つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

アロハ サマーフェスティバル

2015年05月30日 | イベント

大阪・新梅田シティで「アロハ サマーフェスティバル in Osaka 2015」というイベントが開かれていました(5/29~5/31)。

新梅田シティ展望台からの夕陽を撮りに行ったのですが、この日の夕陽はイマイチ。

良い夕焼けに巡り合うのは、難しいですね…

 

イベントの方をおもに見たところ、これが結構見ものでした。

 

関西最大級のハワイアンイベントとのことで、今年10 回目。

29日は午後4時からオープニングに続いて、フラダンスやタヒチアンダンス、バンドの演奏がありました。

来た時は、何種類ものタヒチアンダンスが披露されているところ。

 

グループ名はチェックしていませんので、以下画像だけを…

 

 

 

 

 

 

 

 

会場は相当な混雑。

出演グループ関係者は、観客席後方の、一段高い撮影ブースから撮影できるようになっていました。

 

色鮮やかなシャーベット。

 

ランチの移動販売。

 

フラダンスの衣装などを販売するハワイアンショップが何店も。

 

フラダンスが始まりました。

 

 

どのグループも笑顔が素晴らしい…

 

熱気に包まれる会場。

3日間、午後9時まで踊りや演奏が続きます。

------------------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

     EF24–105mm F4L IS USM


ニコン「COOLPIX P900 」品薄を告知

2015年05月26日 | カメラ

ニコンが高倍率コンパクトカメラ 「COOLPIX P900 」の品薄を、ホームページ(製品情報)で下記のように告知しています。(5月25日付け、ニコンのページ


『コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX P900」のお届け予定につきまして

 「COOLPIX P900」は、2015年3月2日の発表日以降、予想を超えるご予約をいただき、生産がご注文に追いつかない状況が続いております。お客様には大変ご迷惑をお掛けしており申し訳ございません。
引き続き鋭意生産に努めてまいりますので、ご理解のほどお願い申し上げます。』

という内容。

    ニコン「COOLPIX P900」(ニコンの製品ページより)。

 

5月26日現在の状況を調べてみると…

ニコンダイレクトでは『こちらの商品はただいま在庫を切らせております。次の入荷までいましばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。』と表示されています。

アマゾンでも『一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定』。

カメラのキタムラは『納期約3ヶ月』。

ヨドバシは『お取り寄せ』で、在庫のある店舗ゼロ。

楽天 / カメラのナニワ『納期約1ヶ月』。

 

そんなに品薄とは。

この影響か、価格.com で「COOLPIX P900 」の価格推移グラフを見ると、5月中旬ごろから急に値上がりしています。

何なんでしょうね、この現象は。

 

GOOGLEで検索しているうち、自分の記事『ニコン「COOLPIX P900」が品薄』(4月2日)が引っかかってきました。

オヤオヤ。

2カ月近く前の記事。その後、品薄が解消していないというのは、もともと生産する予定の台数が少なかったのではないかと思いますが、予想外の人気を集めているのは確か。

35mm判換算で2000 mmまで届く、光学83倍の超望遠ズーム。誰でもすごいと思います。

 

ニコンとしては、高倍率コンパクトカメラの望遠端の焦点距離を順次伸ばしているうち、2000mmに達したとたん大ブレイク。あわてているかもしれませんね。

 

関連記事

 ・『ニコン、光学83倍ズーム「COOLPIX P900」が品薄に』(価格.com 新製品ニュース)

 ・『Nikon COOLPIX P900 レポート』(PHOTO YODOBASHI)

 


キヤノンEF50mm F1.8 STM 試し撮り (2)

2015年05月25日 | カメラ

キヤノンの新しい単焦点レンズ「EF50mm F1.8 STM 」試し撮りの続きです。

いずれも、キヤノンEOS 6D に EF50mm F1.8 STM を付けて撮影。RAW現像時に明暗、色の調整をしています。

 

絞り優先AE(F8、1/500秒)、露出補正 0、ISO 100、ホワイトバランス・太陽光、画質・RAW

大阪市の長居公園

 

ドイツビールの祭典「オオサカ オクトーバーフェスト2015」が開かれていました(5月31日まで)。

「オクトーバーフェスト」は、ドイツのミュンヘンで毎年秋(9月半ばから10月上旬)に開催される世界最大のビールイベント。

日本でも、東京・日比谷公園や横浜・赤レンガ倉庫などで開催されており、これはその大阪版。

例年会場にあてられていた天王寺公園が改修のため、今年は長居公園での開催となりました。

 

ビールが好きなのですぐにでも行きたいところ、まずは日の高いうちにバラの花を撮ってから、と思い公園内にある「長居植物園」へ。

 

絞り優先AE(F8、1/200秒)、露出補正 -2/3、ISO 100、ホワイトバランス・太陽光、画質・RAW

長居植物園の大池。

 

EF50mm F1.8 STM 」の前のモデル「EF50mm F1.8 II 」は安いながらも、光学性能の良いレンズでした。

新レンズの解像感はどうでしょうか。それを見るため、画面中央(白い四角枠)を100%拡大したのが下の写真です。

 

時計の文字盤などを見ると、「EF50mm F1.8 II 」譲りの解像性能はありそうです。(「DPP 」を使用。シャープネス「3」でRAW現像)

 

 

絞り優先AE(F8、1/60秒)、露出補正 -2/3、ISO 100、ホワイトバランス・太陽光、画質・RAW

木漏れ日が差し込むベンチ。

 

絞り優先AE(F16、1/80秒)、露出補正 +1/3、ISO 100、ホワイトバランス・太陽光、画質・RAW

広いヨーロッパ風のバラ園。満開でしたが、ややピークを過ぎはじめたところ。

出来るだけ絞りを絞り込んで撮ってみました。

 

絞り優先AE(F16、1/80秒)、露出補正 +1/3、ISO 100、ホワイトバランス・太陽光、画質・RAW

スタンダード仕立ての白バラ。

 

絞り優先AE(F11、1/160秒)、露出補正 +2/3、ISO 200、ホワイトバランス・太陽光、画質・RAW

赤バラも満開。

 

絞り優先AE(F16、1/60秒)、露出補正 +1/3、ISO 200、ホワイトバランス・太陽光、画質・RAW

 

おしゃれな白いフェンスのボケ具合いを見ながら、色々絞りを変えて撮ってみました。

ボケ過ぎるよりこれぐらいがいいかな、と思って絞りを見たところ「F16 」。フ~ム… 結構絞り込んでもボケるものです。

 

                                                         ◇

 

さて、日も傾いてきたので、そろそろ「オオサカ オクトーバーフェスト2015」へ。

会場は公園の入り口近くに設けられ、入場料200円を払うと、手首に青い紙のリングを巻いてくれます。

ここでは、(混雑しているのと酔いも手伝って)ISO 感度を上げ過ぎたり、かなりいいかげんな露出設定になってしまいました。

以下、露出データは省きます。

 

「レーベンブロイ」。

 

「関西初上陸!! 」というのにつられて「フェストビア」(1200円)を注文。

 

「デポジット制」です。 最初にグラス代(1000円)を含めた代金を払い、グラスを返却すると1000円を返金してもらえます。

グラスの破損・紛失防止のほか、銘柄ごとに違った形のグラスを楽しめるという意味もあるようです。

「フェストビア」。熟成されたまろやかなコクがあって美味!

 

陶製のジョッキで飲む「レーベンブロイ」(1000円)も人気でした。

 

色々な銘柄の看板も面白い。これは「ハッカー・プショール」。

 

「ヴァルシュタイナー」。

 

「アルビルスバッハ」。

 

「ケーニッヒ・ルードヴィッヒ」。

 

2 杯目は「エルディンガー」という銘柄の、「ビットブルガー・プレミアムピルス」(1000円)。

『ドイツ№1 のプレミアムピルスナー』だそうです。サラッとして飲みやすく、苦味がありました。

 

「エルディンガー・ヴァイスビア」(1400円)。同じ銘柄でも、こちらは苦味が弱く、フレーバー(バナナ風味?)が自慢。女性におすすめかも。

 

「エルディンガー」のビアサーバーは、にぎやかなイルミネーション付き。

 

夜になると、キラキラして美しい。

 

ポテトやチーズのフライ。

この他、ビールに合うジャーマンソーセージやローストビーフ、チキンを使った料理などが並んでいました。

 

家族連れで来た人も。

 

こちらは勤務帰りのサラリーマン風。

 

ビアサーバーのデザインも様々ですね。

 

「オン・ザ・ロック」と赤く書かれた「リーフマン」の看板。

ビールをオン・ザ・ロックで? 

チェリーやブルーベリーなどをブレンドしたフルーツ・ビールがあって、オン・ザ・ロックにすると爽やかだとか。

 

だいぶ暮れてきましたが、会場内はいよいよにぎやかに…

 

夜9 時まで楽しめます。

 

ステージでは、ドイツから来日した楽団が民族音楽を演奏。

「乾杯の歌」に合わせて観客も一緒に歌い、一斉に「Prost(プロスト)!」と掛け声。すごく盛り上がっていました。

 


キヤノンEF50mm F1.8 STM 試し撮り (1)

2015年05月23日 | カメラ

キヤノンの新しい単焦点レンズ「EF50mm F1.8 STM 」。発売日に届いた本体に続いて、フィルターとレンズフードも届きました。

 

EOS 6D に「EF50mm F1.8 STM 」とレンズフードを付けたところ。フィルターも装着しています。

 

なかなかいい感じですね。

レンズフードの造りはしっかりしていて、着脱用のボタンも付いています。使用中にうっかり外れる心配もなさそう。

 

収納の時、逆向きにすることもできます。

カバンに入れるときは、こういう格好に。レンズフードをなくすこともないし、便利です。

 

ムム、でも外観がスマートとはいいがたい… 

何となく、ブサイクなワンちゃんの顔みたいで。

 

まあいいか、収納する時だけのことですものね。

 

さっそく5月22日、大阪・長居公園(長居植物園)へ試し撮りに行ってきました。

 

EF50mm F1.8 STM 実写画像

 

まず見たかったのはボケ味。

EOS 6D 、 EF50mm F1.8 STM 、 絞り優先AE(F1.8、1/400秒)、ISO 100、露出補正 -2/3、ホワイトバランス・太陽光、画質RAW

おお、ボケるボケる~

さすがに明るい単焦点レンズ。良くボケます。

ただ、背景の玉ボケは輪郭がはっきりしているので、樹の枝などは二線ボケになりそうですね。でも、これは旧型からの特徴。レンズ構成が変わっていないということで、やむを得ないです。

 

EOS 6D 、 EF50mm F1.8 STM 、 絞り優先AE(F1.8、1/1000秒)、ISO 100、露出補正 0、ホワイトバランス・太陽光、画質RAW

背景の玉ボケに口径食(レモン型)が見られますが…

 

EOS 6D 、 EF50mm F1.8 STM 、 絞り優先AE(F2.8、1/400秒)、ISO 100、露出補正 +1/3、ホワイトバランス・太陽光、画質RAW

このように、絞りをF2.8 まで絞ると、口径食がなくなり、きれいな円形の玉ボケになりました。

 

同じ場面で、旧型のEF50mm F1.8 II だと、開放から少しでも絞ると、5角形のボケになります(絞りが5枚羽根のため)。

でもEF50mm F1.8 STM は7枚羽根の円形絞りに改良された結果、絞った場合でも円形を保っています。

新モデルになって、これが一番うれしいところです。

 

もうひとつ、ありがたいのは最短撮影距離が短縮されたこと。

EOS 6D 、 EF50mm F1.8 II 、 絞り優先AE(F5.6、1/125秒)、ISO 200、露出補正 0、ホワイトバランス・太陽光、画質RAW

 旧型ではここまでしか寄れませんが…

 

EOS 6D 、 EF50mm F1.8 STM 、 絞り優先AE(F5.6、1/80秒)、ISO 200、露出補正 0、ホワイトバランス・太陽光、画質RAW

 新しいEF50mm F1.8 STM は、さらに10センチ寄れるので、ここまでアップにできます。

この違いは大きいですね。

単にトリミングするというのではなく、近寄ることで背景のボケ量が増すため、ぐっと立体感が出てきます。

料理などをアップで撮るのにも良いのではないでしょうか。

 

とまあ、ここまではよかったのですが。

 

周辺減光が…

 

EOS 6D 、 EF50mm F1.8 II 、 絞り優先AE(F1.8、1/4000秒)、ISO 200、露出補正 0、ホワイトバランス・太陽光、画質RAW

上の風景は、旧型で撮影(わざと絞り開放にしています)。次に、新型レンズに付け替えると…

 

EOS 6D 、 EF50mm F1.8 STM 、 絞り優先AE(F1.8、1/4000秒)、ISO 200、露出補正 0、ホワイトバランス・太陽光、画質RAW

「あれ、暗くなった!」。カメラの再生画像ではっきり違いが分かりました。

同じレンズ構成なのに、なぜ? 

新型レンズの方が暗い? ?  これは大変。

 

AF ポイント周辺を100%拡大してみました。

旧型のEF50mm F1.8 II  100% 拡大画像(赤い四角がAF フレーム)。

 

新型のEF50mm F1.8 STM  100% 拡大画像(赤い四角がAF フレーム。手持ち撮影のため、位置は微妙にずれています)。

 

AF ポイント周辺で見る限りは、それほど明るさに違いがあるようには見えません。

つまり、「周辺減光」!

新しいEF50mm F1.8 STM は、絞り開放では周辺減光が目立つ、ということになります(絞りを絞ると改善)。

でも、何か妙だな…

 

ちょっとばかり気落ちしながら、カメラの設定を確かめて、原因がわかりました。

EOS 6D の「レンズ光学補正」設定画面。

 

個人的にいつも、「周辺光量補正・する」 に設定しているのですが、発売されたばかりのEF50mm F1.8 STM は補正データがないため、周辺光量補正が効いていなかったのです。

これでは旧型に比べて周辺減光になるのも当たり前。

 

補正データさえあれば、旧型と同じく周辺までピシッと明るい写真になるはずです。

 

そのEF50mm F1.8 STM 補正データですが、まだキヤノンから提供されていない模様。

早く提供してもらいたいですね。

この周辺減光は、かなり気になります。

 

試し撮りではこのあと、長居公園で開かれている、ビールを楽しむイベント「オオサカ オクトーバーフェスト2015」(5/31まで)も撮ってきました。

その写真は次回に。

--------------------------------------------------------------------------------

関連記事

  ・『キヤノンの低価格単焦点レンズ「EF50mm F1.8 STM」が売れ筋1位に! 購入しやすい価格と性能で評価も上々!』(トレンドニュース - 価格.com)

 


「NEW シンデレラレンズ」購入

2015年05月21日 | カメラ

「シンデレラレンズ」あるいは「撒き餌レンズ」と呼ばれたキヤノンの単焦点標準レンズ「EF50mm F1.8 II 」が25年ぶりにリニューアルし、新モデル「EF50mm F1.8 STM」が5月21日から発売。

アマゾンで予約していたところ、発売日に届きました。

価格は16,090 円(税込)。

価格.comの最安値(5/21現在、税込15,912 円)よりは高いですが、まずまず。

こんな安いレンズ、そうありません。

 

宅配便で届いた「EF50mm F1.8 STM」。

別売りのレンズフードやプロテクトフィルターも注文していました。後日の便になりそう。

 

レンズキャップを外したところ。

 

金属マウント。やはり良いですね~

 

こちらは旧型の「EF50mm F1.8 II 」。プラスチックマウントでした。

 

外観を比較してみました。

左が新しい「EF50mm F1.8 STM」。右の旧型と比べて、見た目の大きさはそう変わらないですね。

 

新しい「EF50mm F1.8 STM」(左)は、レンズの全長が少し短くなっています。

 

EF50mm F1.8 STM」のおもなスペックは以下の通り。

レンズ構成   5群 6枚
絞り羽根枚数  7枚 
最短撮影距離  0.35m
最大撮影倍率  0.21倍
フィルター径  49mm
最大径×長さ  φ69.2mm×39.3mm
重さ      約160g

ステッピングモーターを搭載、金属マウントを採用したことなどから、旧型より30g 重くなりました。

持ってみると、少しだけ重みが増した感じはしますが、手軽に持ち運べるコンパクトさは変わらず。

 

EOS 6D に付けてみました。

パンケーキレンズ「EF40mm F2.8 STM 」ほど薄くもなく、スナップに向きそうな、ほどほどの大きさ。

レンズフードを付けると、カッコいい感じになるのでは、と想像しています。

 

近くに焦点を合わせると、レンズが繰り出します。

 

繰り出し量が、旧型より3mm ほど多いように思います。

レンズ構成が全く同じなのに、最短撮影距離が短縮され「寄れるレンズ」に変身したのは、この繰り出し量が関係しているかもしれません。

 

AFは速く、ステッピングモーターのおかげで駆動もスムーズ。ただし無音ではなく「スス―、クッ」というような音はします。

それでも旧型の「ジーコ、ジーコ、カク、カク」と耳ざわりな音に比べればはるかにマシ。

 

レンズコーティングが改良され、絞り羽根は7枚の円形絞りになりました。

その写りはどんなものか… さて、試し撮りに出かけましょう。

 

-----------------------------------------------------------------------------------------

関連記事

 ・『交換レンズレビュー「EF50mm F1.8 STM」 』(デジカメWatch)

 ・『レンズ沼に誘う新型の“撒き餌レンズ”を試す――キヤノン「EF50mm F1.8 STM」』(ITmedia デジカメプラス)

 ・『キヤノン「EF50mm F1.8 STM」実写レポート! “撒き餌レンズ”がついにリニューアル!』(価格.comマガジン)


富士とパナが新製品

2015年05月19日 | カメラ

富士フイルムとパナソニックが相次いでミラーレス一眼カメラの新製品を発表しました。(富士のニュースリリース)(デジカメinfo / dpreview

パナソニックはいまのところ、海外での発表ですが、そのうち国内でも発表されるのでは。

いずれもフラッグシップモデルの「廉価版」という感じですが、スペックを見るとなかなかの最新機能が盛り込まれています。

 

富士フイルム「X-T10」

        「FUJIFILM X-T10」(富士のニュースリリース画像より)

 

「FUJIFILM X-T10」は、Xシリーズを代表する「FUJIFILM X-T1」を小型にしたモデル。6月25日発売。

X-T10スペシャルサイト」が設けられており、5月27日から6月中旬にかけて、東京、大阪、名古屋、福岡、札幌で順次、先行体感イベントも開かれます。発売前の「X-T10」を実際に手にとって試せる特設 ブースを設置。

「X-T1 」が出た時のイベント(2014年2月11日記事参照)ほどではないにしても、富士フイルム、なかなか力が入っています。

 

ニュースリリースによると、『動いている被写体に強い「新AFシステム」と世界最短表示タイムラグの「リアルタイム・ビューファインダー」を搭載した、プレミアムミラーレスカメラ』という位置づけ。

1,630万画素のX-Trans CMOS IIセンサー(APS-Cサイズ)は同じなので、画質的には「X-T1」と変わらないと思われます。

特長のひとつ、新AFシステムは、

『49点のフォーカスエリアから任意に選択した1エリアでピントを合わせる、従来の「シングルポイント」モードに加え、77点のフォーカスエリアを用いて、「ゾーン」モード、「ワイド/トラッキング」モードを新たに搭載。動体撮影性能が大幅に進化。』(ニュースリリース)

とのこと。また、人物の瞳を自動で検出し、ピントを合わせる「瞳AF」機能もあります。

 

全体に、AFがかなり進化した印象です。

この新AFシステムは、現在の「X-T1」を上回っています。

しかし、廉価版がフラッグシップを上回る「下剋上」になるわけではなく、これらの機能は操作性の向上も含めて「X-T1」次期ファームウエア(Ver.4.00=6月下旬公開予定)で、「X-T1」にも搭載されます(デジカメWatch 参照)。

富士のページで仕様を比較してみたところでは、6月下旬のファームウエア公開時点で結果的に「X-T10」と「X-T1」は、大体同じスペックで並ぶことになりますね。

 

もちろん、違うところも。

「X-T10」は、「X-T1」のように防塵防滴、UHS-II 対応ではありませんし、電子ビューファインダーの大きさ、背面液晶の解像度も「X-T1」の方が上。

また、連写(同じ8.0コマ/秒)については、連続記録枚数(JPEG)が、「X-T1」の約47コマに対して、「X-T10」は約8コマと、スペックダウンした感じ。細かいことですが気になります。

一方、「X-T10」は、「X-T1」にないフラッシュを内蔵。軽量、コンパクトで、ボディーの操作面も改良(簡略化)。

 

総合的に見て、防塵防滴でなくてもいいという人なら、小さな「X-T10」を選ぶ選択肢もありそう。

 

先行体感イベント か、ショールームの先行展示で触ってこようと思っています。

 

パナソニック「LUMIX DMC-G7」

           「LUMIX DMC-G7」(デジカメinfo より)

 

マイクロフォーサーズシステムなので、センサーサイズは「X-T10」より小さめ。しかし、ボディーはこの「G7 」の方が大きく重いです。

 ・富士フイルム「X-T10」 118.4×82.8×40.8mm 。重さ約381g(バッテリー含む)
 ・パナソニック「G 7 」 125×86×77mm。重さ410g(バッテリー含む)

不思議ですね。

 

「G7 」のボディーが大ぶりなのは多分、「4K 」の機能を盛り込んでいるからでしょう。

以下、「G7 」の4K 機能を デジカメinfo から引用させてもらうと、

『最新の4Kフォトモードでは、4Kバースト撮影、4Kバーストスタート/ストップ、そして4Kプリバーストの3つの新機能が搭載されている。4Kバーストモードではシャッターボタンを押している限り30fpsで撮影し、一方、4Kバーストスタート/ストップモードでは、シャッターボタンを押すことで30fpsの撮影を開始/停止する。4Kプリバーストは、シャッターリリースの直前または直後の60コマを自動的に記録する。』

とあります。

 

4K 動画の中から静止画を切り出すのが4K フォト。パナソニックは特にこれをアピールしています。

30fps の動画は1秒に30枚の静止画を撮っているのと同じなので、30コマ/秒の連写。キヤノンやニコンのハイエンド一眼レフもとうていかなわない連写能力ということになります。

もっとも画素数については、パナソニックの上位機「GH4 」で約800万画素止まり。

「G7 」の4K フォトもおそらく約800万画素でしょう。

 

フルサイズ一眼レフで2000万~3600万画素、さらに5000万画素に達しようとしている時代に、マイクロフォーサーズ800万画素ではいかにも貧弱な感じがしますが、画素数だけで画質をうんぬんできないのは、アップルの「iPhone 6 で撮影」キャンペーン(4月28日記事参照)でも分かる通り(「iPhone 6 」も800万画素)。

動画から、だれでも決定的瞬間を切り出せる、という4K フォトの可能性はこれからの技術革新しだいで、大きく広がっていくのでは…

 

「4K フォト」をアピールしているパナソニック(CP+ 2015 )。

 

 「G7」のプロモーションムービーがありました(YouTube:PanasonicUK )。

 ------------------------------------------------------------------------------------------------

関連記事

 ・『富士フイルム、“X-T1画質”の小型モデル「X-T10」 』(デジカメWatch)

 ・『海外発表:パナソニック、4Kフォト対応の「LUMIX G7」 』(デジカメWatch)


浜寺公園のバラ(2015年)

2015年05月15日 | 

バラの季節です。

大阪・堺市の浜寺公園のバラが見ごろ。5月14日に行ってきました。

この公園のバラは、和風の回遊式庭園のゾーンと、ヨーロッパの庭園をイメージしたゾーンに植えられており、250種6,500株あるそうです。

 

バラ園の入り口近く。幼稚園児が遠足に来ていました。一面に咲いているのは「ピンク・ノックアウト」。

 

「ブラッシング・ノックアウト」。

きれいなバラですが、何で「ノックアウト」なのか? あとで調べたら『丈夫で育てやすいバラ。バラの歴史上 おどろくべき耐病性を誇るバラです。名前の由来も病気をノックアウトするところからきており…』と、京成バラ園バラコラムに書かれていました。

 

「モナリザ」。

 

「ザ・ラーク・アッセンディング」。イングリッシュローズです。

 

「ディック・クラーク」。

雨粒がかかっています。実はこの日、朝は晴れて強い日差しだったのに、昼ごろから曇り出し、バラ園に着いたころから雨が降り出しました。

 

「バーガンディ・アイスバーグ」。

雨のバラも一興…

 

つるバラ「アルティッシモ」。

 

「アバウト・フェイス」。

 

「クイーン・エリザベス」。今のイギリス女王・エリザベスII世の即位にともなって捧げられたバラ。

イギリス王室にはこのたび、プリンセスが誕生。お祝い事が続きますね。

 

「アンジェラ」。園内に何本も植えられている、つるバラ。

 

ここまでは洋風の庭園でしたが、和風の「ばら庭園」も見てみました。

 

「ばら庭園」。

 

日本の里山の風景に見立てており、水車小屋があります。

 

水車小屋のそばに咲く野バラ。

 

雨が激しくなってきたので、古民家風の休憩所に入りました。入り口にはシラン(紫蘭)の花が。

 

池のほとりの野バラ。日本の自生種のバラを植えているのが、このばら庭園の特長。

 

それにしても、雨は止む気配がありません。撮影も難しくなり、引き上げることにしました。

 

公園入り口の可憐なバラ「ケアフリー・ワンダー」が、雨にしっとり濡れていました。

 

-----------------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

     EF24–105mm F4L IS USM


「シンデレラレンズ」25年ぶり リニューアル

2015年05月11日 | カメラ

キヤノンの「安くて良く写る」シンデレラレンズ「EF50mm F1.8 II 」が25年ぶりにリニューアル。

EF50mm F1.8 STM 」が発表されました(5月下旬発売)。

 

25年ぶりって… 

正直言って、発売された時は知りませんでした。

安いレンズとはいえ、「EF50mm F1.8 II」 は異例なまでにユーザーに支持されたロングセラーレンズ。歴史に残るでしょう。

 

「EF50mm F1.8 II 」と「EF50mm F1.8 STM 」のスペックを比べてみると、

  ・「ジーコ、ジーコ」というAFの駆動音がイヤ → STM (静かなステッピングモーター)採用

  ・円形絞りではない5枚羽根で、玉ボケが5角形になる → 7枚羽根の円形絞りでボケがきれいに

  ・プラスチックマウントが不安 → 金属マウント採用

と、旧型の不満がすべて解消された仕様になっています。

おまけに最短撮影距離が短くなって、グッと寄れるようになり、レンズコーティングも良くなったとのこと。

フードが別売り(接続方は、まともになった! )、フィルター径が変わり使い回し出来なくなった(52mm → 49mm)、手ぶれ補正は依然ナシ----という微妙なところはありますが、個人的な感触からいえば、このレンズは「買い!!」ですね。

 

キヤノンのページで仕様を見てみると、レンズ構成(下図、5群6枚)は旧型から変わらず、MTF 特性も同じ。

左右対称のガウスタイプ。このレンズ構成は長いカメラの歴史の中で研究され尽しているそうです。これ以上改善の余地がないのかもしれません。

もっとも、レンズ構成が旧型と変わらないならば、コマフレア(レンズ周辺の光の変形)は出そうです(2014年01月20日 シンデレラレンズ作例集(1)参照)。

 

ともあれ、さっそく手にとって試してみたいですね。旧型は売ります!(売れないか… )

 


シンコ・デ・マヨ 2015 Part 2  シンデレラレンズ作例集(7)

2015年05月10日 | イベント

「シンデレラレンズ」でイベントを撮る

シンコ・デ・マヨ 2015」 のイベントは、「シンデレラレンズ」と呼ばれるキヤノンEF50mm F1.8 II  を主に使って撮ってみました。

 

             EF50mm F1.8 II

EF50mm F1.8 II は、安価で描写が良いと人気のレンズでしたが、すでに生産完了になったとのこと( 販売店情報=ツイッタ―)

そして、きょう5月11日、後継レンズ「EF50mm F1.8 STM 」(5月下旬発売)が発表されました。(キヤノンのニュースリリース

 

EF50mm F1.8 STM 」は同じレンズ性能を受け継ぎ、実売2万円弱の安さ。さっそく注目を集めるのでは…

 

ということで、EF50mm F1.8 II の作例集は、そろそろ終わりにしようと思っています。

(カメラはいずれもキヤノンEOS 6D 、画質 RAW)

 

サンバのショー。(シャッター速度優先AE : 1/1000秒、絞りF3.2 、ISO400 、露出補正+1 2/3)

ステージを撮ると平凡な絵になるレンズではあります。画角的に、広角でも望遠でもないのでこれはしようがありません。

 

無理をするとこういうカットも撮れますが… (ペルーのダンス「マリネラ」)

 

これは、原画を強引にトリミングしたもの(四角枠内)。(シャッター速度優先AE : 1/1000秒、絞りF3.5 、ISO200 、露出補正+2/3)

 

望遠レンズで撮ったように見えます。

さすがにフルサイズ機、トリミングに耐える… とはいえ、やりすぎですね。

 

以下、あまりトリミングせず、本来の50mmの画角に沿った作例を並べてみます。

 

 メキシコ ビール「テカテ」のコンパニオン。(絞り優先AE : 絞りF2. 2  1/2500秒、ISO100 、露出補正+1/3)

 

メキシコのテキーラ「ホセ・クエルボ」のコンパニオン。(絞り優先AE : 絞りF1. 8  1/4000秒、ISO200 、露出補正-1)

(ほかのカットの続きでISO200 で撮ったもの。ISO100 にすべきでした。露出オーバーをRAW現像時に補正しています。)

 

 メキシカンビーフを焼くお兄さん。(絞り優先AE : 絞りF1. 8  1/2500秒、ISO100 、露出補正+1/3)

 

スペインのスパークリングワイン「カバ」を高々と注ぐ。(絞り優先AE : 絞りF2. 2  1/2000秒、ISO100 、露出補正+1/3)

 

ペルーのビール「クリスタル」(手前)とメキシコのビール「テカテ」。(絞り優先AE : 絞りF2. 2  1/3200秒、ISO100 、露出補正+1/3)

 

 サングリアを売る人。(絞り優先AE : 絞りF5. 6  1/800秒、ISO100 、露出補正-2/3)

 

 ニューオーリンズの謝肉祭「マルディグラ」で使われる仮面。(絞り優先AE : 絞りF2. 2  1/4000秒、ISO100 、露出補正+1/3)

 

メキシコのアクセサリー。(絞り優先AE : 絞りF1. 8  1/2500秒、ISO100 、露出補正+2/3)

---------------------------------------------------------------------------------------------- 

 撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

     EF50mm F1.8 II

--------------------------------------------------------------------------------------------- 

関連記事

   ・シンデレラレンズ作例集(6)(神戸・旧ハンター住宅 Part 2)

   ・シンデレラレンズ作例集(6)(神戸・旧ハンター住宅 Part 1)

   ・シンデレラレンズ作例集(5)

   ・シンデレラレンズ作例集(4)

   ・シンデレラレンズ作例集(3)

   ・シンデレラレンズ作例集(2)

   ・シンデレラレンズ作例集(1)


シンコ・デ・マヨ 2015 Part 1

2015年05月09日 | イベント

シンコ・デ・マヨ・フェスティバル 2015」(CINCO De Mayo Osaka 2015)を見てきました。

連休中の5月4、5、6日の3日間、大阪城公園「太陽の広場」で開かれた、陽気なお祭り。

 

「シンコ・デ・マヨ」とは「5月5日」の意味。もともと、メキシコで始まり、アメリカで広まったラテン文化のフェスティバルです。

日本で始まったのは2013年から。今回は東京・代々木公園(5月3、4日)と、大阪城公園の2か所で開催されました。

 

ムム? 学校の運動会みたいなゲート。シンプルすぎるのでは…

はたしてお客さんが来ているのか、心配になりましたが、会場に入ってみるとすごい人出でした。

 

最終日の6日、昼ごろに来ました。ゲートには、ステージで繰り広げられる、演奏、歌、踊りのスケジュール表が。

午後1時過ぎからの「サンバ」が面白そう…

 

カメラはキヤノンEOS 6D。レンズはおもに「シンデレラレンズ」こと 単焦点のEF50mm F1.8 II を使用。このほか、標準ズームEF24–105mm F4L IS USM、コンパクトカメラのソニーRX100 も使用しています。

 

ステージでは、日本マリネラ協会の演技が行われている所でした。

マリネラは、ペルーのダンス。

 

その世界チャンピオンの演技が始まりました。

 

なかなか、素晴らしい。

レースの衣装が民族的で味わいがあります。

 (ステージは、50mm では限界があるため、標準ズーム24–105mm で撮影。)

 

これはパンジャビーノ(スチールバンド)。

テンポの良いリズムが響き渡ります。

 

それはそうと、ステージの合間に、飲んだり食べたりもしなくては…

会場に並ぶたくさんのテントに向かいました。

 

イベントに協賛しているTECATE(テカテ)のコーナー。メキシコの国民的ビールとのこと。

 

TECATE ビール(500円)。アルコール度数は低めで、さっぱりして飲みやすい。

塩とライムと一緒に飲むスタイルもあるそうです。

 

同じテントで売っていたペルーのビール「CRISTAL(クリスタル)」(500円)。

こちらのほうが苦味があり、日本のビールに似た味わい。

 

知りませんでした。メキシコもペルーも美味しいビールを出しているんですね…

 

ちなみに、手首の黄色いものは、会場での飲食や商品購入に必要なリストバンド(500円) 。

会場に入ること自体は無料ですが、これがないと飲んだり食べたりできません。

 

TECATE ビールのコンパニオン。一緒に記念撮影にも応じてくれます。

 

もうひとつの協賛メーカー「Jose Cuervo(ホセ・クエルボ)」。

メキシコのテキーラです。

 

アルコール度数が高いことで有名。飲み方を知らずに、うっかり飲むと大変なことになります。

 「クエルボ ショットガン」なんて、いかにも一気に酔いが回りそう…

 

テキーラの飲み方は知らないので、できるだけアルコール度を少なくしてもらい、カクテルで試してみました(クエルボ・パイン 600円)。

冷たくて爽やか。意外に美味しいものでした。

 

ホセ・クエルボは、コンパニオンも多かったです。

 

色々なメーカーのテキーラ。

右手前は、グラス1杯1000円!というプレミアムもの。

 

お酒のアテになりそうな、美味しそうな食べものも、選ぶのに困るほどありました。

 

ペルー料理の炭火焼きローストチキン。

 

こんな風に串刺しにして焼きます。ウ~ム…

 

手ごろだし(400円)、まずはこれから…

 

焼いたチョリソに串をさしているところ。

 

メキシコのピザ「ケサディーヤ」(500円)も注文。

塩味のチーズを挟んであって、なかなかイケる味。好みでタバスコを振ります。

 

アメリカ・ニューオーリンズスタイルのカキ料理の店。

 

殻付きのカキを、いい感じに焼いていました。ニューオーリンズ風の焼カキ(600円)。

写真を撮っていたら、何か買わないと悪いような雰囲気に…

カキフライ(600円)を買いました。大粒で美味しかったけど、かなりお腹が一杯に。

 

そうこうしているうちに、ステージではサンバの幕開け。

ブラジルといえばサンバ。

 

4人のダンサーが、衣装を何回か着替えながら踊ります。

 

派手な羽根飾り。

 

迫力があります。

 

これはまた、デカい羽根飾り。模様は蜘蛛の巣? 

 

燃え上がるようなムードで最高潮に。

 

かっこいいですね… スタイルも見事。

 

ダンサーをアップで撮るのは難しいのですが、たまたま近くに来てくれました。

 

ダンスの最後に勢ぞろい。

 

子どもたちも舞台に誘われ、ダンスに参加して(ちょっと戸惑っていましたが)フィナーレ。

いつの間にか集まった観客で、周りはギッシリ。大拍手でした。

 

お目当てのサンバが終わった後は、また食べ歩き。

 

にぎわう「シンコ・デ・マヨ」会場。

 

巨大な肉の塊。「これは何?」と聞いたら、「ケバブだよ」と教えてくれました。

外側からあぶり、焼き上がった部分をナイフでそぎ落として、「ブリトー」の具にします。

 

これが「ブリトー」。

肉の味はチキンのようでしたが良く分かりません。キャベツも入っていて、ボリュームたっぷり。

 

フルーツが一杯入ったサングリア。

 

「カタルーニャ風ソーセージ」などのメニューがあり、スペイン系の店のようです。

 

人気の「パスタパエリア」。間もなく売り切れそう。

 

これもスペイン系のお店で。ターキーレッグ(七面鳥)。

 

パエリアとターキーレッグのスパニッシュ弁当というのも。

 

極めつけは、この、ペルーの伝統料理「チャンチョ・アル・パーロ」。

 

大きな豚肉の塊を、薪で豪快に焼きます。

 

全部焼き上がるとこんな感じ。煙がすごいです。

どんな味か試してみたかったのですが、長い行列ができていて、あきらめました。

 

ステージから、朗々と良く通る男性の歌声が聞こえてきました。ビクトル・ディアスさん。

 

パンフレットには「スペインのミュージカルを代表する声の持ち主。」と。

近くで聞くと、体にビンビン来る迫力があって、しかも魅力的な美しい声でした。

 

会場では雑貨なども売られています。

 

メキシコ名物(?)の「アディオス T シャツ」。

アディダスのパロディーですか…

 

フェイスペインティングのコーナーも。この子は手に描いてもらっていました。

 

飲んで食ってダンスを見て。

シンコ・デ・マヨ・フェスティバル 、楽しいイベントでした。

来年もあるかな…

それまで、アディオス!

 

--------------------------------------------------------------------------------------------

 撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

     EF50mm F1.8 II

     EF24–105mm F4L IS USM

   ソニーRX100

 


春日大社の藤

2015年05月07日 | 

藤の名所・春日大社へ5月4日に行ってきました。

春日大社のホームページによると、今年は藤の開花が早かったとのこと。

 

境内の、華やかな「砂ずりの藤」。

鎌倉時代に、近衛家から献木されたと伝えられる古木です。

 

「砂ずりの藤」。藤棚の内側から撮影。

 

 これまで何回も来ましたが、名前の通り砂にすれるほどの花房には、まだ出会えていません。

参拝の人が絶えず触れて、花房の先が擦リ切れていきますし…

 

灯籠との取り合わせがいいですね。

 

「砂ずりの藤」。ともかく、何とか見ごろに間に合いました。

 

春日大社は、今年から来年にかけて、20年に1度行われる社殿の修築事業(第六十次式年造替)の最中。

これを記念して、国宝の本殿が特別公開されていました。

 

金色の灯籠が並ぶ回廊。奥に特別公開の入り口があります。

 

拝観料1000円と引き換えに、パンフレットと記念の「お香」を頂きました。

中は撮影禁止。一切撮っていませんので残念ながら画像はありません。

 

特設の手水(ちょうず)で手を清めたあと、4棟ある本殿の裏側「後殿(うしろどの)」から拝観。

後殿が拝観できるのは、明治維新のころ以来、約140年ぶりということです。後殿では、本殿の創建に深く関わりがあると考えられている神秘の石「磐座(いわくら)」を見ました。白い漆喰で塗り固められた岩。この「磐座」の公開は全く初めてのことだそうです。

何やら不思議な感じがしました。

このあと本殿の前面を拝観。あらためて、第一殿から第四殿までの本殿を見ると、山の斜面そのままに沿っているので土台に少しずつ高低差があります。

 

境内を囲む回廊の東側の門から出ると、春日大社の背後にそびえる御蓋山(みかさやま)が目の前に。

入山が厳しく制限されている神域。山藤がたくさん咲いていました。

 

 御蓋山の山藤。

 

手つかずの自然の中に咲く…

 

人の心を打つ荘厳な雰囲気の場所。

撮影OKなので何枚も撮ってきました。

晴天続きの今年の連休に、わざわざ雨の後に行ったのは「藤の花に霧でもかかっていればいいかな」という思いから…

しかし、そう簡単に作品づくりの狙い通りにはいきませんね。

 

次は春日大社神苑「萬葉植物園」へ。

 

ツツジが満開。

 

アヤメも咲いていました。

 

萬葉植物園の奥、「藤の園」に来ました。入り口付近にある白藤「白野田」がいい感じ。

 

「錦藤?」という名札。良く分からない品種もあるみたいです。

 

「白野田」。

 

「八重黒龍藤」。強い芳香があり、特異な感じのする藤でした。

 

「春日砂ずり」と名札があり、おそらく春日大社境内の「砂ずりの藤」と同じ品種でしょう。

高い枝から垂れ下がる花房がとても長いです。

 

帰りの春日大社参道。午後遅くになっても詰めかける観光客。

 

式年造替への協力を呼び掛けるキャラクター。かすが大社の「すがちゃん」。

 

---------------------------------------------------------------------------------

 撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

     EF24–105mm F4L IS USM


立夏・白い花たち

2015年05月06日 | 

5月6日は立夏。

春はあっという間に過ぎて、もう初夏。

 

周りを見ると、涼しげな白い花が目立ちます。

初夏は白い花の季節かも…

 

近所の街路樹「エゴノキ」。

小さな花弁が雪のように散るさまが美しい。

 

わが家の小さな庭で咲き始めた「ハゴロモジャスミン」。

良い香りがします。

 

これも庭で咲いていた、「ヒメヒオウギ(姫檜扇)」。

名前も見た感じも和風ですが、実は南アフリカ原産でフリージアの仲間。

 

白い花は、ほかにもミズキ、ウツギ、ヤマボウシなど。

山や植物園へ行くと、よく見かけますね。

 

白い藤の花も。

春日大社の「万葉植物園」で咲いていました。

 

春日大社の藤の花は、後日まとめて掲載します。(藤の見頃は連休中がピーク。あと少しで散ってしまいそうですが…)

 

----------------------------------------------------------------------------

 撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

     EF24–105mm F4L IS USM  (万葉植物園のみ)

   ソニーRX100


2015「World あぽろん」 Part 3

2015年05月02日 | イベント

2015大阪ベイエリア祭 『Worldあぽろん』で踊りが披露されたのは以下の6会場。

 ・ATC(アジア太平洋トレードセンター)
   海辺のステージ/ピロティー広場特設会場/南クリスタル特設会場/踊るコミュニケーション広場
   オズパーク円形ステージ
 ・大阪府咲洲庁舎

審査の対象は、メインの海辺のステージでの参加チーム。

ほかにも個性あふれるチームが他の会場で演舞しており、撮りに行きたかったのですが、結局海辺のステージで場所取りして撮ることに… 

カメラマンが大勢。テレビカメラも入っていました。

 

以下、各チームの演舞から(順不同)。

 

一心貫(いっしんかん)」(兵庫県丹波市氷上町)。

 

和歌山MOVE」(和歌山市)。

 

チーム いぶき」(尼崎市)。

 

「チーム いぶき」。

小学生から60歳まで、幅広い年齢層のチームとか。

 

「大阪芸術大学よさこい×結び」(大阪府河南町)。

 

「花柳(かりゅう)」(奈良市)。

 

大阪守口熱渡宝夢(おおさかもりぐちあっとほーむ)」(守口市)。

 

大阪教育大学いちゃりばちょーでーエイサー隊」(柏原市)。

 

風火雷霆(ふうからいてい)」(兵庫県加東市 )。

 

同志社大学 京炎そでふれ! 志舞踊(しぶよう)」(京都市・京田辺市)。

 

最後に、Part 1 でも登場頂いた「同志社女子大学 京炎そでふれ! 花風姿(はなふうし)」(京都市)。

元気いっぱい。楽しそうですね~

 

表彰式。大賞の関西学院大学よさこい連「炎流(えんる)」ら受賞チームの代表が勢ぞろい。

 

フィナーレを飾った総踊り。

--------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

       EF70-300mm F4-5.6L IS USM


ライカが「Mモノクローム」第2弾(Typ246)

2015年05月02日 | カメラ

ライカがモノクロ専用のレンジファインダー式デジタルカメラ「ライカMモノクローム(Typ246)」を発表しました。

発売は5月下旬。 価格は税込113万4,000円。

 

モノクロしか撮れないのにこの価格… 

初代の「ライカMモノクローム」(2012年8月、国内発売)の初値が80万円余りでしたから、それより30万円以上高い!

ライカは強気ですね~ 

(もっとも初代は値下がりするどころか今でも高値。価格.comの5/2最安値でも829,800円。)

 

センサーサイズは引き続き35mmフルサイズで、画素数が1,800万画素から2,400万画素に増加。最高感度もISO10000からISO25000へと増えています。

背面液晶でのライブビューが可能になったのが大きな特長。ライブビュー時に、フォーカスピーキングやマニュアルフォーカスアシストが使えます。「フォーカスピーキング」では、ピントが合っている被写体の輪郭を色で表示。「フォーカスアシスト」では、画面の一部を最大10 倍に拡大して、ピントを厳密に合わせられます。

今どきのデジタルカメラでは当然の機能ともいえますが、ともかくライカレンズはマニュアルフォーカスなので、こうした背面モニターでのピント合わせをサポートする機能があるとないでは大違いだと思います(プロは別にして)。

フルハイジョン動画も可能になりました。

 

これと引き換えに、というか… センサーがCCDからCMOSに変わっています。

CCDとCMOSでは絵作りが違うと、よく言われます。どんな風に変わったのか興味があるところです。

 

flicr にライカのサンプル画像が出ていたので見てみました。

4月初めにアイスランドで、Ragnar Axelsson という写真家が撮影した写真です(ライカのブログより)。

以下、flicr の画像にリンクした形で引用。

 

L1002999-3

Leica M MONOCHROM Typ 246    Summilux-M 1:1.4/35 ASPH.
f/9.5 1/1000秒 ISO 320 (credit: Leica Camera)

画像をクリックすると、flicr の画像が出ます。

そのうち、オリジナル画像(6199×4219)をダウンロードして、犬の表情などを見てみると、ディテールまで高精細な描写であることが良く分かります。

カリカリの描写というよりは、滑らかで質感豊かな描写という印象。

 

flicr には、別の場所で Ragnar Axelsson さんが撮った人物の写真も。

こちらは暗い室内のため高感度での作例になります。

L1000089_ISO12500

Leica M MONOCHROM Typ 246   Summilux-M 1:1.4/35 ASPH.
f/3.4  1/350秒 ISO 12500 (credit: Ragnar Axelsson/Leica)

クリックすると、同じように flicr の画像にリンクします。

オリジナル画像をダウンロードして見てみると、さすがに ISO 12500 だけにノイズが目立ちます。でもこれはこれで、白黒フィルムの「粒状性」のような、許容できる感じ。また、上のような小さなサイズではノイズが全く分かりません。

 

L1000094_ISO3200

Leica M MONOCHROM Typ 246   Summilux-M 1:1.4/35 ASPH.
f/2.0  1/90秒 ISO 3200 (credit: Ragnar Axelsson/Leica)

ISO 3200 では、拡大してもほとんどノイズがなく素晴らしい。モノクロらしい、しっとりとした良い雰囲気です。こんな写真が撮れるんですね~

 

最初に出た「ライカMモノクローム」には驚きました(2012年5月11日の記事)が、第2弾の「Typ 246」は、それにもまして艶やかな描写。ひょっとして白黒フィルム以上の質感では…

 

個人的には、いうまでもなく“高嶺の花”のカメラですが、プロ写真家によるレビューが楽しみです。

---------------------------------------------------------------------------------------------

関連記事

 ・『ライカMモノクロームに新モデル ライブビューが可能に 』(2015/5/1 デジカメWatch)

 ・『ライカがモノクロ専用機』(2012年5月11日の当ブログ記事)

 ・『【新製品レビュー】ライカMモノクローム ~モノクロ派“やみつき”の異色レンジファインダー機 』(2015/5/1 デジカメWatch)


2015「World あぽろん」 Part 2

2015年05月01日 | イベント

2015大阪ベイエリア祭 『Worldあぽろん』の続きです。

前回の大賞チーム「舞宇夢赤鬼(ぶうむあかおに)」(滋賀県)が、アトラクションで演舞を披露していました。

 

「舞宇夢赤鬼」。

 

「舞宇夢赤鬼」。

 

「舞宇夢赤鬼」。

色々なよさこい大会で受賞歴のあるチーム。迫力はあるし、華麗だし、すごいですね…

 

今回の大賞チーム「関西学院大学よさこい連「炎流(えんる)」」。

 

あとは順不同、気に入ったカットをご紹介します。

浪花乱風(なにわらんぷう)」(大阪市)。

 

アクティブ大曽根(名古屋市)。

 

八琴栾(はちきんらん)」(姫路市)。

 

神戸学生よさこいチーム 湊」(神戸市)。

 

「岸和田市立桜台中学校芸能部 チーム絆」(岸和田市)。

 

「大阪教育大学YOSAKOIソーランサークル 凛憧(りんどう)」(柏原市)。

 

WAKU BATON SCHOOL」(大阪府)。

 

「太鼓伝創の会 つぶて」(尼崎市)。

 

JUMP SPORTS CLUB」(大阪市)。

 

「P→SEN」(滋賀県)。

司会者が「結構キレキレでしたよ」と言っていましたが、「準大賞」を獲得。

本当に切れ味のあるダンス。良かったです。

 

ゑにし」(奈良市)。

色々な受賞歴のある実力チーム。しかし、今年度をもって解散とのこと。残念ですね。

 

奈良市役所チーム 八重櫻」(奈良市)。

市役所の若手職員を中心に構成されたダンスチーム。よさこいを通じて、奈良市のPRもやっています。

いつもながら、歴史を感じさせる衣装の色合いがきれいです。

 

-------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

       EF70-300mm F4-5.6L IS USM