ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者大会バレー、全国切符かけ10チーム熱戦

2015年04月28日 01時09分42秒 | 障害者の自立

 10月に和歌山県で開かれる全国障害者スポーツ大会バレーボール競技(精神の部)九州地区ブロック予選会が25日、佐賀市の県総合体育館で開かれた。10チームが優勝チームに与えられる出場権をかけて争い、佐賀県チームは3位と健闘した。

 大会は「精神障がい者バレーボール競技九州地区大会」を兼ね、九州各県に加え、福岡市と北九州市の政令指定都市から出場した。

 いぬお病院(鳥栖市)の外来患者を中心に編成した県チームは第2シードとして2回戦から登場した。選手たちは力強いサーブや粘り強いレシーブで、熱を帯びたプレーを見せた。点を取るたびにチームメートと喜びを分かち合った。

 優勝は福岡県チームだった。

熱戦を繰り広げた全国障害者スポーツ大会バレーボール九州地区予選会=佐賀市の県総合体育館

2015年04月27日    佐賀新聞


音声合成で障害者の日常会話を支援する「Pete(ピート)コミュニケーションエイド2」を発売

2015年04月28日 01時05分57秒 | 障害者の自立

イデア・フロント株式会社は、株式会社エーアイのご協力により発話困難な障害者の日常会話を支援するソフトウェア「Peteコミュニケーションエイド2」を2015年5月1日から販売いたします。ウィンドウズタブレット等にインストールし、ごく簡単な操作で会話文を高品質な合成音声で発話することができます。

イデア・フロントは、2001年から肢体不自由者のパソコン操作・入力を支援するソフトウェア「Pete(ピート)」を提供して参りましたが、障害や難病のため自分の声で会話が困難な利用者の方々から、合成音声による会話機能のご要望をいただいていました。
 そこでこの度、数々の音声合成製品・サービスの開発を手掛けているエーアイのご協力により、同社の音声合成ソフトウェア「かんたん!AITalk2Plus」とPeteを連携させた新製品「Peteコミュニケーションエイド2」を5月1日より提供開始することといたしました。
 Peteコミュニケーションエイド2は、予測入力を用いた簡便な手順で、高品質で聴き取りやすい合成音声の発話を行います。日常会話でよく使う定型文はメニューを1クリックするだけで直ちに発話でき、リアルタイムな会話も可能になります。さらに上位バージョンでは、Gメール、Twitter、LINE、Skype等の主要ウェブサービスの操作支援機能も搭載し、重度障害者の多様なコミュニケーションを支援する製品となっています。
 当社はこれまでの「Pete」提供の経験を生かし、Pete コミュニケーションエイド2を障害者個人だけでなく、障害者入所施設、リハビリテーション施設、特別支援学校等へ幅広く提供して参ります。さらに当社は重度障害者や難病患者の多様なコミュニケーション・ニーズに応えるべく、エーアイの様々な音声合成ソフトやサービスとPete を組み合わせた、新たなコミュニケーションエイドの開発・提供に取り組んで参る所存です。

※「かんたん!AITalk」は、株式会社エーアイの登録商標です。
※ Peteコミュニケーションエイド2は、独立行政法人情報通信研究機構「情報バリアフリー事業助成金」の助成を受けて開発しました。

関連情報
Peteに関する情報:http://www.ideafront.jp/PeteHP/
プレスリリース資料:http://www.ideafront.jp/PeteHP/press/pr150427.pdf
かんたん!AITalk2Plusに関する情報:http://www.ai-j.jp/kantanplus
 

北区議選 斉藤さん 元「筆談ホステス」トップ当選

2015年04月28日 00時59分58秒 | 障害者の自立

 「筆談ホステス」として知られる日本を元気にする会の斉藤里恵さん(31)は二十七日午前二時すぎ、白いスーツで事務所に姿を見せた。「まだ信じられない気持ちです」とボードに書き、北区議選のトップでの初当選を喜んだ。

 一歳の時に聴力を失い、うまく話すことができない。かつて勤めた銀座の高級クラブでは客とメモ帳で筆談。努力した結果、「ナンバーワン」といわれる人気を得た。長女栄万(えま)ちゃん(4つ)を育てるシングルマザーでもある。

 ホステス時代の経験をまとめた本を出版し、講演で各地を回った。前区議に立候補を勧められ、「聞こえないからこそ、人の声に耳を傾ける政治家になりたい」と決意した。駅前や商店街を回り、メッセージを書いた名刺を手渡した。筆談ボードやメールで有権者とやりとりした。

 チラシの配布や、政策を書いて掲げることを禁止する公選法に抵触しないよう苦心した。自分と同様の障害がある人は、文字でないと考えを訴えにくい。そんな人たちが選挙から排除されていると感じた。それだけに、「私は障害者であり、母であります。バリアフリー社会の実現を目指していきます」と意気込みを書いた時のまなざしは真剣だった。

2015年4月27日 朝刊    東京新聞


「筆談ホステス」斉藤さん当選 音使わぬ選挙戦に法の壁

2015年04月28日 00時50分15秒 | 障害者の自立

 「筆談ホステス」として話題になった斉藤里恵さん(31)=日本を元気にする会=が、26日投開票の東京都北区議選(定数40)で、初当選した。1歳で聴覚を失い、うまく話せない。選挙運動を細かく規制する公職選挙法が立ちはだかる中、候補者50人中トップの6630票を集めた。

特集:2015統一地方選

 青森県出身で2007年に上京。銀座のクラブでホステスとして働き、筆談での接客が人気を集めて自叙伝も出版された。知人の前区議から誘われ、「障害者の声を政治の世界に届けたい」と立候補した。

 斉藤さんは27日未明、同区の選挙事務所で、筆記ボードに「まだ信じられない」と感想を書いた。「バリアフリー社会の実現」に力を注ぐという。

 公選法上、区議選では選挙用ビラを配れない。斉藤さんは街頭演説の代わりに、ボードに文章を書いて見せようと考えたが、公選法が禁じる「文書図画の掲示」にあたる可能性があるとして断念。告示後は有権者一人ひとりに名刺を渡してPRしたが、これも違反の恐れがあると警察から指摘され、支援者とともに有権者に声をかけるしかできなかった。

 「今の選挙制度は、『音』があることが前提。言語や聴覚の障害者を排除しているのでは」と訴える。

 手話は「初心者レベル」で勉強中だ。区議会では、パソコンの音声読み上げソフトを使って質問するなどの方法を考えており、議会側と相談していくという。

 兵庫県明石市議選(定数30)では明石ろうあ協会事務局次長の家根谷(やねたに)敦子さん(55)=無所属=が初当選。生まれつき耳が聞こえず、街頭や集会では手話で語りかけ、次女の智美(ともみ)さん(28)らが聴衆に伝えた。全日本ろうあ連盟によると、手話通訳が必要な聴覚障害者の議員は、01年に長野県白馬村議に初当選して1期務めた女性がいるという。家根谷さんは「障害があってもなくても、互いに支え合える社会をつくりたい」と手話で意気込みを語った。

写真・図版

初当選の喜びを筆記ボードに書いて見せる斉藤里恵さん(右)=27日未明、東京都北区

2015年4月27日     朝日新聞デジタル


「2歳の息子(発達障害)がバスでかんしゃくを起こしたら、乗客の男性に『うるさい。---

2015年04月28日 00時44分31秒 | 障害者の自立

「2歳の息子(発達障害)がバスでかんしゃくを起こしたら、乗客の男性に『うるさい。次で降りろ』と言われ、降りた」-

 「2歳の息子(発達障害)がバスでかんしゃくを起こしたら、乗客の男性に『うるさい。次で降りろ』と言われ、降りた」-。福岡市の障害者関係団体が、障害者(児)や保護者約1100人の声や体験を集め、報告書にまとめている。障害への理解と想像力の欠如が、どれだけ障害がある人たちを傷つけたり、困らせたりしているか…。読んで深く反省させられた。

 だが、集まった体験には交流のきっかけになる場面もある。例えば、バスの中で泣く子どもに寛容な心で声を掛ければ、どんなやりとりが生じただろう。もしかしたらお互いに温かい気持ちになれたかもしれない。相手が障害者でも、乳幼児でも、高齢者でも同じことだろう。

 「外に出ると、人の優しさ、思いやりに触れることもあれば、人混みをずっと謝りながら進むことも。心のバリアフリーが進んでいない」。何度読んでも、報告書の声が胸を突く。 

=2015/04/27付 西日本新聞朝刊=