つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

てんま天神梅まつり2020

2020年02月29日 | 行事・歳時記

大阪天満宮の盆梅を見てきました。恒例の「てんま天神梅まつり~盆梅と刀剣展~」(2/11~3/8)。

行ったのは2月23日で、今年全般に梅の開花が早かっただけに、見ごろも終わりの感じでしたが、樹齢百数十年から二百年といわれる盆梅はそれなりに見ごたえあり。

驚いたのは、今年の趣向として15分おきに昼と夜の照明が切り替わること。

ライトに浮かぶ紅白の梅。夜の照明のもとでは普通とは違った印象。以前からこの盆梅展を見てきていますが、初めてのことです。

ふすまや障子に鮮やかな色彩が投影されます。

天満宮の祭神・菅原道真をテーマにしたデジタル映像も。

最初に現れるのは激しい雷。大宰府に左遷され 失意のうちに生涯を閉じた菅原道真ですが、その死後に相次いだ落雷、貴人の怪死を、京の人たちは「道真の祟り」と恐れたそうです。そして道真の祟りを解くため、神として祀ったのが北野天満宮。

映像はやがて、風に舞うおびただしい花びらとなり、有名な道真の歌「東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて春を忘るな」の文字が映し出されます。

どちらかといえば年配者の趣味という印象がある盆梅展ですが、現代風の演出のおかげで若い人も見に来ているとか。

会場の最後の広間には、天満宮とゆかりのある著名な刀剣が展示され、ここも昼と夜の照明が切り替わっていました。

伊勢神宮に納められていたという太刀と鉾(ほこ)。神様に供える刀は反りのない直刀なのだそうです。

別の広間で行われた篠笛の演奏。天満宮のパンフレットには『梅花を寿ぐ篠笛の音~ほのかに聞こゆるもいとをかし~』と。

奏者は玲月流初代・森田玲氏(写真右)と門下生。観梅にふさわしい、しっとり情緒のある曲から賑やかな祭囃子まで、和の調べをたっぷり聴かせてもらいました。

会場出口わきの庭では、盆梅ではない、植えられた梅がまさに満開。

もう、だいぶ散ってますね~

 

もうひとつの目当てだった「天満天神梅酒市」は新型コロナウイルス感染拡大のあおりで中止。「梅酒は口にするものなので危険」ということのようです。全国から約100種類の梅酒が大集合するイベントでしたが、左党としては、残念・・・

この日はほかに、陶器市や猿の曲芸なども。

 

お土産に、梅昆布茶などを買って帰りました。

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撮影カメラ・レンズ

    Canon EOS 6D Mark II EF24-105mm F4L IS USM

    Galaxy S10


大阪春節祭2020

2020年01月27日 | 行事・歳時記

中華圏の春節(旧正月)は、新年を祝う華やかな行事。しかし今年は中国・武漢で発生した新型コロナウイルスによる肺炎拡大で、大変なことになっています。中国政府は海外への団体旅行を禁止。日本の観光地では中国人団体客のキャンセルが相次いでいるとのこと。

大阪・ミナミの繁華街なども相当な影響を受けるでしょうね。

そんな時期に、「よりにもよって・・・」、と言われるのを覚悟で、今年も天王寺公園の「てんしば」で開かれた「大阪春節祭2020」(1/25~1/27)へ。

写真は動画からの切り出しと静止画が半々です。

初日(1/25)の午後に行きました。中国本土の新型肺炎騒ぎで、どうかな・・・と思いましたが、例年通りのにぎわい。

中華グルメの屋台がずらり。

内モンゴルの「ゲル」も。

入口でもらったパンフレット。

ステージ出演者の一覧。

ステージでは、モンゴルの舞踊を演技中でした。

華やかな伝統舞踊。

勇壮な兵士風の男の踊り。

男女の歌謡。

のびやかな女声の高音がみごとでした。

大阪春節祭ではおなじみ、歌の上手い劉偉さん。モンゴル衣装で「きよしのズンドコ節」を歌いながら、観客席に降りて皆と握手。私も握手してもらいました。パンフレットによると、舞台総監督・司会も兼ねているそうです。

こちらは、タイの舞踊。

中国伝統舞踊。

このあと、ベリーダンス、二胡演奏などが続いて、日本のダンス&ヴォーカル「SHINE GIRLS」登場。

「SHINE GIRLS」。伝統演舞とは全く違う雰囲気。

このころになると、日も落ちてかなり冷え込んできたので、残るプログラムはあきらめて”撤収”しました。

今回は、中華グルメを食べる時間がなかったのが惜しかったかな・・・

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撮影カメラ・レンズ

    Canon EOS 6D Mark II

    EF70-300mm F4-5.6L IS USM

    Galaxy S10


今宮戎の福娘2020

2020年01月13日 | 行事・歳時記

大阪・今宮戎神社の「十日戎」。今年も行ってきました。

3日間のうち最初の「宵戎」(1/9)。昼間はさほどでもありませんでしたが、日が暮れ始めるころから人出がピークに。例年通りの大混雑でした。

写真はいずれも動画からの切り出しです。

本殿へ詰めかける大群衆。

ようやく賽銭を投げられるところまできました。

このあとは、撮影のお目当て、福娘さんのところへ。

福娘さんの着物の色は毎年変わり、今年は黄緑色。

福笹に縁起物をつけてもらう本来の参拝客以外に、カメラマンの数が多く、押すな押すなの状況でしたが、なんとか撮れました。

笑顔がいいですね。福娘40人の中から選ばれる「福娘代表」3人のうちの1人、越智萌日さん。

以下、福娘さんたちのスナップを。

テレビ局の取材に応じていた、今年の福娘代表。左から、奥村菜々子さん、越智萌日さん、森下愛香さん。3人とも大学生です。

関西のテレビ局女子アナ、芸能人の登竜門ともいわれる今宮戎神社の福娘。

これから、ぜひ華やかな世界で活躍を・・・ 

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撮影カメラ・レンズ

   Canon EOS 6D Mark II 

     EF24-105mm F4L IS USM

   Galaxy S10


令和の初詣(大阪天満宮)

2020年01月03日 | 行事・歳時記

明けましておめでとうございます。

2日、令和で最初の初詣に大阪天満宮へ、家族と行ってきました。

天満宮の参道、天神橋筋商店街。左右に並ぶ露店の間に、人の波が続きます。

大阪ことばの看板。若者はもう使わない言葉もありそうですね。

毎年のことですが、境内は入場制限。門へ入るまでの長蛇の列は、例年よりすごかった感じ。

まずは手を清めてお参り。

素晴らしい青空のもと、本殿(右側)へ向かう参拝のひとたち。

賑わう境内。

いろいろなお守り。

参拝の後は、露店のたこ焼きなどを食べて、次は天神橋筋商店街へ。

「日本一長い」天神橋筋商店街。

去年行ったお好み焼きの「ゆかり」が、今年は休みだったので、さらに足を延ばして歩くうち、「双月」がありました。

メニューのサンプルが並ぶ、「双月」の店頭。

桂文枝師匠の「いらっしゃ~い」という色紙が飾ってありました。

娘によると、ネットの口コミでも評価が高く、名店だとのこと。入口には4,5組のお客が順番待ち。

かなり辛抱して、ようやく順番がきたので入りました。

細い通路の両側に、きちきち(大阪弁?)の4人席。

私が頼んだ「ミックス焼」(税込1331円)。豚肉、牛肉、イカ、エビがたっぷり。ほかにメニューには「かき玉」「ねぎ焼」なども。

焼きそばも評判。ただ正月三が日は、製麺所が休みのため、焼きそば、焼きうどん、ご飯類はなく、お好み焼きだけだそうです。

自分で焼くこともできますが、「ゆかり」と同じように、店員さんが焼いてくれます。

素人がやりがちな、コテで押さえつけることはしません。ゆっくり片面を焼いてから裏返し、もう一度ひっくり返すと、できあがり。

マヨネーズ、好みのソース、鰹節、青のりをかけていただきます。

ふんわりと柔らかいお好み焼き。牛肉や豚肉の味がじんわりと馴染み、とてもおいしい!

やはり、おすすめの店です。

外へ出ると、午後4時半ごろでしたが、「本日は閉店しました」の御断りが・・・ 満員、満員で食材が品切れになったのかも。

 

ほっこり温まって、幸せな気分で帰りました。良い一年になりますように。

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撮影カメラ

 ソニーRX100、Galaxy S10

 


愛染まつり2019 「愛染娘」が復活

2019年06月24日 | 行事・歳時記

大阪の三大夏祭りのひとつ「愛染まつり」がまもなく始まります(6/30~7/2 、写真は祭りのチラシ)。

 

 

過去の近隣トラブルが原因で、2018年から規模が大幅に縮小。屋台の出店や「愛染娘」の募集、華やかな宝恵駕籠パレードがなくなっていましたが、今年「愛染娘」だけは復活しました。

愛染堂のページ によると、以前のように愛染娘10人、留学生2人、愛染女組6~8人という大人数ではなく、世話人会の知り合いから選ばれた4人が、 初日(6/30)の駕籠上げや、祭りの広報活動にあたる、とのこと。

宝恵駕籠パレードは今年も行われません。

6月30日 午後1時半から、境内で宝恵駕籠行列のあと、多宝塔前で「愛染娘」の駕籠上げがあるそうです。

 

写真を撮る側からすると、どの程度のものか分からず、行くのを迷うところですね~

 

2017年の「愛染娘」駕籠上げ。今年は、これほど華やかにはならないかも。

 

これまで、ものすごい数のカメラマンが群がる祭りになっていて、押すな押すなの混雑のなか、ときには殺気立ったやりとりも。

なので、あまり大混雑になってほしくないなァ、というのが偽らざる気持ち… (自分勝手ですが)

 

それに、お天気があまり良くなさそう。

どうしましょうかね~

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関連記事

 ・『愛染まつり 今年は寂しく』(2018年6月28日 記事)

 ・『2017年 愛染まつり Part 3 』(2017年7月5日 記事)

 ・『2017年 愛染まつり Part 2』(2017年7月3日 記事)

 ・『2017年 愛染まつり Part 1』(2017年7月2日 記事)


大阪春節祭2019 ハイライト動画

2019年02月10日 | 行事・歳時記

大阪・天王寺公園「てんしば」で開かれた、2019大阪春節祭(2月2日~4日)のステージ・ハイライト動画をアップしました。

お天気が良かった初日のプログラムからピックアップ(前の記事のベリーダンスは除いています)。YouTube ではあまり長い動画は好まれないこともあって、収録できた演目はごくわずかです。

 

今年の大阪春節祭では、毎年恒例の龍踊りはなかったみたいですね…

 

動画製作の話になりますが、今回初めて、Pixabay というサイトで提供されている、ライセンスフリーの画像を試してみました。

馬頭琴の演奏の背景に流れる、内モンゴルの風景です。

できるだけ自分が撮った画像を使うのが、個人的なポリシーで、「フリー画像を使うのはどうかな~」と思ったのですが、いかんせん内モンゴルまでは撮りに行けないので…

 

Pixabay は、商用利用もできる無料の画像・動画サイト。比較的センスのいい、きれいな画像が多く、データサイズも数種類用意されていいます。ブログなどに使いやすい感じ。

サイトの説明によると、

『Pixabayは創作に意欲的なコミュニティであり、著作権フリーな画像や映像をお使いいただけます。すべてのコンテンツはPixabayライセンスにおいて公開されています。営利目的であっても著作者に対する許可やクレジットは不要で安全にお使いいただけます。』

 となっています。クリエイティブ・コモンズの表記では「CC0」という、一番"自由な”ライセンス。

会員登録を促されるのが、ちょっとわずらわしいですけど。

 


大阪春節祭2019

2019年02月07日 | 行事・歳時記

このところ恒例になった天王寺公園「てんしば」での大阪春節祭(2月2日~4日)。

今年も初日に見てきました。

 

 

中国東北ヤンコ踊り。

にぎやかな音楽と共に、派手に着飾った人たちが芝生広場を練り歩く、天王寺の春節祭の見もののひとつ。

 

ステージでは二胡の調べが流れる中、書画のパフォーマンス。

 

完成した書画を披露。

よく見ると、「松竹梅」が描かれているようです。旧正月らしいですね。

 

軒を連ねる、たくさんの屋台。

 

湯気を上げる点心。美味しそう~ パンダの顔も。

 

さまざまな中華食材。

写真など撮るのはやめて、グルメを楽しんでみたい…

 

このダンゴは何かな? 毎年見るんですが。

 

内モンゴルの伝統楽器・馬頭琴の演奏。

素朴な四角い形の楽器。音色には味わいがあり、果てしない大草原を想い描きながら聞いていました。

 

ベリーダンス。

「Belle De Belly」という、ベリーダンス&フラメンコの教室(?)の演舞。

 

 

モダンな曲に合わせ、盛りだくさんな趣向をこらしたステージ。

写真の踊り子さんなど、天性の体のキレがある感じ。撮っていても気持ちが良かったですね。

 

夕方近くに行われた、ゲストの四川成都錦城伶芸術団のプログラムのうち、二胡の演奏。

動きまわりながら弾く、超絶テクニック。

 

Belle De Belly のベリーダンス&フラメンコ動画をアップしました。(少々長め。お薦めは後半…)

 

春節祭のハイライト動画もアップ予定です。

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 撮影カメラ・レンズ

   Canon EOS 6D Mark II 

    EF70-300mm F4-5.6L IS USM


大阪・今宮戎の福娘2019(動画あり)

2019年01月12日 | 行事・歳時記

平成最後となる今年の「十日戎」(大阪・今宮戎神社、1/9~1/11)。

宵えびすの9日、初めて夜の'えべっさん’を撮りに行ってきました。

 

宵戎のにぎわい(動画より)。

 

お目当ては、例によって福笹に縁起物をつける「福娘」さんですが、今年は2800人あまりの応募者から選ばれた40人(他に留学生枠10人)。毎年のことながら、すごい倍率です。

(動画より)

 

今回、動画メインで静止画は少しだけ。

(静止画)

 

(静止画)

 

テレビのクルーも撮影に来ていました。

こちらも負けじと、頑張って動画を撮りましたが、混雑する境内で福笹をよけながらの撮影は楽ではありません。

その後編集に手間取り、タイミング的にも遅れ気味に。ともあれ YouTube にアップしました。

 

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 撮影カメラ・レンズ

  キヤノン EOS 6D Mark II

   EF24-105mm F4L IS USM

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関連記事

・『今宮戎神社の福娘が「十日戎」PR』(朝日新聞デジタル)

・『4度目の挑戦で福娘に 大阪・今宮戎神社』(産経WEST)

・『福娘発表会』(SankeiNews 動画)


永遠のクリスマスソング

2018年12月09日 | 行事・歳時記

クリスマスが近づき、街なかのイルミネーション、クリスマス飾り、音楽イベントなどが華やかです。

イオンモール堺北花田で。

 

流れてくるクリスマスソングには、新しいものもありますが、案外古い曲をアレンジしたものが多いなァ~ と思っていたら、『24年前のクリスマス曲で稼ぎ続ける、マライア・キャリーの実力』という記事がForbes Japan (2018/12/09)に。

それによると『クリスマスが近づく中、今年もマライア・キャリーの大ヒット曲「All I Want For Christmas Is You(恋人たちのクリスマス)」が、米ビルボードのシングルチャートに返ってきた。あらゆる音楽ジャンルから、最も人気の100曲を毎週選ぶHot 100で、マライアのこの楽曲は11月末時点で29位に入り、その翌週にはさらに14位まで浮上した。』と。

『1994年に発表されたこの曲は、ここ数年クリスマス時期になるとチャートに復活するのが恒例となっている。さらに、驚くべきことに年を追うごとに順位をあげており、2017年の年末には9位に入り、史上最高の順位を記録した。』

とのこと。根強い人気ですね。

もともと音楽にはあまり興味のなかった当ブログ管理人ですが、キヤノンEOS 6D II で動画を作りだしてから、「音」が必須になり、YouTube の音楽クリップをよく見るように。

そこで出会ったのが、マライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」。街でいやというほど流れている、アレです。

次のビデオは2009 年公開のものですが、なんと、YouTube での再生回数が4億回以上!

"ジングルベル…”などと並んで、もはや永遠のクリスマスソングといってもいいのでは。

歌詞を日本語に訳してくれているのが、次のビデオ。

 

もうひとつ、あまりにもポピュラーなのが Wham! の「Last Christmas」。

YouTube で3億回以上再生されているのが、これ

作詞・作曲したジョージ・マイケルは、2年前の2016年12月25日、不思議なことにクリスマスの日に53歳で亡くなってしまいました…

 

この2つの曲を、去年の「ドイツ・クリスマスマーケット大阪2017」で、当時高校生だったアルメリノ・アナリンさんが歌っていたのを動画にしています。

買って間もない EOS 6D II で一生懸命撮りました…

 

テレビの歌番組で優勝するなど、素晴らしい歌唱力のアルメリノ・アナリンさんは、高校卒業後もライブ活動をしていましたが、このほどカナダのレコード会社からオファーがあり、カナダを拠点に音楽活動をすることになったとのこと。

もう一度、どこかでビデオを撮らして欲しいと思っていたので、個人的には残念ですが、海外でもがんばってほしいですね。


登美丘だんじり祭り2018

2018年10月13日 | 行事・歳時記

10月6日(土)から7日(日)にかけて、大阪の堺・泉州・河内一帯ではだんじり祭りが盛大に行われていました。

そのうち、昨年(2017.10.13記事参照)に続いて堺市・登美丘地区のだんじり祭りを見てきました。バブリ―ダンスで有名になった登美丘高校の地元です。

 

本宮の7日夜、南海電鉄北野田駅前ロータリーに集まってきただんじり。

4町(北野田、南野田、丈六、高松)と駅前商店街連合から計5 基のだんじりが出て、「駅前パレード」と呼ばれるパフォーマンスを競います。

 

だんじりについて語れるほどの知識はないのですが、この登美丘地区は堺市に編入される前に「南河内郡登美丘町」だったところから「河内」のだんじりに属するのでは。

疾走と「やりまわし」が特徴の泉州・岸和田とは違って、お囃しとともに唄いながらゆっくり地域を練り歩くのがメイン。ただ、ときにはだんじりを前後に揺すったり、後輪や前輪を浮かせて回転することも。

「駅前パレード」では、これに加えてクラッカーのテープ、紙吹雪が乱れ飛ぶ派手な演出、華やかな“だんじりレディース”の応援も見もの。大勢の見物客が集まります。

 

今回はキヤノンEOS 6D II で、昨年(ソニーRX100)より、少しは力を入れて動画を撮ってみました。

 

次々入場するだんじり(動画より)。

 

派手なパフォーマンス(動画より)。

 

紙テープ・紙吹雪が舞うフィナーレ(動画より)。

 

 

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D Mark II

    EF24-105mm F4L IS USM


ギャルみこし2018

2018年07月26日 | 行事・歳時記

大阪天満宮の天神祭は猛暑の中で終わりました。

天神祭に先立って、23日に行われた恒例の「ギャルみこし」の動画を、遅ればせながらアップしています。

 

この日はまさに、二十四節気の「大暑」。汗だくになりながら、ハードな撮影となりました。(もう体力の限界…)

 

 

「危険な暑さ」といわれるここ数日の猛暑。ギャルの体調を考慮してか、当初の予定を変更して例年より早めの午後5時ごろ、JR天満駅前でフィナーレとなったようです。

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関連記事

 ・『ギャルみこし猛暑乗り越え感動のフィナーレは「大阪締め」』(THE PAGE 大阪)

 ・『大暑の大阪でギャルみこし 暑さ吹き飛ばす「わっしょい」 』(THE PAGE 大阪)

 ・『夏本番「ギャルみこし」華やかに…法被姿で「わっしょい、わっしょい」 大阪・天神祭を前に』(産経WEST)

 ・『2017天神祭ギャルみこし Part 2(動画)』(2017年7月28日 当ブログ記事)

 ・『2017天神祭ギャルみこし Part 1』(2017年7月24日 当ブログ記事)

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D Mark II

    EF24-105mm F4L IS USM


今宮戎の福娘 2018

2018年01月13日 | 行事・歳時記

2年ぶりに、大阪・今宮戎神社の「十日戎」へ。

 

ことのほか寒さが厳しい今年、強風が吹き荒れた9日(火)の宵戎は、行く気にならず。

10日(水)の本戎も朝から雨。

カメラを濡らすのはいやだし、やめようかと思っていたところ、雨が止み日がさしてきたので出かける気になりました。

 

2016年の本戎は、3連休のまん中で好天。神社に入るのさえ大変なほどの大混雑でしたが、今年はそれとは比較にならないほど、すいていました。

 

今年は動画がメイン。静止画も少々…

 

 

 

福笹に縁起ものをつけてもらうため並んでいたおばあさんが、福娘をながめて「(人生で)一番いいときやねェ」。

「うちらは、空襲のときやった。南区のほうで、家が焼けてしもて…」と。

「それは大変やったね…」

撮影の手を止めて少し話を聞くうち、しみじみと。

 

年配になると、大体こういう話になりますね。まあ、えべっさんに福をもらって元気に生きましょう。

 

静止画と同じく、動画もキヤノンEOS 6D II で撮っています。

AF が福娘ではなく手前の笹に合ってしまうことがしばしば。想定はしていましたが、難しい撮影でした。

 

 

13日の報道によると、今年3日間の参拝者数は約91万人。天候が悪かったため、昨年より約4万人減。しかし縁起物は例年とほぼ同数出ているとのこと。お賽銭の総額も例年並みの約4600万円が見込まれるそうです(大阪日日新聞)。

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関連記事

 ・『「十日戎」のさい銭勘定始まる 今宮戎神社』(大阪日日新聞)

 ・『今宮戎の福娘2016 Part 2』(2016年1月12日記事)

 ・『今宮戎の福娘2016 Part 1』(2016年1月11日記事)

 ・『今宮戎の福娘2015 Part 2』(2015年1月12日記事)

 ・『今宮戎の福娘2015 Part 1』(2015年1月11日記事)

 ・『今宮戎の福娘 Part 2』(2014年1月10日記事)

 ・『今宮戎の福娘 Part 1』(2014年1月10日記事) 

 ・『えべっさんの福娘』(当ブログ2013年1月9日記事)

 


神農さん 2017

2017年11月25日 | 行事・歳時記

大阪の一年を締めくくる祭り「神農さん」(少彦名神社の神農祭、11/22、23)へ、今年も行ってきました。

地下鉄を上がって、道修町に着くと、とんでもない人出にびっくり。

神社へ参拝する行列が交差点をはさんで、はるか遠くまで延々と続いています。

 

警備の人によると、例年2 日目は人出が多いとのこと。

さらに前日、NHKで紹介されたのが影響して、ふだん来ない人も来たのではという話でした。

木枯らしの中、じっと待つことしばし。ようやく神社に入れました。

 

参拝客で一杯の少彦名神社。

 

神虎(笹)を買うのはヨメさんにまかせて、もっぱら動画の撮影に専念。

YouTube にアップしました。

 

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D Mark II

    EF24-105mm F4L IS USM


秋祭り だんじり熱狂

2017年10月13日 | 行事・歳時記

9月から10月にかけて秋祭りの季節。

大阪の堺・泉州一帯では、だんじり祭りが盛大に行われました。

 

だんじり(地車)といえば、岸和田市の祭りに代表される、高速でスピードを落とさないまま90度の角を曲がる「やりまわし」が有名。転倒事故、けが人、場合によっては死者も出る荒っぽい印象がありますね。

でも、そうでないだんじり祭りを行う地域も。

 

堺市・登美丘地区の「だんじりパレード」(10/8)は、にぎやかな照明と朗々たる歌声、だんじりを傾けたり回転させたりするパフォーマンスを競うイベント。

 

だんじりパレード(南海電鉄北野田駅前で)。

 

登美丘地区は、堺市に編入される前、旧南河内郡登美丘町だったエリアです。

このうち北野田、南野田、丈六、高松の4 地域と北野田駅前商店街連合から計5 基のだんじりが出て、2日間町内を練り歩いたあと8 日午後7 時ごろ、南海電鉄北野田駅前ロータリーに集結。

竹山堺市長のあいさつの後、大勢の観客が見守るなか、紙吹雪が乱舞する “ド派手” なパフォーマンスが始まりました。

 

堺・泉州のすべてのだんじり祭りを見たわけではありませんが、こんな派手なイベントをやるところは珍しいのでは…

 

ダイジェスト版の動画をつくってみました(フルHD 、5 分49 秒)。

 

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撮影カメラ   ソニーRX100

 


奈良・采女祭 続き

2017年10月06日 | 行事・歳時記

中秋の名月の10月4日に奈良・猿沢池で行われた、采女祭(うねめまつり)の続きです。

奈良時代の伝説に基づく幻想的な行事。

伝説については、奈良市観光協会のページから引用させてもらいます。

 『猿沢池の西北の隅に鳥居を背にした珍しい後ろ向きの神社があります。 これが采女神社で『大和物語』によりますと「奈良時代に帝に仕えていた采女(後宮で帝の給仕をする女官の職名)が、帝のご寵愛が衰えたのを嘆いて猿沢池の池畔の柳に衣を掛け、入水したので、その霊を慰めるために社を建てた。しかし、采女は我が身を投じた池を見るにしのびないと一夜のうちに社を後ろ向きにした。」と伝えられています。』

 

祭はこの采女の霊を慰めるもので、午後5時から祭の参加者による花扇奉納行列、午後6時から采女神社で神事。続いて午後7時から猿沢池で管絃船の儀がありました。

 

今回は管絃船の儀だけ撮影しています。

 

猿沢池と中秋の名月(Photoshop で比較明合成)。

 

最初に、采女伝説を語る『采女うたものがたり』(中橋怜子さん)が、池をめぐる船の上で演じられました。

 

采女の悲しい物語をドラマチックに歌い上げる中橋怜子さん。

 

大勢の人が見守る中、雅楽の響きとともに2 隻の管絃船(龍頭・鷁首)が池の上をゆっくり、滑り出します。バックにはライトアップされた興福寺の五重塔。

 

龍頭(りゅうとう)の管絃船。

船の上には、秋の草花で作られた長さ2メートルの花扇や花扇使ら。

 

十二単姿の花扇使(右)。

 

流し灯籠の間をぬって進む、鷁首(げきしゅ)の管絃船。

鷁首は想像上の鳥で、何となく手塚治虫の「火の鳥」のよう…

 

鷁首の管絃船。

 

鷁首の管絃船には、白拍子姿の女性たちや「ミス奈良」、奈良市の姉妹都市・福島県郡山市から参加した「ミスうねめ」らが乗船。

 

郡山市の「ミスうねめ」(手前の2 人)。

同じように采女伝説がある郡山市では、毎年8月に「うねめまつり」が盛大に行われ、公募で選ばれた「ミスうねめ」が参加。奈良からも「ミス奈良」や関係者が招待されているそうです。

 

管弦の儀の最後に、池の中央で花扇が水中に投じられ、采女の霊を慰めました。

池に投じられる花扇。

 

2 つの采女伝説

ところで、福島県郡山市にある采女伝説についてですが、その内容はかなり異なっています。

以下、「うねめまつり」のホームページから引用させてもらいました(かなり長いです)。

 

 『約千三百年前、陸奥の国安積の里(現・郡山市)は冷害が続き朝廷への貢物ができないほどだった。このため奈良の都から巡察使葛城王が訪れた。
 里人たちは窮状を訴え貢物の免除をお願いした。しかし、その願いは聞いてくれなかったという。
その夜、王をもてなす宴が開かれ、王は里長の娘、春姫を見そめた。春姫は心から王をもてなし、

 安積山影さえ見ゆる 山の井の 浅き心を我が思わなくに

どうしてご機嫌が悪いのですか。安積山のふもとに山の井の清水があります。
 安積山の影を水面に映し、浅い井戸のように思われますが、どうして、どうして、とても深い清水です。
それと同じで私たちが王をお慕いしている気持ちはとても深いものです。どうかご機嫌を直して下さい。
 「安積釆女とその時代」より(今泉正顕氏著)

と詠み献上した。

王は大変喜び、春姫を帝の采女として献上することを条件に、貢物を三年間免除することになった。春姫には、次郎という相思相愛の許嫁がおり、悲しみをこらえて別れた。
 都での春姫は、帝の御寵愛を受けていたが、仲秋の名月の日、次郎恋しさに猿沢の池畔の柳に衣をかけ、入水したように見せ、愛する次郎の待つ安積へ向かった。
 里へたどりついた春姫は、次郎の死を知り、雪の降る夜、あとを追って次郎と同じ山の井の清水に身を投じた。やがてみちのく安積の里にも春が訪れ、山の井の清水のまわり一面に名も知れぬ薄紫の美しい可憐な花が咲き乱れていた。

 だれ言うともなく、二人の永遠の愛が地下で結ばれ、この花になったのだと噂をした。「安積の花かつみ(学名ヒメシャガ)」とは、この花のことです。この采女物語は今、郡山の夏の夜を彩どるうねめまつりとして受けつがれております。』

 

奈良も郡山も、どちらの伝説も、物悲しいですね。

 

こうした悲しいことが起きないようにということか、猿沢池の采女神社は縁結びの神社となっています。

縁結びのお守りや絵馬が並んでいました。

 

采女神社。鳥居の奥に、猿沢池に背を向けた社殿が。

 

記念撮影に応じる「ミス奈良」のみなさん。

 

このお祭り、とにかく大変な人出。猿沢池の周りに並ぶ露店もにぎわっていました。

 

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D Mark II

     EF70-300mm F4-5.6L IS USM

  ソニーRX100