行で営利法人による福祉施設の運営が可能になったことを受け、昨年5月、静岡福祉大学の平井研究室(平井利明教授)と情報教育などを手掛ける「F―spirits」(同区国吉田)が同社を設立した。障害者自立支援基盤整備事業の助成を県から受け、支援施設を整備した。
 施設は延べ230平方メートル。2階の作業室では受注した名刺やダイレクトメールの作製も行う。平井社長は「営利法人による支援事業だからこそ、企業のニーズに合った人材を育てることができる」と話している。
 同社は施設利用者を募集している。申し込み、問い合わせは同社[電054(270)8688]へ。