つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

ニコン「D750」実写画像

2014年09月25日 | カメラ

9月23日、ハービスホール大阪で開かれた「D750発売記念イベント Nikon Digital Live 2014」撮影体験での画像です。

D750」は、ハイアマチュア層をターゲットとする、機動性を重視したフルサイズ機。2432万画素。ローパスフィルター付き。

画像はすべてJPEG。画像補正なし。一部トリミング。WEB用にリサイズ後、シャープネスは最小限にとどめています。

 

モデル撮影コーナー

D750    AF-S NIKKOR 85mm f/1.4 G (F1.4  1/1000秒 ISO100)

 

上の写真の等倍画像です。

フルサイズ機ならではの豊かな質感ですね。

 

D750    AF-S NIKKOR 85mm f/1.4 G (F1.4  1/1000秒 ISO100)

 

他のレンズも試してみました。(ただレンズの型番を確認するのを失念。すみません)

D750    標準ズーム24-85mm (F4.5  1/125秒 ISO100)

 

D750    標準ズーム24-85mm (F4.5  1/125秒 ISO100)

 

画素数の差から、「D810」ほど合焦部分のカリカリ感はないものの、くせのない、とてもすっきりした画質のように思います。

ホワイトバランスもオートでバッチリ。いい感じです。

 

動く恐竜撮影コーナー

ここでの使用レンズは不明。レビューとしてはズサンなことで…

D750  (F7.1  1/60秒 ISO800)

 

常用ISO感度が100~12800 と高感度に強くなった「D750 」。高感度側での画質をチェックしてみました。

ISO 1250

 

ISO 3200

 

ISO 6400

 

ISO 12800

 

この程度の画像の大きさだと、ISO感度ごとの違いがあまり分かりません。

「なんだ、ISO 12800 で充分使えるじゃないか」という印象。

 

そこで、手前の赤ちゃん恐竜の部分を等倍で比較してみたのが以下の写真です。

ISO 1250

 

ISO 3200

 

ISO 6400

 

ISO 12800

 

ISO感度が上がるたびに解像感は低下していきますが、それほどノイズがザラザラ目立つわけでもなく、色のバランスも保たれています。

こうして改めて詳細に見ても、ISO 12800 の画像は実用になりますね。

「D750」の高感度性能、結構すごいのではないでしょうか。

 

 


ニコン「D750」発売記念イベント

2014年09月24日 | カメラ

9月25日に発売されるニコンのフルサイズ一眼レフ「D750」。

フルサイズ機の最新型とあれば、注目せざるを得ませんね(ニコンプラザ大阪で)。

D610」(2426万画素)とほぼ同じ2432万画素。

 

 

ボディーの前後の厚みが薄くなり、軽量化、そしてチルト液晶がついたのが特長。

 

ニコンのフルサイズ機では初のチルト液晶。確かに便利。

 

持ってみると手にしっくりくる感じ。

性能はどうなのでしょうか。ショールームの人によると「D810D610 の間」という位置づけでしたが、いまひとつ明確なイメージがつかめないまま。

 

ともかく、9月23日に開かれた「D750発売記念イベント Nikon Digital Live 2014」大阪会場(ハービスホール大阪)へ行ってきました。

(東京会場は9/20、9/21にベルサール新宿で実施)

 

D750発売記念イベント Nikon Digital Live 2014」大阪会場

 

最上段の「D750」を中心にした、ニコン製品のラインナップ展示。

 

「D810」と「D750」の説明カウンター。

 

「D810」と「D750」の両方を試せる撮影体験コーナーが2つあり、これは動く恐竜のコーナー。

 

オジサン相手に恐竜とは… 「夏休みの親子イベントでもあるまいし」とも思いましたが、一応撮ってみました。

チルト液晶を使ったローアングル撮影を楽しめる、というのがミソ。2匹の恐竜の間にあるのは、卵から孵化したばかりの赤ちゃん恐竜。

フム、フム、卵を手前に入れてローアングルから…

 

こちらはモデル撮影コーナー。

やっぱりこちらの方がイイ!

 

ポートレート向きの「AF-S NIKKOR 85mm f/1.4 G」がついた「D750」で撮影。

モデルさんのポーズの変化が速いので連写モード(最高6.5コマ/秒)も試しました。充分使える高速シャッターだな、という印象。

 

超望遠レンズの体験コーナー。

AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR」などが並んでいます。

 

AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR」をつけた「D4s(たぶん)」を体験。

でも会場内が大変暗い(画像はかなり明るく補正したもの)ので、AFが迷います。はるか向こうの、明るいモデル撮影コーナーに向けると一発でピントが合いましたが… 

こういうプロ用の超望遠は簡単に使いこなせるわけでもない、という感じ。

 

セミナーステージでは、ちょうど鉄道写真家・中井精也さんがユーモアたっぷりの「情熱のインドネシア撮影紀行」で観客を湧かせていました。

いまや名物になっている「線路市場」の写真。

一日2本しか列車が来ない線路上で野菜などを売っています。列車が来る時間になると急いで撤収するそうです。

「なんでわざわざ、こんな場所で商売するんだろう…」と、中井さん。大勢の立ち見ができるほどの人気ぶり。

 

これは自然写真家・高砂淳二さんの「自然の繊細さをすべてキャッチしてくれるD810」。

「D750」の写真ではありませんでしたが、銀河、山岳、海中など世界の絶景写真の数々、すばらしかったですね。撮影方法、データも丁寧に解説。参考になりました。

 

ニコンといえば阿部秀之さん。しゃべりすぎて、喉が枯れ気味なのにもかかわらず「デジタル一眼レフ戦国時代を制す
登場!D750 FXの新しい時代が始まる」のタイトルで熱く語っていました。

 

以下はスクリーン画面から(一部、ゆがみ補正などを施しています)。

「D750」の立ち位置。ユーザーとしては「行動派のハイアマチュア」層を想定しているとのこと。

 

画素数を除いて「D810」の多くの部分が「D750」に継承され、部分的には「D750」の性能の方が上回っていると、阿部さんは強調。

「D810」より「D750」が優位な項目(赤字)。

確かに、AFが-3EVという暗い環境に対応したのは大きいですね。

 

ボディーを薄くできた秘密。

従来はセンサーの基板と統合基板を重ねていたのを、統合基板を「コの字型」にすることで同じ平面上に配置。

 

展示されていた基板の実物がこれ。

 

小型化するためのもう一つの技術、モノコック構造(ニコンのページ参照)。

 

少しでもコンパクトにするための、地味ですが相当な努力だと思います。

 

このほか興味深かったのが、阿部さんが行ってきたタイ工場ルポのくだり。

「D810」「D750」を製造している大工場。現場の責任者はタイ人で、あの大洪水のあとも従業員の9割が戻ってきてくれたとのこと。

「ニコンが好き、この仕事が好きだから!」と言って…

ちょっと泣かせる話じゃありませんか。

 

工場内の風景。右上に責任者(女性)の写真が掲げてあります。

 

レンズ周りの精密作業。

 

工場の食堂。何となくタイという感じがしますね。何千人もの従業員なので、絶えず人がいるそうです。

 

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撮影カメラ   ソニーRX100

  *撮影体験コーナーで撮った「D750」実写画像は次回に掲載します。

 


キャノンは新マウントを考えている

2014年09月20日 | カメラ

フォトキナでデジカメWatchが行ったキヤノンの眞榮田雅也専務インタビューに興味深いくだりがありました。

現行のEFレンズ、EF-Mレンズ体系以外のシステムを検討中だということです。

まことに注目すべき発言。

 

たとえばソニーは、ミラーレスのEマウントでフルサイズに対応するFEレンズを急ピッチで開発、前人未到の努力を続けています。キヤノンもそうした新天地に乗り出そうというのでしょうか。

カメラ・レンズメーカーの社運にかかわる重要な発言。仔細に読み込みました。

 

デジカメWatchのインタビューから引用させてもらいます。

『(眞榮田専務) EFレンズ、EF-Mレンズを中心としたラインナップで、より良い製品を開発、提供して、その時々に最高の製品を提供することで攻めていく姿勢はこれからも変えません。(中略)“より良い後継機種”は今後も出し続けていますが、一方でニーズの多様化、変化に対応するための研究開発や商品企画に対しても取り組んでいます。その中には、EFシステムとは異なる新しいマウントシステムの研究開発もあります。』

 

オ~、キヤノンが新マウントシステム開発を明言!

これはニュースでは…

 

EFレンズ、EF-Mレンズでもないマウントは、もしやマイクロフォーサーズではないのか? と、だれでも考えますよね。

それについてデジカメWatch が突っ込むと…

『(眞榮田専務) 未来を見すえた上で、それが本当に最適解なのであれば、マイクロフォーサーズを採用しても構わないと思います。顧客に最大限の価値を提供するという観点で良いシステムとなればいいんです。』

 

え! マイクロフォーサーズ合流も!

 

『(眞榮田専務) しかし、現時点で我々がEOS 5D Mark IIIやEOS 6DとEFレンズ群で出せている“絵の品質”は、将来のダウンサイジング新システムでも提供できなければならないとも思います。“一眼だからあの画質”ではなく、“写真”を撮影する装置として必要だと考えているからです。

その品位レベルを出せるギリギリのサイズはどのぐらいなのか。また、そのサイズでシステム全体のサイズをどこまで小さく出来るのか。今のところ新マウントシステムとして立ち上げられるという判断には至っておらず、よって模索を続けています。』

 

ダウンサイジング、つまりもっとカメラやレンズを軽く小さく、というユーザーの要求にこたえようということ。

しかし、マイクロフォーサーズに合流することになるのか、全く別の、たとえばAPS-Cとマイクロフォーサーズの中間のサイズになるのか、キヤノンも模索していることがうかがえます。

 

今の一眼レフは重いですよね。

たとえばこんなに小さくなれば、楽です…

キャノンのミラーレス機「EOS M2(ベイブルー)」に最近発売された専用望遠レンズ「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」を付けてみました。

 

35mm判換算88-320mm相当。軽いレンズなのにすごい望遠です。センサーはAPS-Cだから一眼レフのEOS 70D や最新のEOS 7D Mark IIと同じ。量販店で試してみて、そこそこ画質もよさそうだし、EOS M2を見直しました。

これで連写が速くてバシャバシャ撮れれば(今のところ撮れませんが)、一眼レフなんていらないかも。

 

しかし、キャノンが考えているのはこれよりさらに小さいサイズのレンズ交換式カメラのようです。

実現がいつになるのか、実現しないのか、全くわかりませんが面白い話です。


キヤノン「7D Mark II」を触ってみた

2014年09月19日 | カメラ

5年ぶりにリニューアルされたキヤノンのAPS-C フラッグシップ機「EOS 7D Mark II」(11月上旬発売予定)。(キヤノンのスペシャルサイト参照)

先行展示されていた「キヤノンデジタルハウス梅田」で触ってきました。

 

 

キヤノン「EOS 7D Mark II」。

 

レンズは「EF 24-70mm F4 L IS USM」がついていました。

キットレンズの一つですね。

もう一つのキットレンズは「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM」。

 

展示されていたのは1台だけで、タッチ&トライは「一人5分以内でお願いします」とのこと。また、データ持ち帰りは不可でした。

 

重厚、快速

持ってみると、現行の「7D」と同じ重量感があります。ハードな使用に耐えられるようAPS-C 機にしては重厚なボディー。ただ、連写性能がアップし、耐久20万回というパワーのあるシャッターユニットが入ったのに、「7D」と同じ910g(バッテリー、カード込み)に抑えたのはまずまず。

 

最大の特長は、10コマ/秒の高速連写とオールクロス65点AFですが、ともかく連写性能を試してみました。

EOS-1D X (12コマ/秒)のような“爆速”感はないものの、非常に快速な連写。いい気分ですね~

 

意外に感じたのはシャッター音がソフトなこと。

パンフレットをよく読んでみると(キヤノンのサイトにも説明があります)、ミラーのバウンドを吸収する機構を採用しているとのこと。つまり、ミラーのバタつきをできるだけ抑えているわけです。

機関銃のようなけたたましい連写音が好きな人は拍子抜けするかもしれませんが、個人的にはこのシャッター音が気に入りました。いかにも品質がよさそうな音で、快感です。

 

秀逸なAF操作性

EOS 7D Mark II の65の測距点数は、EOS-1D XEOS 5D Mark III(いずれも61点)を上回るもの。しかもすべてがクロス(縦/横)測距。キヤノンのページには『キヤノンテクノロジーの限界に挑んだ末に生まれました』とあります。(ただし、使うレンズによってクロス測距の可能な点数は変化します)

このように多数の測距点があると、どう使いこなすかという操作性も大事ですね。

 

EOS 7D Mark II の背面。

 

面白いのは、背面液晶右側に新しく搭載されたこのレバー。

「測距エリア選択レバー」。

 

このレバーを押し下げるたびに、7種類のAF測距エリア選択モードを簡単に切り替えられます。

また、上部のシャッターボタン近くにある<M-Fn>ボタンでも同じ操作が可能。

これに加えて、サブ電子ダイヤルで細かくAFフレームを選択するようになっています。

 

7種類のAF測距エリアは以下の通り(キヤノンのページより引用)。

[1点] 65点から選択した1点のみでピントを合わせる。
[スポット1点] 通常の1点AFより狭いポイントにピントを合わせる。
[領域拡大(上下左右)] 選択した1点と、隣接する上下左右4点でピントを合わせる。動体追従に有効。
[領域拡大(周囲)] 選択した1点と周辺8点でピントを合わせる。上下左右よりも広い範囲で被写体を追従。
[ゾーン(9パターン)] 65点のAFフレームを9つの測距ゾーンに分けてピントを合わせる。動きの速い被写体に有効。
[ラージゾーン(3パターン)] AFエリアを大きく3分割する(EOS初)。構図優先と被写体捕捉をバランスよく行える。
[65点自動選択] ワンショットAFでは、AFエリアとピントの合ったAFフレームを表示。AIサーボAFでは、AFを開始するAFフレームを表示。

試してみると、選択エリアを変えるのがとてもスムーズで、面白い。

 

タテ写真とヨコ写真で別々のAFフレームを選ぶこともできます。さらに、最初にピントを合わせた被写体の顔や色を、カメラが認識して追いかけるEOS iTR AFも搭載。

AFに関する自由度が抜群に豊富です。

EOS 6D(測距点11)のように、フルサイズ機ながら貧弱な(失礼)AFで苦労してきた身としては、別次元のよう…

 

EOS 7D Mark II の一番の力点は、どちらかというと連写コマ数よりも充実したAFシステムにあるのかもしれません。多彩なAF機能を使いこなすための「AF設定ガイドブック」(PDF)がキヤノンのページからダウンロードできます。

 

リッチなファインダー

視野率100%、倍率約1.00倍のファインダーは明るく見やすい。加えてEOS-1D X のファインダーを進化させた(?)「インテリジェントビューファインダーII」です(下の図はキヤノンのページより)。

 

光学ファインダーの視野内に、電子ビューファインダー(EVF)のような情報を重ねて表示しています。

表示情報はカスタマイズできるので、「ホワイトバランス」「ドライブモード」「AF動作」だけでいいと思えば、そのように設定することが可能。

そして、ファインダーの被写体から目を離さずに、カメラ上部のボタン/ダイヤル操作で、たとえば「ホワイトバランス」をオートから太陽光、曇り、白熱電球へと変えていく… そういう使い方ができるようになっています。

また、視野の右側の露出レベル表示(アンダー/オーバー)は、EOS-1D系だけに採用されていたもの。

AFフレームは通常黒色ですが、暗所では自動的に赤く表示されるように設定できます。

 

ウ~ン素晴らしい。情報量が多くて明るい、リッチなファインダー。気に入りましたね。

 

このほか、短いタッチ&トライでは試せませんでしたが、動画性能もアップしているようです。

 

あとは、2020万画素センサーの描写性能がどの程度かということですが…

パンフレットと、昨日キヤノンフォトサークルから届いたプレゼンテーションイベントの招待状。

 

楽しそうなイベントなので行ってみるつもりです(データ持ち帰りはできるのかな?)。

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撮影カメラ    ソニーRX100

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関連動画(9/21追加)

キヤノン公式動画(特長紹介。シャッター音が聴けます)

 

キヤノン公式動画(プロ写真家が語る)

 

 キヤノン公式動画(体操の動画)

 

 関連記事(9/21追加)

 ・『最強のAPS-C機 EOS 7D MarkII が出たので妄想全開でレビューしてみる!』(studio9)

 ・『キヤノン「EOS 7D Mark II」誕生!“IMAGE MONSTER”が飛躍的に進化!』(価格.comマガジン)

 ・『4人の写真家が語った、撮影の現場で発揮される「EOS 7D Mark II」の魅力とは (1/2)』マイナビニュース)

  ・『プロ写真家が7D Mk.IIの魅力を語る!! キヤノンデジタルカメラ新製品発表会トークセッション』(マイナビニュース)

 ・『キヤノン、10コマ/秒連写・撮像面位相差AFの中級一眼「EOS 7D Mark II」』(マイナビニュース)

 ・『EOS 7D Mark II---動きモノ最強のAPS-Cハイエンドモデル現る』(デジカメWatch)

 ・『EOS 7D Mark IIインプレ。着実な操作感とレスポンス、動作の余裕から伝わる安心感』(Engadget日本版)

 ・『劇的に進化したAPS-C一眼レフ「EOS 7D Mark II」詳報 (2/2)』(ITmediaデジカメプラス)

 ・『劇的に進化したAPS-C一眼レフ「EOS 7D Mark II」詳報 (1/2)』(ITmediaデジカメプラス)


キヤノン2014年度レンズは…

2014年09月13日 | カメラ

「キヤノンは2014年度に過去最多となる10機種前後を投入。」と日経新聞に出たのが今年の5月6日。その後、登場した新レンズは数えるほど。

「レンズの年」はどこへ? もう秋ですよ~

 

しかし、フォトキナをきっかけに新しいレンズがドッと発表される可能性もありそうです。

5月以降、これまでに発売されたレンズや噂のレンズをリストアップしてみました(漏れがあればご容赦を)。

 

◆発売済み


EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM(5月29日発売)

Canon 超広角ズームレンズ EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM APS-C対応 EF-S10-18ISSTMAPS-C 機用の手軽な超広角ズームレンズ(フリー画像)


EF16-35mm F4L IS USM(6月19日発売)

Canon 広角ズームレンズ EF16-35mm F4L IS USM フルサイズ対応 EF16-3540LISフルサイズ機対応の超広角ズームレンズ(フリー画像)

 
EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM(7月10日発売)

Canon 望遠ズームレンズ EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM ミラーレス専用 EF-M55-200ISSTMミラーレス機「EOS M」専用の望遠ズームレンズ(フリー画像)
 

◆ほぼ発売確定?


・EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM

 フルサイズ機対応。非「L」の、コンパクト標準ズームレンズ(デジカメinfo 読者提供写真


・EF400mm F4 DO IS II USM

フルサイズ機対応、DOレンズ使用の大口径超望遠レンズ(デジカメinfo 読者提供写真


・EF-S 24mm F2.8 STM

   APS-C 機用のパンケーキレンズ(デジカメinfo 読者提供写真

 

◆あくまで噂の段階


・800mm F5.6L IS II 開発発表?
・EF11-24mm F2.8L を準備中?
・EF100-400mm F4.5-5.6L IS後継機?
・2本のTS-Eレンズ?

 

これでほぼ10本前後になりますが、個人的に待望している、明るい標準単焦点 L レンズは入っていません。残念です。

かろうじて、2015年に登場するレンズの噂で、

・35mm F1.4L 後継機?
・50mm 新 L レンズ?

程度の話が…

 

キヤノンは、ツァイスの超高級単焦点など、トンがったレンズは出す気がないようですね。手堅い路線はいいとして、もう少し「オッ」と思うような、面白みのあるレンズがあってもいいかなと思います。

 


お待たせ!キヤノン「7D Mark II」

2014年09月11日 | カメラ

キヤノンの高級APS-C サイズ一眼レフ、EOS 7Dの後継機「7D Mark II」が近く発表される気配。

「EOS 7D」は、2009年10月の発売から5年近くたっていて、後継機の噂が絶えませんでしたが、いよいよリニューアルされそうです。

リーク画像が出ました!(デジカメinfo より)

キヤノンEOS 7D Mark II

 

外観は全く変わりばえしませんね~

何年もの間、ファンの気をもましてきた「7D II」は、これだったのか…

デザインに関する限り、キヤノンさん、保守的! 

ちょっとばかり熱が冷めた思いも。

 

しかし最新情報によると、予想されるスペックは素晴らしい。

デジカメinfo では以下の通り。

・丈夫なマグネシウム合金のボディ
・防塵防滴
・20.2MP CMOS センサー
・デュアルピクセルCMOS AF
・新しい65点AF。全点クロスタイプ
・EOS iTR AF
・連写は10コマ/秒
・デュアルDIGIC6
・常用ISO感度の上限は16000
・新しい150000ピクセルのRGB+IR測光センサー
・動画はフルHD 60p
・GPS内蔵
・インターバルタイマー
・バルブタイマー

 

外観はほとんど変わらなくても、センサー、AFシステム、連写、高感度性能が大幅に進化しているようにみえます。

65点AF。全点クロスタイプ! これだけでもワクワクします。食い付きのいいAFのカメラが欲しかったので。

10コマ/秒の連写も快感でしょうね。

 

ウ~ム、絶対、試写してみたい。

 

発表は連休明けかな… この種の重要な新製品では必ずあるはずのイベントで試してみたいですね。

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追記

 9月16日、正式発表されました。(EOS 7D Mark II概要

 


AFが効く!富士のAPDレンズ

2014年09月10日 | カメラ

9月10日、富士フイルムからカメラ、レンズの新製品がどっと発表されました。

カメラ
・FUJIFILM X-T1グラファイトシルバー エディション(ニュースリリース
・FUJIFILM X100T(ニュースリリース

レンズ
・XF 56mm F1.2 R APD(ニュースリリース
・XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR(ニュースリリース

それぞれの詳細はニュースリリースでご覧ください。どれも魅力のある新製品ですね。

個人的に「オッ」と思ったのは、XF 56mm F1.2 R APDが、アポダイゼーションフィルター搭載レンズとしては「世界で初めて」AFが可能になったこと(写真は富士のページより)。

    XF 56mm F1.2 R APD

 

アポダイゼーションフィルター(APD)は、中心部から周辺に向かって光の透過率をなだらかに減少させたフィルター。ピントが合った部分のシャープな解像力と柔らかく美しいボケ味を実現しているとのこと。

通常、後ボケを柔らかくすると前ボケが硬くなり、前ボケを柔らかくすると後ボケが硬くなるのがレンズの宿命。

両方のボケを美しくしたレンズとしては、ミノルタが開発しソニーが継承した135mm F2.8 [T4.5] STF があります。アポダイゼーション光学エレメントという光学部品を搭載しており、「もっともボケが美しいレンズ」として有名。このレンズを使いたいためにソニーのカメラを選ぶ人がいるぐらいですが、こちらはAFが効かずマニュアルフォーカス。

同じ効果を目指すレンズである、富士のXF 56mm F1.2 R APD はAFが効くというので意外に思いました。

 

もっとも、ソニーのアポダイゼーション光学エレメントは、NDフィルターのような濃度を持ったガラスで凹レンズを作り、透明な凸レンズと貼り合わせたもの。これに対して、富士の場合は濃度差を持った平板なフィルターをレンズの前に置いているようです(ニュースリリースのイラストを見る限り)。

なので、ソニーのSTF レンズと全く同じ画質が得られるのかどうか、実写レビューが待たれます。

 

富士のページのサンプル画像を見ると、なかなか美しい描写。しかし決め手になるのは玉ボケなので、モデルの前後に玉ボケがあり、どちらも美しくボケているような作例を見てみたいところです。

 

それにしても、店頭予想価格が16万5,000円前後(税別)というのは、お高いですね~

フラッグシップモデルとされる、防塵防滴ズームレンズ「XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR」(店頭予想価格 税別17万5,000円前後)とそう変わらない値段とは…

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関連記事(いずれもデジカメWatch)

 ・『「FUJIFILM X100T」などの発表会レポート

 ・『特別塗装の「FUJIFILM X-T1グラファイトシルバー」

 ・『APS-C高級コンパクトデジカメ「FUJIFILM X100T」

 ・『富士フイルム、ボケ味にこだわった大口径望遠レンズ

 ・『富士フイルム、大口径望遠ズームレンズ「XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR」

ソニー 135mm F2.8 [T4.5] STF の関連記事

・『プロカメラマン桃井一至が語るαレンズ---第一弾 STFレンズ編』(ソニーのホームページ)

 


中秋の名月(住吉大社観月祭)

2014年09月09日 | 行事・歳時記

中秋の名月、今年は9月8日と例年になく早くやってきました。tenki.jp によると、こんな早い時期に中秋の名月がやってくるのは38年ぶりとのこと。

天気が気がかりでしたが、雲もなく、冴えた月が見えました。

 

写真は大阪・住吉大社で行われた「観月祭」の模様です。

午後6時から第一本宮での祭典のあと、名物の反橋(太鼓橋)の上で奉納行事が行われます。

 

松林の間から月が昇ってきました(午後6時25分ごろ)。

 

ススキが飾られた橋の上で、和歌の披講や俳句の朗詠(午後6時50分ごろ)。全国から寄せられた、たくさんの献詠短歌・献詠俳句の中から入選歌・入選句(住吉大社の「お知らせ」参照)が詠み上げられます。

 

古式ゆかしい月下の宴。情緒がありますね。

 

子供たちの住吉踊。

 

舞楽の奉納。ゆったりと流れる風雅な楽の音色…

 

橋の前に並べられた椅子席は市民でぎっしり。

お茶席も設けられていました。

 

秋の夜長。ときおり涼しい風も吹き寄せ、いいお月見でした。

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

   EF70-300mm F4-5.6L IS USM

   三脚使用


ツァイスの「Otus」第2弾と「Loxia」

2014年09月06日 | カメラ

フォトキナ(ドイツ・ケルン、9/16~9/21)でお披露目されるツァイスのレンズ情報がほぼ固まってきました。

 ・Loxia 35mm F/2.0 (ソニー Eマウント)
 ・Loxia 50mm F/2.0 (ソニー Eマウント)
 ・Otus 85mm F1.4 (キヤノン、ニコンマウント)
 ・Distagon 35mm F1.4 ZM (ライカ Mマウント)

の4本が含まれるようです。

このうち Loxia の2本はソニーα7 シリーズのために開発されたマニュアルフォーカスレンズで、すでに発表済み(ツァイスのページ)。

たぶん一番注目されるのは、Otus 85mm F1.4 (Otus 1.4/85)でしょう。

現在世界最高の標準レンズといわれる Otus 55mm F1.4 (Otus 1.4/55)に続く、シリーズ2本目のレンズ。ポートレートなどに最適の中望遠。

「飛びぬけて高解像なレンズなんだろうな~」と、想像がふくらみます。

最近リークされた外観写真は次のようなもので、かなりデカそう。

 

デジカメinfo より)

 

sonyalpharumors より)

 

 レンズ構成はプラナー。フィルター径は86mmとのこと。

価格も高そうです。40万円台かな… とても手が出るシロモノではありませんが、どんなすごい絵が撮れるのか興味がありますね。

 

一方、Loxia の方は対照的にコンパクトなレンズ。(下はツアイスのページ

どちらもF2という、ほどほどの明るさながら、α7シリーズにぴったりの外観で手軽に持ち歩ける単焦点レンズ。

ただ、マニュアルフォーカスなので、クラシックで趣味的なスタイルの撮影を好む人向き。やや特殊な部類に属するレンズです。

描写はどうでしょうか、

ツァイスのflickr のページにプロトタイプのLoxia で撮った作例が出ています。

Loxia 2/35 の作例

Berlin 1

かっちりとして、クリアな描写ですね。ツァイスのページによると「ディストーション(歪曲収差)のない光学系」だそうです。

 

South Africa 2

 太陽を入れた作例。さすがにT*コーティング。逆光にも強そうです。

 

Loxia 2/50 の作例

Organ

いいですね~ 渋い描写。

 

Foggy 2

雰囲気のある、こんな作品も撮れるんですね…

 

ただ、植物を撮ったコマでは玉ボケの輪郭がはっきりしており、二線ボケの傾向も(とかく解像度のいいレンズはそうなりがち)。

 

Otus と違って、それほど高価ではなさそう。

どうなんでしょう、一度手にとって試してみたいです。


デング熱

2014年09月04日 | 日記

東京の代々木公園4か所で採取した蚊から、9月4日にデング熱のウイルスが見つかり、とうとう公園の大部分が閉鎖されてしまったとのこと(YOMIURI ONLINE  朝日新聞DIGITAL など参照)。(東京都公園協会のお知らせ

 

埼玉県の10代の女性が国内でデング熱に感染したと、厚生労働省が発表したのが8月27日。その後、代々木公園で蚊に刺されたことが判明、感染者数も次々増え9月4日までに12都道府県で計59人に上っています。

国内では70年近く、感染の報告がなかったというのに、何とも気になるニュース。

 

P8240571P8240571 / shishamo72

 代々木公園。デング熱ウイルスはどのようにして侵入したのか…(フリー画像)

 

分からないことがいろいろありますね。

たとえば、海外でデング熱に感染した人が日本に来て(または帰って来て)、代々木公園で蚊に刺され、その蚊が今回たくさんの人を刺した… ということは考えられますが、では海外から来たその感染者は今どこにいるんでしょう? 病院に行っていたとしたら分かるはずなのに…

また、デングウイルスを持った蚊がたくさんいて、公園内の広範囲に生息している理由は? (おそらく採取された以外にもっと多くの“デングウイルス蚊”がいるはず。4日夜の民放ニュース番組では、その数10万匹!と見る専門家の談話を聞きました。)

感染者の中には、隣接する明治神宮で蚊に刺されたという人もいます。9月中は蚊が活動する時期ですから、感染の恐れのある区域が広がっていくと厄介。早急に、そして徹底的に駆除してほしいのですが、都の人は「他に昆虫もいるし、全域を消毒するわけにも… 1か月すれば蚊も生息することができなくなりますので、冷静に」と、まことに消極的。

 

東京だけに限らない可能性

このブログで蚊にこだわるのは、野の花や風景を撮りに行くさい、ヤブ蚊に悩まされているからです。以前山に登ったとき、防虫スプレーをまいたら、「そら、あかんやろ」という声が。生態系を壊してしまうではないか、ということですが、蚊に刺されるのはたまりません。

この時期、デング熱騒動のおかげで、ネイチャー写真を撮りに行く気がなくなってしまいました。

近く東京に行く予定もあります。早く収まってほしい…

 

昨年8月に日本を旅行したドイツ人女性が帰国後、デング熱にかかっていると診断され、今年始めにドイツ側から日本での感染の可能性について情報提供されました。実はこのケースが近年では一番最初の国内感染。ちょっと調べてみました。

厚生労働省の資料によると、このドイツ人女性の経緯は以下の通りです。

『日本(本州)旅行から帰国した生来健康な女性(51 歳)が、2013 年9 月9 日にドイ
ツ(ベルリン)の病院を受診。9 月3 日より、40 度の熱、嘔気、続いて、斑状丘疹状
皮疹が出現。入院9 日前に、2 週間の日本旅行(8 月19~31 日)から帰国。旅程は以
下のとおり。
8/19-21 長野県上田市
8/21-24 山梨県笛吹市
8/24-25 広島県
8/25-28 京都府
8/28-31 東京都
患者は、笛吹市において(ドイツ側の原文によると、笛吹市でのぶどう狩で)、複数個所、蚊に刺されたと申告している』

この女性は日本から帰国時、どこへも寄らず直行便で帰国しているので、日本での感染の可能性が大きいと見られています。結局、どこで感染したかは分かりませんでした。本人が「蚊にかまれた」という山梨県は、今回の代々木公園とは全く違う環境で、「デングウイルス蚊」がいるとは想像できない場所ですよね。

だから、ほかの地域で「デングウイルス蚊」に刺された可能性もあります。

 

デングウイルスを媒介するのは、熱帯では「ネッタイシマカ」ですが、日本国内では主に「ヒトスジシマカ」。地球温暖化でこの蚊の分布が北に広がっているという報告があります。

『地球温暖化に伴い、デング熱を媒介するヒトスジシマカの分布が北上中だ。1月には日本を旅行したドイツ人女性がデング熱にかかっていたと判明。日本で感染した疑いがあり、専門家は今後、同様の報告例が増えるのではないかと警戒する。  国立感染症研究所の小林睦生名誉所員は、2000年の現地調査で宮城県のほぼ全域や秋田県の一部で分布を確認。その後、盛岡市にも分布が拡大しているのを見つけた。今世紀末には北海道に及ぶとみられる。』(47NEWS

 

媒介蚊の撲滅作戦

デング熱が猛威をふるっている中南米、東南アジアで、ウイルスを媒介する蚊を撲滅しようという研究も進んでいます。

たまたま、ホコリをかぶっていた日経サイエンス2012年2月号に「遺伝子組み換え蚊でデング熱を撲滅」という見出しを見てびっくり、読み直してみたところ、

『デング熱を媒介するネッタイシマカを駆逐するため、子孫を死滅させる遺伝子を持つ蚊が作られた。一部で野外放出試験も始まっている』

という内容。

メキシコで行われた試験では、ネッタイシマカのメスの飛翔筋を破壊する遺伝子を組み込んだ蚊を培養し成虫を放つと、交配により、飛べなくなって血を吸えない(栄養をとれない)メスが増え、やがて蚊の集団が全滅するというもの。実際にめざましい効果が表れたとのこと。

ところが、遺伝子組み換え生物を放出することについて、環境保護団体の反対が強く、進んではいないようです。

とりわけ、こういう計画があれば叩くのがマスコミの常。過去にインドでは誤解された報道をきっかけにトラブルになり、WHOが蚊の減少計画を断念したことがあったとも書かれています。(筆者は米のサイエンスライター、Bijal P.Trivedi)

 

難しい問題ですね。

 

ただ、デング熱に2回かかると、「デング出血熱」にかかる可能性が高く、致死率もはるかに高くなるそうですから、安閑としておれません。こういうことについて、行政や学会は「いたずらに不安をあおる」ことを恐れず、きっちり国民に説明する必要があるでしょう。


平城宮天平祭・ライトアップ

2014年09月04日 | イベント

8月30日の「バサラ祭り in 天平祭」のあと、平城宮跡のライトアップを見てきました。

平城宮天平祭~光と灯りのアートフェス」(8/29~8/31)。第一次大極殿前の広場をろうそくで照らす「燈花会@大極殿」や四神をモチーフにしたミラーボールのオブジェなど、夏の夜の幻想的な雰囲気。

 

やさしい灯りがともり始めた「燈花会@大極殿」。

 

「ウォーターアートプロジェクション・天平五つの彩り」。

水しぶき(ウォータースクリーン)の中に平城宮建立の記憶が浮かび上がるというもの。

カメラに水しぶきがかかるのが気になって… 早々に撤退。

 

広大な平城宮跡に、四神の方位にしたがって配置されたミラーボール作品。

一番北側のこれは「玄武」でしょうか。

 

東の「青龍」のようです。

 

西の「白虎」? 抽象的です。

 

これは分かりますよね。南の「朱雀」。

はるか後方にライトアップされた朱雀門が見えます。

 

「朱雀」から大極殿を望む夜景。

なかなかいいんじゃないでしょうか(自画自賛…)。

 

3日間のイベントにはたくさんの人が詰めかけ、とくに平城宮跡西側で開かれた縁日「シルクロード・フードコート&夏の夜市」は大賑わいだったそうです。

 

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

     EF24–105mm F4L IS USM


ソニー「レンズカメラ」が進化

2014年09月03日 | カメラ

ソニーがまもなくレンズスタイルカメラ「QX」シリーズの新製品を発表するようです。(SonyAlphaRumors / デジカメinfo 参照)

 

これまでの「QX100」や「QX10」の延長線上にあると思われるのは「QX30」という製品。

「QX30」(SonyAlphaRumors より)

本体がレンズとセンサーだけで、スマホとセットで使うのは「QX100」や「QX10」と同じ。

30倍ズームレンズであるところが新しいところ。

型番からして、おそらくセンサーは「QX10」と同じ1/2.3型ではないかと思います。

 

リークされたレンズ正面の画像を見るとGレンズで、「3.5-6.3/4.3-129」の表示があります。

開放F値がF3.5-6.3、「QX10」と同じ1/2.3型とすると35mm判換算の焦点距離は約24-720mm。

え、本当? すごい超望遠じゃないですか。

広角から超望遠までをカバーする便利ズーム。

ウ~ム、ソニーさん、ユニークなこのシリーズでどこまでも突っ走ってきますね。

 

さらに尖がっているのは「QX1」としてリークされた製品。

「QX1」(SonyAlphaRumors より)

本体は中央のマウント部分で、ソニーEマウントとされています。つまりレンズスタイルカメラではなくて、マウントとセンサーをセットにした「マウントカメラ」。

スマホの液晶を利用するのはこれまでのQXシリーズと同じ。

センサーはQX10の1インチをはるかに上回るAPS-Cサイズで、α5000と同じ2010万画素とか。

その他のスペック(今のところ噂)は以下の通り(デジカメinfo 訳)。

・BIONZ X プロセッサ
・ISO100-16000
・フルHD動画(MP4、30p)
・全てのEマウントレンズ(そしてアダプターでAマウントレンズも)が使用可能なレンズ交換式
・ガイドナンバー4のフラッシュ内蔵
・RAW撮影
・アンドロイド&iOS用のPlayMemories Mobile App v.5.0
・Wi-Fi&NFC

 

フラッシュまで内蔵していますョ。すごいですね。

たぶんこれまでのQXシリーズがそこそこ売れているから、新製品が開発できたのでしょう。

これまでのレンズ交換式カメラをQX風にするとこうだ! というわけですが、こんな妙な(?)ものを作れるソニーには感心してしまいます。

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9/4 追記

 海外で正式発表されました。リーク情報で「QX1」だった製品名は「α QX1」となっています。(デジカメinfo / dpreview 参照)

 国内向けニュースリリース「IFA 2014出展について」(9/3)でも概要が発表されています。


バサラ祭り in 天平祭

2014年09月02日 | イベント

8月30日、奈良の平城宮跡で開かれ、夏の終わりを熱く飾った「バサラ祭り in 天平祭」の写真です。

 

復原された第一次大極殿をバックに、午後3時から3時間にわたって29チームの演舞が披露されました。ステージ上は、島根県益田市から友情出演した「ミュージカル劇団くちぶえ」。

 

「バサラ」とは、鎌倉、室町時代の派手な風潮・美意識の流行から来ている言葉。

奈良のバサラ祭りは今年16回目。ストリートダンスを中心とした市民参加型の夏祭りで、モダンダンスやよさこい踊り、ベリーダンスなど、なんでもありの自由奔放な感じ。

30日は、朝の春日大社参拝・奉納演舞から始まって、奈良公園、JR奈良駅、近鉄奈良駅、近鉄大和西大寺駅、平城宮跡桜並木通りパレードを経て、第一次大極殿前のステージが最後。

 

(写真は、この日撮った中から表情・ポーズで気に入ったカットだけを選んでいます。すべてのチームは撮っていませんが、ご了承ください。)

 

キュートで可愛い「kids cheer peaches!」。

 

「West Stars」(奈良県立西和清陵高校)。

 

「DESSY SCHOOL」のベリーダンス。

 

「大阪教育大学 琉球鼓舞 いちゃりばちょーでーエイサー隊」。

 

「バサラ祭り飛入り踊り隊」。

飛び入り参加OKのチーム。外人さんも加わってにぎやかでした。

 

「京都山城みつば家」。

 

「翔(しょう)」。

 

「花柳(かりゅう)」。

 

「倭乃国」。初出場だそうですが、大人数のチームで見ごたえがありましたね。

 

「奈良市役所チーム 八重櫻」。

まさに地元チーム。衣装が大極殿とマッチ。

 

最後は出場者全員による総踊りで盛り上がり、翌31日も東大寺、春日大社参道、奈良公園などで演舞・パレードがありました。

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

     EF70-300mm F4-5.6L IS USM