つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

大仙公園のボタン

2019年04月26日 | 

いよいよ10連休がスタート。

バラやツツジをはじめ、春の花があちこちで一斉に咲く、花好きにとって楽しく忙しい季節でもあります。

 

堺市の大仙公園日本庭園で、見ごろのボタンを撮ってきました。

何となく軽いカメラで行きたい気分~

久しぶりにEOS Kiss X4 と、マクロレンズ EF-S 60mm F2.8 を引っ張り出して…

 

日本庭園のなかでも奥まったところにある、中国風の桃源台。

 

こちらにあるのは地植えのボタン。日本庭園中央の休憩舎では鉢植えが飾られています。

 

赤と白の混じった、派手な花が気に入りました。(品種名は不明)

 

以下、気の向くままにパチパチ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

撮影は4月20日の午後。このあとしばらくして、雨がかなり降りました。

なので、今同じように咲いているかどうか気がかりです。

ボタンは雨に弱いですから。

 

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノン EOS Kiss X4

   EF-S 60mm F2.8 マクロ USM


2019 ヨドバシ撮影会(万博公園)

2019年04月22日 | 撮影会・コンテスト

ヨドバシカメラのモデル撮影会(4月21日、大阪・万博記念公園)に参加しました。

これから東京、京都、名古屋、札幌、仙台などで行われる、今年のヨドバシのモデル撮影会のトップになります。

 

オープニング。好天のもと、集まった参加者は500人以上。

 

今回の講師陣は、友田富造、山岸伸、大山謙一郎、土屋勝義、HARUKI、桃井一至、HASEO、榎並悦子、西尾豪、佐藤倫子、川合麻紀、相原正明、コムロミホ、伏見行介(敬称略、順不同)の14人。

 

友田富造氏(中央)ら講師が順番にあいさつ。

 

撮影会のルールを説明する伏見行介氏。

ご存じのように、モデルを撮影した作品は、ヨドバシのフォトコンへの応募のみOK。ブログやHP、SNSへのアップはできません。

 

モデル25人が勢ぞろいしての撮影タイム。華やかです。

 

大阪での昨年の撮影会(2018年5月28日記事参照)は、 講師11人、モデル19人でした。今年は講師・モデルとも大幅に増えて、ほぼ東京に匹敵する豪華な顔ぶれに。うれしいことです。

 

協賛カメラ関連メーカーのブース。

運転免許証などがあれば、最新の機材が借りられます。

 

ニコンはフルサイズミラーレス「Z」シリーズをアピール。

キヤノンのブースでも、ミラーレスの「EOS R」とRFレンズを借りる人が多かったですね。

ニコン、キヤノンの2強だけでなく、ソニーのブースも行列ができていました。

 

私が借りたのは、キヤノンEF70-200mm f/2.8L IS II USM 。

撮影会の古くからの定番。できれば「III」型が良かったのですが、列に並ぶのが遅れ、「II」型しか残っておらず…

でもいいんです。写りには満足。

 

さて、どの講師のグループにつくか、です。

午前中は、HASEO氏について行きました。豪奢で幻想的な、独特の世界を作り出す写真家。

 

モデルは滝川メグ、西野有沙さん。

滝川メグさんは人気のレースクイーンで、ファンとおぼしき人たちも混じっていました。西野有沙さんは彫りが深い顔立ちで、HASEO氏によると「横顔が美しい数少ないモデル」と。

そういうこともあって、グループは大集団に(60人ぐらい?)。

 

フリマ会場の横を通り過ぎるHASEO講師の集団。

 

まだ八重桜が咲いており、モデル撮影にはうってつけ。

しかし、集団の後ろからでは全く撮れません。前へ出る勇気が必要。

 

最初にHASEO氏がレクチャーしたのは、「頭蓋骨の形に合わせて美しい写真を撮る方法」。

モデルの骨格によって、それぞれ美しく見える撮影角度が違うそうです。

 

あらかじめ衣装をそろえた2人のモデルを組み合わせ、ストーリーとして仕立てる手法も、これまでの撮影会では経験しなかった新鮮なもの。

非常に理論的で明快、それでいてユーモアがあり、面白かったです。

 

ヨドバシのフォトコン審査員の、“気に入る写真・好きなもの”も、ちょこっとリーク。が、それは参加費(4000円)を払った者の特権として、内緒にしておきます…

 

園内ではチューリップが満開。

 

モデルだけでなく、花も撮らないと、もったいないですよね(自然文化園 チューリップの花園で)。

37品種、約11万球のチューリップが咲き乱れる「万博記念公園チューリップフェスタ」は4月30日まで。

 

ソニーブースで行われた「動物の瞳AF」体験。西尾豪講師が説明。

動物の種類によってAF精度が違うそうですが、ペットのイヌ・ネコなら大体瞳AFが効くそうです。

 

カメラ女子に向きそうなストラップ「Sakura Sling」のPR も。

 

昼休憩の後、午後は山岸伸講師のグループに入りました。

「人の多いところは嫌い」と、メインのエリアとは逆方向にズンズン進む山岸講師のグループ。

モデルは、個人的に去年も撮って気に行った伊藤綾美さんと、午前に引き続き西野有沙さん。

 

「誘(いざな)いの道」と名付けられた一帯が撮影場所。

万博公園はこれまで、それこそ数えきれないぐらい来ていますが、ここは初めてでした。

こんなところがあったんだ…

 

ポピーが花盛り。

 

山岸講師は大きな声でよくしゃべる気さくな人。モデルを褒めるのも良いところ。

ヨドバシのフォトコンの審査もよくされています。

 

「とにかく逆光で」「顔に光を当てない」「いろいろな場所で撮る」と山岸講師。

モデル撮影の場所としては、樹木の下、草原などはよくありますが、ただのコンクリート壁や真黒な大きいドア、何気ない古びた木製の柵といったものも良い背景になるんだなァと、教えてもらいました。

 

最後に、手洗い場で撮影。

モデルの顔はNGですが、手だけならいいかな~

流れる水に、まぶしい日差しがキラキラ。

さわやかな春を満喫した撮影会でした。

 

さあ、これから作品をフォトコンに出さないと。

SDカード3枚も撮ってしまったので、選ぶのに時間がかかりそうですが。

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撮影カメラ・レンズ

 キヤノン EOS 6D Mark II

  EF70-200mm f/2.8L IS II USM

 ソニー RX100


京都さくらよさこい 2019(再編集)

2019年04月11日 | イベント

  *(4/11 再編集) 2回の予定でしたが、変更して1回にしました。写真は静止画と動画からの切り出しが混在しています。

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「第十五回 京都さくらよさこい」(4月6日~7日)を、初日に見てきました。

京都市内各地に分散した会場のうち、メインの岡崎・神宮道スペシャルステージへ。

 

平安神宮境内の桜が見頃。まさに、春らんまん。

 

近くの冷泉通りの桜。

写真は帰りに撮ったものですが、平安神宮へ行く際に京阪電車の神宮丸太町駅で下車し、この冷泉通りを歩けば花見をたっぷり楽しめます。以前は、京都人しか知らない“穴場”でした。今はかなり有名になっています。

 

神宮道スペシャルステージは、平安神宮をバックにした会場。

前年にサクヨサ大賞を取った「和鸞-WARAN-」のオープニング演舞が披露されていました。

「和鸞-WARAN-」。

 

今年は優秀賞を受賞しました。

 演舞曲名の『天津甕星(あまつみかぼし)』は、日本神話に登場する星の神だそうです。

 

 2日間にわたる演舞のなかで、今年のサクヨサ大賞に選ばれたのは「京炎そでふれ!咲産華(さざんか)」(京都産業大学)。

演舞曲名は『あゝ 大正浪漫』。

新聞の紙面をイメージした背景やレトロな汽車などが登場。

 

 

『あゝ 大正浪漫』のフィナーレ。

 ストーリー自体は、去年大阪城で開かれた「こいや祭り」(2018年9月)と同じ。ただ、場所が違うと印象も変わりますね。

 

 各賞は以下の通り(公式ツイッターより)。

  [大賞]京炎そでふれ!咲産華  

  [準大賞]京炎そでふれ!おどりっつ  

  [享代クリエイト賞]京炎そでふれ!京小町  

  [上西産業賞]京炎そでふれ!志舞踊  

  [観客賞]京炎そでふれ!輪舞曲  

  [優秀賞]和鸞-WARAN-、大阪市立大学チーム朱蘭、同志社大学京都よさこい連心粋

 

準大賞の「京炎そでふれ!おどりっつ 」。

演舞曲名は『繋(つなぐ)』。

 

享代クリエイト賞 「京炎そでふれ!京小町 」。

演舞曲名 『祈泉(いずみ)』。

 

上西産業賞 「京炎そでふれ!志舞踊(しぶよう) 」。

演舞曲名 『我志(わがこころ)』。

 

観客賞 「京炎そでふれ!輪舞曲(ろんど) 」。

演舞曲名 『歌舞吼(かぶく)』。

 

 

優秀賞 「大阪市立大学チーム 朱蘭(しらん)」。

演舞曲名 『想酔(こころよい)』。

 

優秀賞 「同志社大学京都よさこい連 心粋(こころいき)」。

演舞曲名 『縁り(ゆかり)』。

 

以下、賞にはこだわらず個人的な好みで…

 

「よさこいチーム かざみどり」。(特別賞)

 

「同志社大学よさこいサークル よさ朗(ろう)」。

 

「いちえもん」。

 

「なるたか」。

東京からの参加です。

 

「TAKION(たきおん)」。

こちらは、よさこいの本場、高知県からの参加。

 

「岡山うらじゃ連 樂鬼(らっき)」。

 

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撮影カメラ・レンズ

    Canon EOS 6D Mark II

    EF70-300mm F4-5.6L IS USM


ソニー「RX0 II」を触ってみた

2019年04月04日 | カメラ

超小型でユニークな、ソニーのアクションカメラ「RX0 II」(4月12日発売)、をソニーストア 大阪 で触ってきました。

    「RX0 II」(ソニーのページより)

 

小さなボディーに高機能を凝縮

ミニ三脚にもなる、シューティンググリップ「VCT-SGR1」に付けた状態で展示されていました。

カメラ本体は本当に小さく、コロンと手のひらに乗る大きさ。重さ132g(バッテリー・メモリー込み)。

 

 1.0型1530万画素の積層型センサー、24mm 単焦点F4レンズなどは現行モデル「RX0」と同じですが、最短撮影距離が50cmから20cmと、寄れるようになり、テーブルフォトが撮りやすくなりました。

画像処理エンジン「BIONZ X」のおかげで、画質がアップ、瞳AFの速度・精度も上がったそうです。

 

 背面から見たところ。上部にあるのは電源ボタンとシャッター。

 

「やっぱり、液晶モニタ(1.5型)が小さいなァ」というのが第一印象。

しかしチルト式(上180度、下90度)になったので、ローアングル、ハイアングルなど撮影の自由度は向上。上へ跳ねあげて自撮りもできます。

液晶モニタを上へあげた状態。

 

水深10mまでの防水性能があり、液晶モニタをチルトした状態でも水につけられます。ただし、写真のようにシューティンググリップとコードをつないだような状態では不可。端子部のカバーを閉じないと防水にはなりません。

 

浅い水場に沈めての撮影、どんな絵が撮れるのでしょうか。

個人的には、水中花「梅花藻(ばいかも)」の撮影なんかにどうかな… と。

滋賀県米原市醒ケ井(さめがい)の清流、地蔵川に咲く「梅花藻」(2004年8月撮影)。

 

プールや海水浴場でも活躍しそうですね。

 

アクションカメラとしては当然かもしれませんが、堅牢性も十分。

2mの高さからの落下耐性、200kgの対荷重性能があるとのこと(いずれも液晶モニタをたたんだ状態)。

白鵬(158kg)に踏まれても大丈夫、というわけ。逸ノ城(226kg)だと、ヤバイ?

 

最高16コマ / 秒の連写もでき、動く被写体にも強そう。

 

三脚の足を閉じ、シューティンググリップにして、手持ち撮影。

 

グリップ部に写真と動画撮影用のボタンがあり、ズームレバー(中央)で最大2倍までの全画素超解像ズームができます。

まあ、光学ズームではないので、ズームアップしたときの画質は(たぶん)多少落ちると思います。

 

高い動画性能

4K 動画のカメラ内記録に対応。

4K 30p動画を連続45分間撮れるそうです。この小さなボディーで…

発熱など、どうクリアしたんでしょうか。

 

しかも、『画素加算のない全画素読み出しにより、4K 映像に必要な画素数の約1.7倍の豊富な情報量を凝縮して出力、モアレやジャギ―が少なく、解像感の高い画質を実現。』(ソニー)とのこと。

 

色々なメーカーから、4k 動画が撮れるデジタルカメラはたくさん出ていますが、4k撮影時には静止画より画角が狭くなる(クロップされる)機種が案外多いです。そうなると広角で撮りにくくなります。RX0 II は『全画素読み出し』ということで、クロップされないのかな~ と思って試してみました。

 

4K 30p 撮影時のモニタ画面。

 

実写で確かめた厳密なレビューでなくて、申し訳ないのですが、どうやら4K 撮影でもクロップされないみたい。

24mmらしい広い画角で撮れている、という印象です。

 

ズームするとこんな感じ(1.5倍)。

ちなみに画面のシャッター速度はいい加減。普通、動画で1/250秒にすることはありません。1/30~1/60秒ぐらいでしょう。

 

ジンバル並み?

シューティンググリップで撮るスタイルは、何となく、DJI の「Osmo Pocket」みたいですね。

 

DJI のスタビライザー(ジンバル)付きコンパクトカメラ「Osmo Pocket」(ヨドバシカメラ マルチメディア梅田で)。

 

動画をやっていると、ジンバルを使ったブレのない映像を撮りたくなるもの。ですが、ジンバルはとかく重い! 

そこで Osmo Pocket のような小型軽量の機種に目が行きます。

ところが Osmo Pocket の欠点の一つは、比較的画角が狭いという点。

 

RX0 II のように画角が広く、画質の良い4K カメラにジンバルを付ければ最高なんですが…

ソニーからは純正ジンバルが出ておらず、他社製(中国メーカーが多い)のジンバルと組み合わせるしかないのが現状。

 

 

シューティンググリップ付き RX0 II で、何とかジンバル風に撮れないのかな~ (ムシのいい願望)

 

ソニーストア 大阪 でもらった RX0 II のチラシによると、

 『モバイルアプリ Imaging Edge Mobile で、4Kを含む高ビットレート動画のスマートフォンへの転送や、動画撮影時の本体内電子手ブレ補正も可能(手ブレ補正OFF設定時より画角が狭くなります)』

 『専用アプリ Movie Edit add-on を使えば、ジンバル撮影のような、なめらかな映像に補正できます(撮影時より画角が狭くなります。動画は最大フルHDで書き出されます』

とあり、カメラ単体で“疑似ジンバル”風の映像が撮れそうな感じもあるものの、4K ではなくなるようだし、画角も狭くなるし…

色々制限がありそうです。

 

ということで、「即買い!」の結論には至りませんでしたが… 

RX0 II 」、個性的で面白いカメラです。

 

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撮影カメラ   ソニーRX100