つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

京都・だるま寺

2013年08月30日 | 旅行

先日、京都のだるま寺を訪ねた時の写真です。

だるま寺というのは通称で、正式には法輪寺。JR山陰線円町(えんまち)駅から5分ほど歩いたところにある、禅宗(臨済宗妙心寺派)のお寺。境内にたくさんのだるま像があることで有名です。

ちょうどフヨウが咲き始めていました。

だるま寺の境内。

 

だるまの石像。

 

お寺の人が水まきをしたので水滴がかかっていました。

 

観光客もそれほど多くない、ひっそりしたお寺です。

 

フヨウは朝咲いて夕方にはしぼむ1日花。

現世のはかなさを象徴するかのようです。それでもこの時期、毎日新たな花が咲き、華やかに庭を彩り続けます。

過ぎゆく夏を惜しむかのように…

 

境内の達磨堂。「七転八起」の扁額がかかっています。

人生そうありたいものです。

 

堂内に並ぶ、全国から奉納された約8000体のだるまさん。

「おさいせん」と書かれているのが、何ともユーモラス。

 

いろいろなだるまさん。

 

こちらはおなじみの顔。

「七転八起」できるように、おさいせんをあげて拝みました。

 

本堂の前には美しい庭があります。

 

縁側に置かれた牛の像。

禅宗は牛とかかわりが深く、絵画に描かれています。

 

以前見た絵では、

「牛を探しに山へ入る」「牛を見つける」「牛は消え自分だけが残る」「自分もなくなる(空)」「百花繚乱、花咲く世界」「人々に教えを告げるために山を下りる」

という、禅宗における修行の各段階が描かれていました。

それにしてもきれいな、可愛い牛さんですね。

 

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

     EF24-105mm f/4L IS USM

 


カメラ収集世界一 4425台!

2013年08月29日 | カメラ

インドのカメラコレクターが、ギネス世界記録を更新したという記事がDPREVIEWに出ていました。

インド・ムンバイの写真ジャーナリストでカメラコレクターのDilish Parekhさん。集めたカメラは4,425台! それまで自身が持っていた記録2,634台を更新したとのこと。

DPREVIEWの写真には、その一部である大量のカメラに囲まれご満悦のご本人が写っています。いわく「カメラは私の人生。それなしではいられない」。

世界にはすごい人がいるものです。

 

コレクションのほとんどはライカやフォクトレンダーなどのアンティークカメラ。最初は父から遺贈された600台から始め、25年以上かけて収集。よくそれだけ資金がありましたね…

コレクションの中でも印象的なカメラは、1934年製で1000台足らずしか存在しない「Leica 250」と、世界で最小・最軽量な35mmカメラのひとつ「Tessina L」だそうです。

 

はて、「Leica 250」とはどんなカメラなのか、興味が出たので調べてみました。

写真は 「Leica 250 Reporter」(ウィキメディア・コモンズより。Photograph by Rama, Wikimedia Commons, Cc-by-sa-2.0-fr)

特異な外観です。カメラの両側に長尺フィルムを収容する巨大なマガジンがついています。ライカのホームページ「製品の歴史」によると『1934年、10mのフィルムを装填して250枚の撮影を可能にする「ライカ250(通称リポーター)」を発売。スプリングモーターによるフィルムの自動巻き上げも好評を博し、ドイツ空軍偵察機の常用機となる』と書かれています。

軍用のほか報道用に使われたことが他のサイトで分かりました。

日経トレンディネットの連載「クラシックカメラの真髄」で、実際にこのカメラを所有している写真家の田中長徳さんが『コレクターが喜ぶレアアイテムです。(中略)990台生産されましたが、そのほとんどを報道関係者が使用していたこともあり、きれいな状態で残っているものはありません。』と解説しています。

 

「Tessina L」については、DPREVIEW からユーチューブにリンクしているので、興味のある方はご覧ください。

また、DPREVIEW の記事の出所「DNA India 」では、さらに詳しい内容が書かれています。

 

これらの記事を読みながら思ったのは、コレクターというのは、使う(写真を撮る)より、モノそのものに人並み外れて深い愛着を感じる人なんだな、ということ。

世の中には、結構こうした人が多いらしく、1,000点に及ぶカメラ、レンズ、アクセサリが海外オークションサイトebayに出品されたという話がITmediaに出ていました。

ebayのページを見てみると、なんと34,999ドルで売れたみたい!

 

いやはや、私にあり余るお金があったとしても、部屋をカメラで一杯にしようとは思いませんネ… せいぜい最新鋭機の数台もあれば十分で… (それこそ贅沢?)


Eマウント用ツァイスの画質

2013年08月28日 | カメラ

8月27日はカメラやレンズの発表が多い日でした。

ソニーからはEマウント機の「α3000」という海外向けのカメラの発表がありました(国内発表は未定。デジカメWatch参照)。

エントリー用の軽量カメラということで、あまり関心がなかったのですが、ネットで作例を見てびっくりしてしまいました(19 picture`s A3000 & ZEISS16-70 F4)。

「何これ!」「すごい!」という印象です。画像のキレがよく、解像度がすごい。1枚だけ小さく転載させていただきます。

(Gustav from Dyxum)

Gustavさんという写真家が撮影したものです(ISO100  F4  1/200)。

 

α3000はAPS-Cサイズ、2010万画素。センサーが良いとしても、この画質のかなりの部分はレンズによるものです。レンズは同じく27日に発表された「Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS」(ソニーのプレスリリース)。α3000は国内発売の発表がありませんが、このツァイスレンズは9月13日に発売されます。

35mm判換算で24-105mmの標準ズームレンズ。円形絞り。F4通しなので「少し暗い」という人もいるかもしれません。手ぶれ補正がついています。重さは308gと手ごろ。

 

ツァイスのTessarといえば、「鷲の目」と言われるシャープで高コントラストの描写力が特徴。作例の蝶々やポートレートが、まるでフルサイズ機のような解像力です。

価格.comの最安値は84,400円(8/28現在)で、手が届かないほど高くはありませんね。

NEXユーザーにとって、良いレンズでは…

 


オリンパス最新鋭機 9月登場

2013年08月27日 | カメラ

オリンパスが8月27日、新製品体感イベント「OLYMPUS Photo Festa 2013」開催を発表しました。このイベントでは、フラッグシップ機最新機種のタッチ&トライ、新製品レンズのタッチ&トライができるとしています。(オリンパスのニュースリリース

オリンパスのフラッグシップ機最新機種登場!! これは大きなニュースですね。

9月13日から東京、大阪、名古屋、仙台、広島、札幌、福岡で順次開催。フラッグシップ機の他にも、OM-Dシリーズ、PENシリーズ、Eシリーズ、STYLUSシリーズのタッチ&トライ、アクセサリー展示、技術展示、プロカメラマンによるセミナーなども行われる予定です。

 

ところで、オリンパスのフラッグシップ機って、どの機種を指すのでしょうか。

・従来の一眼レフタイプではフォーサーズマウントの「E-5」。

・マイクロフォーサーズマウントでは「OM-D E-M5」(現在のスペック的にはPEN E-P5の方が上回っていますが)。

よくわかりませんね。

 

最近ネットでは「OM-D E-M5 」の後継機として、「OM-D E-M1」なるもののリーク画像が出回っています(写真= デジカメinfo / 43rumors )。

 新しい大口径標準ズームレンズ12-40mm(35mm判換算24-80mm) F2.8がついているそうです。

今のOM-D E-M5 に比べてグリップが大きく、どちらかというと“ゴツい”印象。

おそらくこれがレンズとセットで発表されるのだと思われますが、マイクロフォーサーズでこれほど明るいズームレンズということになると、反響は大きいと思います。

フォーサーズマウントの「E-5」後継機の方は可能性は少ないようですが、もし出ればサプライズですね。

 

「OM-D E-M1」は、電子ビューファインダーが良くなり、センサーはローパスフィルターレス、像面位相差AF採用、といったところがもっぱらの噂。E-M5と同じソニー製センサーでしょうが、画素数が1605万画素より増えるのかどうか、興味があります。

 

◇「OLYMPUS Photo Festa 2013」の日程(オリンパスのニュースリリースより)

 


キヤノンEOS 70D体験会

2013年08月26日 | カメラ

8月24日、キヤノンの新しいAPS-Cサイズ一眼レフ、EOS 70D(8月29日発売)の無料体験イベント「JAPAN PREMIER」に行ってきました。

大阪の今一番ホットな場所「グランフロント大阪」。その地下2階にある、ナレッジキャピタル・コングレコンベンションセンター。大がかりなものから小規模なものまで、いろいろなイベントができる空間です。

8月31日と9月1日には、パナソニックLUMIX GX7のデビューイベントも開かれます。

 

「EOS 70D JAPAN PREMIER」の会場。

 

新技術「デュアルピクセルCMOS AF」の体感コーナー。

速くなったライブビューでのAFを実感できます。ぐるぐる回る模型の列車をライブビューのAFで撮ります。

模型の列車ってわりに速いですね。そう簡単ではありませんでしたが、まあ何とか撮れました。タッチシャッターは便利です。

 

写真家・榎並悦子さんのスペシャルトークショー。

最初は榎並さんのこれまでの作品紹介。9月始めの「風の盆」など、時期的に考えて、カメラはEOS 70Dではないようですが、きれいなものでした。

 

「風の盆」。赤い衣装の色と、灯りを取り入れた構図が素晴らしい。スローシンクロを使っているそうです。こういう写真を撮ってみたいですね。

 

このあと、EOS 70Dを使った作品が次々に。金魚、花、猫、相馬野馬追など。撮影のヒントを一杯聞けました。

EOS D70は、クリエイティブフィルター(元の画像を残しつつ、フィルターをかけた画像を別ファイルとして記録できる)、バリアングル液晶、タッチシャッター、スマホとの連携などが魅力という話でした。

 

キヤノンの開発者セミナー。EOS 70Dの開発に携わった技術者が、性能面を詳しく解説。

 

写真家・岸本淳さんのセミナー。EOS 70Dで撮った花と東京名所を紹介(動画もあり)。

EOS 70Dは、

・バリアングル液晶でローアングル撮影が楽になった

・ライブビューでのAFが速いので、ストレスなく、気持ちよく撮影できる

・高ISO感度がためらいなく使える

という点が気に入ったそうです。

 

鉄道写真家・広田泉さんのセミナー。

鉄道写真のさまざまなヒントを紹介しながら、EOS 70DのAFの食いつきの良さ、AFを端に寄せられる、流し撮りしやすいことなどを強調(動画もあり)。

・望遠でも空間を生かした構図にすること

・かげろう・煙を撮るには画素数と解像度のあるカメラが必要

・両目を開けて撮る

といったアドバイスが参考になりました。面白かったですね。

 

「ハンズオン」コーナーも盛況。

キヤノンのスタッフからカメラ・レンズの詳しい(踏み込んだ)説明が聞けます。

 

これまでにもボディーは触っていましたが、この日は新しく発表された望遠ズームレンズ「EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM」を付けてもらい、試してみました。

「EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM」を付けたEOS 70D。

 

このレンズは、2011年7月に発売された「EF-S 55-250mm F4-5.6 IS II」の後継モデル。AF駆動にSTM(ステッピングモーター)とリードスクリューを採用、動画撮影時のAF性能を向上させたとのこと(デジカメWatch参照)。

なかなか良さそうなレンズです。速くて静かなAF、フルタイムマニュアルフォーカス、旧型に比べ軽量さも魅力。液晶で見た限りでは色乗りのよい画質のようでした。

スタッフの説明によると、レンズの前寄りにある細い銀色の帯は、Lレンズの赤帯のように、上質の性能を表すひそかなこだわり。「プラチナリング」というのだそうです。

 

気軽に持ち歩けるサイズにもかかわらず、35mm換算88-400mm相当というのは応用範囲が広くて便利。旧モデルのようにフォーカス時に前玉が回転することがなくなりました。

 

EOS 70D 実写画像

さて、お目当ての「撮影体験コーナー」。ようやく実写画像が撮れますね。持参のSDカードを差してデータの持ち帰りもできました。

バイオリンに合わせてダンサーが踊り、7コマ/秒の高速連写を試してください、という設定。

RAW/JPEGで撮りましたが、家のDPPではRAW画像が表示できませんでした。発売前なので、まだEOS 70DのRAWデータにDPPが対応していないのかもしれません。

このため、以下の実写画像4枚はすべてJPEGファイン。ホワイトバランスはオートでは少し赤っぽかったのでPhotoshopで赤みを抑え、明暗を調整しています。レンズはEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM を使用。

【撮影データ】 シャッター速度優先AE(1/500秒、F4.5)、ISO感度 2000

 

 

【撮影データ】 シャッター速度優先AE(1/500秒、F5.6)、ISO感度 6400

 

【撮影データ】 プログラムAE(1/200秒、F5.6)、ISO感度 2500

 

【撮影データ】 プログラムAE(1/200秒、F5.6)、ISO感度 2500、タッチシャッター使用

 

その他の機器

このほか会場には、初心者向けワークショップコーナー、プリンターコーナー、EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー1.4× 体験コーナー、PREMIUM COMPACTコーナーがありました。

 

EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー1.4× 体験コーナー。

1.4倍のエクステンダーを内蔵した超望遠ズームレンズ。100万円以上する、こんなレンズをのぞける機会はあまりありません。

エクステンダーを入れる入れないを、レバーだけで簡単に操作でき便利です。スポーツ、鉄道、野生動物写真ファンなら欲しいでしょうね。

 

PREMIUM COMPACTコーナーにはコンパクトカメラのPowerShot Gシリーズ、Sシリーズの新製品が展示されていました。

 

PowerShot G16。

G15の後継機。DIGIC 6の採用で約12.2コマ/秒(6枚目撮影以降は約9.3コマ/秒)の高速連写に対応。 AFが約0.1秒と速く、タイムラグも短縮しているそうです。

 

持った感じが良いです。手にしっくりなじむ高級感のあるコンパクトボディー。レンズは明るいし(F1.8-2.8)、マクロは最短1センチ。露出補正ダイヤルがついているのもこだわり感があって魅力。

(欲しい… でもソニーRX100があるからなァ…)

 

帰りには記念品をたくさんもらいました。

招待状があったから特に多かったのかどうか分かりませんが、たくさんのパンフレット、立木義浩さんの作品集、液晶クリーニングクロス、抽選で「EOS 70Dスーパーブック」(1,890円)まで。

無料でプロの話を聞けて、モデルさんを撮れて、雑誌ももらえて… ずいぶん得をした気分。楽しい一日でした。

このイベントは東京、大阪、名古屋で開催。キヤノンさん、どれだけすごいPR費を使っているんだろうか、とも思ってしまいますが…。

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(EOS 70Dでの実写画像4枚を除く写真は、ソニーRX100で撮影しています)


EOS 6Dで撮る夜の花 Part 2

2013年08月23日 | 

大阪・鶴見緑地の咲くやこの花館で行われた「フニーバオバブ鑑賞会+ナイトツアー」。

ふだんは見られない温室の夜咲く花をめぐる、夏らしい企画でした。

 

フニーバオバブ(8/21記事)はバッチリ撮れて、大満足でしたが、もう一つのお目当て、サガリバナも撮ることができました。

枝に咲いている様子は夜だけのもの。朝には散ってしまう、かぐわしく神秘的な花です。水面に落ちた花を愛でる西表島の早朝カヌーツアーは有名ですね (機会があれば西表島に行ってみたい!)。

 

午後7時過ぎ、熱帯雨林植物室で咲いているのをライトアップしてもらって撮影。とてもきれいです。

【撮影データ】  EOS 6D  EF70-300mm F4-5.6L IS USM / 絞り優先AE(絞りF5.6 シャッター速度1/60 秒)、露出補正 0、 ISO感度6400、 画質 RAW、 ホワイトバランス 太陽光、 ピクチャースタイル スタンダード

 

こちらは、持ってきたペンライト(LED)の明かりだけで撮ってみました。

 

ほのかな光の中のサガリバナ。これもまた幻想的で美しいです。

【撮影データ】  EOS 6D  EF70-300mm F4-5.6L IS USM / 絞り優先AE(絞りF5.0 シャッター速度0.3 秒)、露出補正 -1、 ISO感度 3200、 画質 RAW、 ホワイトバランス オート、 ピクチャースタイル 風景    (DPPでコントラスト・明暗調整)

 

ペンライトの明かりにぼうっと浮かび上がる花。ファインダーではほとんど見えないのですが、ピントをスーッと合わせに行くEOS 6DのAF性能には驚き。ピントは合っていました。

やはりEOS 6Dの高感度性能はすごいです。

 

 イエライシャン(夜来香)。昔はやった、李香蘭(山口淑子)さんの曲の名前。

良い香りがします。

 

これも夜に良い香りを放つヤコウカ(夜香花)。

 

イランイラン。エッセンシャル・オイル(精油)の原料になる香りの高い花。

昼間でも見られますが、夜は特に良い香りがするとのこと。

 

夜は葉を閉じるアメリカネムノキ。

ハワイオアフ島にあるアメリカネムノキは、日立のCMソング「この木なんの木…」で有名。

 

カリアンドラ。これも夜は葉を閉じていました。

 

ちょっとミステリアスなナイトツアー。面白かったです。


EOS 6Dで撮る夜の花 Part 1

2013年08月21日 | 

大阪・鶴見緑地の「咲くやこの花館」で、夜に咲く幻想的なフニーバオバブの開花鑑賞会+ナイトツアーがありました。

参加を申し込んでいたところ(8/11日記事)、幸い8月17日にOKの連絡。

京都から帰ったその足で行ってきました。夜間の撮影に強いといわれるEOS 6D、レンズはEF70-300mm F4-5.6L IS USMを持って…

 

咲くやこの花館のフニーバオバブは、1990年にマダガスカルから到着。毎年この時期の夜7時から8時ごろに開花します。

ソーセージ状のつぼみの先が開き始めてから、開花完了までの時間が約30分という短さが特徴で、動きが目に見えるほど。本当に不思議な花です。

この開花を見られるのは全国でもここだけだそうです。

 

フニーバオバブ。

クリスマスのクラッカーが弾けたみたいですね。

【撮影データ】  EOS 6D  EF70-300mm F4-5.6L IS USM / 絞り優先AE(絞りF5.6 シャッター速度1/10 秒)、露出補正 -1、ISO感度1600、画質 RAW、ホワイトバランス 太陽光、ピクチャースタイル スタンダード

 

かなり高いところに咲いているので、300mmの望遠端でもこれが精一杯(ノートリミング)。

期待していた鑑賞用のやぐらは、安全上の理由で撤去されていました。参加者が大人数でしたからやむを得ないところでしょう。

三脚は禁止。しかたなく、地上から手持ちで、ライトが当たっている花を撮影しました。

 

思い切りトリミングしてみましたが、案外いい画質。

高感度に強いEOS 6Dは、ISO1600程度ならノイズはほとんどなく、シャープで、ごく普通に使えます。

 

美しい花ですね。夜咲いているところを撮れて満足です。

 

これに似たカットを、同館のフォトコンテストに出してみることにしました。

 

開花の様子

19時30分39秒。つぼみの先が分かれてきました。

 

19時31分25秒。

 

19時32分27秒。雌しべの先が見えてきました。

 

19時33分31秒。くるくるとコイル状に反り返っていくのは萼(がく)。

 

19時37分21秒。

 

19時38分11秒。

 

19時38分59秒。黄色い雄しべが、花粉を散らしながら開き始めました。

ここまでは本当に速いですが、雄しべが開ききるまでは少し時間がかかりました。

 

この夜はたくさんの花が開花しました。こんなに多く咲いたのは珍しいそうです。

 

次回はナイトツアーの様子をお伝えします。

 


嵐山灯篭流し Part 2

2013年08月19日 | 行事・歳時記

京都・嵐山の灯篭流しは、戦没者の霊を慰めるため昭和24年、灯篭による供養を始めたのが始まりとのこと。地元の寺院、商店街、自治会でつくる嵯峨佛徒連盟の主催で行われています。

 

渡月橋の東詰から流される灯篭は、例年約7000~8000個。

 たくさんの灯りが揺らめきながら、川面を流れていきます。

 

すっかり暮れて、背景の嵐山は暗く静まり返っていました。

 

祖先の霊を慰める灯篭。故人の名前も書かれています。

 

灯篭のそれぞれに、人の生死があったのだと思うと、厳粛な気持ちになります。

 

午後8時20分ごろ、五山の送り火の一つ「鳥居形」が、対岸の山手に明るく浮かび上がりました。(写真はトリミング)

別の方角には、遠くに小さく「大文字」も見えます。

渡月橋や桂川の岸では、にわかに人のざわめき。灯篭流しと送り火の両方を見られるのが嵐山のいいところです。

 

しばらくして消え始めた「鳥居形」。消えていく火を見るのは何となく侘しいもの。

 

灯篭流しはまだ続いていました。

 

午後9時過ぎ、ほぼ終了。

 

見物の人達は、中ノ島公園のお店で冷たいものを食べたり、最寄りの阪急嵐山駅へ。

阪急嵐山駅。

 

駅のレトロな感じが良いです。

 

さて、ホテルに引き上げましょう。

ちなみに、この日の宿は「アパホテル<京都祇園>EXCELLENT」(旧京都祇園ホテル)。部屋は広くないけれどリニューアルしたばかりなので、とてもきれいでした。

屋上ビアガーデンでは、五山の送り火を眺められるプランもありました。

翌朝のバイキングも結構充実していましたね。

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撮影カメラ

   キヤノンEOS 6D

     EF70-300mm F4-5.6L IS USM

   ソニーRX100


嵐山灯篭流し Part 1

2013年08月19日 | 行事・歳時記

京都・五山送り火が行われる8月16日。嵐山の桂川では灯篭流しがあります。

お盆の供養の行事で、京の夏の風物詩。今年は泊りがけで見てきました。

 

灯篭流しが行われる渡月橋の東側。

開始の午後7時前には橋の上に大勢の人。

 

実は午後5時過ぎから、中ノ島公園の桂川南岸で場所取りしていたのですが、しばらくして振り向くと、ものすごい見物客。驚きました。

 

灯篭流しの始まり。

 

当日は朝10時から受付を始めていて、先祖供養のため、亡くなった人の戒名や俗名を書いた灯篭を流してもらうことができます(1000円)。

灯篭は係りの人が流します。自分で流すことはできません。流す場所は狭いので、一般の人が詰めかけたら収拾がつかなくなるためでしょう。

 

ゆっくりと桂川を流れていく灯篭。

とても美しく、幽玄な風景でした。

 

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撮影カメラ

   キヤノンEOS 6D

     EF70-300mm F4-5.6L IS USM

   ソニーRX100

 


フルサイズNEX用レンズ

2013年08月16日 | カメラ

ソニーのフルサイズNEX発表にあわせて、計4本のフルサイズ用レンズが用意されるようです(デジカメinfo / SonyAlphaRumors )。

それによると、 すでに噂になっている35mm F2.8を含むツァイスレンズが3本、ソニーのGレンズ(ズーム)が1本。

これらが一斉に発売されるかどうかは微妙ですが、フルサイズEマウントシステムにかけるソニーとツァイスの力の入れ方が相当なものであることがうかがえます。

ツァイスは高いでしょうし、カメラ自体も高いものになりそうですが、レンズが4本もそろえば本格的。何やらすごいシステムが9月(下旬?)ごろ登場しそうですね。

 

 

私はといえば、これからお盆休みの旅行へ。

また、京都です。


ソニーがレンズカメラ!?

2013年08月13日 | カメラ

ソニーが近く発表するというレンズカメラのリーク画像が出てきました(デジカメinfo / SonyAlphaRumors )。

 

ソニーのレンズカメラ(噂)。写真はSonyAlphaRumorsより。

 

画像のファイル名を見ると「QX10_with_XperiaZ」とあり、ソニーのスマホ「XperiaZ」に取り付けた「QX10」というレンズカメラのようです。

レンズカメラは、センサーや画像処理エンジン「Bionz」が組み込まれ、Wifi/NFCでワイヤレス接続。SDカードスロット付き。

しかし背面液晶がなく、単体ではカメラとして機能しないようです。スマホでカメラの操作をするとのこと。

 

ソニーも奇妙な商品を考えましたね。

これは「カメラ」というべきなのかどうか。

単体で使えないなら、スマホのアクセサリと言った方が良さそうです。

それも贅沢なアクセサリ。

 

2種類が発売される予定で、

「DSC-QX10」は、 1/2.3インチ1,800万画素センサーを組み込んだ10倍ズームレンズ( F3.3-5.9)。

「DSC-QX100」は、RX100Mllと同じセンサー(1インチ2,020万画素)を組み込み、レンズはツァイス。

 

SonyAlphaRumorsには別のもう2枚のリーク画像が載っており、9月4日に、ソニーの次期XPERIA(Honami i1)と同時に発表されるのではないか、とも書かれています。

人気のスマホとコンパクトカメラ機能を、合体して売り出そうということなのでしょう。

従来のスマホのレンズとは性能が違いますから、きれいな写真が撮れるのは間違いなし。

 

やってくれますねェ ソニーさん…

 


フニーバオバブ鑑賞会

2013年08月11日 | カメラ

バオバブといえば「星の王子様」に登場する大きな木ですが、その仲間で神秘的な美しい花を咲かせる「フニーバオバブ」。夜に咲くこの花の開花鑑賞会+ナイトツアーが、明日8月12日から25日のうちの3日間、大阪・鶴見緑地の咲くやこの花館で開かれます。(詳細はこちら

いつ咲くかわからないので、3日間の日程は決まっていません。

時間は午後7時~8時30分。定員は1日20人、3日間で合計60人。

 

去年の午前中、まだ枝に残っている(日が昇ると落花してしまう)花を撮りに行きましたが、ものすごく高い所に咲いていて、望遠で引き寄せてトリミングしてやっと… という状態。背景を選ぶこともできないし、いまいち納得できる写真が撮れませんでした。(2012年8月10日の記事

 フニーバオバブの花(2012年)

 

鑑賞会ではやぐらを用意してくれ、その上から見られるというので、今年は参加を申込みました。

咲くやこの花館によると、すでに100人近く申し込みが来ていて、抽選になりそうです。

くじ運が良くない方なので、当たるかどうか。

 

ナイトツアーでは、フニーバオバブ以外にも、幻の花・サガリバナの咲いているところが見られるかもしれないとのこと。

西表島のツアーに行かなくても撮れるなら、こんな楽なことはありません。抽選に当たるのを期待しているのですが…

 

申込み締め切りは、今日11日午後5時まで。

駆け込み申込みしないでくださいね。抽選の倍率が上がってしまいますから(冗談)…

 


ソニー「フルサイズNEX」考

2013年08月09日 | カメラ

重くなる?

ソニーのミラーレスカメラ、NEXシリーズ(APS-Cセンサー)がフルサイズセンサーを搭載するのではないかという話は、同シリーズが発売されたころからありましたが、それがそろそろ本当になりそうだという、もっぱらの噂になっています。

『フルサイズNEX(最終的な名称はまだ分からない)は、ソニーNEX-7と似たデザインになるが、NEX-7よりも15%大きくなり、20%重くなる』という記事が。( Sony Alpha Rumors / デジカメinfo )。

 

あまり歓迎できないニュース(噂)です。

フルサイズのNEXというのは、「あの大きさ、重さでフルサイズになったらいいな~」というファンの願望から出てきていると思うのですが、それがデカいフルサイズNEXになるのなら話は違う、という感じがします。

同じソニーのRX100のトークショーを聞きに行ったことがあって、そのとき開発者の話が聞けました。最初のモックアップができて「お、これいいじゃない。この大きさで頑張ろう」となったそうです。RX100は、カメラの小ささと液晶の明るさありき、で開発がすすめられたとのこと。最初のモックアップから大きさは全く変えずに進めたそうですが、今の売れ行きを見ると、それが正解だったようです。

フルサイズNEXもできればNEX-7の大きさ、重さを死守してほしいものですが…

 

ソニーNEX-7。

発売時からボディーのコンパクトさに比べて、マウント(Eマウント)が大きいのが話題に。中のAPS-Cセンサーが小さく見えます。将来フルサイズセンサーを入れるのに備えた布石では、と言われてきました。

 

素人目にもフルサイズセンサーがぎりぎり入りそうです。

ただ、マウント内の電子接点が動かせないでしょうから、簡単ではなさそう。

 

マウント口径について 

フルサイズ化にあたっては、マウント口径の寸法はどうか、そもそも、フルサイズセンサーが入るのか、ということについて巷では話題に。

海外サイトの中には、NEXのマウントの写真にフルサイズセンサーを入れた合成画像を載せて「フルサイズセンサーが入る!」と言っているのもありました。

 

しかし、調べてみるとあいまいなまま噂話が飛び交っている状態。

ネットでは「ソニーEマウントの口径は58.9mm」という話が良く出てきます。

Wikipediaに、『ソニーEマウント - 2010年に発表。口径58.9mm、フランジバック18mm。』とあり、ここから出たのかもしれません。

ところが、同じWikipediaの記述で他のカメラを見てみると、

・キヤノンEFマウント - 口径54mm、フランジバック44mm
・ニコンFマウント - 口径44mm、フランジバック46.5mm
・ソニーAマウント - 口径50.0mm、フランジバック44.5mm
・ペンタックスKマウント - 口径約45mm、フランジバック45.46mm

となっていて、Eマウントの口径58.9mmはこの中で最大なのです。

変な話ですね。すでにフルサイズに対応しているキヤノンEFマウント、ニコンFマウント、ソニーAマウントより口径が大きいのなら、フルサイズセンサーが入るかどうかなどという議論になるはずがありません。

となるとEマウントの口径58.9mmは、内径ではなくて外径なのではないか、という疑問がわきます。

 

先日、量販店で試しに測ってみたところ、やはり外径が58mm前後(いいかげんな測り方ですが)。内径(マウント座金の内側にある爪を除いた寸法)は44mmぐらいでした。

Wikipediaの『 ニコンFマウント- 口径44mm』が内径だとすると、ニコンとほぼ同じということになります。

 

ニコンD800。ニコンFマウントはソニーEマウントとほぼ同じ内径?

 

専門家のブログでも「ソニーEマウントの内径は58.9mm」という記述がみられますが、明らかな間違い。これぐらいの基本的な数字ぐらいきちんとしてほしいものです。

 

カメラメーカーが公式に数字を出していないのかもしれません。

一番良く知っているのはシグマやタムロンなどのレンズメーカーだったりして…

 

すでにフルサイズ化!?

実は、(だましみたいですが)ソニーEマウントにフルサイズセンサーはキッチリ収まっていました。

ソニーのレンズ交換式ハンディカムVG900がそれ(写真はフリー画像)。

ソニー レンズ交換式HD ハンディカムVG900(ボディー) NEX-VG900

 VG900。スチールカメラではありませんが、Eマウントでフルサイズ。

うまく電子接点のところを避けて、センサーがぎりぎり収まっています。

フルサイズNEXもこんな風になるのでしょう。センサー収納についてはもう解決済みのようですね。

 

レンズという関門

 VG900はアダプターを介してフルサイズのAマウントレンズを使うことが出来ます。ただしEマウントレンズを使うとAPS-Cサイズになってしまいます。

ここらがまだダメな点。つまり軽量のEマウントレンズでフルサイズを撮れるレンズがないのです。

現在のEマウントレンズはすべてAPS-Cサイズのセンサーに合うように設計されています。

なので、このレンズをフルサイズNEXで使うと、イメージサークルが足りないために周辺が黒い「土管の中から眺めた」ような映像になるでしょう。

 

Sony Alpha Rumors では、

『確実なことは、このカメラが2本のツァイスのフルサイズ用レンズ(ズームと単焦点)と共に発表されるということだ。単焦点レンズは35mm F2.8だ。フルサイズNEXは9月24日に発表され、発売は10月の終わりだと言われている。』

と書いていて、フルサイズNEX用のEマウントレンズは新たに作られることを示しています。

 

つまり、ソニーがフルサイズNEXを世に出そうとすれば、カメラ本体だけではなく、「フルサイズNEX用レンズ」を整えていかなければならない訳です。

 

現在のEマウントレンズすら少ないといわれている中で、新たに「フルサイズEマウントレンズ」をソニーが潤沢に用意できるのかどうか…

 

センサーの収納以上に気になるところです。

 

ソニーの戦略、大丈夫でしょうか…


グランフロント大阪 夕涼み

2013年08月06日 | イベント

JR大阪駅前、グランフロント大阪の「うめきた広場」は都会の親水空間。

このところの猛暑をやわらげる夕涼みに、最高のスポットになっています。

 

水に足をひたす子供や若いお母さん。気持ち良さそう。(レタッチあり)

 

うめきた広場。地下階に水が流れ込んでいます。

ダイナミックな空間ですね。

 

広場では、グランフロント大阪とFM802の共同プロジェクト「MUSIC BUSKER IN UMEKITA」のイベントをやっていました。

オーディションを通過し、ライセンスを受けたミュージシャン達が、ライブ演奏を披露。

 

けっこう聞かせる演奏だったので、動画を撮ってみました。

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撮影カメラ    ソニーRX100

動画編集     EDIUS Neo3

 


パナソニック GX 7 を触ってみた

2013年08月03日 | カメラ

8月1日に発表されたパナソニックの新ミラーレス一眼「GX7」。大阪梅田のパナソニックセンター大阪で、先行展示されていた実機を触ってきました。

 

パナソニック「LUMIX DMC-GX7 」。これはブラックモデル。

 

堅牢性に優れた全面マグネシウムボディ。持ってみるとズッシリした重みがあります。小型なのに「お、意外に重いな」という感じ。高級感のある重さと言ったらいいでしょうか。

レンズキット付属の「LUMIX G 20 mm/F1.7 II ASPH.」レンズ(35mm判換算 焦点距離40mm)は、ブラックとシルバーの2種類。それぞれボディーの色に合わせたものがついています。

 

全体の寸法やグリップは「GX1」より大きくなっています。

この方が持ちやすいかもしれません。

 

シャッター周りのダイヤルと背面ダイヤルで、絞りやシャッター速度などの変更ができます。

 

性能的には、新しいセンサーによる高感度性能・画質に期待が集まっていますが、この日は触ってみるだけなので、気になるファインダーや液晶をチェック。

電子ビューファインダー(EVF)、背面液晶モニターともチルト可動式。

撮影の状況に応じて自在に変えられます。

電子ビューファインダーを90度上げて上からのぞくケースってあるのかな… と思ったりしましたが、明るい戸外でローアングルの撮影など、たぶんそうやって使いたいときもあるでしょう。便利なことは間違いないです。

 

電子ビューファインダーの下側にある視度調節レバーで自分の眼と合わせ、のぞいてみると、少し視野が狭い感じ(同じパナソニック製やオリンパスの外付けEVFと比べて)。しかし、さすがに276万ドットの高い解像度だけに、明るく高精細。

色合いも良好。Adobe RGB比較で色再現性約100%だそうです。

 

背面液晶モニターは3.0型 約104万ドット。これもきれいです。いまや一般的になったタッチ機能でピント合わせ、シャッター、設定変更が楽にできます。

ファインダーを見ながら、液晶モニターにタッチしてピント位置を変えると、ピント位置がファインダーに反映される機能もあります。便利そうなのですが、実際やってみると顔と手がくっついた状態で液晶をタッチするのは難しい。慣れればできるかもしれませんが…

 

AFは速いです。そしてAF、マニュアルフォーカスの方法が実に多彩なのがこのGX7の特長。(パナソニックのページ参照)

逆に言うと、多彩すぎて、使いこなすのに時間がかかりそう。

 

ピントを合わせたい部分をファインダー内で部分的に拡大する機能が気に入りました。たとえば縦に並んでいるリンゴの手前にピントを合わせるのか奥に合わせるのかという場合、ピントを合わせた方のリンゴは拡大像でくっきりした像として確認できます。

普通の一眼レフではカメラのAF任せで写した後、画像を再生・拡大して確認しますが、最初から拡大画像でピントがあっているのが確認できるのは気持ちがいいものです。

 

マニュアルフォーカスへの変更は背面レバーで簡単に切り替え。

マニュアルフォーカスでピーキング機能を使うと、背面液晶でもファインダーでも、ピントの合った部分に明るい色付きの縁取りが見えます。ピーキングのレベルも、大まかにしたり、狭い範囲に絞ったりが可能です。

液晶モニターを拡大したところ。左側から下にかけて青いネオンのように見えているのがピーキングの縁取り(ピントが合っている部分)。

これならマニュアルフォーカスのオールドレンズも使いやすい。

 

こうやってAFやマニュアルフォーカスを色々試していると、ピント合わせが苦にならないどころか、むしろ楽しくなりますね。

 

 GX1よりはるかに性能・高級感がアップしたGX7。良い感じでした。