東照宮を後にして、バスは、いろは坂を上り始めました。
紅葉の最盛期なら、大渋滞で、1時間以上かかるとのことでしたが、行き交う車も少なく、
スイスイと登り切りました。それもそのはず、周りには、全く紅葉は無く、枯れた葉っぱの木ばかりでした。
こう言う訳で、一番の目的であった、いろは坂の紅葉は、空振りに終わりました。
湖上には、観光客の姿もなく、貸しボートも暇そうです。
湖畔に、唯一残っていた、黄葉らしきもの。
男体山も、うっすらと雪化粧をし始めていました。
団体割引で、470円を払って、地下100m行きのエレベータに乗って降りました。
滝から上がると、山の様子がおかしいです。
激しく雪が降っています。
やがて、湖の上にも吹雪始めました。
まだまだ先は長く、奥日光から、2000mの金精峠を越えなければなりません。
昼食もそこそこに、バスは出発しました。
戦場ヶ原も、何も見えません。
ただ、通過するだけです。
奥日光の湖も、下の方にかすんで見えるだけでした。
この先どうなるのか、心配です。