つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

愛染まつり Part 1

2013年06月30日 | 行事・歳時記

大阪の夏祭りの先頭を切って行われる愛染さんの祭。今年も行ってきました。

愛染娘の「宝恵かご」が華やかなお祭りです。

 

あべのキューズモール3階スカイコートで開会式があり、宝恵かごの担ぎ手「愛染女組」が元気な歌と踊りで盛り上げ。

ステージの周りには、早くからたくさんの観客やカメラマン。

近づけないので1フロア上から望遠で撮りました。

 

宝恵かごパレード出発のセレモニー。大勢の中から公募で選ばれた愛染娘。一番のかごに乗るのは気持ちがいいでしょうね。

 

JR天王寺駅地下の「あべちか」で華やかにお披露目。

黒山の人だかりです。

 

「あべちか」から地上に出た天王寺公園前で。パレード出発を待つ愛染娘。

 

パレード出発。

これから愛染堂まで大阪・谷町筋を練り歩きます。

 

「愛染さんじゃ、ほーえーかっご、べっぴんさんじゃ、ほーえーかっご、商売繁盛、ほーえーかっご」の掛け声。

大阪らしくあっけらかんとして、にぎやかなお祭りです。

 

とりあえず選んだカットを載せてみました。

続きは次回に。

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

      EF24–105mm F4L IS USM

      EF70-300mm F4-5.6L IS USM


ソニーRX100M2とRX1R 発表

2013年06月27日 | カメラ

ソニーが6月27日、コンパクトデジタルカメラ「RX100 M2」(マークツー)と、35mmフルサイズのレンズ一体型デジタルカメラ「RX1R」を発表しました。いずれも7月5日発売。(写真はいずれもフリー画像)

RX100 M2

SONY サイバーショット DSC-RX100M2

 イメージセンサーは現行のRX100と同じサイズ・画素数(1型、有効2,020万画素)ですが、裏面照射型を採用。

デジカメWatchによると、裏面照射型の1型CMOSセンサーは世界初だそうです。

これに加えて画質処理の進化で、高感度性能がアップ。静止画の場合、推奨露光指数はISO160-12800。拡張でISO100/125~25600(マルチショットNR適用 )になりました。

現行のRX100の推奨露光指数はISO125-6400。拡張でISO80/100~12800 /25600 (マルチショットNR適用)でした。

 

それはいいのですが、センサーが変わっているので、画質がどんなものか気になりますね。

現行機との比較レビューが待たれます。

 

マルチインターフェースシュー、チルト式モニター、Wi-Fi機能が加わったのは事前のリーク情報の通り。拡張性が向上したことで、外付けEVF、クリップオンストロボ、外付けマイク、リモートコマンダーなどが取り付けられるようです。

現行機と共通のアクセサリーとして、49mm径フィルターを装着するためのアダプター、アタッチメントグリップが同時に発売されます。

RX100に偏光フィルターやNDフィルターが付けられるようになり、グリップについてもサードパーティー製を探さなくてもよくなります。ユーザーの要望に沿った配慮で、うれしいですね。

 

ただ、こんな風に拡張しだすと、RX100が持っていたシンプルなスタイルが失われていくのではないかという危惧も…

 

個人的には買い替えたい気もありますが、もう少し実機を触り、実写例を見てからにしたいと思います。

 

RX1R

SONY サイバーショット DSC-RX1R

高画質をさらに極めた、35ミリフルサイズのプレミアムコンパクトカメラ。

ローパスフィルターをなくしたことで、『ソニーのデジタルカメラ史上最高の圧倒的な解像感を実現』したとのこと。ニコンのD800に対するD800Eと同じ、高画質バージョン。

解像感を重視する写真愛好家の心をくすぐるカメラですが、値段は高いですね。

ソニーストアでの価格は248,000円(税込)。とても手が出ません…

 

2つの新製品の先行展示が、6月28日(金)から、銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 大阪、ソニーストア名古屋で行われます。


 また、6月29日(土)に銀座・ソニーショールーム、6月29日(土)、30日(日)にはソニーストア 大阪、ソニーストア 名古屋で、体験イベントがあります(専用サイト) 。

 


富士フイルムX-M1を触ってみた

2013年06月26日 | カメラ

富士フイルムが25日に発表した、レンズ交換式プレミアムカメラ「X-M1」。なかなか魅力的なカメラですね。

先行展示されていた富士フイルムフォトサロン大阪で触ってきました。

「X-M1」にあわせて新しく開発されたコンパクトな標準ズーム「XC16-50mmF3.5-5.6(35mm換算24mm-76mm)」がついていました。

 

手に取ってみると、かなり軽くて小さい。レンズの鏡筒も写真で見るほど太くは感じません。「X-M1」のボディーとのバランスは良いと思います。

2/3型センサーの「X20」が横にありましたが、ボディ自体の大きさは同じぐらい。APS-Cサイズのセンサーをよくコンパクトに収めたものです。

樹脂を多く使っているので、「X-Pro1」や「X-E1」のようなひんやりしたメタリックの感触はありません。金属ボディーが好きな人には残念かもしれませんね。

 

AFは速く、ストレスは感じませんでした。「X-Pro1」「X-E1」より速いとのことで、快適にシャッターが切れます。

 

背面のコマンドダイヤルを押すと撮影画像を拡大できます。「X-Pro1」や「X-E1」と同じX-Trans CMOSセンサーなので、もちろん解像感は良いです。

ボタン操作はスムーズ。Q(クイックメニュー)ボタンを押すと液晶モニターにISO感度やホワイトバランスなどの設定項目が並び、十字キーとコマンドダイヤルで設定するしくみ。右手親指だけでほとんどの操作ができるのは便利です。

 

連写も試してみました。最高5.6コマ/秒。あまり速くないですね。音もカシャカシャではなく、カタカタという感じ。コンパクトなカメラなのでしかたがないかもしれません。

 

これはMマウントレンズを付けてみたところ(ミノルタM-ROKKOR 40mm F2)。

富士フイルムの面白いところは、純正のMマウントアダプターを用意していること。カメラ側でレンズに合わせた最適化(歪曲収差補正など)ができるので、ライカなどMマウントレンズを活用したい人にはうってつけのカメラです。

外観もキットレンズのXC16-50mm(写真右側)より、バッチリ決まっているのでは…

 

この場合、マニュアルフォーカスになりますが、新機能のフォーカスピーキングがさっそく役に立ちます。

液晶モニターで被写体をアップにして、マニュアルでピントを合わせていくと、ピントの合った部分の輝度が上がります。(言葉で表現しにくいのですが、ギラギラするとでもいえばいいのか…)

 

オールドレンズがあれば、このコンパクトなボディーにつけて復活させ、結構、趣味カメラとしても楽しめそうです。


富士フイルムX-M1発表

2013年06月25日 | カメラ

富士フイルムが25日、小型軽量のレンズ交換式デジタルカメラ「X-M1」(写真)を発表しました(ニュースリリース)。7月27日から順次発売されます。

デジカメWatch / 価格.com新製品ニュース 参照)

 

ボディーカラーはブラック、シルバー、ブラウンの3色。ブラウンの発売は9月にずれこむそうです。

同時に新レンズ「XF27mmF2.8」と「XC 16-50mm F3.5-5.6」も発表されました。

 

7月27日に発売されるのは以下のレンズキット。

●ズームレンズキット
 「X-M1 / XC16-50mmF3.5-5.6」 ブラック/シルバー

 店頭予想価格は約85,000円。

●ダブルレンズキット
 「X-M1 / XC16-50mmF3.5-5.6 / XF27mmF2.8」 ブラック/シルバー

 店頭予想価格は約100,000円。

 

「X-M1」の主なスペックは事前の噂通りでした。APS-Cサイズ「X-Trans CMOS」センサー(1630万画素、ローパスフィルターレス)はX-Pro1、X-E1と同じで、同社によれば『フルサイズセンサー搭載機に匹敵する高画質』。

小型軽量で高画質!というのが一番の魅力ですね。チルト液晶やWi-Fiも便利。

さらに、『ピント位置の検出を高速化するアルゴリズムを新開発したことで、AF速度はX-Pro1、X-E1より高速化しているという。7月23日には、X-Pro1およびX-E1をX-M1と同等のAF速度にする新ファームウェアが公開予定だ(デジカメWatchより)』とのことで、新機種ならではの最新技術も導入されています。

そのかわり、ファインダーはなく(外付けEVFもなし)、ボディーは樹脂製。キットレンズのXC16-50mmF3.5-5.6は絞りリングを省略しプラスチックマウントを採用。スペックダウンというか、割り切った面もチラホラ。

X-Pro1、X-E1のクラシカルなこだわりよりも、今はやりの機能や使いやすさを優先したように見えます。

 

キットレンズのサンプル画像を見てみました。パンケーキ型のXF27mmF2.8の画質はよさそうですね。新ズームのXC16-50mmF3.5-5.6は、ちょっと周辺部の描写が甘いような気もしますが、どうでしょうか…

 

いずれにしろ、富士のXシリーズにとって選択肢が豊富になったことは間違いありません。

さっそく、「X-M1」の先行展示が、東京のフジフイルムスクエアのほか、大阪、福岡でも始まっています。


富士フイルムX-M1のスペック

2013年06月24日 | カメラ

富士フイルムXシリーズの新機種「X-M1」(写真)のスペックがデジカメinfo に出ていました。

すでにカメラの外観についてはリーク画像が出ています。

イメージセンサーがX-Trans ではないとかの噂があって、どうかなと思っていました。結局、「X-E1」と同じX-Trans CMOS、同じ画素数。これで、ローパスフィルターレスの高精細画像が期待できそうです。ISO感度の幅も同じ。

エントリー向け機種ですが、画質面の性能が落ちていなくてよかったと思います。

 

同サイトから引用させてもらうと、主なスペックは以下の通り。

- センサーは有効1630万画素X-Trans APS-C CMOS
- ISO200-6400(拡張で100、12800、25600)
- シャッタースピードは30秒-1/4000秒、シンクロ1/180秒(S/Mモードでは160秒)
- 液晶モニタは3.0型92万ドット、アスペクト比は3:2、上下にチルト可能
- 連写速度は5.6コマ/秒(JPEGで連続50コマ、RAWで連続10コマ)
- 動画は1920x1080 30p、1280x720 30p
- 音声はリニアPCMステレオ
- モードダイヤル搭載
- アドバンストオート機能
- 操作ボタンやダイヤルを右側にまとめて配置。片手で操作が可能
- Wi-Fi、スマートフォン送信機能
- フラッシュ内蔵、スーパーiフラッシュ機能
- メディアはSD/SDHC/SDXC
- 大きさは116.9 x 66.5 x 39.0mm
- 重さは330g(バッテリー、メディア含む)、280g(ボディのみ)
- 発売予定日は7月27日(一部のボディカラーは9月)
- 店頭予想価格はボディが75000円前後

 

「X-E1」と異なる点について比較してみました。

      X-E1     X-M1

ファインダー

液晶モニター

連写

Wi-Fi         

寸法

重さ

電子ビューファインダー

2.8型、46万ドット  固定

最速6コマ/秒

なし

129×74.9×38.3mm

300g(ボディのみ)

なし

3.0型、92万ドット  チルト式

5.6コマ/秒

あり

116.9x66.5x39.0mm

280g(ボディのみ)

 「X-M1」は「X-E1」の電子ビューファインダーをなくしたかわりに、液晶モニターを高精細・チルト式にしたのが大きなポイント。全体の寸法、重さもコンパクトになっています。はやりのWi-Fi も付きました。

ボディーの大きさはちょうどいいのでは。

ただ、ファインダーをなくしたのがどう影響するか…

Xシリーズは、ファインダーを覗いて撮るという、オーソドックスなスタイルが特長だったのですが、それがなくなると個性が失われてしまうようにも思います。


ネジバナ

2013年06月24日 | 

このところの雨をたっぷり吸って、庭のネジバナが咲き始めました。

ネジバナ(別名:モジズリ)。

ランの仲間で、雑草の中にまじって咲いているのを良く見かけます。

我が家には数年前から生えるようになりました。今年は株が増えたようです。

野生で自然に生えるのは強健なのに、鉢植えで育てようとすると難しいところもあるといわれる花。

 

アップにすると花の形から、ランの仲間であることがよくわかります。

でも、なぜねじれて咲くのでしょうね。

自然は不思議です。

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撮影カメラ・レンズ

    キヤノン EOS Kiss X4

    EF-S 60mm F2.8  Macro USM

    (久しぶりにAPS-Cカメラでマクロ撮影。使い方を忘れていて戸惑いました。)


ニコンの白レンズ

2013年06月23日 | カメラ

Nikon Rumors に『ニコンの古いレンズ  驚異の修復』という記事が出ています。

台湾のNikon Repair Center(NRC)という業者が、使い古した傷だらけのニコンレンズ(AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G) でも、こんなにきれいに修復できると、写真を送ってきたそうです。

傷やへこみが全くなくなり、金色のプレートも美しくなって新品同様に。ただ、元の黒い鏡筒が白く(ライトグレーに)ペイントされているのが首をかしげるところ。

ペイントする費用は322米ドルとのこと(業者のコメントより)ですが…

これって、キヤノンの白レンズみたいじゃないですか。

 

記事に付けられたコメントも同じような反応。

『オー ノー。白く塗るなんてキャノンのレンズみたい。大きな失敗だよ。』

 

ところが、こういうコメントも。

『白いレンズを最初に出したのはニコンだった。キヤノンじゃない。』

業者(NRC)も『その通り。』とコメント。

 

どうやらこの台湾の業者(NRC)はニコンが出していた白いレンズが好みなようです。ホームページを見ると70-200mm F2.8以外にも、24-70mm F2.8や17-35mm F2.8のライトグレーバージョンを販売しています。

 

ニコンのサイトを見てみると、確かにニコンも以前は、 80~200mm、400mm、500mm、600mmなど、ライトグレーのレンズを出していました。冒頭の70-200mm F2.8Gもブラックとライトグレーの両方がありました(旧製品)

 

現行のレンズでライトグレーが用意されているのはAF-S Nikkor 300mm f/4D IF-EDだけのようです(下の写真=フリー画像)。

Nikon Ai AF-S Nikkor ED 300mm F4D (IF) ライトグレー

 ニコンの白いレンズが数少なくなり、今や白レンズを見ればキヤノンだと思うようになっていったのは、なぜなのか…

さきのロンドン五輪では、プロカメラマンが使っているレンズが黒か白かでニコンとキヤノンのシェアを測るものさしになっていました。

ここまではっきり色分けされるようになったいきさつを知りたいところです。

 

ファンの好みの違いとも、鏡筒の材料が関係しているともいわれます。はっきりした理由はわかりません。

分かれば、ブログの記事がもう一本書けそうですね。


富士フイルム「X-M1」

2013年06月21日 | カメラ

富士Xシリーズの新しいカメラが近く発表されるそうです。

デジカメinfo にリーク画像が出ていました。

ボディーはX-E1を小さくしたような印象。レンズが大きく見えます。

このレンズ「XF16-50mm F3.5-5.6 」は、以前のXFレンズのロードマップにはなかったはず。現行のXF18-55mm F2.8-4 R LM OISより暗く、廉価版の標準ズームのようです。

Xシリーズで人気の富士ですが、X-Pro1のような趣味カメラ・プレミアム路線ばかりではない、レンズ交換式カメラのエントリーユーザーを取り込んだ広がりを目指しているのかもしれません。

 

チルト液晶がつけられるようです。

そのかわりにビューファインダーはありません。ミラーレスの基本的スタイルですね。

こういう機種もあっていいと思います。以前にX-E1を試した時、ボディーが引き締まっていない感じでした。「もう少し小さくてもいいのにな」と思ったことがあります。

 

富士のXシリーズはレンズが徐々に充実しているので楽しみ。

最近出た望遠ズームXF 55-200mm F3.5-4.8 R LM OISも重いけれど良いレンズのようです。

X-Pro1+XF 55-200mm による、ローマでのプロモーションビデオがカッコいいですョ。

 

Max Angeloniというカメラマンの撮影風景。さすがにプロはバッチリきれいに撮りますね。もっともレフ板やライトなど十分なセッティングがバックにあるからこそですが。


カメラ雑誌7月号特集

2013年06月21日 | カメラ

カメラ雑誌の7月号が出たので立ち読み(写真はいずれもフリー画像)。

アサヒカメラはヌード特集がメーンでドッキリ。

アサヒカメラ 2013年 07月号 [雑誌]

毎年7月号でヌード特集を組むのが恒例らしいです。

沢渡朔、加納典明、横木安良夫、ZIGEN、スペンサー・チュニックという有名写真家のヌードが48ページに渡って載っています。なかでも目玉は表紙にもなっている、グラビアアイドル・セクシータレントの壇蜜。

朝日としては大胆な企画ですね。

しかし、この号はとても買って帰れません。嫁さんに何と言われるか…

立ち読みだけにしました。スペンサー・チュニックの作品は男女のヌードの群像で、面白いアイデア。群像を絵の具や画材がわりに使った絵画のよう。ちょっとグロですが…

 

ヌード以外の特集では「高級コンパクト8機種 採点簿」が興味のあるところ。

シグマ DP Merrillシリーズ3機種、ソニー RX1、富士 X100S、ニコン COOLPIX A、リコー GR、ライカ X2について、解像度、高感度性能などを比較しています。

 

立ち読みした記憶だけで書いていますが、解像度はやはりDP Merrillシリーズがダントツ。でもほかの機種も健闘していました。ライカだけが少し見劣り。

よく比較されるCOOLPIX Aとリコー GRは、中心部の解像度ならCOOLPIX A。しかし、中心部と周辺部の解像度が変わらないリコー GRも素晴らしい。

 

高感度性能では、DP Merrillシリーズはノイズが多いという評価を裏付け。DP1、2、3とも高感度には弱いですね。実写の見た目が良かったのは、ソニー RX1、富士 X100S、ニコン COOLPIX Aでした。

 

アサヒカメラの「お買い得」評価で一番の★5個をもらっていたのはDP Merrillシリーズ。

高感度はダメ、メモリーに書き込む速度やAFも遅い、バッテリーの持ちも悪いと難点の多いDP Merrillシリーズですが、際立った画質を評価したものでしょう。

 

「カメラマン」の6月号でも人気のカメラ採点特集があり、解像度のテストでDP 3Merrillが測定限界を超える表示が出ていました。解像度がありすぎるということで、ホントに驚異的。「異次元の画質」と評価されていました。

 

さて、「日本カメラ」7月号に移って立ち読みしていたところ、付録の「SIGMA新レンズライン パーフェクトブック」が抜け落ちて、雨のしずくで濡れた床の上に…

あらら… 濡れてしまったので責任を取って買ってきました。

日本カメラ 2013年 07月号 [雑誌]

「日本カメラ」でも「最高級コンパクトを選べ! 5人の写真家が撮りおろす 超絶の作品力」という特集をしていました。


取り上げられていたのは、同じようにシグマ DP Merrillシリーズ、ソニー RX1、富士 X100S、ニコン COOLPIX A、リコー GR。参考としてライカ X2。

写真家の作品を中心に据え、使用したカメラを高く評価する内容でした。

どの機種がいいという比較はなく、自分の作品・撮影スタイルにあう好みの機種を選ぶしかないというのが結論。

まあ、丸く収めたというところですかね。

 

「カメラマン」7月号をパラパラとめくると、これまたヌードが。

カメラマン 2013年 07月号 [雑誌]

「新鮮的裸体!! ~写真家6名競艶 超絶興奮状態への誘い~」として撮り方をまじえ、特集していました。

この雑誌も買えませんねェ… 年頃の娘がいる家の中に置いておけません。

ほかの特集「間違いなしのレンズ選び!! ~高画素機オーナーに捧ぐ~ 激論“いいレンズ”ってなんだ!? 7メーカー人気機種比較検証」が面白そうだったのですが、あきらめて帰ってきました。

なぜ今ヌード?

そうか、夏向きなんだ…

 

ちなみに、「カメラマン」7月号のホームページによると、「間違いなしのレンズ選び!!」で取り上げられているのは以下のレンズでした。

・シグマ35㎜ F1.4 DG HSM
・ニコン AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
・ニコン AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
・ニコン AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
・ニコン AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED
・ニコン AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
・タムロン 18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD
・キヤノン EF 8-15mm F4L フィッシュアイ USM
・キヤノン EF 100mm F2.8L マクロ IS USM
・キヤノン EF 35mm F2 IS USM
・キヤノン EF 24-70mm F2.8L II USM
・キヤノン EF 28mm F2.8 IS USM
・キヤノン EF 50mm F1.8 II
・キヤノン EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STM
・キヤノン EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STM
・ペンタックス FA 31mm F1.8AL Limited
・ペンタックス DA 70mm F2.4 Limited
・Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA
・ソニー E 10-18mm F4 OSS
・タムロン 18-200mm F3.5-6.3 Di III
・オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
・オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
・パナソニック LUMIX G 20mm F1.7
・パナソニック LUMIX G VARIO 7-14mm F4
・FUJI XF 35mm F1.4 R
・カールツァイス Touit 2.8/12

 欲しくなるレンズが並んでいますね。とくにシグマ35㎜ F1.4 DG HSMは気になります。

もう一度立ち読みしてこようかな…


名残りのハナショウブ

2013年06月19日 | 

梅雨らしいお天気が戻ってきました。

時々雨が降ったりやんだり。

この時期の花と言えばハナショウブかアジサイ。まもなくハナショウブの時期は終わりそうでなので撮ってきました。

大阪・堺市の白鷺公園で。

ハナショウブは堺市の花。この公園の池には肥後系、江戸系、伊勢系など、約150種1万株が植えられているそうです。

 

見ごろを過ぎたとはいえ、まだまだ美しい。

 

どんよりとした空のもと、浮かび上がる印象的な色。この季節の癒しですね。

 

    はなびらの垂れて静かや花菖蒲     高浜虚子

 

また雨が降り出しそうです。

 

やがてハスの花の季節がやってきます。出番を待つつぼみたち。

 

大きなサギがいました。人をこわがらない様子です。

 

公園の名前になっているシラサギではありませんね。アオサギでしょうか。

5、6メートルまで近づいたところで逃げられました(写真はトリミングしています)。

 

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撮影カメラ   ソニーRX100


ソニーRX100M2のスペック

2013年06月18日 | カメラ

噂になっていた、ソニーのコンパクトデジタルカメラDSC-RX100の後継機「DSC-RX100M2」の詳しいスペックがほぼ分かりました(デジカメinfo / Sony Alpha Rumors より)。

Sony Alpha Rumorsのリンク先から、「RX100M2」の取扱説明書がダウンロードできるようになっています。

噂というレベルを超えて、ダダ漏れですね。

 

「マーク2」という位置づけなので、外観や基本的性能はRX100と似ています。

有効画素数約2020万画素、固定式のレンズ(ツァイス バリオ・ゾナーT* 3.6倍ズーム10.4 mm~37.1 mm=35 mm換算で28 mm~100 mm、F1.8~F4.9)という点は同じです。

異なるところを見ていくと、おおむね以下の通り(見落としがあるかもしれません)。

(1)液晶モニターがチルト式になった(図は取扱説明書より)。

この点がたぶん一番大きな変化でしょう。現行のRX100と同じ、7.5 cm(3.0型)、1,228,800ドットで、大変美しく見やすい液晶です。

 

(2)マルチインターフェースシューがついた

電子ビューファインダーなどを外付けできます。液晶画面で確認しにくい場合には便利。おそらくユーザーからの要望が多かったのだと思います。

 

(3)Wi-Fiが内蔵された

これによって、簡単にスマートフォンへ画像を転送したり、逆にスマートフォンから遠隔操作で静止画・動画を撮影できるようになります。ネットワークにつながったパソコンに画像を転送してバックアップをとることも可能(ワイヤレスLAN)。

 

(4)イメージセンサーが現行のExmor CMOSから、裏面照射型「Exmor R CMOS」になった

「Exmor R CMOS」は感度がこれまでの約2倍。このため、高感度に強くなったと言えるでしょう。

 

ただ、ISO感度については正式な説明を聞きたいと思います。

現行機のISO感度は、ISO125~6400(拡張感度ISO80~25600)。基準感度はISO125。

これに対して「RX100M2」の取説では、ISO100~12800(拡張感度ISO25600まで)となっていて、ISO80の選択肢はなくなった模様。すると、ISO100が基準感度かというと、次のような「ご注意」があって、簡単にそうも言えないようです。

『ISO160未満では、記録できる被写体輝度の範囲(ダイナミックレンジ)が少し狭くなります。動画撮影時はISO 160~ISO 3200の範囲で選べます。』

「ダイナミックレンジが少し狭くなる」ISO100は基準感度とは言えず、ISO160が基準感度ではないかと思います。

 

通常はISO160~12800で撮影するのがお勧め。ということは、センサーが全体に高感度寄りにシフトしたということではないでしょうか。高感度に強いのは良いことで、別に問題はありませんが…

 

(5)動画サイズの選択肢が増えた

動画(AVCHD)での動画サイズで、24p 24M(FX)と24p 17M(FH)が使えるようになりました。

(動画にはくわしくないのでコメントは控えます)

 

(6)バッテリーの使用時間・撮影枚数が少し増加

静止画撮影で、使用時間が約165分→175分、撮影枚数が330枚→350枚に増えました。バッテリー自体は現行機と同じNP-BX1。

なおACアダプターがコンパクトなものに変わりました。

 

(7)コントロールリングの機能付加

コントロールリングにズーム機能を割り当てたとき、「ステップ」を選ぶと、一定の画角で段階的に切り替わるとのこと。

コントロールリングで大きくズームするときは、かなりリングを回転させなければならないので、それをスピードアップする機能でしょうか。

 

(8)寸法・重さの変化

寸法は幅、高さとも現行機と同じ。奥行きだけ2.4mm増えて38.3mmになりました。

重さは41g増えて約281gに。

チルト液晶になったにしては、よくこれぐらいの寸法に抑えたと思います。素晴らしいですね。

重さが41g増えたことの評価は、個々のユーザーの受け止め方によるでしょうが、個人的にはかなり重くなったように思います。硬貨でいうと50円玉(4g)10個分余り。

小さい寸法にしてはズッシリ感じるのではないでしょうか。

 

残るのはExmor R CMOSの画質がどうかということ。これは正式発表(27日?)以後のレビューに期待しましょう。


「あべのハルカス」近鉄オープン

2013年06月17日 | 日記

来年春にグランドオープンする大阪・阿倍野の超高層ビル「あべのハルカス」。その地下2階から14階までのフロアに入る近鉄本店タワー館が6月13日、先行オープン。最初の日曜日の16日に見てきました。


まずは外観から。

「あべのハルカス」。地下5階、地上60階、高さ300mの日本一高いビル。全体がカメラの視野に入らないぐらい巨大な建造物です。

 

横位置で撮ると、険しい山の頂の印象。

壁面のガラスに写る雲を突き抜けて、そびえ立つようにも見えます。

 

モノクロにすると、無機質な鋭さが際立ちます。

カミソリのようにシャープ。触るとけがをしそうな感じ。

 

反射する夏の強い太陽。

 

低層階にある通路。ガラスは緑色がかっています。

 

オープンを祝う看板。

 

JR天王寺駅(左側)と連絡する阿倍野歩道橋も一新されました。

 

大阪市が、阿倍野再開発事業の一環として、架け替え工事をし4月24日に完成。交差点をループ状に囲み、モダンな屋根付き。上空から見ると「あべの」の「a」の形になっています。

以前の、汚い殺風景な歩道橋とは大違い。ちゃんとデザインして造れば、歩道橋も良い都市空間になるという見本です。

 

ライブ演奏もあり、にぎわっていました。

 

さて、近鉄タワー館の中へ。

エレベーターやエスカレーターがある、開放的な吹き抜け「ウエルカム ガレリア」(2階)。

 

ピアノコンサートのイベント。

 

たくさんある婦人服のフロアのひとつ(3階)。

 

メンズ用品のフロア(7階)で見かけた「男の隠れ家」コーナー。

こんな書斎を持てたらな… と思います。男の夢ですね。

 

こちらはリビングのフロア(10階)。輸入・オリジナル家具の「ACTUS」。

 

涼しげなディスプレイですね(ACTUS)。人気のダーラヘスト刺繍入りタオル。この青色はあべの店限定色だそうです。

 

11階の美術画廊などをのぞいた後、グルメレストラン街(12~14階)へ。

超高級店から親しみやすい店まで44の店舗が並んでいます。とにかく人で人で… だれでも好みそうな店には順番待ちの列ができていました。

 

大阪になじみの店を集めた「大阪通」コーナーにあるひょうたんの置物。

 

「銀座アスター麺点庁」で昼食にしました。

頼んだのは、「海老タワー麺」(1,575円)。「あべのハルカス」の高さ300メートルをイメージした一品。

大きな海老がドカンと3匹。私の胃にはボリュームがありすぎましたが、味は良かったです。

 

オープン直後ということで、どの店もお祝いの胡蝶蘭が目立ちました。

カフェ・バーとダイニングの「IL MONDO(イル モンド)」には浜崎あゆみさんから。

 

フグ・季節料理の「春帆楼」には安倍首相や大臣から。重みがありますね~

本店が下関にあり、かつて伊藤博文や昭和天皇・皇后両陛下も訪れた老舗とか。

 

陽気な風船が人目を引いていた、カフェ・ダイニング・バーの「サーフサイド キッチン」。

 

こんどは地下のフード・シティ(地下1、2階)へ。

お菓子のフロア(地下1階)。

デザートバウムクーヘンの「クラブ ハリエ」はかなりの人だかりで、売り切れの商品も。人気があるんですかね。

 

食料品のフロア(地下2階)にある「あべの市場食堂」が面白い。買い物のついでに気軽に食べられるのが便利ですね。さっそくお客さんがたくさん入っていました。

ここで撮影は終わり。例によって酒のアテなど食料品を買い込み、帰ってきました。

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撮影カメラ   ソニーRX100


ソニーRX100マークllのイラスト

2013年06月15日 | カメラ

ソニーRX100の後継機(MKII) の取説の一部と思われるイラストがリークされていました(デジカメinfo / Sony Alpha Rumors )。

それによると、

 『RX100MKII は現行のRX100と同じセンサーを採用している。新しくなっている部分は、チルト液晶とホットシュー、Wi-Fiの採用だ。このカメラは6月27日に、高解像度の新しいRX1-Rと共に発表されるだろう。』

とのことです。

 

見たところ、現行機とあまり変わらない形です。

(7)のホットシュー、(15)のチルト液晶の分だけ、少し出っ張っているようですが、その差はわずか。(12)がWi-Fiの内蔵部分。

RX100は今でも限界とも思われるほど、機能が詰め込まれています。その上、よくもまあ新しいものを詰め込み、これだけのサイズに収めたものです。

ソニーの技術の驚異!

 

現行機と異なるるもうひとつの部分が、(19)の新しい端子。たぶん、今まで底面にあったHDMI 端子を側面に移動させたのではないかと想像します。

 

 

次の底面の説明図には、HDMI 端子らしきものが見当たりません。

現行機はこの辺がごちゃごちゃして、使いにくかったので移動させたのではないでしょうか。

現行機の右側面。マイクロUSB端子だけがある状態でした(キャップを開いた部分)。

この下に新しい端子が付きます(たぶんHDMI 端子)。

 

液晶は上下に動かせるようです。デリケートな液晶をこんな風に動かすと壊れないか、ちょっと心配。

でも、チルト液晶の機能自体は便利でしょう。Wi-Fi も時代の流れに合わせたもので、悪くはありません。ただ、ホットシューには何を付けるんでしょう。

電子ビューファインダーか、フラッシュ?

どちらにしても、上に付けるものがかさばって、コンパクトさが魅力のRX100には合わないように思いますが…

 

 さて、6月27日に同時に発表されるというRX1 の高解像度版(RX1-R ?)も楽しみ。

すでに有効約2430万画素もあるフルサイズ画質が、もっと高解像度になるのは、正直想像しにくいところです。

3000万画素に? 

考えにくいですね。

デジカメinfoさんは『ローパスレスバージョンでしょうか』と言っています。


Lightroom 5 を使ってみた

2013年06月12日 | 写真テクニック

アドビが6月10日から、RAW現像・写真管理ソフトの最新版「Photoshop Lightroom 5」のダウンロード販売を開始しました。パッケージ版は6月21日から販売開始されます(写真はアップグレード版、フリー画像)。

Adobe Photoshop Lightroom 5.0 日本語版 アップグレード版 Windows/Macintosh版

 便利な新機能がいくつか追加されたので、体験版をダウンロードして試してみました。

使用した画像は、先日リコーGRで撮ったRAW画像です。

 

(1)高度な修復ブラシ

画像のゴミや不要なオブジェを消すツール。作品を仕上げる段階で、どうしても消したくなるものがありますよね。花や葉に止まっている小さな虫、空にかかる電線、吸い殻や紙くず、そしてたまたま写り込んだ通行人…

撮影するとき、こういうものは極力避けて撮っているわけですが、気づかずに撮ってしまった場合、それらを消すべきか、現実を偽らずそのままにしておくべきか、悩みます。

正直なところを言えば、目立つ場合には、あまり過度にならない範囲で修正していることが多いです。

もちろんプロの写真屋さんは、顧客の反応を考え、見栄えをよくするために修正するのが常でしょうが…

 

そういうモラルの問題は別として、どの程度自然に消せるのか、興味のあるところではあります。

Lightroom 5の修復ブラシでは、ブラシのサイズを変更でき、正確になぞることができます。不規則な形の不要物でもきれいに消し去れるというのがセールスポイント。

左下にポツンと写った人物が気になります。これを消してみましょう。

 

画像を部分拡大し、修復ブラシで人物をなぞります。

 

 すぐにコピーする背景の候補(右側)が示されます。

候補はいくらでも別の場所から持ってくることができるので、自然な感じになるように、候補の部分を動かします。

操作はこれだけ。とても簡単です。

 

人物が消えました。

拡大して細かくチェックすればアラは見えるのですが、この程度の大きさの画像だと全く分かりませんね。

ただ、問題はコピーして持ってくる背景があるかどうかです。この写真のように同じような部分があったり、草原のようにどこからコピーして持ってきても不自然にならない写真はいいのですが、そうでない場合はムリです。できる図柄とできない図柄があります。

基本的にはPhotoshopのスタンプツールと同じで、その簡略版と考えたほうがいいでしょう。時間的にはとてもスピーディーな処理なので、Lightroom 5でおおまかに修正したあと、Photoshopで丁寧に修正するという方法も考えられます。

 

(2)Uprightテクノロジー

傾いた画像をワンクリックで修正するツールです。画像から傾いた水平線と垂直線を検出して傾きを補正する、いわゆるレンズ補正ですが、Photoshopであれこれ試すより、実に簡単。

スナップで撮ったショーウインドー。この水平垂直をきちんとしてみます。

「レンズ補正」の「Upright」には次の5つのボタンが並んでいます。

・「オフ」 補正しない
・「自動」 自然な感じに水平垂直を補正
・「水平方向」 水平方向だけそろえる
・「垂直」 垂直方向だけそろえる
・「フル」 完全に水平垂直をそろえる

このなかで「自動」を選んだのが下の画像(「切り抜きを制限」にチェックを入れています)。

ほぼ水平垂直が出ていますが、わずかに上すぼまり。でも自然といえば自然です。

「フル」にすると、無理やり水平垂直にした感じで、画像の一部に人物が写っていたりすると人物の顔が歪みます。

日常の使用では、「自動」を選ぶのが一番いいように思います。

建築写真でアオリ効果をきっちり出したい場合には「フル」を選ぶのもいいでしょう。ものすごく整然とした印象になります。

 

(3)円形フィルター

画像のメインにしたい部分を強調するもの。メインの部分以外の周辺を暗く落としたり、白く飛ばしたり、色調を変えたりでき、「ビネット効果」と呼ばれます。メイン部分は画像の中心に限らず、どこでも選べます。

リコーGRで撮ったモノクロ写真。若い女性たちを変わった雰囲気で強調してみます。

 

円形フィルターを左下にかけ、周囲の露光量を落とします。

 

昔の一時期流行したような、強い焼き込みのモノクロ作品に。

 

控えめの彩度のカラーにしても面白いですね。

 

Lightroom 5の新機能としては、この他「スマートプレビュー」や「スライドショーのビデオサポート」もありますが、個人的に、あまり使う機会がなさそうなので試しませんでした。

 

ノイズ軽減

一方、新機能ではないのですが、リコーGR画像のノイズ軽減効果を試して見ました。

リコーGRはあまり高感度に強くないんですね。というより、あえてノイズをつぶさず、フイルムの粒状性のようにそのまま出している感じ。

そこで、他メーカーのカメラでやっているようなノイズ修正をかけてみたら… というのが試してみた理由です。

ISO感度3200の画像。これをアップにすると…

 

ピクセル100%画像。はっきりノイズが出ています。

これをLightroom 5 の「ノイズ軽減」で「輝度50」にしてみました。

「ノイズ軽減」後の画像。かなりノイズが消えて、結構いい感じになりましたね。

GRの高感度画像もきれいに処理できそうです。

 

価格とキャンペーン

現在、Lightroom 4 を持っており、アップブレードするには9,600 円かかります。

新機能とお金をはかりにかけて、思案中というところです。確かに「Upright」などはすごく楽な機能なのですが、もう少し安くしてくれないかな…

 

「Adobe Photoshop Lightroom 5 発売記念  ベストショットを撮ろう!キャンペーン」では、Photoshop Lightroom 5を買うと、抽選で撮影グッズが当たります。「10万円分商品券」が魅力ですね。

 

他にもLightroom がらみで「日本遺産 フォトコンテスト」もあります。こちらは賞金100万円!

腕に自慢の人は、応募してみてはどうでしょうか。


「ライカ X バリオ」発表

2013年06月11日 | カメラ

ライカの広告で「ライカ MINI M」として予告されていたカメラが6月11日発表されました(写真はライカのホームページより)。

発売は6月20日から。

正式名称は「ライカ X バリオ(LEICA X VARIO)」となりました。

 

噂通り、APS-CサイズのCMOSセンサー(有効画素数1620万画素)を搭載したコンパクトデジタルカメラでした。固定のズームレンズは、ライカ バリオ・エルマー f3.5-6.4/18-46mm ASPH.(35mm判換算28~70mm相当)。

トップカバーは「ライカM」と同様、無垢のアルミニウムから削り出し。マグネシウムも使用、『堅牢なフルメタルのボディとホールド感のよい上質な外装レザーにより、ライカのカメラと呼ぶにふさわしい質感を実現しています。(HPより)』と、高級感を強調しています。このあたり、さすがにライカらしいですね。

背面には3.0型TFT液晶モニター(92万ドット)。撮影には液晶画面を見るほか、電子ビューファインダー「ライカEVF2」を付けることもできます。

オートフォーカスモードは、 1点、11点、スポット、顔認識の4種類から選べます。オートフォーカスでピントを合わせた後、マニュアルフォーカスでピントを微調整することもでき、被写体の中央部を拡大表示するフォーカスエイドが使えるようになっています。

連写は、3コマ/秒、5コマ/秒 (最大7コマ)。

ISO感度は100-12500。

フルハイビジョン(1920×1080、30コマ/秒)動画が撮影でき、動画の記録形式はMP4。モバイル機器への転送やソーシャルメディアへのアップロードができます。

重さは約628g(バッテリー含む)。

「ライカM」に比べて小ぶりな感じ。オートフォーカス、ズームなど、色々な状況で使いやすそうな機能が備わっています。

 

さて、問題は価格。イギリスでは2250ポンドだそうです。約34万円!

ウーム… やはり高価ですね。