つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

EOS 6D 買ってしまった!

2013年01月31日 | カメラ

さんざん迷った末、とうとう、キヤノンEOS 6Dを買ってしまいました。

「EOS 6 D EF24-105L IS USM レンズキット」。

朝にアマゾンで注文したら夕方にはドーンと届きました。あ~ もうあとには引けない…

レンズセットと一緒に予備のバッテリー、レンズ保護用のKenkoプロテクトフィルター、液晶保護フィルムも一緒に購入。計234,658円でした。

最安値ではないけれど、まずまずでしょうか…

 

カメラやレンズは安いものではないので、一般的にはネットで買うより、店で説明を聞いて買った方がベターだと思いますが、私の場合は、発売前からサービスセンターなどで試し、ニコンD600とも比較した上で、“自己責任”での購入。

それにしても、長い間迷いました。

ボディーの軽さと高感度性能は間違いなく素晴らしいと思いますが、その他の部分ではEOS 5D MarkⅢからのスペックダウンが目立ったり、ニコンD600との基本的な性能差がありましたので…

まあ、決めてだったのは、とにかく「軽さ」ですね。

 

レンズキットの中身。必要なものは一通りそろっています。

ストラップのマーク「6D」はなくていいのに… と思うのはなぜなんでしょうか。

ソニーRX100のボディーに貼ってあった「ZEISS」のシールが気に入ったのとは大違い。

 

キットの構成は以下の通りです。

 1. EOS 6D
 2. バッテリーチャージャー LC-E6
 3. バッテリーパック LP-E6
 4. インターフェースケーブル IFC-200U
 5. ステレオAVケーブル AVC-DC400ST
 6. EOS DIGITAL Solution Disk
 7. 使用説明書 CD-ROM
 8. ソフトウエア使用説明CD-ROM
 9. ワイドストラップ EW-EOS6D
 10. レンズフードEW-83H
 11. EF24-105mm F4L IS USM

 

EF24-105L IS USMレンズをセット。

なかなかカッコいいじゃないですか。

 

EF24–70L IS USM レンズキットにしなかったのは、価格が高いことと、望遠側がどうしても足りないと考えたためです。

被写体に届かない、撮れないというのは一番つらいですからね。

 

AFなどの操作を確かめてみました。とてもスムーズです。

つい最近、レトロなフイルムカメラ「キヤノンF-1」を触っているだけに、デジタルカメラというのは、ずいぶんと写真を撮りやすくなっているのを実感します。

カメラの目覚ましい“進化”です。

 

さて、試し撮りに出かけましょう… 

新しいカメラを買うと、わくわくしますね。


NIKKORレンズ80周年

2013年01月28日 | カメラ

ニコンが28日、「NIKKOR(ニッコール)」レンズ発売80周年を迎えたと発表しました(ニュースリリース)。

 

ニュースリリースによると、『「NIKKOR」の歴史は、ニコン(当時:日本光学工業)が1932年に「NIKKOR」の商標登録を行い、1933年に航空写真用レンズを「Aero-Nikkor(エアロニッコール)」と名付けて初めて販売したことから始まりました。』と説明されています。

最初は航空写真用レンズからスタートしたんですね。

昨年11月に、レンズ交換式カメラ用「NIKKOR」レンズの累計生産本数が7,500万本を達成したとの発表があったのも記憶に新しいところ。まさに、キヤノンとともに、日本が世界に誇るカメラ・レンズメーカーです。いくら今勢いのいい新興工業国が頑張っても、この膨大な遺産に追いつくのは並大抵ではないでしょう。

価格.com新製品ニュースによると、『ニコンは、NIKKORレンズ発売80周年を受け、記念ロゴを制作。各種コミュニケーションツールなどで活用していくという。1月31日から2月3日まで神奈川県横浜市西区のパシフィコ横浜で開催される「CP+ 2013」の同社ブースには、「NIKKOR」80周年展示コーナーを設け、歴史的な評価が高いレンズや最新レンズ、宇宙で活躍したレンズを紹介する。 』とのことです。

「CP+ 2013」の話題がまた一つ増えました。

NIKKORレンズ80周年記念ロゴ

 

NIKKORの“神レンズ”

キヤノンユーザーの私が言うのも妙ですが、ニコンにはすごいレンズがあるなァと感心したことがあります。

NIKKORレンズ80周年へのお祝いを兼ねて… いわゆる「神レンズ」について書いてみます。

ちょっと古い話で、中にはご存じの方もあるかもしれません。

 

2010年6月13日、小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還しました。このとき、着陸地点のオーストラリアで待ち構えていた朝日新聞の記者が、素晴らしい映像を撮影しました。

当時、朝日新聞東京本社科学医療部にいた東山正宜さん。

その映像は、東山さんのブログ「痛い目みてなんぼ」でご覧ください。

 

天の川と満天の星が輝く夜空を、60億kmの宇宙の旅を終えた「はやぶさ」が、鋭い光条を放って突き抜けて行く--- のちに東京写真記者協会賞特別賞を受けたこの写真は、朝日新聞一面のトップを飾り、大きな反響を呼びました。

東山さんのブログによると、この撮影に使われたのがニコン14-24mm F2.8(AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDと思われます)。

Nikon AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G EDAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED(フリー画像)
 

 東山さんは6/15のブログ「ピクセル等倍でお楽しみ下さい」で撮影データを公表されています。

なんと、カメラはニコンではなくてキヤノン5D MarkⅡ! これにノボフレックスのマウントアダプター経由でニコン14-24mm F2.8を付けたそうです。当時、キヤノンには、ニコン14-24mm F2.8をしのぐレンズがなかったということでしょう。

ブログによると『赤道儀はビクセンGPガイドパック。三脚はケンコーSE用で、パイプをステンからアルミにして軽量化したものでした。露出は2.8F、ISO800で3分』とあります。

「はやぶさ」の軌跡をとらえた後、赤道儀でじっくり星を追い続けながら背景の星空を浮かび上がらせたのだと想像します。

 

この星空のピクセル等倍画像を見ましたが、絞り解放で画面の隅っこでも星はゆがんだりせず、みごとに「点」として写っています。「コマ収差」「非点収差」などの、レンズの収差がほとんどないということですね。『う~ん、まさに神レンズ』と、東山さん。

 

星景写真を撮るのにこれ以上ない「神レンズ」なるものがあることを教えられたブログでした。

それがNIKKORレンズであることに、キヤノンユーザーとしては、ちょっと悔しいような複雑な気持ちでした。

 

「神レンズ」あるいは「銘玉」といわれるレンズは、ニコンに限らず、キヤノン、ソニー、オリンパス、パナソニック各メーカーごとにあるようで、それぞれのユーザーから献辞を奉られているわけですが、ニコン14-24mm F2.8は何やら別格のような感じがします。

重さ何と1キロ、前玉は電球のようにふくらみ、フィルター取り付け不可。いかにもニコンらしい…

自分で買ってアダプターを取り付け… というところまではいきませんが、手にする機会があればファインダーをのぞいてみたい気がします。

 

ニコンの“大三元”レンズの一つでもありますから、たぶん「CP+ 2013」でも展示されますよね…


「Q10」の“エヴァ”モデル

2013年01月28日 | カメラ

ペンタックスのレンズ交換式小型デジタル一眼「Q10」のエヴァンゲリオンモデルというのが発売されるそうです。

ペンタックスリコーイメージングが28日、発表しました。

ニュースリリース(下はキャプチャ画像)によると、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の公開を記念したデジタル一眼カメラのコラボレーションモデル。3タイプ、各1500セットの数量限定で、4月に発売とのこと。

エヴァンゲリオンのキャラクターをイメージしたカラーリングを施したもので、ボディー上部には特務機関ネルフのシンボルマークも。

液晶モニタの起動画面にもネルフのシンボルマークが現れる、かなりマニアックな仕様。

 

アニメにはあまり関心のない私も、前から名前だけは知っていますが、最近コラボ商品やタイアップキャンペーンが増えているそうです(Sankei Biz参照)。

ペンタックスも若い人にアピールしようと、いろいろやってきますね。

 

「CP+2013」のペンタックスブースで先行展示されます。

新製品の噂が少なくてちょっと寂しい今年の「CP+」。話題作りに一役買うかも…

 


懐かしの「キヤノンF - 1」

2013年01月28日 | カメラ

新しいカメラをどうしようか、と考えているうちに袋小路に陥って…

ちょっと気分転換に、昔のカメラを出してみました。

30年以上前に買った35mmフイルム一眼レフカメラ「キヤノンF-1」。

1970年代の後半だったと思います。知り合いから「買ってくれないか」と言われて、ズームレンズとセットで比較的安く購入。

キヤノン F-1は、それまでプロ用一眼レフの分野で先行していたニコンに対抗するため、キヤノンが1971年3月から発売したフラグシップ機。付き合いでもなければとても買う気は起こらなかった高級カメラで、おかげで仕事に趣味に、ずいぶん使わせてもらいました。(キヤノンHPの「カメラ史」参照

調べてみると、私のは、F-1のうちでも1976年に出た一部改良型「F-1改(F-1N)」のようです。

 

フルメタルのボディーは、ずっしりと重く(820g)、とにかく堅牢無比。今でもメカはちゃんと動き、十分撮れます。

このころのカメラはすごいですね。

ただ、TTL露出計のための水銀電池が、今では発売されていないので、完全マニュアル露出で使っています。もちろんピントもマニュアル。それと裏蓋の縁(モルトプレーン)がかなり傷んでいます。今のところ遮光性に問題ないのですが、これからも使うようだとモルトプレーン交換が必要になりそう。

 

アクセサリー シュー、ペンタプリズム、フォーカシングスクリーンなどを外し、久しぶりにクリーニング。

レンズは左からFD 80-200mm F4、FD 35-70mm F4。とてもコンパクトなズームで、今のEOSでは使えないのが残念です。

 

重いけれど引き締まった形には、一眼レフ本来の味わいがあるように思います。

シャッターのしっかりとした金属音もたまりません。

 

キスデジ(EOS KissX4)と比べると、F-1の方がシャープで精悍な感じですね。それほど大きくはないです。むしろ今のデジタルカメラの方がレンズが大きくて、ずんぐりむっくり。(キスデジのレンズは、EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM)

デジタル一眼は何でこんな形になってしまったんでしょうね。美しくないです。昔の形に戻してくれないかな…

 

キヤノンF-1の参考ページは、写真家・赤城耕一さんの「アカギカメラ」にも。


RX100活躍

2013年01月26日 | 日記

今日は、親戚の娘さんたちが赤ちゃんを連れてきてくれました。

さっそくソニーRX100でパチパチ。

いや~ 赤ちゃんはいろんな表情やしぐさをしてくれて、見飽きませんね。

 

AVCHD動画(60P)も撮影。すぐにHDMIケーブルでハイビジョンのTVに繋ぎ、再生したら、可愛い動作が大受けでした。

 

お客さんにケーキでもてなし。

 

“寄れない”というRX100ですが、広角側ならこれぐらいまで寄れます。ボケ味も気に入っています。

プログラムモード(F4.0  1/100秒) ISO800   +1 補正  RAW 現像時にさらに明るく補正  ホワイトバランス:オート  

 

小さいのに、画質はいいし、動画も高品質。何でもこなす、本当に素晴らしいカメラです。


EOS 6Dと標準レンズ

2013年01月25日 | カメラ

キヤノンの廉価版フルサイズ「EOS 6D」を買おうかどうしようか思案中なのですが、しばらく右肩下がりに、“順調に”値下がりしていたのが、最近になって急に値上がりし出しました。

1/25現在、価格.comの最安値で154,844円。前週から1万円以上の値上がり。

なぜ? どこの店でも在庫はあるようなので、理由がよくわかりません。

まあ、上がったり下がったりはあるものなので、しようがありません。15万円台で落ち着くのかな…

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6Dボディ 約2020万画素フルサイズCMOSセンサー DIGIC5+(プラス) EOS6DEOS 6D
 

それはともかく、標準ズームに迷いますね。

レンズキット2種類のうち、EF24-105mm F4L IS USMは以前からある標準ズーム。

Canon EFレンズ EF24-105mm F4L IS USM ズームレンズ 標準EF24-105mm F4L IS USM

色々なレビューを見ていると、さすがにLレンズなので、それほど悪い性能ではなさそうですが、中央部はともかく周辺の解像度と色収差の点でやや不満が残りそうな感じ。

 

もう一つのEF24-70mm F4L IS USMは新しいだけあって、周辺まで解像度が良さそう。さらにマクロに切り替えられるのがメリット。その上、軽くてコンパクト。ただ、値段が高すぎる難点があります。

Canon EFレンズ EF24-70mm F4LIS USM 標準ズームレンズ EF24-7040LISEF24-70mm F4L IS USM

 

両方ともF4なので、あまりボケの美しさは期待できないものの、そこそこシャープな絵は撮れそうです。

 

 

望遠側に強いEF24-105mmにするか、解像度がよくてコンパクトなEF24-70mmにするか… 悩みます。

 

さらにF4というのがね… もっと明るくて、安いレンズがないかな~

 

昨年出たタムロンSP 24-70mm F2.8 Di VC USD (Model A007)の画質が評判なので、これもありかな、と思ったりします。

TAMRON SP24-70mm F2.8 Di VC USD キヤノン用 A007EタムロンSP 24-70mm F2.8 Di VC USD

 

F2.8という明るさが魅力ですね。キヤノンの2つのレンズと同じく手ぶれ補正付きですし… 

ただ、大口径レンズなので、ずっしり重いようです。

 

標準ズーム3本の比較

今、とくに気になっているのは値段・重さなので、比較してみました。

① EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USMレンズキット(最安217,497円) 重さ1,350g
② EOS 6D + EF24-70mm F4L IS USMレンズキット (最安263,344円) 重さ1,280g
③ EOS 6Dボディー + タムロンSP 24-70mm F2.8 Di VC USD (Model A007)(最安 247,640円) 重さ1,505g

軽さがとりえのEOS 6Dにタムロン24-70mmをつけると、ボディーの方が負けそうですね。

 

ウ~ン、結論が出ません。

 (写真はいずれもフリー画像)


ソニーNEX + キヤノン フルサイズレンズ

2013年01月23日 | カメラ

APS-C機+フルサイズレンズ

35mmフルサイズ用のレンズを、ほぼ同じ画角を保ったまま、APS-Cカメラに取り付けられるアダプターが販売されることになりました。

APS-Cサイズのセンサーのカメラは、コンパクトでいいのですが、フルサイズに比べて画角が狭いという特徴があります。35mm換算にするとフルサイズより焦点距離が伸び(ソニーなどで1.5倍、キヤノンで1.6倍)、望遠側には有利な半面、広角側には不利です。

このため、フルサイズ用のレンズをその画角のまま使えれば、広角側での不利はなくなります。また、フルサイズと同じ描写、ボケ味が楽しめていいですね。

さらに、このアダプターを取り付けると、レンズの開放F値が1段分明るくなり、画像もよりシャープになるという不思議な話です。

ソニーのNEXにも、キヤノンのフルサイズEFレンズが付けられるというので「じゃあ、噂のフルサイズNEXなんて要らなくなるのでは…」などと話題になっています。

 

METABONES(メタボーンズ)製のマウントアダプター「SPEED BOOSTER」(写真)がそれ。

国内では「デジタルホビー」から今月下旬に販売されるそうです。

 (METABONESは、同社HPによると、香港と日本にベースを置き、アダプターなどのカメラアクセサリーを中国で製造している会社とのこと。)

 

国内、海外でのレビュー

「実際にフルサイズの画像になるの? 画質はどう?」と、気になるところですが、すでに国内ではデジカメWatchに実写レビューが出ていました。

『“APS-C機でフルサイズ撮影”のマウントアダプターを試す~NEX-6+Speed Booster EF-NEXで実写』という記事です。

フルサイズの画角になるしくみとともに、ソニーNEX-6で「Canon EF lens to Sony NEX Speed Booster」を付けて試写した結果が紹介されています。

 

 画角的には、エクステンダーの逆で、焦点距離を短くする(0.71倍)補正レンズを組み込んでいるので、APS-Cカメラに取り付けるとちょうど元の画角に戻るというわけ。

また、1段分明るくなるのは、本来フルサイズのイメージサークルをカバーする光を、狭いAPS-Cサイズのイメージサークルに集約するため。

 

実写例では、キヤノン純正のEF 50mm F1.4 USMをSpeed Booster経由でNEX-6に付け、EOS 5D Mark IIでの画像と比較、『画角、ボケ量ともにほぼ同様だ。厳密にはフルサイズ機は35mm判換算50mm、スピードブースターは35mm判換算53.25mmとなるが、標準域のレンズだとその差はほとんど感じられない。周辺の流れや極端な色の変化もなく、補正レンズによる画質劣化はほぼ気にならなかった。 』とのことです。

 

海外ではEOS HDというサイトに、おもに動画の実写レビューが載っていました。

『Metabones Speed Booster adapter – full review』という非常に詳細なレビューです。長いので読み切れていませんが、おおむねSpeed Boosterを高く評価していました。

Vimeoにアップした動画も掲載されています。

ここではNEXの代わりに、APS-Cカメラとセンサーサイズがほぼ同じのソニー製カムコーダー「FS100」(Eマウント)が使われています。(記事にあるセンサーサイズ〝Super 35mm” は映画の規格。35mmフイルムを縦にして、フルサイズの約半分の面積を一コマに使用したもの)

レンズにはキヤノン 135mm F2.0L と Samyang 24mm F1.4を使用、FS100にSpeed Boosterを付けて撮影した画像と、EOS 5D MarkⅢでの画像を比較しています。

 

面白いことに、FS100+Speed BoosterのほうがEOS 5D MarkⅢより明るく、シャープな気がするのですがどうでしょうか。

EOS HDのサイトでは、これで足りるならフルサイズ一眼レフカメラは意味がない、とまで書いています。

コストパフォーマンス的にも明らかにいいですね(価格は「デジタルホビー」でご確認ください)。

 

一方、問題点としては、ややコーナーの描写が甘いこと、オートフォーカスが極めて遅いことが指摘されています。(Speed BoosterのHPでもオートフォーカスが遅いため、動きものには不適としています。またオートフォーカスをサポートしていないレンズがかなりあります。)

 

Speed Boosterはキヤノン+NEXのほかにもアルパ+NEX、ライカR+NEX、アルパ+フジX、ライカR+フジXの組み合わせがOK。

フジXのユーザーにとっても、使い方によっては機材選びの選択肢が大きく広がりそうです。

(ただ、フルサイズ用レンズならどれでも使えるわけではないこと、機能が制限されるレンズがあること、レンズ後部のでっぱりによってはSpeed Boosterの補正レンズを傷つけたり、カメラを壊してしまう可能性もあるようなので、十分に確かめた上での購入をおすすめします。)


ソニーの方向性

2013年01月23日 | カメラ

CP+2013でのソニーブースの概要が発表されています。

展示される機種を見てみると、レンズ交換式では「α99」「NEX-6」「NEX-5R」。スチルカメラでは「DSC-RX1」「DSC-RX100」と、昨年発売されたものばかりで、いまのところ新しいカメラのボディは出ないみたいですね。

NEX-7の後継機はまだまだ先かな…

 

その代り、レンズでは、現在開発中のAマウント用レンズ「Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM」と、Eマウント用レンズ「E 20mm F2.8」「E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSS」が参考展示されるとのこと。

Aマウント用のツァイスの明るい単焦点レンズは良さそうな感じ。Eマウント用レンズ「E 20mm F2.8」はパンケーキレンズ。「E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSS」はもともとカムコーダー用でパワーズーム付き。ということで興味があります。

 

「4Kによるソニーならではの新しい写真体験の提案 」とやらも見てみたいですね。

 

レンズから感じる“ソニーの方向性”

デジカメinfoに『ツァイスがフルサイズNEX対応の3本の単焦点レンズを開発中?』という記事が出ていますが、ソニーの方向性を感じさせて面白かったですね。

出所はSonyAlphaRumors

『ツァイスは現在、少なくとも3本のフルサイズ用のEマウント単焦点レンズを設計している。ツァイスは2014年6月に、これらのレンズの公式発表を計画している』のだそうです。

ということは、2014年6月までにはフルサイズNEX(Eマウント)が出る、という風に受け取っていいのでは…

 

 以前、同じSonyAlphaRumorsで、ソニーが2014年以降のデジタルカメラの戦略変更を考えていて、フルサイズNEXの登場を前倒しするかもしれない、というような記事を読んだことがあります。ひょっとすると、2014年6月よりかなり早くフルサイズNEXが登場するかもしれませんね。

そして開発しているとされるツァイスレンズがいずれも単焦点というのが、いかにもプレミアム感を感じさせます。

高級コンパクトカメラのRX1が受けているのに気をよくして(?)、フルサイズNEXもかなりの高級機になるような予感がします。

 

CP+で参考展示されるレンズも高そうだし… ソニーは「高くても売れるんだ」とばかり、プレミアム路線に向かっているのでしょうか。


淡路夢舞台 ラン展 2013

2013年01月22日 | 

淡路夢舞台の大温室「奇跡の星の植物館」で開かれたラン展(1/19~3/10)を見てきました。展示されているランは2000種2万株。

東京では「世界らん展」(今年は2/16~2/24)がありますが、神戸らん展がなくなった今、関西で大規模なランのイベントといえば、ここぐらいではないかと思います。

 ラン展の詳しい説明は同館のホームページにお任せするとして、気に入った花やディスプレーだけを、いくつかアップしてみます。

 

フラワーショースペース「華麗なる蘭華苑」。

吹き抜けの広大な空間に作られたランのガーデン。センスのあるディスプレーが見もの。

 

木製ベンチわきの優しい寄せ植え。

 

ちょっと変わった形の花。「リカステ」という品種です。

 

ラン以外の草花もうまく組み合わされています。

 

ファレノプシス(胡蝶蘭)。

 

フラワーショースペースのキャットウォーク(高さ20m)のラン。オンシジュームでしょうか、天井からつりさげられています。

 

愛好家が育てたランもたくさん展示されていました。

以下は日本・蘭協会 ランコンテスト2013の入賞花から。(一部を除いて、賞の順位や出品者名は掲載していません。ご容赦を。)

 カトレヤ トリアネ ‘ジャングル プラント’。

 

レリア アンセプス ‘レベッカタイソンノーザン’。

 

 

リンコ レリオ カトレヤ ‘エー’。

 

カトレヤ ビューベスニル ‘パーマ’。

 

リンカトレリア ジャニス ペチー ‘ブルーメン インセル’。

 

レリア アンセプス アクイニー ‘サマンサ’。

 

これが淡路夢舞台ラン展2013 グランドチャンピオン、兵庫県知事賞の作品。

「Ctt. Poor Paul  ‘Blue Heaven’ 」 子安健司氏(大阪府)

 

全く違った雰囲気の「武士道と蘭--ネオジャポニズム」の展示も。

ランが和風にアレンジされています。

 

 

陰翳のなかの日本情緒。こういうのも好きですね。

 

香りの良いランや、壁面緑化のオーキッドウオール、ドラキュラという名のランのコーナーもありました。

 

展示室を出るとショップがあり、鉢植えを販売していました。

これはその中のひとつ。

やはり、カトレヤは華やかですね。1万円以上する鉢もありました。

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撮影カメラ・レンズ

    キヤノンEOS X4

      EF50mm F1.8 II

     EF-S17-85mm f/4-5.6 IS USM


冬咲きチューリップ

2013年01月20日 | 

淡路島で早くもチューリップが咲きはじめました。

といっても、特殊な温度処理で冬に咲くようにしたチューリップ。

オランダで収穫した球根に温度処理をして発芽を促進させ、“開花のスイッチ”が入った状態にさせるそうです。この球根を空輸して温暖な淡路島で植えつけ、成長させたもの。

「花の島」をアピールするため19日から、洲本市の市民広場や南あわじ市の「なないろ館」で展示されています。

題して「冬咲きチューリップショー」(1/19~2月中旬)(淡路島くにうみ協会のHP参照)。

 

まさに春の色です。

 

洲本市民広場。

バックのレンガ造りの建物は、海外の古い大学か何かを思わせますが… 「洲本アルチザンスクエア(洲本市民工房)」です。


実はこのあたりは、明治42年から昭和52年ごろまであった紡績工場(鐘紡洲本工場)の跡地。

平成7年から13年にかけて、歴史的な景観を保存しながら、再生させたのだそうです。

地場産業の振興や新しい産業の創造、工芸やアートを紹介する複合商業施設として使われています。展覧会やいろいろな趣味の教室も開かれています。

 広々した芝生もあって、なかなかいい雰囲気のところです。

 

チューリップの鉢植えがたくさん並んでいました。

今回のイベント全体としては計6,600球の球根が使われています。

 

色は3種類。ピンク、黄色、朱色。

 

こちらはまだつぼみです。

 

しばしご覧ください。

 

 

 

 

広場の周辺には、ほかにも図書館や飲食施設のレンガ造りの建物があります。

これは「淡路ごちそう館 御食国(みけつくに)」。

レストランや特産品ショップが入っています。

淡路牛ステーキやバイキングなどすごく豪華なメニュー。TVでも紹介され、人気を集めているようです。時間があれば入ってみたかったなあ~。

 

ともかく、この日はチューリップだけ撮って、次の取材先へ…

 

同じこの日から開幕した「淡路夢舞台ラン展2013」へ急ぎました。その写真は次回に。

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS X4 

     EF-S 60mm F2.8 MACRO USM

     EF50mm F1.8 II

   ソニーRX100


「コダック」ブランドのカメラ

2013年01月18日 | カメラ

コダックが、マイクロフォーサーズ規格のレンズ交換式デジタルカメラを、北京で発表したとのこと。

デジカメinfo / Mirrorless Rumorsに載っていました。

「Kodak S1」という名称で、Wi-Fi機能を内蔵、今年の第3四半期に発表されるそうです。

写真で見る限り、かなりコンパクトで、ボタン類も少なく、エントリー向けの感じがします。

これでミラーレスのなかでも、マイクロフォーサーズ陣営が増えますね。

ポラロイドも先日、CES2013でマイクロフォーサーズのレンズ交換式デジタルカメラ「iM1836」(Android 4.1搭載)を発表したばかり。

 

でも、コダックって、デジタルカメラから撤退したのではなかったですか?。

1975年、世界で初めてデジタルカメラを開発した歴史がありながら経営危機に陥り、昨年1月に米連邦破産法11条の適用を申請。昨年のうちに、デジタルカメラから撤退したはず。(2012年2月AV Watch記事参照

しかし、今月10日のAV Watchに『「Kodak」ブランド、米JK Imagingの製品にライセンス』という記事が出ています。

どうも、コダックが新しくデジタルカメラを作るのではなく、「Kodak」のブランドで、アメリカのJK Imagingという会社が製造するということのようです。

なので、センサーもコダック製ではなく、ソニー製になるという噂。

 

なにやら微妙ですね。

でもこうやって、デジタルカメラの話がにぎやかに出てくるのは、カメラファンにとって楽しいことです。

 


大阪城梅林の猫

2013年01月17日 | 動物

大阪城梅林に行ったとき見かけた猫。

体の特徴がよく似ているので、親子?それともきょうだいでしょうか。

野良猫にしては毛並みもよくて、肥えています。

 

梅林の小道を散歩。

 

お気に入りの梅の木に登りました。

 

梅の香りをかいでいる(?)のでもないでしょうが、2匹ともしばらく日向ぼっこ。

 

伸びをしてアクビ。「お天気で、気持ちがいいな~」。

 

人慣れしていて、カメラを向けてもじっとしています。

「可愛いね」「いい子だね」とささやきながら、パシャパシャ。

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS X4 

   EF-S 60mm f2.8 MACRO USM


大阪城梅林のロウバイ

2013年01月16日 | 

大阪城の梅林でロウバイが咲いていました。

梅の開花に先駆けて咲く、とても香りのよい花木です。

ロウバイ。正しくはソシンロウバイ。

ロウバイは黄色の花弁に赤茶色の花芯があります。花芯まで黄色いのがソシンロウバイ。

 

ほとんどの花が下を向いて咲く中、たまには上向きの花も。

 

逆光で見ると、ロウのような花弁が透けて、小さなランプのよう。

 

色も香りも素敵です。

 

しかし、今年は花つきがよくありません。枝ぶりにも勢いがなく、いつもの年とは大違い。どうしたことでしょう…

とても、ご覧になってくださいとは言えない有様なのが、残念です。

 

全国にはロウバイの名所が数多くあり、「花の名所案内」では次のスポットが紹介されています。

・宝登山臘梅園(埼玉県・長瀞町)
・ろうばいの郷(群馬県・安中市)
・府中市郷土の森博物館(東京都・府中市)
・京王百草園(東京都・日野市)
・世界の梅公園(兵庫県・たつの市)
・神戸市立森林植物園(兵庫県・神戸市)

こうした名所では、今が花盛りなのでしょうね。

 

梅の花は、一輪だけ咲いているのを見つけました。

「香篆(こうてん)」という白梅です。

つぼみがたくさんついているので、これから少しづつ咲いていくことでしょう。

 

 梅一輪いちりんほどの暖かさ    服部嵐雪

 

ちょうどそんな感じの一日でした。

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS X4 

  EF-S 60mm  f2.8  MACRO USM


1月15日は何の日

2013年01月15日 | 日記

1月15日は小正月。とんど焼の行われる日でもありますね。

我が家のしめ飾りも、近くの神社で行われたとんど焼で燃やしてもらってきました。

これでようやく正月も終わったなという感じ。

 

1999年(平成11年)までは成人の日でもありました。

その後、成人の日は1月第2月曜日になりました。何となく、前のままのほうが、きちんと決まっていてよかったように思いますけど…

 

その1月15日は、「イチゴの日」だそうですが、ご存じでした?


全国いちご消費拡大協議会が“いいイチゴ”の語呂あわせで、決めたのだそうです。

イメージ的にはクリスマスケーキの連想で12月でもよさそう。しかし、出荷は1~3月にピークを迎えるとのことで、一応時期的には合っているといえます。

スーパーに行くと「いちごフェア」をやっていて、いろいろな品種のイチゴや、イチゴを使ったケーキが並んでいました。

しんどいダジャレで「イチゴの日」といわれても… というわけで一般的には認知されていない感じがしますが、それはともかく、おいしそうだったので買ってきました(写真)。

博多の「あまおう」です。

 

子供のころからの習慣で、練乳をかけて食べました。おいしかった!

今は何もかけない人や、かけても砂糖(またはヨーグルト)ぐらいという人が多いようですね。

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撮影カメラ・レンズ   キヤノンEOS X4 

               EF50mm F1.8 II

               レフ板使用


キヤノンが近く発表?

2013年01月14日 | カメラ

京都・東山の三十三間堂で通し矢が行われましたね。

去年は撮りに行きました(2012.1.19記事)が、今年は行っていません。

若い娘さんが晴れ着で弓を射る姿はとても美しく、いいものですが、あの撮影ポジション争いには参りましたので。

体力的に、もう無理かと…

 

家でおとなしくネットを見ていたら『キヤノンが来週EOS 70Dと交換レンズを発表?』とデジカメinfoさんに出ていました。出所はCanon Rumors

EOS 70Dは別にどうでもいいんですが、関連する「7D MarkⅡ」の情報が知りたいんですよね。

ところがCanon Rumorsは『来週更なる発表がある? "キヤノン体験ストア"の発表の他に、一眼レフと交換レンズも来週発表されると聞いている。これはたぶんEOS 70Dで、7D Mark II ではないだろう。』

だって…

つまらないですね。

 

7D MarkⅡのスペック次第では、プロの仕事の相当部分が7D MarkⅡですむようになると予想しています。

画素数では今のところソニーが先行、APS-Cサイズで2000万画素を余裕で超えていますが、7D MarkⅡが2000万画素を超えた時点で、ほとんどの報道関係、とくに新聞、雑誌は「カメラは7D MarkⅡで十分」と判断するのではないかと思っています。

マスコミで大事なのは速射性、AFの正確さ。これに加えて高感度耐性。そのほかは大して問題ではないです。7D はすでに速射性で評価を得ていますから、7D MarkⅡで大幅に性能がよくなると、フルサイズそっちのけで、ごっそりシェアがそっちへ移動してしまうんじゃないかと…

そうなると報道向けに特化したEOS-1D Xが売れなくなる。そんなことをキヤノンがするはずは… 

ないでしょうけど…