4年前の過去ログである。
終戦当時、国民学校低学年だった、幼い昭和の戦争の語り部の記憶である。
不思議なことに、戦後70年の記憶として、真っ先に残さねばならない、君が代の記憶が、あまりない。
教室でも、教えてもらったし、毎週月曜日の朝礼でも、歌わせられた。
歌詞の意味が、小学1年生にとっては難解でありすぎたのかもしれない。
何かの儀式のときに歌うものだくらいの認識だったのだろうか。
教師はじめ、高学年の生徒たちは、直立不動の姿勢で歌っていた。
1年生達は、周りを見習ってそうしながら、口を動かしていたかもしれないが、はっきりした記憶が無い。