つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

奈良大立山まつり2018

2018年01月31日 | イベント

平城宮跡で開かれた「奈良大立山まつり」(1/26~1/28)。2日目の27日(土)に行ってきました。

一昨年、奈良に冬場のにぎわいを創出しようと、いささか唐突に始まった祭りだけに、色々な意見があったようですが…

 

公式ホームページによると、

『過去最多の27 団体の伝統行事の披露、県内全39 市町村の「あったかもん」や特産品の販売など、これまでにない規模での実施』

となり、3 日間の来場者は24,452 人だったとのこと。

 

ときおり雪が舞う、猛烈に寒い天候のもとで行われたにしては、よく人が集まったと言えるかも。

個人的には、あまりの寒さに、途中から撮る意欲もなくなり、最後の大立山(四天王)巡行まで待てずに帰ってきました。

 

寧鼓座の演奏。太鼓のほか三味線や歌も入り、なかなか聞かせる演奏でした。

 

ステージは、第一次大極殿のすぐ前だった昨年と違い、かなり手前に。

借景としての第一次大極殿が遠くなったかわり、飲食ブースとは近くなっていました。

 

曽爾の獅子舞。

写真愛好家にとって、美しいススキの風景で印象深い曽爾村。そこに300 年続く伝統芸能。

 

ほかに、奇祭として知られるな河合町・廣瀬大社の「砂かけ祭」など、珍しい伝統芸能が見られました。(砂かけ祭は、ステージに砂がないので、所作だけ。砂はかぶらずに済みました。)

 

奈良県内各地の「あったかもん」メニュー、特産品を並べたブース。

 

何か珍しいものを… と、まず御杖村の「もみじラーメン」を試してみました。

鹿肉チャーシュー入り。別に変な感じはなく、柔らかい肉でした。

 

こちらは桜井市の「三輪にゅうめん」。温かくてホッコリ。

 

山添村の「シシ・肉まんと しし骨スープ」。

肉まんにはイノシシ肉のほか玉ねぎ、タケノコ、シイタケなどたくさんの材料が使われていて、想像以上に美味しいものでした。

スープもラーメンスープに似て、肉まんと相性ピッタリ。

イベントの食べ物というとガッカリするものも多い中で、これは本当に“掘り出し物”。

 

飲食メニューは各400 円。もっと試したかったところ、お腹がいっぱいになって…

 

暗くなりました。無病息災を祈願する、高さ約7 m の巨大な山車「大立山」4 基に点灯。

 

ちょうど若草山焼きと重なり(それを目当てに行ったのですが)、かなり遠いながらも花火と山焼きを見物。

 

伝統芸能のうち勇壮で華やかな「小川祭り」(東吉野村)と、若草山焼きを動画にしました。

 

 

 

 

--------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D Mark II(動画・静止画)

    EF70-300mm F4-5.6L IS USM

  ソニーRX100(飲食ブース)

 


ヨドバシカメラ撮影会の予約

2018年01月26日 | 撮影会・コンテスト

今冬最強の寒波が襲来。

なるべくなら外に出たくないような厳しい寒さが続いていますが、早くも春から夏にかけて開催されるヨドバシカメラのモデル撮影会の予約が始まっています。

 

ヨドバシのホームページよると以下の通り。

大阪 第16回万博記念公園大撮影会

 開催日時
2018年5月27日(日) 10:30~15:30

 

関東 第4回 としまえん モデル大撮影会

開催日時
2018年6月10日(日) 10:00 ~ 15:30

参加費は両会場とも、男性4000円 女性2000円 。

 

大阪は昨年、初めて長居公園での開催でした(2017年5月15日記事 参照)。

昨年のヨドバシカメラ大阪・長居公園撮影会。

 

昨年の撮影場所になった長居公園(植物園)は、それなりにフォトジェニックなところでした。ただ参加者が400人もの大人数なので広い万博記念公園の方がいいということになったのか、あるいは別の理由からか、今年は例年通りの万博記念公園に戻りました。

個人的には、なかなか入賞できないでいる撮影会ですが、さて、今回はどんなモデルさんを撮れるのか… 

さっそく予約しました。今から楽しみです。

 


大阪城さんぽ2018(動画)

2018年01月20日 | 風景・建物

昨年、民活で新しい飲食施設2か所がオープン、様変わりしている大阪城公園。

計画段階でブログの記事にしましたが(2017年6月1日記事 参照)、オープン後の状況はどうなのか、一度行って見ないと… と思っていました。

年明けにぶらっと行く機会があり、西の丸庭園で開催中の「大阪城イルミナ―ジュ」(2月25日まで)と合わせて、動画にしてみました。

 

動画の一場面。

 

国内の人には、“いまさら”の感がある(かもしれない)大阪城も、海外の観光客には大人気です。

 

天守閣展望台へ上がるエレベーターで、係の人に「日本の方いますか」と聞かれたのにはびっくり。

「はい」と言うと、それからやっと日本語で説明があり、あとは中国語と英語での説明でした。にぎわっているのに、その中で日本人観光客の割合がいかに少ないかということ。

兜の試着体験コーナーといい、土産物ショップも表示もパンフも海外観光客がメインの感じ。

ウ~ン、大阪のシンボルの観光地ですが、ちょっと複雑な気持ちになりますね…

 

(動画撮影カメラはソニーRX100 とキヤノンEOS 6D IIを併用。画質が混在してバラツキがあり、手ブレもアリで見苦しいかもしれません。ご容赦を。)

 

 


伝統と西洋と

2018年01月15日 | 日記

とんど焼き

1月15日、正月の注連縄(しめなわ)の焚き上げをしてもらうため、出雲大社大阪分詞(大阪・堺市)へ。

 

出雲大社大阪分詞。

少し寒さもやわらぎ、好天に恵まれました。

 

とんど。

地方によって、色々な呼び方があるようですが…

 

後方の長い行列は、このお餅が目当て。

 

お餅の入ったすまし汁が、参拝者に振る舞われていました。

 

スルメを頂き、御神酒を拝受。ほっこりして、落ち着きます(左党だからではなく…)。

ああ今年の正月も終わったな、という気持ちですね。

 

大阪城イルミナージュ

昨日は、「大阪城イルミナージュ」(2017.11.22~2018.2.25)を見てきました。

幕末維新の大坂城下を、イルミネーションで西の丸庭園に再現したとのこと。

一方では、2017年4月に大阪城と友好城郭提携を結んだフランス・ブルターニュ大公城にちなんだエリアもあり、いわば和洋折衷のイベント。

 

フランス・ブルターニュ大公城のエリア。

 ← クリックで拡大します。

シャンパングラスをモチーフにした“街路樹”の並木道が、とてもロマンチック。

バックにそびえる大阪城天守閣との取り合わせは、ミスマッチのような、そうでもないような… 不思議な光景です。

 

伝統と西洋… 幕末から現代まで歩んできた、日本の模索の姿そのままなのかもしれません。

 

大阪城は最近様変わりしてきており、「大阪城イルミナージュ」とあわせて、近く動画でまとめたいと思っています。

 

-------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

  ソニーRX100 (とんど焼き)

  キヤノンEOS 6D II  /  EF70-300mm F4-5.6L IS USM (大阪城イルミナ―ジュ)


今宮戎の福娘 2018

2018年01月13日 | 行事・歳時記

2年ぶりに、大阪・今宮戎神社の「十日戎」へ。

 

ことのほか寒さが厳しい今年、強風が吹き荒れた9日(火)の宵戎は、行く気にならず。

10日(水)の本戎も朝から雨。

カメラを濡らすのはいやだし、やめようかと思っていたところ、雨が止み日がさしてきたので出かける気になりました。

 

2016年の本戎は、3連休のまん中で好天。神社に入るのさえ大変なほどの大混雑でしたが、今年はそれとは比較にならないほど、すいていました。

 

今年は動画がメイン。静止画も少々…

 

 

 

福笹に縁起ものをつけてもらうため並んでいたおばあさんが、福娘をながめて「(人生で)一番いいときやねェ」。

「うちらは、空襲のときやった。南区のほうで、家が焼けてしもて…」と。

「それは大変やったね…」

撮影の手を止めて少し話を聞くうち、しみじみと。

 

年配になると、大体こういう話になりますね。まあ、えべっさんに福をもらって元気に生きましょう。

 

静止画と同じく、動画もキヤノンEOS 6D II で撮っています。

AF が福娘ではなく手前の笹に合ってしまうことがしばしば。想定はしていましたが、難しい撮影でした。

 

 

13日の報道によると、今年3日間の参拝者数は約91万人。天候が悪かったため、昨年より約4万人減。しかし縁起物は例年とほぼ同数出ているとのこと。お賽銭の総額も例年並みの約4600万円が見込まれるそうです(大阪日日新聞)。

------------------------------------------------------------------------- 

関連記事

 ・『「十日戎」のさい銭勘定始まる 今宮戎神社』(大阪日日新聞)

 ・『今宮戎の福娘2016 Part 2』(2016年1月12日記事)

 ・『今宮戎の福娘2016 Part 1』(2016年1月11日記事)

 ・『今宮戎の福娘2015 Part 2』(2015年1月12日記事)

 ・『今宮戎の福娘2015 Part 1』(2015年1月11日記事)

 ・『今宮戎の福娘 Part 2』(2014年1月10日記事)

 ・『今宮戎の福娘 Part 1』(2014年1月10日記事) 

 ・『えべっさんの福娘』(当ブログ2013年1月9日記事)

 


ハルカス夜景・プロジェクションマッピング(動画)

2018年01月08日 | 風景・建物

2018年、新年の大阪の夜景を「あべのハルカス」展望台(ハルカス300)から撮ってきました。

 

市街地の灯りがともるころ。遠くに大阪湾の落日が。

この風景をキヤノンEOS 6D II の「4K タイムラプス」機能を使って動画撮影。(ガラスに、屋内の照明や人影が写りこんだのがちょっと惜しかった…)

 

展望台では、ゲーム「テトリス」を楽しめるプロジェクションマッピングがありました。

手前でゲーム機を操作すると、タワーにテトリスの画面が投影されます(2/28まで)。

点灯時間は次の通り。

 12月1日〜1月10日/17時30分〜21時30分
 1月11日〜2月12日/18時00分〜21時30分
 2月13日〜2月28日/18時30分〜21時30分

 

このあと、窓ガラスや床などに投影するプロジェクションマッピング「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED -NEW WORLD-」(昨年11/23~今年3/31上映)を、じっくり撮影。夜景のタイムラプスと組み合わせた動画にしてみました。

BGM はフリー音源を使用。施設内の効果音や人のざわめきも混じっています。

 

なお、このブログでの視聴は全画面で見られない仕組みですが、画面下の「YouTube 」をクリックして、YouTube のページに行くと全画面で見られますので、お試しください。

(今回、タイムラプスは4K 、プロジェクションマッピングはフルHD と映像が混在。その場合YouTubeでの画質はどうなるんでしょうか… 動画については、まだまだ良く分からないところがあります。)

 


ジブリの立体建造物展

2018年01月05日 | イベント

あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区)で開催中の「ジブリの立体建造物展」。

正月三が日も過ぎた1 月4 日、そろそろすいているかな、と思って見に行きました。

 

なんと、大行列!

 

チケットを買うのに15 分、それから入場まで25 分待ち。平日なのに、これほど人がつめかけるとは。

「宮崎駿は偉大だなァ~」と改めて感嘆。(ジブリは宮崎監督だけではないですが…)

 

スタジオジブリのアニメ作品に登場する、架空の建造物に注目した展覧会で、ジブリのホームページによると、次のように各地を巡回。

2017.12.02(土)- 2018.02.05(月) あべのハルカス美術館(大阪府)=開催中
2016.10.08(土)- 2017.01.09(月) 熊本市現代美術館(熊本県)
2016.07.15(金)- 2016.09.25(日) 豊田市美術館(愛知県)
2016.04.16(土)- 2016.06.26(日) 長野県信濃美術館
2014.07.10(木)- 2015.03.15(日) 江戸東京たてもの園

どうやら、大阪は最後らしいですネ。なので、そう目新しい話題ではなく…

 

入り口を入ると、「不思議の町の屋台」という、妖しくも郷愁を誘うセットがあり、続いて「風立ちぬ」「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」「耳をすませば」「ハウルの動く城」「魔女の宅急便」「紅の豚」… と、ジブリ作品の世界が展開していきます。

展示品は、制作に使われた背景画やスケッチ、代表作の立体模型など。なかでも「千と千尋の神隠し」に登場する湯屋の模型は高さ3 メートルの巨大なもので、この展覧会の目玉。窓に灯りがともり、その中から人の声やゴトゴト、ジャーという音が聞こえてきます。なにやら不気味。明治時代初期に多く建てられた和洋折衷の「擬洋風(ぎようふう)建築」というのだそうです。

個人的に一番見たかった、「となりのトトロ」でサツキとメイが暮らした家の模型は、少し前の日本の暮らしを細部まで精密に再現。想像していた通り、オジサン世代には郷愁あふれる、良いものでした。

「天空の城ラピュタ」の模型は、複雑な迷宮のよう。

どれもこれも、徹底したリアリズム!

背景画も、本当に丁寧に描きこまれていました。

 

館内は撮影禁止で、何も撮れなかったのが残念…

代わりに、出口にあったショップの写真を載せておきます。

 

ショップにあったジオラマ。

 

ジブリグッズ。

 

作品に登場するキャラクターを描いたタイル。

 

大阪限定グッズも。

 

会場の外には、「千と千尋の神隠し」の湯屋の大きなパネル。記念撮影コーナーになっていました。

 

引退宣言を撤回した宮崎駿監督。今は次の新作長編アニメ「君たちはどう生きるか」の制作にあたっています。

どんな新たな世界を見せてくれるのか、楽しみです(宮崎監督は「3、4 年かかる」と言っていますけど…)。


2018年正月あれこれ

2018年01月02日 | 日記

2018年のお正月。

元日、2 日と天気が良く、2 日には初詣に行ってきました。

 

大阪天満宮。大変な混雑で、入場制限。

 

ようやく境内に入り、まずは手水舎で手を清めます。

 

本殿でお神楽(2000 円)を上げてもらい、幸矢を授かり… と、いつも通りのお参りでしたが、境内では、「今年は、金色の特別なおみくじが入っています」とアナウンスしていました。

え、金色のおみくじ?

すでに実際、金色のおみくじをひいた人がネットで紹介しているのを後で見ましたが、普通は赤色の縁取りが金色になっていて、文字も金色。用紙の素材も違っていてキラキラ光るようです。

そんなおみくじをひいたら、本当にラッキーな気分になるでしょうね。

大阪天満宮さん、考えましたなァ~

 

娘のおみくじは、金色ではなくて、普通の「吉」。

「これぐらいが良いの」と娘。

まあ、わが家の運勢はボチボチということで…

 

これも毎年同じですが、境内の同じところに店を出しているたこやき屋で買って食べました。大きめで、美味しい…

 

出口のそばにある落語の「繁昌亭」は、新春特別公園中。

 

帰り道、屋台が並ぶ天神橋筋商店街で。面白いバナナマン(TV のお笑い芸人ではありません)。

 

さて、わが家に帰って…

今年初めて買った、おせち。「わらびの里」二段重(15000 円)。

豪華な三段重ねではありませんが、それでもちょっとぜいたく。

 

たくさんの材料を使ってあります。

数の子や栗きんとんから食べ始め、結局1 日でなくなりました。

 

平成30 年のことし、平和で、幸せな1 年でありますように…