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精神障害者を民家で預かった歴史紹介 左京に資料館開館

2014年01月04日 02時21分31秒 | 障害者の自立
 京都市左京区岩倉で江戸時代から戦後直後にかけ、精神障害者を民家で預かった歴史を伝える資料館がオープンした。管理者の城守茂右衛門さん(64)は「岩倉地域で精神医療がどのように発展してきたかを見てほしい」と話している。

 「城守保養所資料館」。元は1939年建築の「若狭屋」などの名称で精神障害者を預かっていた保養所で、事務室として使われた部屋を改装し、資料館とした。

 資料館では、城守さんの祖父らが集めた資料約千点の一部が展示されている。展示品には、「心の乱れ」に効果があるとされた滝の由来を記した文書や、保養所で撮影された精神障害者が花見や体操をする写真が並んでいる。

 また30年当時に岩倉で営業していた保養所の療養費や受け入れ人数、看護体制を記した資料や、明治期に保養所が一度営業が禁止され、後に再開した経緯などをまとめた年表もある。

 城守さんは「いわれなき誤解を受けたこともあるが、岩倉の住民は精神障害者と温かく接していた。資料を充実させ、歴史をよく知ってもらえるようにしたい」と話す。

 見学は予約制で土曜を中心に開館する。無料。問い合わせは医療法人三幸会TEL075(721)1551へ。


精神障害者を預かった歴史を記した資料が並ぶ城守保養所資料館(京都市左京区岩倉)

京都新聞 【 2014年01月03日 09時08分 】

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