皆さんは、韓国ドラマなどで、長いテープの付いた帽子をかぶった踊り手たちが、
器用に、頭を振って、テープをくるくる靡かせながら、音楽に合わせて踊るのを観た事がおあ
りでしょう。
サムルノリです。
サムル:四物、四つの楽器。
ノリ:遊び。
四つの楽器を打ち鳴らしながら、それに合わせて、踊り遊ぶことですね。
サムルとは、鉦(かね)、銅鑼(どら)、チャング(鼓)、太鼓の4楽器です。
これらに、太平鬻(竹冠):ッテピョンソ、「チャルメラやラッパ」が付くこともあります。
これは、主に農楽の時に使われます。
農楽は、農繁期に協同作業をする時に、往復の道々で演奏されました。
また、クツ呼ばれる、家内や、村の安寧を神様に祈願する時などにも、演奏します。
クツは、このほかに、幸運をを呼び寄せたり、病気の快癒を願ったり、神霊の宣託を求めたり
り、死霊の意思をみこの口から語らせたりする時にも、演奏されます。
一種のシャーマニズムの儀式ですね。
それでは、ここで問題です。
次のことわざの意味をお考え下さい。
クッ トゥエ ナルジャンク チンダ。
~トゥエ:~の後で、終わってから、済んでから。
ナルジャンク:無駄に鼓を打ち鳴らすこと。
チダ:打つ。
さあ、どうでしょうか。