韓国で最も有名な、観光名所と言えば、慶州を挙げなければなりません。
慶州は、千年の歴史を持つ、新羅の都がおかれた古都です。
今から、二千年前の、紀元前57年から、935年までの、千年間に亘り、新羅の都として栄え
ました。
慶州地区には、多くの、歴史遺跡がのこされており、「慶州歴史遺跡地区」として世界文化遺
産に指定されております。
慶州には、仏国寺(ブルコクサ)、石窟庵(ソクラム)などの、世界遺産の他、王陵墓、磨崖仏
仏、石塔、博物館など、沢山の見どころがあります。
今回は、慶州でも、No1の名所、仏国寺を御紹介しましょう。
仏国寺は、新羅第35代景徳王10年(751)に起工、代36代恵恭王10年(774)に、80余の建
物を持つ大伽藍として完成しました。
爾来、新羅護国仏教の道場として、法灯を受け継いで来ました。
その後、李氏朝鮮王朝、宣祖26年(1593)に、豊臣秀吉壬申倭乱により焼失します。
その後、一部伽藍は再現されて、近代にいたりましたが、1960年代、大規模な発掘調査が
行われ、その、調査結果に基づいて、創建当時のままに、多くの建物が復元されました。