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韓国文化の紹介。

韓国の散歩道 七夕

2011-08-21 14:20:05 | 学問

陰暦の七月七日は、七夕「チルソク」です。

今年は、もう終りましたが。

1年の、24節句の中でも、七夕は、旧正月(ソルラル)、旧盆(チュソク)と並んで重要な名節

とされております。

この日は、牽牛と織女の、年に1度の逢瀬のために、カラスとカササギが集まって、天の川に

橋を掛けてやるそうです。この橋を、「オチャクッキョ」といいます。

オ:鳥。チャク:昔編に鳥、キョ:橋。

七夕の夜、女たちは、針仕事や、機織りが上手になるように、織女星に向かって祈ります。

織女の気持ちを謡った、七夕謡「チルソクヨ」の一部です。

タルカタルカ ウジマラ           鳥よ鳥よ泣くんじゃない

ネガ ウミョン ナリ セゴ         お前が泣けば 夜が明ける

ナリ セミョン イ ムン カンダ     夜が明ければ あの人は行く

イジェタシ イビョルハミョン       今再び分れたなら

イルニョン サムベクユクシメ      1年360日

イムクリウェ オイサルジ        あの人が恋しくて いかに暮らそうか

ウジマラ ウジマラ            泣くんじゃない 泣くんじゃない

ムジョンハゲ ウジマラ         無情に泣くんじゃない

ウォンスロダ ウォンスロダ      うらめしや うらめしや

ウンハス ガ ウォンスロダ      天の川がうらめしや

恋人を思う女たちの気持ちは、昔も今も変わっていません。