知的障害者に就労経験を積める場を提供しようと、横須賀市社会福祉事業団(木村忠昭理事長)が2月にオープンしたカフェレストラン「ハッピーベジタブル」(同市ハイランド4丁目)が、開店から間もなく1カ月を迎える。すでに常連客がつくなど出だしは好調で、特に昼時は多くの地元客らでにぎわっている。
2月15日にオープンした同店には、同事業団が運営する市立福祉援護センター「第1かがみ田苑(だえん)」に通う利用者7人が実習生として勤務。基本的に利用者4人とサポートスタッフ3、4人で、日々の接客や調理場業務に当たっている。
主なメニューは、チキンや煮込みハンバーグなどにサラダとスープを添えた日替わりランチと、日替わりカレー。かがみ田苑の農園で育てたキャベツやホウレンソウなどの無農薬野菜が取り入れられている。ランチは650円と比較的手ごろな値段なのも人気を呼んでいる理由のようだ。
接客業務に励んでいた後藤聡美さん(22)は「仕事ができるのはすごくいいこと。お客さんにおいしいと言ってもらえるときが一番うれしい」と充実した様子。積極的に利用客に声を掛けていた竹永梨花さん(19)は「ずっと立ちっぱなしで大変だけれど、これからも頑張りたい」と張り切っていた。
かがみ田苑は知的障害者の就労支援などを行う通所施設。職員で同店副店長の小俣すみ子さんは「最終的には一般企業への就労につなげたい」と話している。
土日・祝日は定休。問い合わせは、同店電話046(847)0723。
カナロコ(神奈川新聞)
2月15日にオープンした同店には、同事業団が運営する市立福祉援護センター「第1かがみ田苑(だえん)」に通う利用者7人が実習生として勤務。基本的に利用者4人とサポートスタッフ3、4人で、日々の接客や調理場業務に当たっている。
主なメニューは、チキンや煮込みハンバーグなどにサラダとスープを添えた日替わりランチと、日替わりカレー。かがみ田苑の農園で育てたキャベツやホウレンソウなどの無農薬野菜が取り入れられている。ランチは650円と比較的手ごろな値段なのも人気を呼んでいる理由のようだ。
接客業務に励んでいた後藤聡美さん(22)は「仕事ができるのはすごくいいこと。お客さんにおいしいと言ってもらえるときが一番うれしい」と充実した様子。積極的に利用客に声を掛けていた竹永梨花さん(19)は「ずっと立ちっぱなしで大変だけれど、これからも頑張りたい」と張り切っていた。
かがみ田苑は知的障害者の就労支援などを行う通所施設。職員で同店副店長の小俣すみ子さんは「最終的には一般企業への就労につなげたい」と話している。
土日・祝日は定休。問い合わせは、同店電話046(847)0723。
カナロコ(神奈川新聞)