台風11号の影響で、西日本を中心に激しい雨が降っています。甲子園の高校野球は開幕が11日に延期、楽しみにしていた「なにわ淀川花火大会」は中止。その他イベントも軒並み中止・延期になって、写真を撮りに行くどころではありません。
そんな中、北海道では8月5日から8日まで、高校生のフォトコンテスト「写真甲子園2014」の本戦が開かれていました(キヤノンが特別協賛)。(写真甲子園2014オフィシャルサイト)
全国521の応募校から選ばれた18校54人が「写真の町」を宣言している北海道・東川町に集結。各校3人一組で、与えられたテーマを基に撮影、組み写真を制作しました。
8日は、立木義浩氏や米美知子氏ら5人の審査委員が、作品へのアドバイスを行いながら公開で審査。 その模様がUSTREAMでライブ配信されていました。
優勝は愛知県立津島東高校でした(作品と、その他の受賞校はオフィシャルサイトで見られます)。
津島東高校のファイナル作品は「人情」と題したモノクロ組み写真。モノクロが得意なチームのようで、人物の表情が変化に富んでいました。また、それ以外のカラーのネイチャーフォトなども美しい作品ぞろい。
出場校の作品や公開審査の模様を見て思ったのは、一つにはレベルが高いこと。
同じように写真部員だった自分の高校時代、こんな作品は撮れていなかったな~(自分のレベルが低かっただけ?)。
もうひとつは男子生徒より女子生徒の方が多いこと。なぜなんでしょう…
こういうのを見ると、「カメラ女子」と言って特別視することもできないですね。
現在こそ、カメラの新製品イベントに集まるのは圧倒的に男性(それもオジサン)で、一般のカメラユーザーも男性が多いですが、将来は様変わりしていくのかも。
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8/15追記
関連記事にマイナビニュースの「写真甲子園2014」レポートを追加しました。
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