つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

リモコンあれこれ

2016年09月30日 | 家電

夏の間、フル稼働していたエアコン。

リモコンが使えなくなりピンチに。

 

 

← 使えなくなったリモコン。メーカーは日立で、12年前に購入したもの。

 

実はだいぶ前から動作が不安定になり、私が運転させようとボタンを押しても、ウンともスンとも言わなくなっていました。

 

ヨメさんが、ある角度でリモコンを構え、エイヤッ!とボタンを押すと動きだします。

娘がやっても同じように動きます。

同じ角度で私がやると動きません。

「ウム、このエアコンも年を重ねて、とうとう、人を選ぶようになったか…」

 

エアコンから嫌われた当方としては、運転をもっぱらヨメさんらにまかせておりました。

 

ところが、ある日、ヨメさんがやっても動かなくなってしまいました。

本体のスイッチで運転の ON/OFF は効くので、本体のメカの問題ではなく、リモコンが完全にダメになったようです。

 

このところ涼しくなったとはいえ、まだ最高気温が30度予想の日も。

エアコンは必需品ですし、リモコンが使えないと不便ですよね。

 

怪しげな? 汎用リモコン

ネットで同じリモコンを探しましたが見当たらず。

そのうち、アマゾンで見つけたのが、

『Hanwha / K-1028E 国内外 合計1000種類のエアコンコードを内蔵した エアコン用 ユニバーサル マルチリモコン [詳細日本語マニュアル付] エアコン 汎用 リモコン』

というもの。

1000種類のエアコンコードに対応? 何やら怪しげな雰囲気を感じながらも、値段が800円(配達料別)と安かったので、買ってみました。(あとで見ると、220円という激安品も! シマッタ…)

 

左が「Hanwha / K-1028E 」。右の純正品と比べると、かなりコンパクト。

Hanwha って中国メーカー? 調べてみると韓国でした。販売しているのは、ハンファQセルズジャパン

韓国の大手財閥企業「ハンファグループ」の日本法人で、化学、鉄工、機械、自動車部品、IT関連機器などを幅広く扱い、最近は太陽光発電システムに力を入れているようです。

 

汎用リモコン「Hanwha / K-1028E 」と使用説明書など。

製品も説明書も、全部英語じゃん!

アマゾンには 「詳細日本語マニュアル付」とあったのに…

 

もういちどアマゾンのページを見ると、下の方に『※本製品についてハンファQセルズジャパンは、直販以外の代理店販売は一切行っておりません。従いまして、本カタログページ内で 「 mam's choice、ラークアルク、村山 商事 等 」 ハンファQセルズジャパン(またはハンファダイレクトメール便ショップ)以外が販売しているものは商品構成が異なる別製品であり、ハンファ製 詳細日本語マニュアルが付属しておりません。ご注文時には十分ご注意ください。』

とありました。

やれやれ。ハンファQセルズジャパンの直販品ではなかったみたいです。

 

日本語マニュアルがないので、英文をたどたどしく読んで設定。

「ボタン・ブランド対応表」。

汎用リモコンなので、まず最初にエアコンのコード番号とリモコンを合わせる操作が必要です。

上の対応表を見ると、「M.SWING(風向)」ボタンに日立とパナソニックが割り当てられています。

家のエアコンは日立製なので、この「M.SWING 」ボタンを長押しし、「ピッ」とエアコンが鳴って動きだしたら指を離す。それだけで設定が完了するとのこと。

やってみました。

エアコンは電源を入れた状態で、冷房中。

音が鳴るまで不安… しばらく押していましたが鳴りません。

もう一度押し続けていると、「ピッ」と鳴って、明らかにエアコンの動作状態に変化が。

「WIND(風量)」ボタンを押して風の力を変えてみると、確かに風量「大」「中」「小」「自動」と変化。「ON/OFF」で運転・停止。リモコンが効いているのが確認できました。表示窓に現れるコード番号は「646」でした。

案外、設定は簡単。

 

ただ、液晶表示の最上部にあらわれる、モード(冷房・暖房など)の表示について説明書きがなく、分かりにくいです。これは同じ製品を使った人もネットで書いています。

以下は「MODE(モード)」ボタンを押すたびに変わるモード表示。

「自動」かな? 試していないのではっきりしません。

 

これは「冷房」。確認ずみ。

 

「除湿」でしょう。

 

たぶん「送風」。

 

たぶん「暖房」。

 

このあたりの分かりにくさが、汎用品によく見られる欠点で、また純正品のような多機能は望めません。

まあ、個人的には、エアコンが使えさえすればいいので、これで良かったかなと…

 

この「Hanwha / K-1028E 」。かなり以前から販売され、激安とあって相当の人が使っているようです。

中には「使えなかった」という声もあり、エアコンのメーカーによっては不具合や当たり外れがあるかも。

また、最初の設定方法は「Set 」ボタンを長押しする方法もあります。今回のやりかたですべてのメーカーのエアコンが設定できるとは限りませんので、ご了承願います。

-----------------------------------------------------------

当ブログのテーマ、カメラ・写真から外れますが、何かの参考になればと書いてみました。

 


秋雨のころ

2016年09月29日 | 日記

このごろ雨の日続き。秋雨前線が日本に停滞しているとのこと。

 

JR大阪駅周辺をぶらぶらしてきました。グランフロント大阪「うめきた広場」で。

雨はフォトジェニック。

 

降りしきる雨が都会を美しくします… (「うめきた広場」で)

 

細かな雨だったので、傘を差さない人も。JR大阪駅に近い、グランフロント大阪入り口。

 

秋雨(あきさめ)は、人を物思いに誘うもの。

 

   秋雨や駅にはいつも別れあり     山田弘子

 

 

湿っぽくなったところで、JR大阪駅の5階にある「時空(とき)の広場」へ上がると、花のイベントの準備中でした。

フラワーアート ミュージアム2016」(9月30日~10月17日)の会場。

 

フラワーアートミュージアムは、建築家・安藤忠雄氏の発案で2012年から始まり今回で5回目。

JR大阪駅の上の「時空の広場」がお花畑となるイベント。

 

展示される草花は、アゲラタム、ケイトウ、ガーベラ、ミニバラ、リーガスベゴニアなど。

雨の日に鮮やかな草花を見ると、気分も晴れやかになりますね。

秋も、これだけたくさんの花が咲くんだ…

 

今年はハロウィンをテーマにした花壇が登場。

巨大カボチャがゴロゴロ。

 

期間中は花にまつわるステージイベント、音楽ライブ、ワークショップ、観光PRなどが毎日開催されます。

初日の9月30日には、午前11時ごろから安藤忠雄氏が主席(予定)してオープニングセレモニー。先着100人に花のポットをプレゼント。

また、最終日にも展示した草花を1200人にプレゼントすることになっています。(イベント期間中、大阪ステーションシティ内店舗で1 円以上買い物したレシートが必要)

 

詳しくは、公式ホームページをご覧下さい。

------------------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ    ソニーRX100


こいや祭り 2016  Part 4

2016年09月26日 | イベント

こいや祭り」(9月17日撮影)の最終回です。

 

「半布里(はぶり)」(岐阜・加茂郡富加町)。

 

会場で配られていたチーム紹介の冊子によると、

『演舞のテーマは織田信長です。織田信長が岐阜と名付け来年で450 年。私たち半布里が岐阜の元気を全国に先駆けて発信します。』

と書かれていました。

 

「半布里」。

戦国乱世。信長の世界を勇壮に…

 

「半布里」。

 

「半布里」。

豪華な衣装ですね。

 

「半布里」。

 

こちらは現代。「チームチョロ松」(東京・新宿区)。

毎日、仕事に追われる社会人の思いを表現。

 

「チームチョロ松」。

テーマは「待ッテマシタ 週末」でした。

 

このあと、しばらく学生チームが続きます。

「神戸大学よさこいチーム 山美鼓(やまびこ)」(神戸市)。

 

「神戸大学よさこいチーム 山美鼓」。

 

「神戸学生よさこいチーム 湊(みなと)」(神戸市)。

 

「神戸学生よさこいチーム 湊」。

すごい人数。どこを撮ったらいいかわからない…

 

「京炎そでふれ! 志舞踊(しぶよう)」(京都市)。

おもに同志社、同志社女子、大谷の各大学生で構成。

 

「京炎そでふれ! 志舞踊」。

 

「東京農業大学YOSAKOI ソーラン部 大黒天(だいこくてん)」(神奈川・厚木市)。

 

「東京農業大学YOSAKOI ソーラン部 大黒天」。

「稲穂唄」がテーマで、大きなしゃもじが登場。

 

「京炎そでふれ! 葵和(あおなぎ)」(京都市)。

京都精華大学を中心に活動。「六波羅蜜寺と空也伝説」というテーマで、これは経文かな…

 

「京炎そでふれ! 葵和」。

 

「kagura(かぐら)」(名古屋市)。

ゲストチーム。テーマはさきの「半布里」と同じ「織田信長」でした。

 

「kagura」。

 

「kagura」。

 

「京炎そでふれ おどりっつ」(京都市)。

立命館大学を主とする創作ダンスサークル。

 

「京炎そでふれ おどりっつ」。

 

「関学よさこい連 炎流(えんる)」(兵庫・三田市)。

Part 1 にも書きましたが、「大賞」をゲット。

 

「関学よさこい連 炎流」。

 

「京炎そでふれ! 京小町(きょうこまち)」(京都市)。

京都女子大学の学生で構成。女性ばかりのチームらしく、衣装が可愛い…

 

「京炎そでふれ! 京小町」。

 

「ピンクチャイルド」(大阪・寝屋川市)。

小学校5年生から高校2年生の女子チーム。

華やかで見ごたえがあり、今年の「京都さくらよさこい」ではゲストチームとして招かれていました。

 

「ピンクチャイルド」。

 

「ピンクチャイルド」。

 

「天狗う(てんぐ)」(三重・津市)。

9月17日の演舞の“トリ”でした。

 

「天狗う」。

Twitter によると、学生チームのようです。赤い天狗のお面がトレードマークとか。

 

太鼓がカッコ良かった~

 

「天狗う」。

 

「天狗う」。

 

「こいや祭り」楽しかったですね。ではまた、来年…

----------------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

   キヤノン  EOS 6D

      EF70-300mm F4-5.6L IS USM 

      (トリミングあり)


こいや祭り 2016  Part 3

2016年09月24日 | イベント

今年で17回目となった「こいや祭り」。

北海道から九州まで、たくさんのチームが参加。

地元の大阪以外では、京都のチームも多かったです。

「京炎そでふれ! 華羅紅(からくれない)」(京都市)。

京都光華女子大学のチーム。

 

「京炎そでふれ! 華羅紅」。どことなく、京都らしさが…

 

「京炎そでふれ! 華羅紅」。

 

「京炎そでふれ! 花風姿(はなふうし)」(京都市)。

同志社女子大学のチーム。

 

「京炎そでふれ! 花風姿」。

 

「京炎そでふれ! 京躍華(きょうやっか)」(京都市)。

京都薬科大学のチームで、山科を中心に活動。

 

「輝粋(きっすい)」(大阪市)。

こちらは大阪のチーム。

 

元気なジュニアチーム。「Studio AS ~虹~」(大阪・門真市)。

 

「Studio AS ~太陽~」(大阪・門真市)。

 

「Studio AS ~月~」(大阪・門真市)。

 

 

「Studio AS ~月~」。

 

「岡山うらじゃ連 四季」(岡山市)。

 

「あっぱれ青組」(長崎・佐世保市)。

「空の青、海の青、若さの青」をイメージ。

「北海道大学 縁」と同様、ゲストチームだそうです。

 

「あっぱれ青組」。

 

「あっぱれ青組」。

 

「同志社大学よさこいサークル よさ朗」(京都・京田辺市)。

 

「祭会(さいかい)」(大阪市)。

関西・中部・関東・東北のメンバーで、「またここで祭会」がコンセプト。

 

「天陽会(てんようかい)」(神戸市、岡山県)。

 

「<仮称>Dancing Mushrooms 」(和歌山・橋本市)。

 

「岡山うらじゃ連 笑輝(しょうき)」(岡山市)。

 

「岡山うらじゃ連 笑輝」。

 

「京炎そでふれ! 咲産華(さざんか)」(京都市)。

京都産業大学のチーム。嵐山の保津川下りがテーマでした。

 

「よさこいそうらんほたる」(大阪市)。

ジュニアチームで、新撰組をテーマにした演舞。

 

「岡山うらじゃ連 蓮雫(れんげ)」(岡山市)。

演舞『刀鍛えて』は、岡山の地で歴史上ただ一人存在した女刀鍛冶を表現したとのこと。

 

他の写真は次回に。(まだ続く? と言われそう… )

----------------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

   キヤノン  EOS 6D

      EF70-300mm F4-5.6L IS USM 

      (トリミングあり)


こいや祭り 2016  Part 2

2016年09月21日 | イベント

大阪の「こいや祭り」の続きです。

公式ホームページのタイムテーブルによると、全国から99チームがエントリー。9月17日、18日の2日間、8会場に分かれて演舞を披露しました。

メイン会場は大阪城公園の「太陽の広場」で、同じ公園内の「やぐら会場」「極楽パレード会場」「天守閣前会場」のほか、「京橋駅前広場会場」「ツイン21アトリウム会場」「西梅田スクエア会場」「千里中央セルシ―広場会場」と広範囲。

今年から設けられた新会場・大阪城天守閣前は、写真の背景として良さそうでしたが、結局慣れたメイン会場「太陽の広場」で撮りました。

撮影は17日だけだったので参加チームの約半分。また露出設定に手間取ったりして、撮っていないチームもあります。枚数もバラバラ。ご了承ください。

 

「夢源風人(むげんかじぴとぅ)」(大阪市)。

おなじみの、元気な大阪チーム。

 

「夢源風人」。

 

「大阪芸術大学よさこい×結び」(大阪府)。

 

「さくら」(大阪・寝屋川市)。

小学3~5年生のチーム。ジュニア部門の大賞を取りました。

 

「さくら」。

 

「狼煙(のろし)」(京都・大阪)。

キツネなどの面を使い、日本の伝統芸能を表現。

 

「福井大学 よっしゃこい」(福井市)。

 

「福井大学 よっしゃこい」。

 

「福井大学 よっしゃこい」。

 

「法政大学 YOSAKOI ソーランサークル 鳳遥恋(ほうようれん)」(東京・千代田区)。

テーマは色とりどりの「CANVAS」。

 

「法政大学 YOSAKOI ソーランサークル 鳳遥恋」。

 

「法政大学 YOSAKOI ソーランサークル 鳳遥恋」。

トリミングで、ごく一部分(全体の約8分の1)をアップにしてみました。優しい色合いの衣装の質感が分かります。

さすがフルサイズ機 (EOS 6 D )の画質… と言っては、いささか自画自賛ですが。

 

「四天王寺大学 YOSAKOI ソーラン部 仏喜踊」(大阪・羽曳野市)。

「七夕伝説」がテーマ。織姫と彦星でしょうか…

 

「四天王寺大学 YOSAKOI ソーラン部 仏喜踊」。

 

「四天王寺大学 YOSAKOI ソーラン部 仏喜踊」。

 

 「関東学院大学 “誇咲(ほこさき)”」(横浜市)。

 

 「関東学院大学 “誇咲”」。

 

「下関市立大学よさこいダンス部 震(しん)」(下関市)。

 

「下関市立大学よさこいダンス部  震」。

 

「鈴音(りんね)」(和歌山・伊都郡)。

 

 

「ぼっち」(兵庫・川西市)。

1人での演舞でした。度胸が要りそう…

 

「京都チーム 『櫻嵐洛(さらら)』」(京都市)。

学生と社会人のチーム。

 

「北海道大学  縁(えん)」(札幌市)。

毎年、YOSAKOIソーラン祭りにも参加しているチームのようですが…

 

赤フンドシにはびっくり!

いやいや、祭りでは、これぞ男の“正装”。

元気があってヨロシイ。

 

こいや祭り」では時おり、色々なチームのメンバーや観客が参加する総踊り「丼舞Re:(どんぶり)タイム」があります。

にぎやかに盛り上がる「丼舞Re:(どんぶり)タイム」。

手前は「京炎そでふれ! 輪舞曲(ろんど)」(京都市)の踊り子さんのようです。

 

他のチームの写真は次回に。

------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

   キヤノン  EOS 6D

      EF70-300mm F4-5.6L IS USM 

------------------------------------------------------------------------------

関連記事・サイト

 ・『こいや祭り2015 Part 3 』(2015年9月22日記事)

 ・『こいや祭り2015 Part 2 』(2015年9月17日記事)

 ・『こいや祭り2015 Part 1 』( 2015年9月15日記事)

 ・『The よさこい』(全国よさこい祭り振興支援サイト)


こいや祭り 2016  Part 1

2016年09月18日 | イベント

大阪のよさこい「こいや祭り」が9月17日、18日の両日、大阪城公園を中心に8会場で開催されました。

17日に、メイン会場の太陽の広場で撮影してきました。

18日は雨のため行きませんでしたが、演舞は予定通り行われ、フィナーレで「大賞」に「 関学よさこい連 炎流 」が選ばれたとのこと(facebook より)。

 

「 関学よさこい連 炎流(えんる) 」(兵庫県三田市)。

 

「 関学よさこい連 炎流」。テーマは、クマと金太郎の話でした。クマがこんなに可愛くてユニーク。

 

「 関学よさこい連 炎流 」最後は金色のポンポンでにぎやかに。

 

「大賞」以外の受賞チームは以下の通りでした(こいや祭り facebook より)。

 準大賞 大阪市立大学チーム朱蘭
 優秀賞 岡山うらじゃ連 蓮雫
 優秀賞 神戸学生よさこいチーム湊
 優秀賞 龍谷大学 華舞龍
 優秀賞 嘉們-KAMON-

-------------------------------------

 

例によって撮影枚数が多すぎ、いま整理中ですが、とりあえずよさこいの“華”をピックアップ…

大阪芸術大学よさこい×結び(大阪府)。

 

「下関市立大学よさこいダンス部 震(しん)」(下関市)。

 

「下関市立大学よさこいダンス部 震」。

 

「岡山うらじゃ連 笑輝(しょうき)」(岡山市)。

 

「岡山うらじゃ連 蓮雫(れんげ)」(岡山市)。

 

他の写真は次回以降に。

----------------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

   キヤノン  EOS 6D

      EF70-300mm F4-5.6L IS USM 


お月見あれこれ

2016年09月15日 | 行事・歳時記

中秋の名月

2016年の「中秋の名月」は、きょう9月15日。

あいにく前線の停滞で全国的に雲が多く、お月見は厳しそうです。

京都など観光地では観月の催しが予定されています。どうなりますか…

 

また、今年は満月と一致しない「中秋の名月」。満月は9月17日だそうです。(AstroArts 参照)

 

当分、曇りがちの日が続きそうなので、月の写真はまたの機会に撮ることにしました。

さしあたり、「十三夜」「後(のち)の月」と呼ばれる、10月13日にでも…

 

ということで、かわりに去年の「中秋の名月」を。

去年、大阪・四天王寺で(2015年9月28日記事参照)

 

月見バーガー

あまり関係のない話ですが、先日大阪市内を歩いていて見つけた、マクドナルドの「月見バーガー」の広告看板。

 

この季節によくあるネーミングですが、何が「月見」なんだろうと思って、マクドナルドのホームページで調べると、月に見たてた卵をはさんであるのがミソ。

 

「満月チーズ月見」なる新商品も。

 

初公開! マックの秋の定番『月見バーガー』誕生秘話」というページもありました。

(“秘話”というほど大げさな話ではないと思うけど…)

日本オリジナルの商品で、1991年に初めて販売されたそうです。

 

ということは、25年間ものロングセラーなんですね。

知りませんでした。

「そんなの前から知ってるよ」と言われる方もあるかもしれません。時代遅れかな。

 


フィエスタ・メヒカナ大阪2016

2016年09月15日 | イベント

大阪・梅田スカイビルの広場「ワンダースクエア」で、日本とメキシコの文化交流イベント「フィエスタ・メヒカナ大阪2016」(9月9日~11日)が開催されていました。

1997年の第1回から市民レベルの交流によって続いてきたとのことで、今年はなんと20年目。日本最大級のメキシコの祭りだそうです。

大阪人の陽気な“ノリ”は何となくラテン系。メキシコと波長が合うのかもしれませんね。

 

ステージで、メキシコ音楽や民族舞踊、子供向けのアトラクションが繰り広げられるなか、周囲の売店では工芸品、民族衣装などを展示即売。タコスやビール、テキーラのブースも。

 

 マリアッチ アガベ(MARIACHI AGAVE)の演奏。

 

テンポの良い演奏、どこまでも伸びる美声。実にすばらしく、聴きごたえがありました。

 

スタイルもカッコいい。

 

子どもたちはステージの前で遊んでいました。

真ん中の可愛い子、「天使みたい!! 」とオバサン。

 

観客から、マリアッチのリズムに乗って踊り出す人が次々に現れ…

 

出演者も加わり、あっという間に踊りの輪が広がりました。

明るく陽気。やっぱりラテンだなァ~

 

華やかな民族衣装。

 

ステージの横には、メキシコを代表するビール「ソル」のブース。

ビール瓶の広告バルーンを、思い切りボカンボカンたたく“悪ガキ”たち。

「コラ~ 破れるぞ。 ええかげんにせんかい!」とは言いませんでしたが…

 

ここでちょっと一杯。

 

メキシコビール「ソル」(500円)。

スーパーでよく見かける「コロナ」ビールと似た味ですが、もう少しコクがあるかナ… 。飲みやすいです。

 

 「コロナ」「テカテ」ビールのほか、ワインやテキーラも色々。

ドライアイスでギンギンに冷やしたテキーラを売っていて、もう少しで誘惑に負けそうに…

 

メキシカンフードの屋台。基本的に1品500円程度。

 

ユルイ感じのグッズ。

 

 ソンブレロ。

 

なぜか置かれていたフォルクスワ―ゲンの「カブトムシ」。

 

 「フローズン」ということは、かき氷か… 良く売れていました。

 

 呼び込みのお兄さん。

 

そのうち、ステージでは民族舞踊が始まりました。

 

あっけにとられたように見る子どもたち。

 

渦巻くスカートをスローシャッターで。

 

観客も参加、メキシカンダンスの可愛い振り付けを習います。盛り上がっていました。

 

よせばいいのに、来た時から気になっていた「チリビール」の屋台へ…

ビール瓶の中にナマの青トウガラシが1本入っている、とんでもなく激辛のビール(500円)です。

 

勧められて買う羽目になりました。

 

「チリビール」。

少し飲んだだけで、クワーッと胸が焼ける! 焦げる!

トウガラシ特有のフレーバーは良く、まずくはないのですがとても一気には飲めません。

アカン!アカン! 何かアテが欲しい!

 

手前は、チーズを挟んだ「ケサディーヤ」にトマトのソースをかけたもの。

これが意外に良く、チリビールの辛味を和らげてくれました。

 

要するにアテがないと絶対に飲めない、何かを食べるための飲み物ですね。

しばらく、ノドがおかしかったです。

変な話、罰ゲームにはうってつけ!? 

 

梅田スカイビルの上空には秋の雲。ビールはほどほどにして引き上げてきました。

 

【モノクロ作品】

一部を、モノクロの作品にしてみました。

 

マリアッチ 絶唱

 

メキシカン・ドッグ

 

あこがれ

 

トマホーク(骨付き肉)旨いよ!

 

----------------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

    キヤノン EOS 6D

      EF24-105mm F4L IS USM

     (トリミングあり)

 


キヤノンEOS 5D IV セミナー(大阪)

2016年09月12日 | カメラ

  キヤノンの “万能タイプ” フルサイズ一眼レフ EOS 5D Mark IV (9月 8日発売) 。

 

キヤノンEOS 5D Mark IV の発表を機に行われた「EOS 5D シリーズ スペシャルセミナー」。

9月10日の大阪会場(追加開催分、TKPガーデンシティ東梅田)を見てきました。

 

EOS 5D Mark IV  のタッチ&トライができるコーナー。

 

この日のセミナー講師、写真家・前川 貴行氏とGOTO AKI 氏の作品が展示されていました。

いずれもEOS 5D Mark IV を使って撮影されたもの。

 

熱心なファンが詰めかけていました(手前は前川 氏の作品)。

別室で行われたセミナーは超満員の盛況。

 

A2 サイズまで大伸ばしできるプロスペックのプリンター「ImagePROGRAF PRO-1000」(顔料12色)のデモも。

さすがに素晴らしい仕上がりのプリントですね~

 

セミナーの内容

前川 貴行氏とGOTO AKI 氏のセミナーは2回ずつ(各回40分)。せっかくきたので、2人とも聞いてきました(セミナーの模様は撮影不可のため、写真はありません)。

 

前川 貴行氏(写真はキヤノンのページから引用)

全世界をフィールドに活躍する、野生動物が専門の前川氏は北米3か所で、バイソンやクマ、野鳥などを超望遠レンズで撮影。

北米3か所と簡単に言いますが、米・イエロ-ストーン国立公園、カナダ・ニューファンドランド島、米・アラスカと、行動範囲は広大。カメラの新製品試写としては大規模ですね。

おもに600mmの超望遠レンズと1.4~2倍のエクステンダ―を多くの場合手持ち(!)で使用。

ホワイトバランスは温かみのある「雰囲気優先」を選択したそうです。

 

 

GOTO AKI 氏(写真はキヤノンのページから引用)

GOTO 氏は、地球的な規模での時の流れを感じさせる風景作品、とくに最近は火山をモチーフに創作を続けているとのこと。

立山、裏磐梯の風景、富士山周辺の滝などを各種ズームレンズで撮った作品の数々。

作品として作り込むまでの過程をスナップ写真で分かりやすく解説。愛車に車のバッテリーを電源として積み、寝泊まりして撮影行を続けているといったウラ舞台も紹介していました。

スマートフォンの専用アプリ「Camera Connect」を駆使し、カメラをリモート操作する撮影方法を解説していたのは、さすが若い世代。

 

さて、EOS 5D Mark IV は“買い”なのかどうか… 実際に使った2人のプロの印象が、参考になると思います。

ポイントごとにまとめてみました。

 

画素数アップ

 「5D IIIの2230万画素から3040万画素 にアップしたことによる精細感は、5D IIIの画質が良かったこともあり、正直言ってこの程度(セミナーのスライド)では分からない。2m以上のような大伸ばしになると、違いが分かるかも」(前川 氏)

 ● AFについて

 「AIサーボAF+ゾーンAF  や AIサーボAF+領域拡大AF 、カメラまかせの自動測距点AFを試したが、追随性も良く動物の目にきっちりピントが来ていて、5D IV のポテンシャルの高さを実感。ピントが甘くなりがちなエクステンダ―を使った場合でも、AF精度が良くなった。また暗所でのAF性能はすごく良い。」(前川 氏)

 「スナップしながら気付いたのは、AFが良くなりスピードが速くなったこと。暗い所でも ピピッと効く。ミラーショックが低減されているので手ブレにも強いのもありがたい。5Ds ではかなりブレていましたから…」(GOTO 氏)

高感度性能、ダイナミックレンジ

 「EOS 5D Mark IV の ISO6400 は高感度というより“中感度”。きめの細かさ、ノイズの少なさから見て十分使える。」「(明るい水しぶきを背景に、黒い2匹のクマが争う写真について)背景の白トビもなく、黒いクマのディテールが出ている。ラチチュード(ダイナミックレンジ)の広さを感じた。」(前川 氏)

 「(滝を高速シャッターで撮った写真で)常用ISO感度の最高 ISO 32000を試してみた。シャドー部に現れがちな赤や緑のノイズが全くない。常用とは、たとえば印刷に耐えるレベルだと思うが、これは“使える”高感度。」(GOTO 氏)

操作性

 「5D シリーズでなじんだ操作性を継承していて良い。」(前川 氏)

 「レリーズ端子がフロントに独立したのは、ほかの端子に影響しなくなったので良いこと。新しく設けられた測距エリア選択ボタンも便利で気に入っている。」(GOTO 氏)

スマホとの連携

 「高いアングルは三脚や一脚にカメラをのせて掲げ、低いアングルは地面すれすれに、いずれも撮りにくい状況でスマホを使い楽に操作できるようになった。」(GOTO 氏)

デュアルピクセルRAW

 「データ量が大きく、連写が効きにくくなるが、余裕がある場合デュアルピクセルRAWで撮っておけば、あとで変化させられる。」(前川 氏)

 「“ボケシフト”が、使えそう。」(GOTO 氏)

 

以上、セミナーの要約でした。

聞く限り、EOS 5D Mark IV は“買い”以外にない感じですが。

お金がネ…

 

セミナーのお土産。

下方はEOS 5D Mark IV のパンフレット(写真は前川 貴行氏の作品)。赤い特製手帳はキヤノンフォトサークル会員向けの特典で、野外でのメモに便利な「測量野帳」。キヤノンオンラインショップで使えるクーポンもついていました(40万円以上購入で、3万円割引)。

 


アートアクアリウム展~大阪・金魚の艶~続き

2016年09月09日 | イベント

大阪・福島区の堂島リバーフォーラムで開かれた「アートアクアリウム展~大阪・金魚の艶~」(7月6日~9月5日)の続きです。

金魚に特化したアート「アートアクアリウム」は2007年から、東京の六本木ヒルズや各地の百貨店、京都・二条城などで開かれてきました。

今年は10周年記念として、大阪、東京、金沢で開催。なかでも大阪の堂島リバーフォーラム は、過去最大規模の屋内会場とのこと。

泳いでいる金魚は8000匹。これまでにも百貨店で、このイベントを見てきましたが、確かに今回はスケールが大きかったです。

 

宇宙をテーマにした複合作品「Beautiful Japan of Universe」。

 

中心に置かれた球形の水槽は「地球」で、表面に世界地図が描かれ自転しています。 

泳いでいるのは、日本の美の象徴・ニシキゴイ。

「北極」にあたる上部から水が流れ出しているのは、そうやって水を循環させているのでしょうね。

 

周りには様々な形をした水槽が置かれています。

照明の色彩の変化を追ってみました。

 

 

 

 

 

近くで見る金魚の表情がとても可愛い…

 

撮影OK(フラッシュは不可)なので、ほとんどの人がスマホで撮っていました。

おそらくネットには、今ごろ金魚の写真があふれ返っていることでしょう。

 

珍しい金魚を水槽の上から見られるコーナー。

これは、お腹がピンポン玉のように膨らんだ「ピンポンパール」。

 

「ピンポンパール」。

メタボじゃないヨ~

 

「ピンポンパール」。横から見ると、案外普通の姿。

 

「赤出目金」。

 

「赤出目金」。

 

「水泡眼」。目の下に風船のような袋がついている、奇妙な姿。

 

「パンダ蝶尾」。上から見る尾が美しいです。

 

「金魚コレクション」。これは「サラサ和金」。

多種多様の金魚の水槽が並んでいます。

人がすごく多くて、照明も暗く落としているので撮りにくかった…

 

品種名が暗くて見えず…

 

これも品種名不明。

 

丸いレンズのようなデコボコがある水槽。

 

お、中にいるのは「ニモ」と「ドリー」。

ディズニー映画「ファインディング・ドリー」にちなんだ展示。

 

「カレイドリウム 3D 」という水槽。

三角や四角の突起部分からのぞくと万華鏡のように見えます。

 

三角形の水槽で組み上げられた「インフィ二トリアム」。大阪では初お目見え。

 

一番上に、イベントのシンボル「花魁(おいらん)」の巨大金魚鉢が、提灯をバックに鎮座。

手前は、おびただしい金魚による階段状の「華魚繚乱(エレガンスダンス)」。

 

階段の上から「インフィ二トリアム」の方を振り返ると、こんな風に見えます。

 

「花魁」。

 

「花魁」。

 

バーカウンターの横には、金魚ならぬ“銀魚”?

 

バーカウンター。午後5時からは「ナイトアクアリウム」となり、金魚を眺めながらお酒が楽しめます。

 

大阪会場限定の「月桂冠 艶錦・大吟醸原酒」など日本酒のほかにも、さまざまな金魚カクテルが。

 

飲み物コーナーのメニュー。

 

先ほど見たユニークな金魚「ピンポンパール」のカクテルもありますね。

 

これは何のカクテルかな?

 

出口近くには土産物売り場。

 

篠山紀信さんの金魚写真集がありました。

パラパラと見てみましたが、自分の腕前とは段違い。ヘコみそうになるので買いませんでした…

 

なつかしい金魚ジョウロも。

 

可愛い金魚ストラップが人気でした。

 

大阪会場が終了してからのブログ公開になり、スミマセン。

東京・日本橋会場(7月8日~9月25日)は開催中で、3000匹の「超・花魁」が見もの。

石川・金沢会場(9月16日~10月14日)はこれから開催されます。(アートアクアリウムのページ参照)

-----------------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

    キヤノン EOS 6D

      EF24-105mm F4L IS USM


アートアクアリウム展~大阪・金魚の艶~

2016年09月06日 | イベント

8000匹の金魚が泳ぐ水中アート「アートアクアリウム展」大阪会場 を見てきました。

いかにも夏向きのイベントで、東京・大阪・金沢の全国3会場で開催。大阪では「大阪・金魚の艶」として7月6日から9月5日まで、福島区の堂島リバーフォーラムで開かれていました。

会期中は無休。いつでも行けるとのんびり構えているうち、最終日に。

 

会場の堂島リバーフォーラムに着いたところ、入場待ちの列がずらり。

 

「えっ! 30分待ち?」。

甘かったですね。予想外の混雑ぶりでした。

最終日のせいかと思い、係の人に聞くと、これでも一時期よりはまし、とのこと。

1時間待ちで整理券を配った日もあったようです。連続猛暑日の記録を更新したこの夏の大阪で。考えただけでもしんどい…

 

会場内は写真撮影OK。色々撮ってきましたが、今整理中です。

とりあえず2 枚だけ…

 

一番の見もの「花魁」。

 

ディズニーの映画「ファインディング・ドリー」公開を記念した展示も。

 

他の写真は次回に。

-----------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

    キヤノン EOS 6D

      EF24-105mm F4L IS USM

    ソニーRX100


EOS 5D IV セミナー 大阪追加開催

2016年09月02日 | カメラ

キャノンの新しいフルサイズ一眼レフ「EOS 5D Mark IV 」が体験できる「EOS 5D シリーズ スペシャルセミナー」が全国で開催中です。

キヤノンから先ほどキヤノンフォトサークル会員あてに届いたメールによると、8月28日に終わっていた大阪での開催が、ファンの要望により9月10日に追加開催されることが決定したそうです。

 

EOS 5D Mark IV 」。

 

追加開催概要は以下の通り(キヤノンのページより)。

 

こういうイベントで、追加開催は異例では。

それだけ、注目度が高いということでしょうか。

 

個人的には、「キヤノンデジタルハウス梅田」ですでに実機を触っているので(9/2記事)、行くかどうしようか迷っています…

 


キヤノン EOS 5D Mark IV を触ってみた

2016年09月02日 | カメラ

キヤノンが8月25日に発表した、フルサイズデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark IV」(9月8日発売)。(ニュースリリース

大阪でのスペシャルセミナー(8月28日)には所用で行けなかったので、「キヤノンデジタルハウス梅田」で先行展示されていた実機を触ってきました。

 

EOS 5D Mark IV 」(キヤノンデジタルハウス梅田で)。

 

キットレンズの「EF24-105mm F4L IS II USM」(10月下旬発売予定)がついていました。

 

新しい定番標準ズームとなる「EF24-105mm F4L IS II USM」。すっきりした外観で「Mark IV 」とのバランスはよさそうです。

 

EOS 5D Mark IV 」のボディー自体は、前モデルの「 EOS 5D Mark III 」より60g 軽くなっています。サイズもわずかにコンパクト。個人的には持ちやすいと感じました。

一方、レンズは前モデルの「EF24-105mm F4L IS USM 」より125g 重くなりました。

なので、持ってみると、それなりの重量感はあります。

 

AF、着実な進化

背面。液晶画面の右側に測距エリア選択ボタンが新設されました。

 

測距エリア選択ボタン 

測距エリア選択ボタン(赤丸)(キヤノンのページより)。

ボタンカスタマイズで割り当てることで、測距エリアのダイレクト切り換えが可能になります。

展示機はカスタマイズされない状態だったので、ダイレクトではなく、ボディー右肩のAFフレーム選択ボタン( 「AFフレーム選択ボタン」の画像検索結果 )を押してから測距エリア選択ボタンを押し、測距エリアを変えるようになっていました。

 

形は違いますがAPS-C機「EOS 7D Mark II」の測距エリア選択レバーと同じ機能ですね。

ファインダーをのぞきながらエリアを変えられるので便利です。

「EOS 7D Mark II」の測距エリア選択レバー。

 

下図は測距エリア(キヤノンのページより引用)。

「5D Mark III 」にはなかった「ラージゾーンAF」が新設され、7つに。これらは「EOS 7D Mark II」「EOS-1D X Mark II」と同じです

AFセンサーはフラッグシップの「EOS-1D X Mark II」に搭載されているのとほぼ同じ。61点高密度レティクルAF IIを採用しているとのこと。

測距点が縦に広がったとはいえ61点のままなのは少し残念。もう少し測距点を増やして欲しかった気はしますが、全点がF8 測距に対応、低輝度限界も前モデルのEV -2 からEV -3 に(ライブビュー時はEV -4 に!)なるなど着実な進歩です。

 

軽くソフトなシャッター音

ともかくシャッターを切って試写。7コマ/秒の連写も試してみました。

「5D Mark III 」の連写が「カタカタ」と硬い音なのに対して、軽く柔らかな感じ。

徹底的にカメラショックを抑えた高画素機「5Ds 」に似た、ソフトで良いフィーリングです。

 

キヤノンによると連写時の連続撮影可能枚数は、記録画質がJPEGラージ/ファインで約110枚、RAWで約17枚、RAW+JPEGラージ/ファインで約13枚。この日、RAW+JPEGラージ/ファインでシャッターを押しっぱなしにしたところ14枚連続で撮れました。

 

再生画像。

 

拡大したところ。

いい描写のようですね~

たしかに液晶画面は明るくてきれいですが、「5D Mark III 」の2230万画素から3040万画素になった精細感の違いまでは見分けられません。デ―タ持ち帰りができるようになり、色々なレビューが出るまで待たないと…

高感度性能についても同じ… (出始めたネットのレビューでは、そこそこ好評)

 

タッチパネルになったので、再生画像を指で簡単に拡大・縮小できます。ピントを確認するのに便利。

もちろん前後のコマ送りも指でOK。

 

ライブビュー画面にしたところ。

ライブビューではデュアルピクセル CMOS AF の採用によって、スムーズなAFが可能に。

 

タッチしたところに四角のAFエリアが表示されます。

この状態で普通にシャッターボタンを押してもいいですが…

 

画面左下のアイコンをタッチすると「タッチシャッター:する / しない」が切り替えられ、タッチだけでシャッターが下りるようにもできます。

メニュー画面のさまざまな設定もタッチ操作でできます。

 

スマホやミラーレス機では当たり前の機能とはいえ、プロ・ハイアマチュア向けの5D シリーズでタッチシャッターが出来るなんて、「イージー過ぎる」と言う向きがあるかも…

 

◆ “重い” デュアルピクセルRAW データ

さて、注目を浴びているEOS 5D Mark IV の新しい記録画質「デュアルピクセルRAW(DPRAW)」。

DPRAW で記録した画像は、解像感補正、ボケシフト、ゴースト低減という3つの後処理が可能になるとのこと。(RAW現像ソフトDigital Photo Professional 4で次回ソフトウエアアップデーター公開時に対応予定)

とりわけ解像感がアップするのがうれしいところです。

 

メニュー画面から設定するようになっており、試みに、このDPRAW で連写してみました。

想像通り、データ量が大きいので連写速度・枚数ともガクンと落ちます。

通常のRAW+JPEG で14枚連続で撮れたものが、DPRAW だとほんの数枚に。さらに書き込み時間もかなりかかります。

これでは、スポーツのような動きものをバシャバシャ撮るには不向きですね。

 

何が何でもピントで失敗できない、あるいは究極の解像感を求める、というような状況で、満を持して使う機能のように思います。

ただ、こういった“隠し技”のあるカメラは魅力的。

「最後は DPRAW という 強~い味方があるもんね」と自信を持って撮影に臨めそう。

 

ほかに4K動画対応など、機能満載のEOS 5D Mark IV 。買って損はない、バランスの良いカメラでしょう。

もちろん、フトコロ次第ではありますが… 

 

------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ    ソニーRX100

------------------------------------------------------------------------------------

関連記事

  ・『EOS 5Dシリーズの違いを見てみよう』(デジカメWatch)

  ・『EOS 5D Mark IVの等倍サンプルが登場!低感度・高感度画質は5D3からどれだけ進歩したのか!?』(Amazing Graph)

  ・『キヤノン「EOS 5D IV」、3名の写真家が注目する改良点』(日経トレンディネット)

  ・『キヤノン一眼レフカメラ『EOS 5D Mark IV』はどこが変わったの?【注目ポイントまとめ】』(DIGIMONO!)

  ・『“ポスト1D”の画質を目指したフルサイズ一眼レフ「EOS 5D Mark IV」発表』(ITmedia Life Style)

  ・『キヤノン『EOS 5D Mark IV』発表。RAW現像時に前ボケと解像感の微調整やゴースト低減可能なデュアルピクセルRAW機能を搭載』(engaget日本版)

  ・『キヤノンEOS 5D Mark IVで4K/30p記録に対応(9月1日、ムービーキット内容を改訂)』(ビデオSALON.Web)