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散隔情誼

2007年09月08日 | 川柳
             現代川柳『泥』二号

◎予想だにしなかった、実に多くの方々からの、もろもろの応援歌に、驚きを感じながら も久々に熱い血の流れに浸れた、ここ数ヶ月間であった。と同時に、それはまぎれもな く第二ステージへのプレッシャーにも似た、巨大な壁でもある。
  一冊一冊に全力投球の思いがあって、三年間という限定をしてのスタートであったが 、このことへの多くの好意的な反応も、嬉しいことのひとつであった。できるだけ欲張 っての泥まみれの一冊でありたい。(さとし)

◎無から有を生み出すことの難しさを痛感。辛口甘口の創刊号のご意見を貪欲にも血肉に して、と考えていたのに、時間があるようで無いような不確かさ。未消化のまま第二ス テージの緞帳があがった。これでいいのかと自問しきり・・・。潮騒のように聴こえて 来る温かいエールを支えに愚鈍な脳細胞をハンマーで叩いてみる。空虚な音、はたま  た”がんばれ”のエールか。胸に巣喰う鬼どもに問うてみたい。逡巡の二文字とたたか いながらの第二号をお届けします。(テイ子)

◎少人数だからこそのメリットをたっぷりと味わいながら二号が出来上がった。川柳が好 きだから川柳を知らない人達にも是非読んでほしかった。柳界だけを流離う誌にはした くなかった。その結果(と言うには早すぎるけれど)確かな手応えを感じている。率直 な意見の交換が持てた。そして不思議なことがひとつ・・・。それは作品が分からない と言った川柳人と、作品が良く分かると言った異ジャンルの人。この事をどのように考 えるべきか。この辺にこれからの川柳界のテーマがありそう。(容子)

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