つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

堺・浅香山のツツジ

2013年04月29日 | 

ツツジの季節です。

「大阪みどりの百選」にも選ばれ、ツツジの名所として知られる堺市の浅香山緑道(浅香山浄水場跡地)。赤紫、ピンク、白色のヒラドツツジが咲き誇っています。

 

「大阪みどりの百選」の標識。

 

もともとは浄水場内の沈殿池の堤防の強化や緑化のため植えられたようですが、自由に(?)育ったため、樹齢70年を超える巨木になっています。

 

全部で約2500本あるとのこと。数日前、4分咲きのころに撮りましたが、今は満開になっているでしょう。


ちょうど今、「浅香山つつじまつり」(4月27日~5月6日)が開かれています。

以前は、旧浅香山浄水場を期間限定で開放する「ツツジの通り抜け」として知られていたイベント。

2012年からは、旧浄水場敷地の一部が「浅香山緑道」として整備、一般に公開されたため、一部のツツジはいつでも見られるようになりました。

とはいえ旧浄水場の敷地にはまだ多くのツツジがあり、以前と同じように、この時期に敷地が開放されます。つまり「浅香山緑道のツツジ」と「旧浄水場のツツジ」の両方が見られるのが「浅香山つつじまつり」です。

 

「浅香山緑道」。

左側が旧浄水場の敷地だった部分。沈殿池の北側の堤防を飾っていたツツジが、今は緑道の一部となり、いつでも見ることができます。右側は大和川。

 

散歩したり、自転車で通り抜けたり、気分が良い緑道です。

 

光を浴びてまぶしく輝くツツジ。

 

でも、被写体としてのヒラドツツジって… 作品にはなりにくいかも。

どこにでもある花ですしね。

 

浅香山浄水場

1910年(明治43年)4月から給水を開始した歴史の古い浄水場。当初は大和川から取水していましたが、大和川の水質の悪化に伴って1978年(昭和53年)12月から取水は中止。また、かつての浄水施設も撤去が進み、平成5 年度末をもって浄水機能を休止。実質的に配水場となっています。(堺市ホームページ「水道百年史」など参照)

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

  EF24–105mm F4L IS USM


'13食博覧会・大阪 Part 2

2013年04月28日 | イベント

食博覧会の一般的な楽しみは、やはり物産展示やイベント。

「豊かな食生活館」(4号館)の大阪ガスのブースでは、「海賊レストラン」というイベントにたくさんの人だかり。

 

大鍋で作る、具だくさんの「海賊たちの冒険スープ」。試食もありました。

 

リーガロイヤルホテルの味が楽しめるコーナー。

フォアグラとローストビーフなど、おいしそう。値段はそれなりにしますね。

 

「缶つま×ハイボールBAR」。

 

その隣のブースは「Burnエナジードリンク」。

 

ほかに、関西電力やキリンビールなど大手の企業ブースが目立ちます。

 

国際色豊かな「世界の味覚館」(6号館B)へ行ってみました。

こういうイベントでは定番の、インド料理のコーナー。

 

ベトナム料理。

マレーシアやタイ、韓国のブースも結構広かったです。

 

一瞬驚いたのが丸焼きの北京ダック。

「カナダ産ダック使用」とありました。おいしそう? ちょっと可愛そうな気もします。

 

輸入ワインの試飲コーナーでは、勧められるままに一杯。

ドイツ産の白ワイン。辛口ながらフルーティで、上品な味のワインでした。

「ワインハウスゲアハルト」というヨーロッパの高品質・有機農法ワインを輸入している会社のブース。注文もできます。

 

中央ヨーロッパのコーナーでは、民族衣装を展示。

 

ビールのブースも目立ちます。

NHKが取材に来ていました(左)。

 

ここで「クロンバッハピルス」(500ml 700円)を注文。

こうやって、入れたてを飲むのがビールイベントでの楽しみ。

日本のビールと同じ、ピルスナータイプの飲みやすいビールでした。

 

こちらは「ヴァルシュタイナー」のコーナー。

 

注文したのは「ヴァイスピア ヘル」(300ml 600円)。フルーティなドイツビールです。

デポジット制で、最初にグラス代1000円を払い、飲み終えてグラスを返却すると1000円を返してくれます。

 

ビールには何かアテが要りますよね。

そこで屋外のBBQコーナーへ。

「石垣島ゆいまーる牧場」の店で、石垣牛の丸焼きスライス(1パック500円)を買いました。

おまけとして、石垣島の豚「アグー」を焼いたのを食べさせてもらいましたが、これもうまかった!

 

ビールと石垣牛でしばし一服。

 

このあと「日本の味覚館」(6号館A)へ。

各地の郷土料理が並ぶ「日本の味覚館」。

 

呼び込みもにぎやかです。

おなじみ「かに道楽」。

 

胡麻油の「竹本油脂」。

 

「うにの貝焼き」という大きなのぼりにつられて買ってしまいました。

福島県いわき市の名物だそうです。

「うにの貝焼き」(700円)。

新鮮なうにをホッキガイの殻に盛り付け、蒸し焼きにした贅沢なもの。

分量の割には高かったけど、珍しいし、おいしかったです。東北の復興支援にもなるかな…

 

お土産を買ったりしているうちに遅くなり、「くいだおれ横丁館」(2号館)や、「ス米(マイ)ル・マルシェ食育館」(3号館) は、残念ながらパスして帰ってきました。

 

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 撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

  EF24–105mm F4L IS USM


'13食博覧会・大阪 Part 1

2013年04月27日 | イベント

「'13食博覧会・大阪」が大阪・南港のインテックス大阪で始まりました(4月26日~5月6日)。

開幕日の26日に見てきました。

入場チケットは大人2000円(前売り1500円)。結構な料金ですが、難波のチケットショップで前売り券が1250円で売られていたのを見つけて入手。

ちょうど「グランフロント大阪」の開業日とぶつかったためか、いつものような混雑はありませんでした。

 

'13食博覧会・大阪のゲート。

1985年から、 4年に1度開催されてきた、国内最大級の食の祭典。今年で8回目。

次の7つのテーマ館に分かれています。

・1号館 「美に捧げるバラ祭り」 ブルガリアの民族舞踊と歌のショー
・2号館 「くいだおれ横丁館」 関西の“うまいもん”が集合
・3号館 「ス米(マイ)ル・マルシェ食育館」 世界の珍しいお米料理
・4号館 「豊かな食生活館」 食を取り巻く最新機器の展示やパフォーマンス
・5号館 「宴テーマ館」 和・洋・中の料理やお菓子のコンクール
・6号館A 「日本の味覚館」 郷土の味を集めた「ふるさと街道」など
・6号館B 「世界の味覚館」 ビアフェスタと世界の料理

 

最初に1号館で、「ソフィア6」という舞踏団のブルガリア民族舞踊を見ました。

テンポの速い足の技、美しい民族衣装。最高の被写体でしたが、撮影は禁止。

惜しかったですね。

公式ホームページに少し画像があります。

 

次は、毎回楽しみにしている「宴テーマ館」へ。

工芸菓子。和菓子の材料で作られたとは思えないほど、芸術性の高いものです。

お客さんが一番良いと思う作品を選ぶ「工芸菓子コンクール投票紙」が置かれていました。

 

小ぶりの工芸菓子も美しいものばかり。

 

まさに日本ならではの「和(なごみ)の心」。

 

日本料理のコーナー。

おいしそうな会席料理が並んでいます。季節のものを取り入れ、凝りに凝ったもの。手前のお品書きも長いです。

 

刺身の盛り付けも凝っています。食べたい~

 

贅を尽くした「薫風の献立」。

 

「皐月」のイメージ。菖蒲が飾られています。

 

豪華ですね。しばし、目の保養…

 

どれか一品でも試食できるコーナーがあれば…

 

料理は立派な芸術ですね。

 

こちらは中国料理のコーナー。

 

魚(金魚?)が可愛い。

 

豪華でおいしそうです。

 

西洋料理コーナー。

 

氷の彫刻。実演もあります。

 

和風のテーブル装飾。

 

さわやかな色合い。

 

おいしいものを少しずつ、という感じ。

 

ウェディングのコース料理。

 

これもウェディングの料理。それぞれの料理には2人の幸せへの想いが込められています。

 

洋菓子コンクールもありました。

いずれも受賞作品ですが、どんな材料で作られているのでしょうか…

 

洋菓子を作るデモンストレーション。

繊細な手仕事です。

 

食の匠の技を見たあとは、実際に食べられるテーマ館へ向かいました。

その写真は次回に。

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

  EF24–105mm F4L IS USM

 

 


SILKYPIX、富士のRAW改善

2013年04月24日 | カメラ

「X-Trans CMOS」のRAW現像が改善

市川ソフトラボラトリーによると、デジタル現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro5」で、富士フイルムの「X-Trans CMOSセンサー」のRAW現像時の画質向上に成功したとのこと。

メールが来たのでSILKYPIXのサイトを見てみました。

SILKYPIXのサイトによると、以下の通り。

『株式会社市川ソフトラボラトリー(代表取締役社長:市川芳邦 本社:千葉市)は、デジタル現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro5」での画像処理アルゴリズムを改善し、「X-Trans CMOSセンサー」のRAW現像時の更なる画質向上に成功しました。
 「SILKYPIX Developer Studio Pro5」は、「X-Trans CMOSセンサー」への対応時点(2012年2月16日)から、画質に関して多くのお客様から高い評価をいただいてまいりましたが、今回の画像処理アルゴリズムの改善により、「X-Trans CMOSセンサー」の性能を更に引出すとともに、高解像度を維持したままモアレなどの現象を抑え込むことを実現致しました。
 今回の画像処理アルゴリズムの改善技術は既に完成しており、近日中に「SILKYPIX Developer Studio Pro5」のアップデートとして公開する予定です。』

 

「X-Trans CMOSセンサー」は、独自のカラーフィルター配列のため、ローパスフィルターが不要になるというのは周知のとおり。

解像感が高く、「X-Pro1」「X-E1」「X100S」「X20」に搭載されて人気を呼んでいますが、センサーのしくみが特殊なのか、サードパーティー製のRAW現像ソフトが対応するのに時間がかかっていたようです。

 

富士フイルムとしても最近、XシリーズのRAW現像対応拡大に取り組んでおり、今月初めには、アドビ システムズとRAWデータの画像処理について協働を開始したと発表。アドビ システムズが新たに公開した「Adobe Photoshop Lightroom 4.4」と「Adobe Photoshop Camera Raw 7.4」では、X-Trans CMOSセンサーの画像の処理アルゴリズムが改善されたとしていました。(4/3記事参照

 

今回は、富士とアドビのように「協働」あるいは連携というものがあったのか不明。市川ソフトラボラトリーが独力で改善したのかもしれません。

また今月19日には、『富士フイルムによるXシリーズのRAW現像対応拡大に向けた取り組み---アップル社が「OS X」にてサポートを開始!』(富士フイルムのサイト)というお知らせも出ています。

 「X-Pro1」「X-E1」などのユーザーにとって、環境が整ってきているという意味では、良い話です。

 

Xマウントレンズ環境

今月17日にXユーザー待望の望遠ズーム「XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS」(35mm換算84-305mm相当)が発表され、同時にXマウントレンズの新しいロードマップ(下、富士フイルムのサイトより)も発表されました。(ニュースリリース

(サムネイルをクリックすると拡大します)

これを見ると、当初2013年中に予定されていた中望遠単焦点レンズ「XF56mm F1.4」(35mm換算84mm相当)が「XF56mm F1.2R」と明るくなった反面、2014年にずれ込んでいます。

また、需要が多いと思われる超広角ズーム「XF10-24mm F4R OIS」(35mm換算15-35mm相当)が出るのは2013年末になりそうです。

あまりスピーディーなレンズ整備とは言えませんが、今年中にツァイスの明るい単焦点レンズ3本の発売が予定されているのは、選択肢が広がって、良いニュース。おそらく値段は高いでしょうけどネ…

 

こうやって、Xシリーズが腰を据えて徐々に充実していくのは日本のデジタルカメラにとっていいこと。海外でも性能面の評価が高いようですが、最近気になる噂が…

『富士フイルムが2/3インチセンサーを採用した新シリーズのミラーレスカメラを準備中?』(デジカメinfo)というもの。

「X-Pro1」「X-E1」は大きめのカメラなので、もう少し可愛いカメラを、ということなんでしょうけど、ただでさえXマウントレンズの数は十分でない状況で、またマウントの違う新しいカメラを出して大丈夫なの?という気もします。

 


グランフロント大阪 オープン間近

2013年04月23日 | 日記

JR大阪駅北側で開発が進められてきた、大型複合施設「グランフロント大阪」が4月26日に街開きします。

4つの高層ビルとそれをつなぐ建物で構成。ショップ・レストラン、オフィス、ホテル、高級マンションのほか、“知的エンターテインメント空間” というコンセプトの「ナレッジキャピタル」が入ります。

どんな新しい賑わいの街になるのでしょうか。

 

22日、ソニーRX100を手に、散歩がてら見てきました。

ちょうど報道機関への公開があった日で、入居のショップも開店準備に忙しそうでした。

JR大阪駅(手前)に直結する「グランフロント大阪」。でかいですね。

 

開業が楽しみです。

 

RX100は広角側が28mm(35mm換算)ですが、建物が大きすぎて収まりません。

 

大阪の新しい風景に。

 

大阪駅との間にある広場。ここでイベントなどが行われるようです。

 

建物の周囲には並木道や親水空間が続いています。

 

一番北側にある48階建て高級マンション「グランフロント大阪オーナーズタワー」。

ホテル並みの雰囲気を誇る“億ション”ですが、全戸完売済み。

 

「ナレッジキャピタル」はひとことで表現するのが難しい施設で、異業種交流の場や、広いホール、劇場、一般の人に最先端技術を紹介するショールームなどがあります。

ナレッジシアターのこけら落とし公演のポスター。ロボットと人間が共演する『銀河鉄道の夜』。

 

エリア内あるいは大阪駅周辺の移動用でしょうか、レンタサイクルも。

 

開店準備中のお店。テラス席もあって良さそうな雰囲気。

 

どんなお店があるのかな… レストラン案内板を撮ってきました。

南館と北館に分かれています。

 

和・洋・中・カフェと盛りだくさん。

 

中でもこれが面白そう。

「世界のビール博物館」と「世界のワイン博物館」。

行ってみたいですね~ 

 

ところで、「グランフロント大阪」にはパナソニックセンター大阪もオープン。4月27日(土)・28日(日)に、デジタル一眼カメラの新製品「ルミックス GF6」(写真、フリー画像)のデビューイベントがあります。

Panasonic ルミックス デジタル一眼カメラ ルミックス GF6 レンズキット 電動標準ズームレンズ付属 ホワイト DMC-GF6X-W

イベント内容は次の通り。

時間: 10時00分~17時30分

場所: パナソニックセンター大阪 2階 フォトファンスタジオ

主な内容:

・タッチ&トライコーナー
・プロカメラマン森脇 章彦氏によるGF6紹介
 
 ①11時00分~11時30分
 ②13時00分~13時30分
 ③14時30分~15時00分
 ④16時00分~16時30分

自分撮りができる一眼カメラで、女性に受けそう。

カメラマニアのオジサン向きではなさそうですが、新しいスポットにオープンしたことでもあり、行ってみたい気も…

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撮影カメラ  ソニーRX100  ( 画質 : JPEG )


大仙公園のボタン

2013年04月22日 | 

大阪・堺市にある大仙公園の日本庭園でボタンが見ごろ。

「牡丹展」が4月16日(火)~4月30日(火)まで開かれ、 約500株のボタンが華やかに咲き誇っています。

 

日本庭園の中の「桃源台」。

色とりどりのボタンが地植えされています。

 

中国風の「流杯亭(りゅうはいてい)」。
堺市の友好都市・中国の連雲港市から贈られた石に曲水が刻まれています。

 

ここがメーンのボタン園ですが、入り口の休憩舎にも鉢植えのボタンが飾られています。和風の建物とマッチして、とても風情があります。

まず休憩舎のボタンから、アップで撮ってみました。

 

「島錦」。

 

「島錦」。

 

「島大臣」。

 

「紅輝獅子」。

 

「八千代椿」。

 

「八千代椿」。

池のほとりにあり、花や池の鯉をながめながら、抹茶を楽しむこともできます。

 

次は「桃源台」のボタン。そろそろ夕方になる時間帯でした。品種名の表示がなかったので、写真のみ並べてみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

閉園の午後5時まで撮影していましたが、まだまだ撮り足りない気持ち。

豪華な衣装を見るようで、いつまで見ても飽きないですね。さすが「百花の王」…

 

ただし、見ごろの時期は比較的短いので、早めにお出かけください。

 

アクセス(堺市のホームページより)

 電車で
  ・JR阪和線 百舌鳥(もず)駅より徒歩15分
  ・南海高野線 堺東駅よりバス[5]、特[5]約20分 大仙町下車 徒歩5分

 車で
  ・阪神高速堺ランプより 約10分 駐車場 有料160台

 (大仙公園は、仁徳天皇陵の南隣。日本庭園は同公園の一番西側にあります。)

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

  EF24–105mm F4L IS USM


単焦点レンズの惑い 1

2013年04月20日 | カメラ

軽量一眼レフのキヤノンEOS 6Dに合う明るい単焦点レンズを探しているところです。

キットレンズのEF24–105mm F4L IS USMは、6Dには少し重めで、スナップにはしんどいですね。

35mmあたりの単焦点はどうかな… と探していて、とりあえず候補に上がったのが下の4本。

 ・キヤノンEF35mm F2 IS USM
 ・キヤノンEF35mm F1.4 L USM
 ・キヤノンEF40mm F2.8 STM
 ・シグマ35mm F1.4 DG HSM

 まず、EF35mm F2 IS USM ですが、自分なりの感触と財布のぐあいから見て、このあたりが一番手ごろかなと思っています。

Canon EFレンズ EF35mm F2IS USM 単焦点レンズ EF3520ISキヤノンEF35mm F2 IS USM(写真はフリー画像)
 

 2012年12月に発売された新しいレンズで、手ぶれ補正つき。価格.comで最安61,820円。普通の量販店で買うと、もう少し高くなりますが、キヤノンのキャッシュバックキャンペーン中なので、5000円のキャッシュバックがあります。

値段もさりながら、性能的にも良さそうです。

雑誌「カメラマン」5月号の特集「どっちのLENS SHOW」で取り上げられていました(写真、フリー画像)。

カメラマン 2013年 05月号 [雑誌]

APS-Cサイズ機の標準レンズにはどれがいいか、という視点なのでカメラはEOS 7Dを使い、比較対象の中に、シグマのAPS-C専用 35mm F1.4 DC HSM が入っています。

ということで取り上げられたのは次の4本。

 
・キヤノンEF35mm F2 IS USM
・キヤノンEF35mm F1.4 L USM
・シグマ30mm F1.4 DC HSM
・シグマ35mm F1.4 DG HSM

 

何となく、シグマ30mm F1.4 DC HSMを宣伝するような感じもする企画で、全体に評価が高いのですが、これに劣らず好評なのがEF35mm F2 IS USMだったのです。

同誌のテスト結果を抜粋してみます。

 

case1. 強逆光ポートレート

 遠く高い場所にいる女性の顔を見上げた構図で、太陽が写り込む強逆光。

 厳しい条件ですね。ポツンと写っている女性の顔のアップを比較して、ちょっとびっくりしました。なんとシグマ35mm F1.4 DG HSMがピンボケ!

 『シグマ35mmのみどうしてもピントが来なかった。シグマ30mmとキヤノン35mmとキヤノン35mm F1.4もやや前ピンとなり、キヤノン35mm F2 のみがジャスト』

とのこと。これまでの色々なレビューでシグマ35mmの評価が非常に高かっただけに、これは意外でした。

 

また、パープルフリンジ(紫色の偽色)が少ないのはシグマ30mm。逆に目立つのがキヤノン35mm F1.4。

 

順位をつけると、

シグマ30mm=キヤノン35mm F2 > キヤノン35mm F1.4 > シグマ35mm

でしたが、どのレンズもゴーストや光芒の発生がなく、4本とも高い性能。

 

case2.順光ポートレート

まず気になるAF。ジャスピンなのはキヤノンの2本。シグマはほんのわずかに前後している印象。AFというのは純正かサードパーティかでかなり影響するのでしょうか…

そして、目元のシャープネスさが一番問題ですが、最もシャープで『エッジがパキパキ』なのはキヤノン35mm F2。ついでシグマ30mm=キヤノン35mm F1.4。最後にシグマ35mm。

といっても差はわずか。『このクラスはどれもスゴイ』そうです。

 

一方、ボケ味は焦点距離なりの感じ。明るいレンズほどよくボケていますが、同じF1.4でもキャノンの方がボケています。

 

case3.遠景描写チェック

煙突のある工場風景。

どのレンズも極めてシャープです。しかし、細部を拡大するとシャープネスさが中央と四隅で順位が入れ替わっています。

 ・中央ピント位置では

 シグマ35mm > シグマ30mm > キヤノン35mm F2 > キヤノン35mm F1.4

 ・右下隅では

 キヤノン35mm F2 > キヤノン35mm F1.4 > シグマ30mm > シグマ35mm

となり、順位付けは難しいところです。

 

case4.周辺光量チェック

一応順位はついていますが、実写例を見てもあまり差がありません。実用上、問題ないと思われます。

 

case5.逆光・全身ポートレート

日なたと日影で輝度差がある状況。

パープルフリンジ、色収差の少なさで順位をつけると、

キヤノン35mm F2 > シグマ35mm > キヤノン35mm F1.4 > シグマ30mm

 

シャープネスで見ると、

シグマ30mm > キヤノン35mm F2 > キヤノン35mm F1.4 > シグマ35mm

という結果でした。

 

結局、5つのケースによる総合評価は、シグマ30mmとキヤノン35mm F2 が互角でトップ。

 

シグマ30mmはAPS-C専用なので、フルサイズのEOS 6Dにはキヤノン35mm F2が良いということになりますね。

とにかく、「開放からキレキレ」という評価が高かったシグマ35mm F1.4 DG HSMの評価がそうでもなかったので、自分の中での優先順位がガラガラとかわってしまいました。

買うつもりでいたんですが…

 

でも、同じ「カメラマン」5月号の別のページでは、

「ニコンD7100のポテンシャルを活かす!」として、シグマ35mm F1.4 DG HSMを使ったポートレートが載っていて、

『画質は超絶ハイクオリティ。画面の隅々までまったく破たんがないだけでなく、キッチリと解像しているのは見事。』

と紹介されています。

高画素ゆえに「レンズを選ぶ」といわれるD7100に適した、高性能レンズというわけです。

 

さきのテストとニュアンスが違うのは、撮影状況が異なるのに加えて、EOS 7DとD7100の画素数の差が影響しているのかもしれません。

 

さて、キヤノンEF35mm F2 IS USMか、シグマ35mm F1.4 DG HSMか。

 

迷いますね。

「カメラマン」の特集を見てからは、多少キヤノンEF35mm F2 IS USMに傾いていますが…

 


リコーの新GR

2013年04月18日 | カメラ

ペンタックスリコーイメージングが4月17日、高級コンパクトデジタルカメラ「GR」を発表しました。発売は5月下旬で、直販価格は9万9,800円。(リコーのニュースリリース

リコーの公式プロモーションビデオがユーチューブにアップされています。

英語版

 

日本語版

 

スマホに対抗するため、カメラ各社ともコンパクトデジタルカメラの軸足を低価格機から高級機へ移しています。リコーの新型GRも満を持して登場という感じ。

名称は現行の「GR DIGITAL IV」から、ただの「GR」に。ライカが数字のバージョンをやめて「M」にしたのと似ています。

ペンタックスリコーの赤羽昇社長は記者会見で、「これまでの技術の集大成とも言えるモデル」と語ったそうです(東洋経済ONLINE)。自信のほどがうかがえます。

 

スペックの重要なポイントは5つ(私見ですが)。

・イメージセンサーの大型化。これまでのGRシリーズの1/1.7サイズより大きいAPS-Cサイズを搭載。ローパスフィルターレスで有効約1620万画素。

・新開発の画像処理エンジン「GR ENGINE V」。高感度性能にすぐれたエンジンで、感度はISO100~ISO25600に対応。

・新設計の高性能レンズ。焦点距離18.3mm(35mm判換算で28mm)、F2.8。「GR史上最高性能」(同社)のレンズを採用。

・小型軽量ボディーを維持。重量は約245g(電池、カード含む)。APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載するデジタルカメラとしては世界最小サイズ(2013年3月1日現在)

・高速レスポンス・連写性能。約1秒で起動し、AF合焦速度は約0.2秒。連写は、最高約4コマ/秒。

 

 なかなか素晴らしいスペックですね。特にAPS-Cセンサーを採用しながら、これまでのGRシリーズとあまり変わらないサイズに収めたのが立派。

GRファンでなくても思わず欲しくなりそうなカメラ。

さらに詳しいスペックについては価格.comマガジンの新製品レポートが詳しいです。また、リコーのGRブログ「GR徹底紹介」も参考になります。

注目の画質については、早々とPhoto Rumorsに他メーカーのコンパクト機との比較画像が掲載されています。

比較対象になっているのは、富士フイルムX-Pro1、キヤノンG1X、G15、ソニーRX100、ニコンCOOLPIX A。

カメラの画質モードがどうなのか、詳しいデータがないので安易に比較するのは早計かもしれませんが、これを見る限りでは、他メーカーをしのぐ、隅々まで解像感のある絵が撮れそうです。

ペンタックスリコーからは、同じく高級コンパクト機の「PENTAX MX-1」の発売も決まっています。F1.8-2.5の明るい4倍ズームレンズを搭載したクラシカルなデザインのカメラ。

 

高級コンデジ商戦が一気に激しくなってきました。

                     ◇

一方、リコーのコンパクトデジタルカメラのうち、安くて写りのいい、そして接写に強い、CXシリーズが終わってしまったようです。最終モデルのCX 6やCX 5が、プレミアがついて高値になっています。

アマゾンで見たらCX 6シルバーは38,000円、 CX 5ブラックがなんと41,800円!(4/18現在)です。去年の11月ごろまでは1万円台後半だったのに、CX 6が生産終了になってから急騰したみたいですね。

CX 5ブラックのほうが高いのは、CX 6のグリップのテカリを嫌う人がいるからかもしれません。ただCX 5は、フラッシュの発光部に指がかぶさりがちな配置になっているので、私ならCX 6を選びますけど… (今あるCX 1を買い替えるとしたらの話ですが)。

わりにファンが多いのですが、やはりこのクラスのコンデジはスマホに押されたのでしょうね…

 


造幣局「通り抜け」初日に満開

2013年04月17日 | 

大阪・造幣局「通り抜け」。初日の16日に行ってきました。

すでに満開。というか種類によっては散ってしまったのもあり、初日にして最終日という感じでした。

今年の桜の開花の早さは予想外。見に行く予定の方は、できるだけ早く行かれることをお勧めします。週末にはかなり散ってしまうのではないでしょうか(期間は4/22まで)。

 

 入口近くにある「普賢象(ふげんぞう)」の大木。満開です。

 

以下は花のアップをいくつか。

「普賢象」。

花の中から突き出した二つの雌しべが、普賢菩薩の乗る象の鼻に似ているところから、この名が付けられたそうです。

 

「関山(かんざん)」。

濃いピンク色で、通り抜けの中でも本数が62本と多く、目立つ品種です。

 

「御衣黄(ぎょいこう)」。

珍しい黄緑色の桜。開花が進むにつれて花弁の中心に紅色の縦線が現われるとのこと。高貴な色として知られる黄色から名付けられたといわれます。

 

「静香(しずか)」。

良い名前ですね。「今年の花」に選ばれた「天の川」と「雨宿」を交配させた桜だそうです。

 

その「天の川」。ほとんど見ごろを過ぎていましたので、写真にはなりませんでした(一応撮ってはいますが)。

 

「林二号」。

仙台の植木屋さんで林という人が初めて育成した八重桜が「林一号」。これはそれに続く品種。華やかで美しい桜です。

 

通り抜け初日ということで、すごい人出。NHKも取材に来ていました。中には結婚式の記念撮影と思われる場面も…

日本のカップルではないようでした。女性はとても美人で、衣装も決まっていたので、あるいはモデルさんかも…

ちょっと失礼してパチリ(ソフトフィルター使用)。

 

いやあ色んな人が来ています。

とにかくお天気が良くて幸いでした。これでもう一週間開幕が早ければいうことはなかったでしょうね。

ま、ただで珍しい桜を見せてもらえるのだから、あまり文句は言えませんが。

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

  EF24–105mm F4L IS USM

 


造幣局「通り抜け」16日から

2013年04月14日 | 

大阪の造幣局恒例の「桜の通り抜け」が4月16日(火)から始まります(4/22まで)。

平日は午前10時から午後9時まで。
土曜日・日曜日は午前9時から午後9時まで。

造幣局南門(天満橋側)から北門(桜宮橋側)への一方通行約560メートル。八重桜を中心に130種352本が咲き誇ります。見上げるような大木や、よそでは見られない珍しい品種も多いので見ごたえがあります。ライトアップされた夜桜もきれいです。

カメラを買い替えたことでもあり、今年も撮りに行く予定です。

 


造幣局では毎年、桜の品種のうちから一種を「今年の花」として選んで紹介しており、今年の花は「天の川(あまのがわ)」。

確かこの桜は昔に撮った写真があるはず、と思い探したら、ありました。

「天の川(あまのがわ)」

造幣局の説明によると、東京荒川堤にあった里桜で、樹の姿がほうき状、淡紅色の花が上向きに咲く珍しい品種だとのこと。

 

たしかに、ほうきを逆さに立てたような姿です。美しいというよりは変わった桜。

花の色はきれいですね。

 

ちなみに、この写真は2003年4月15日に撮影。なにしろ10年前なので、今は樹形が変わっていると思います。

カメラはOLYMPUS CAMEDIA C-40ZOOM(写真)。

400万画素、2.8倍ズーム。初めて買ったコンパクトデジタルカメラでした。懐かしいですね~

 


EOS Kiss X7の印象

2013年04月13日 | カメラ

4月下旬発売予定の、キヤノンKissシリーズの最新機「EOS Kiss X7」を、キヤノンデジタルハウス梅田で試してきました。

「APS-Cサイズのデジタルカメラとしては、世界最小・最軽量」という軽量一眼レフ。

 

EOS Kiss X7

自前のカードを差してのデータ持ち帰りはできませんでしたので、主に操作感をチェック。

キットレンズのEF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMがついていました。35mm換算で約29-88mmの標準ズーム。

 

驚く軽さ

手に取ってみると、びっくりするぐらい軽いです。一瞬、量販店によくあるような外観だけの見本で、中身は空っぽなのかと思ったぐらい(でもちゃんと本物)。

 

普通の一眼レフカメラはこんな風に持ちますが…

 

こんな風にも持てます。指でつまむ感じ。

 

「 Kiss X7 」本体のみの重さは370g。現行の「 Kiss X6i 」より150g軽くなっています。

そしてキットレンズも軽いですね。EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMの重さは205g。なぜか、ミラーレス機・EOS M の同じ焦点域のズームレンズEF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM(210g)より軽い。

 

「 Kiss X7 」のこの軽量化を実現するために、ボディーはもちろん、シャッターユニット、イメージセンサー回り(センサー自体は同じ1800万画素)、メイン基板を作り直したそうですから、この機種に賭けるキヤノンの意気込みはすごいものがあります。

 

AFと操作性など

ファインダーは明るく、位相差検出方式AFの速さはまずまず。

一方、ライブビューでのAF。ハイブリッド CMOS AFのワイドエリア化で高速・高精度になったとのことですが、試した感じでは、そんなに速く感じませんでした。

EOS Mと比べてどうか… う~ん、良くわかりません。ただ、EOS Mのような“迷い”があまりない印象は受けましたし、動画では威力を発揮するのかも。

フルサイズ機のEOS 5D MarklllやEOS 6Dのライブビューに比べれば、はるかに速いので、最近、一眼レフでもライブビューで撮影する人が多いようですが、そういうコンパクトカメラ風の使い方でも十分こなせそうです。

 

外観的にはグリップの出っ張りが「 Kiss X6i 」より低く抑えられています。

シャッターの配置も変わりましたが、押しやすく、違和感はありません。

 

便利なのは、「 Kiss X6i 」と同じタッチパネル液晶。撮った画像の拡大・縮小、コマ送りがスマホと同じような指の動きでできるのはすごくラク。

拡大してピントの確認をするのも直観的でスピーディー。上位機種にも取り入れてほしいタッチ液晶。

 

カメラの設定もタッチでできるし、指1本でオートフォーカスと撮影ができる、タッチシャッター機能もあります。

 

連写性能

最高約4コマ/秒という連写性能は、「 Kiss X6i 」やその後継機「 Kiss X7i 」の最高約5コマ/秒に比べるとやや見劣り。

連写の音もカタカタと、何となくチープです。

まあ、日常的には十分な連写速度で、フルサイズ機のEOS 6Dだって約4.5コマ/秒と、たいして変わりません。

連続撮影可能枚数については正確にはチェックできませんでした。RAW+JPEGで好きなだけ連写が続いたり… ありえない感じ。デモモードのためかもしれません。

 

画質

液晶で拡大して見ただけの印象では、かなり良いのでは、と思いました。

dpreviewというサイトに、「Kiss X7」のサンプル画像が掲載されています(Canon EOS 100D/EOS Rebel SL1という海外での製品名で)。

レンズはEF-S 18-135mm f/3.5-5.6 IS STM と EF 40mm f/2.8 STM を使っているそうです。木の枝の細かい部分もよく描写されています。イメージセンサーは今までのKissシリーズと同じだと思うのですが、ひょっとするとハイブリッド CMOS AFのワイドエリア化で、作り直しているかもしれない、と思ったりしています。

 

総体的な印象としては、これからのKissシリーズのベースになるカメラですね。とにかく軽いので、カメラとレンズを分ければ、コートやジャンパーのポケットに入れて持って歩けるのでは…

 

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撮影カメラ   ソニーRX100

 


キヤノンEOS 6D新ファームウエア

2013年04月10日 | カメラ

キヤノンが4月9日、EOS 6Dの新ファームウエアを出したというので、てっきり性能アップだと喜んだのですが、単なるバグフィックスのようです。

 

キヤノンのホームページによると、

『日付/時刻の設定を保持するためのバックアップ機能が正常に動作しないことから、「日付/時刻」の設定がリセットされてしまいます。
 これにより、本現象が発生した場合、カメラから電池(バッテリーパック LP-E6)を出し入れすると「日付/時刻/エリア」の設定画面が表示されます。
 
*ご使用状況により発生する時期は異なりますが、ファームウエアのバージョンがVer.1.1.2以前のカメラは、本現象が発生いたします。』

とのこと。

キヤノンでは、ファームウエアのバージョンがVer.1.1.2 以前の 「EOS 6D」については、新ファームウエアVer.1.1.3 をダウンロードしてアップデートするよう勧めています。

 

はて??  私のEOS 6Dのバージョンは1.1.2 で、これまで何度も電池パックの出し入れをしていますが、そんな現象は起きていません。どういうことでしょう?

 

キヤノンのホームページの表現によると、今は現象が発生していなくても、いずれ発生するということなんでしょうね。

 

嫌ですねェ。電池パックの出し入れをするたびに「日付/時刻/エリア」の設定画面が表示されるなんて、煩わしくて仕方ありません。

では、さっそく新ファームウエアVer.1.1.3 にアップデートするかというと、「いま別に問題ないのになァ… 」と、めんどくさいことはやりたくない気持ち。生来ズボラなので…

 

以前、デジカメinfoに載っていた記事「キヤノンが5月~6月にF8のAFに対応するEOS 6Dの新ファームをリリース?」に対応する新ファームウエアが出たのなら、飛びついてアップデートするでしょうけど。

 

同じことなら、そのうち出るであろう(?)性能アップのアップデートと一緒にやりたいな、と思っています。こういうのは、甘い考えかもしれませんが…


京都さくらよさこい Part 2

2013年04月09日 | カメラ

「京都さくらよさこい」の続きです。

デジタルカメラの連写機能というものは恐ろしいもので、4時間ほどイベントに付き合っただけで、1400枚以上撮っていました。

(キャノンEOS 6Dは秒間4.5コマ。それほど連写に強いわけではありませんが、意外に軽快。撮りすぎてしまうぐらいでした。)

 

京都市役所近くの地下ショッピング街「ゼスト御池」での演技から。

今年の「京都さくらよさこい」のパフォーマンスコンテストで大賞を受賞した[颯戯|FU-JA ]の演技。

よさこいでは珍しいアジアンエスニックの雰囲気。社会人・大学生を中心に、京都・東京・東海の3拠点で活動しているそうです。

 

巫女の踊り子さん達による「ひとひら」(高知県)。

 

「チーム 飛龍」(滋賀県)の元気なジャンプ。

 

「都侍」(京都府城陽市)。鮮やかな衣装ですね。

 

和歌山県の「おどらんや」。こちらは対照的に渋い日本調。

 

御池通にて、「山盛り(やまざかり)」(岡山県)の演技。気にいったので、Part 1 に続いてもう一度登場願いました。

 

「楽鬼(らっき)」。岡山県の学生達で結成。指で作る「 L 」がトレードマーク。

 

これ以降はメーンの梅小路公園中央ステージでの演技です。

 

 「浪花乱風」(大阪府)。日本古来の和の美の衣装で、本場高知のよさこい鳴子踊りを目指しているとのこと。

 

「京炎そでふれ!葵和(あおなぎ)」。京都精華大生を中心にしたチーム。

 

「京炎そでふれ!大宮炎龍舞連」。子供たちの演技が可愛いです。

 

「同志社大学よさこいサークル よさ朗」。名前の由来は「よさこい 踊ろう」から。

 

横浜市から初参加の「浜スマRUSH!!」。

 

「福井大学よっしゃこい」。大人数の学生パワー、勢いがありますね。

 

これも大人数の「岡山うらじゃ連 笑輝」。とても全体は収まらず、どこを撮っていいのか迷いました。

 

滋賀県米原市から参加の「山東舞蛍」。蛍の舞にふさわしい涼しげな色合いです。

 

「関学よさこい連 炎流」。関西学院大学神戸三田キャンパスを拠点に活動。群舞の迫力がありました。

 

東北からの招待チーム「郷人」を含め参加131チームのうち、撮影できたのはごくわずか。ご了承ください。

 とても楽しいイベントでした。運営にあたるスタッフは大変でしょうが、これからも続けてほしいですね。

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撮影カメラ・レンズ

 EOS 6D  

 TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical[IF]Macro

 

 


京都さくらよさこい Part 1

2013年04月08日 | イベント

4月7日の日曜日、第9回京都さくらよさこいを見に行きました。

猛烈低気圧の影響で、前日の6日ほどではなかったものの、小雨がぱらつき、寒い風が吹くあいにくの天気。

そんな中、踊り子さんたちは元気あふれる演技を披露、笑顔がとても良かったですね。

 

連写モードでおびただしい枚数を撮ってしまったのと、天候の影響で色の具合がパッとせず、ましなカットを選ぶのに四苦八苦。とりあえず3枚を選んでみました。

 

まずは今年からメーン会場になった梅小路公園の中央ステージから。

宇治市を拠点に活動しているチーム「京都山城みつば家」の演技。

子供たちも混じって、いなせな衣装が似合っていました。

 

これはオーソドックスなカットで、フォトコンテストに出すならこんな感じかなと思いますが、次の2枚は、もろに個人的な好みで撮ったカット。

 

題をつけるなら「風」のたぐいかな…

「京炎そでふれ!Tacchi」(京都橘大学)の演技から。場所は御池通の路上でした。とにかく風が強かったです。

 

岡山から初参加の「山盛り(やまざかり)」。すごく変わった衣装です。これも御池通で撮りました。

ちょっとレタッチしています。分かりますか。

 

なんだ3枚しかないのか、と言われそう。天気のせいにしては何ですが、まあ正直そんな感じでした。

かろうじて使えそうなカットは次回に…

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撮影カメラ・レンズ

 EOS 6D  

 TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical[IF]Macro


大阪・大川の桜

2013年04月06日 | 

4月6日、7日に低気圧が来て「花散らしの雨」が降る前にと、5日に大阪・大川へ名残の桜を見に行ってきました。

正確には「毛馬桜ノ宮公園」。大川が淀川から分かれるあたりの毛馬から下流の天満橋まで、延長4.2kmの川沿いに、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラなど約4,800本が植えられています。また、天満橋からさらに下流の南天満公園も、大川沿いに桜並木が続いています。

大阪の花見といえば、大阪城西の丸庭園かこの辺りが代表でしょう。

 

大川沿いに続く南天満公園の桜並木。

 

天満橋から上流へ歩いてみました。

川崎橋あたり。いろいろなタイプのリバークルーズが行き交います。

川に沿ったプロムナードの左手には造幣局の南門があります。4月16日からは恒例の「
桜の通り抜け」(4月22日まで)。もう一度花見客でにぎわいますね。

 

造幣局の北門近く。

「落花さかん」という感じで、桜吹雪が舞っていました。

 

今年のソメイヨシノはこれで見納めかな…

これからは造幣局の八重桜や、京都・平安神宮の紅枝垂れ桜(小説「細雪」に出てくる桜)など遅咲きが見ごろに。

 

趣向を変えて、ソフトフィルターで撮ってみました(南天満公園)。

 

ソフトフィルターを使うと、夢のような、ほんわかとした世界に(毛馬桜ノ宮公園)。

 

写真を撮っていたら、帝国ホテル大阪の「桜写真コンテスト」の審査員をしている人に出会い、「応募されてはいかが」と、コンテストのパンフレットをもらいました。

【テーマ】 「春を彩るホテル界隈の桜」、「心に残る思い出の桜」
【応募期間】 2013年4月1日(月)~6月28日(金)

帝国ホテル大阪も大川の桜が美しい一角にあります。

同ホテル1階宴会ロビーで、入賞・入選作品・及び全応募作品(縮小サイズ)が来春、展示されるとのこと。

(詳細はこちら)

大川の桜を撮られた方は、応募してみてはいかがでしょうか。

私はといえば、応募したいのですが、この日は平凡な写真しか撮れませんでした…

 

造幣局の北門あたりで撮影を切り上げました。道路を隔てたところに「泉布観(せんぷかん)」がありました。

泉布観。奥に旧桜宮公会堂。

1871年(明治4年)に造幣寮(いまの造幣局)の応接所として建てられた、大阪府に現存する最古の洋風建築で、国の重要文化財になっています。

このたび大阪市民の寄付で外観が補修され、3月29日から31日まで、内部を含めて一般公開されたばかり。(3/1付け読売新聞参照)

4月12日からは外観と庭園のみ公開されます。また4月15日からは、隣接の旧桜宮公会堂が結婚式場やレストランとしてオープン、レトロを楽しむスポットのひとつになりそうです。

 

大阪は、神戸や横浜と違って、こうした古い洋風建築が少ないので大事にしてほしいと思います。

泉布観も、内部までは補修されていないようです。市民の寄付などと言わず、大阪市が公費で保存・修復して、いつでも内部が見られるようにしてほしいですね。

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

  EF24–105mm F4L IS USM

  ソフトフィルターは、Kenko ソフトンスペック(B)使用