古来より、朝鮮は、東方礼儀之国と言われて来ました。(東方神起ではありません。)
中国から見て、東にある、礼儀正しい国と言う意味です。
朝鮮は、儒教の教えを道徳としていた当時の中国以上に、礼儀を良く守って来ました。
韓国ドラマでも、皆さんは、ご覧になっておられると思いますが、目上の人に対する、礼儀
作法は、厳しく決められております。
礼儀:チョルは、お辞儀、会釈ですが、その中でも、ックンジョル(大きな礼儀)があります。
ックンジョルは、結婚する女性が、初めて男性の両親に挨拶する時とか、ジェサ(祭祀)の
時に、人々が行う、礼儀作法です。
ジェサは、家の中で行われるものと、お墓の前で行われるものがあります。
家で行われるジェサには、4代前までの先祖の命日に行う、キジェサ(忌祭祀)と、
元旦や、秋夕(チュソク)に行われる、チャレ(茶礼)があります。
5代以上前の先祖に対しては、年に一度、一定の日に、お墓の前で行われます。
それでは問題です。
次の諺の意味をお考え下さい。
ジェサ トッケ イバビラ。
簡単ですね。ヒントは要らないでしょうが、念のため。
トク;徳
イパブ:生飯、白米のご飯。
イラ:体言について、文章を叙述的に終結させる、叙述格助詞。~だ。
さて、来週月曜日から、週末まで、ソウル出張になりました。
このblogは、しばらくお休みさせていただきます。