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韓国文化の紹介。

韓国の散歩道 シルム

2009-12-01 20:44:50 | 写真

皆さんは、シルムを御存じでしょうか。

シルムとは、朝鮮相撲のことです。

朝鮮半島では、昔から、民俗遊戯として伝わってきました。

旧正月の15日、端午、その他、年中行事、祝い事などががあると、皆で、喜びを分かち合う

為に、行われて来ました。

農作業で、疲れた時、人々は、疲れと、ストレス発散の為に、シルムを楽しんだのです。

大会の優勝者は、チャンサ(壮士)と讃えられ、賞品を受け取りました。

昔は、チャンサの賞品は、大きな牛1頭でした。

現在は、シルムのプロチームがあり、年中競技が開かれて、TV中継も行われております。

シルムと相撲の違いは、いくつかあります。

力士は、短パンを穿いて、帯(サッパ)を、腰と片方の太ももの周りにつけます。

両力士は、土俵の上で、膝をついたまま胸をあわせて、サッパを握りあいます。

十分に組めたら、審判員の掛け声で、一気に立ちあがります。この立ちあがり方が重要で、

相手の有利に立ちあがらせない様にする、駆け引きが面白いところです。

それから、シルムのはじまりです。

シルムの決まり手は、投げ技だけで、押し出し、寄り切りなどはありません。

土俵内で、相手を投げ飛ばすか、ねじ伏せなければなりません。

土俵(砂やオガクズ)内に、相手の膝から上の部分を、付ければ、勝ちです。

どちらかが、土俵の外に出ると、また、中央に戻されて組み直しです。

興味のある方は↓をご覧になってください。

http://www.seoulnavi.com/special/5001562