重い障害で自立呼吸が難しい子どもやその家族らでつくる「東播地区人工呼吸器を付けた子の親の会」(バクバクの会)が23日、ユーアイ帆っとセンター(兵庫県高砂市高砂町松波町)でコンサートを開く。歌や合奏をはじめ、リズムに合わせて車いすを動かすダンスも披露する。
同会は1995年、重度障害児の保護者たちが結成した。現在は同県加古川や高砂市に住む8~16歳の子どもと保護者8組が、毎月旅行やボウリングを企画するほか、専門家から障害者のケアについて学ぶなどして交流を深めている。
コンサートは、会の活動を知ってもらおうとほぼ毎年開いており、22回目。保護者と支援者たちが今回に向けて作詞作曲した「陽気に行こう」をピアノとギターの伴奏で歌う。子どもたちはほかのオリジナル曲に合わせてハンドベルを鳴らし、親子の合唱もある。
同会の原田文孝事務局長(62)は「親子で協力し、明るくステージを楽しんでいる姿を見てほしい」と呼び掛けている。
無料。午後1時半開演。同会(重度障害者通所事業所「さち」)TEL079・497・5889
コンサートを開く「バクバクの会」の親子ら
2019/3/22 神戸新聞NEXT
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