「シンコ・デ・マヨ・フェスティバル 2015」(CINCO De Mayo Osaka 2015)を見てきました。
連休中の5月4、5、6日の3日間、大阪城公園「太陽の広場」で開かれた、陽気なお祭り。
「シンコ・デ・マヨ」とは「5月5日」の意味。もともと、メキシコで始まり、アメリカで広まったラテン文化のフェスティバルです。
日本で始まったのは2013年から。今回は東京・代々木公園(5月3、4日)と、大阪城公園の2か所で開催されました。
ムム? 学校の運動会みたいなゲート。シンプルすぎるのでは…
はたしてお客さんが来ているのか、心配になりましたが、会場に入ってみるとすごい人出でした。
最終日の6日、昼ごろに来ました。ゲートには、ステージで繰り広げられる、演奏、歌、踊りのスケジュール表が。
午後1時過ぎからの「サンバ」が面白そう…
カメラはキヤノンEOS 6D。レンズはおもに「シンデレラレンズ」こと 単焦点のEF50mm F1.8 II を使用。このほか、標準ズームEF24–105mm F4L IS USM、コンパクトカメラのソニーRX100 も使用しています。
ステージでは、日本マリネラ協会の演技が行われている所でした。
マリネラは、ペルーのダンス。
その世界チャンピオンの演技が始まりました。
なかなか、素晴らしい。
レースの衣装が民族的で味わいがあります。
(ステージは、50mm では限界があるため、標準ズーム24–105mm で撮影。)
これはパンジャビーノ(スチールバンド)。
テンポの良いリズムが響き渡ります。
それはそうと、ステージの合間に、飲んだり食べたりもしなくては…
会場に並ぶたくさんのテントに向かいました。
イベントに協賛しているTECATE(テカテ)のコーナー。メキシコの国民的ビールとのこと。
TECATE ビール(500円)。アルコール度数は低めで、さっぱりして飲みやすい。
塩とライムと一緒に飲むスタイルもあるそうです。
同じテントで売っていたペルーのビール「CRISTAL(クリスタル)」(500円)。
こちらのほうが苦味があり、日本のビールに似た味わい。
知りませんでした。メキシコもペルーも美味しいビールを出しているんですね…
ちなみに、手首の黄色いものは、会場での飲食や商品購入に必要なリストバンド(500円) 。
会場に入ること自体は無料ですが、これがないと飲んだり食べたりできません。
TECATE ビールのコンパニオン。一緒に記念撮影にも応じてくれます。
もうひとつの協賛メーカー「Jose Cuervo(ホセ・クエルボ)」。
メキシコのテキーラです。
アルコール度数が高いことで有名。飲み方を知らずに、うっかり飲むと大変なことになります。
「クエルボ ショットガン」なんて、いかにも一気に酔いが回りそう…
テキーラの飲み方は知らないので、できるだけアルコール度を少なくしてもらい、カクテルで試してみました(クエルボ・パイン 600円)。
冷たくて爽やか。意外に美味しいものでした。
ホセ・クエルボは、コンパニオンも多かったです。
色々なメーカーのテキーラ。
右手前は、グラス1杯1000円!というプレミアムもの。
お酒のアテになりそうな、美味しそうな食べものも、選ぶのに困るほどありました。
ペルー料理の炭火焼きローストチキン。
こんな風に串刺しにして焼きます。ウ~ム…
手ごろだし(400円)、まずはこれから…
焼いたチョリソに串をさしているところ。
メキシコのピザ「ケサディーヤ」(500円)も注文。
塩味のチーズを挟んであって、なかなかイケる味。好みでタバスコを振ります。
アメリカ・ニューオーリンズスタイルのカキ料理の店。
殻付きのカキを、いい感じに焼いていました。ニューオーリンズ風の焼カキ(600円)。
写真を撮っていたら、何か買わないと悪いような雰囲気に…
カキフライ(600円)を買いました。大粒で美味しかったけど、かなりお腹が一杯に。
そうこうしているうちに、ステージではサンバの幕開け。
ブラジルといえばサンバ。
4人のダンサーが、衣装を何回か着替えながら踊ります。
派手な羽根飾り。
迫力があります。
これはまた、デカい羽根飾り。模様は蜘蛛の巣?
燃え上がるようなムードで最高潮に。
かっこいいですね… スタイルも見事。
ダンサーをアップで撮るのは難しいのですが、たまたま近くに来てくれました。
ダンスの最後に勢ぞろい。
子どもたちも舞台に誘われ、ダンスに参加して(ちょっと戸惑っていましたが)フィナーレ。
いつの間にか集まった観客で、周りはギッシリ。大拍手でした。
お目当てのサンバが終わった後は、また食べ歩き。
にぎわう「シンコ・デ・マヨ」会場。
巨大な肉の塊。「これは何?」と聞いたら、「ケバブだよ」と教えてくれました。
外側からあぶり、焼き上がった部分をナイフでそぎ落として、「ブリトー」の具にします。
これが「ブリトー」。
肉の味はチキンのようでしたが良く分かりません。キャベツも入っていて、ボリュームたっぷり。
フルーツが一杯入ったサングリア。
「カタルーニャ風ソーセージ」などのメニューがあり、スペイン系の店のようです。
人気の「パスタパエリア」。間もなく売り切れそう。
これもスペイン系のお店で。ターキーレッグ(七面鳥)。
パエリアとターキーレッグのスパニッシュ弁当というのも。
極めつけは、この、ペルーの伝統料理「チャンチョ・アル・パーロ」。
大きな豚肉の塊を、薪で豪快に焼きます。
全部焼き上がるとこんな感じ。煙がすごいです。
どんな味か試してみたかったのですが、長い行列ができていて、あきらめました。
ステージから、朗々と良く通る男性の歌声が聞こえてきました。ビクトル・ディアスさん。
パンフレットには「スペインのミュージカルを代表する声の持ち主。」と。
近くで聞くと、体にビンビン来る迫力があって、しかも魅力的な美しい声でした。
会場では雑貨なども売られています。
メキシコ名物(?)の「アディオス T シャツ」。
アディダスのパロディーですか…
フェイスペインティングのコーナーも。この子は手に描いてもらっていました。
飲んで食ってダンスを見て。
シンコ・デ・マヨ・フェスティバル 、楽しいイベントでした。
来年もあるかな…
それまで、アディオス!
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撮影カメラ・レンズ
キヤノンEOS 6D
EF50mm F1.8 II
EF24–105mm F4L IS USM
ソニーRX100