泥鰌鍋。
泥鰌の甘辛炒め。
泥鰌の天麩羅。
今日も暑かったですね。
韓国の夏も、日本に負けず、猛烈な暑さです。
日本の、多治見、熊谷などに匹敵する、韓国の、猛暑地方と言えば、なんと言っても、
慶尚南道大邱でしょう。
韓国を南北に分ける、小白(ソベク)山脈の南側、嶺南地方です。
韓国一の大河、洛東江(ナクトンガン)の中流域に広がる、内陸平野の中央部にあります。
韓国人達の夏の食べ方と言えば、冷麺を別にして、イヨル、チヨル(以熱治熱)の思想です。
体力を失う夏に、一番体にいいものは、日本では鰻ですが、韓国でも、熱い、スタミナ料理を食べて、暑さを克服しようと考えます。
サムゲタンや、↑にあげた、チュオタン(泥鰌鍋)が好んで食べられます。
韓国のシジャン(市場)に行けば、生きた泥鰌を、バケツに入れて、大声で、売っているのを、見る事が出来ます。
泥鰌は、日常の食品ですが、熱い夏は、スタミナ料理として、売り子の声にも、力が入ります。
泥鰌は、いくらでもいますので、日本の鰻の様に、毎年、うなぎ昇りの値段を目にして、食欲が減退する様な事も有りません。
皆さんも、今年は、鰻の代わりに、泥鰌鍋で、猛暑の夏を乗り切って見てはいかがでしょうか。