つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

2013年、印象に残ったカメラは…

2013年12月31日 | カメラ

デジカメWatchの読者が選ぶ「2013年デジタルカメラ人気投票」 の結果が31日に出ました。

レンズ交換式デジタルカメラ部門 の1位は「ニコンDf」でした。

ニコンDf

なるほど、と思わせる結果。あのティーザー広告も影響したかも。

ボディー上面のダイヤル類がかもしだす往年のフイルムカメラの印象、そしてイメージセンサーはフラッグシップ機「D4」と同じという画質のよさ。特に高感度性能がいいようです。

カメラが好きな人なら、やはり惹かれます。

 

ダイヤル操作主体の操作系。

ニコンのページによれば「 カメラが撮影するのではなく、あなた自身がカメラという道具を使って撮影する」というコンセプト。

しかし実際に使ってみると操作はやさしくありません。

この手ごわい感触を受容できるかどうかが、ユーザーになる・ならないの分かれ道でしょうね。

 

先日も量販店で触ってきましたが、以前発売前に試した時(11/10日の記事)の扱い方をもう忘れていました。

絶えず触っていないと、カメラに拒否されそう…

 

さて交換式デジタルカメラ部門 の2位から10位までは、

2位 オリンパス OM-D E-M1 
3位 ソニー α7R
4位 ペンタックス K-3
5位 ソニー α7
6位 パナソニック LUMIX DMC-GM1
7位 富士フイルム X-E2
8位 キヤノン EOS 70D
9位 パナソニック LUMIX DMC-GX7
10位 ニコン Nikon 1 AW1

となっています。

カメラ雑誌でも、オリンパス OM-D E-M1  の評価は高いですね。

私が個人的に一番気になる ソニー α7R が3位に入っています。

問題は価格。

価格.comの最安値(12/31)で、ボディーのみ179,615円。少しずつ安くなっているようですが、まだまだ高い。なにしろ、これにツアイスレンズをそろえないと、と思うだけに…

それと、価格.com のクチコミでマウント部のたわみや光漏れが報告されているのが気がかり。フルサイズとしてはとても小さいボディーなので、剛性が足りないのでしょうか?

 

デジカメWatchの読者が選ぶ「2013年デジタルカメラ人気投票」 ではこのほか、レンズ一体型デジタルカメラ部門 の結果も出ていて、オリンパスのSTYLUS 1 が1位だったのは、ちょっと意外でした。

イメージセンサーは1/1.7型で、今やそれほど大きいとは言えませんが、10.7倍の光学ズーム、全域でF2.8という明るく高倍率のレンズが、強いインパクトを与えているのかもしれません。

 

関連記事

 ・『山田久美夫氏が語る「今年印象に残ったデジタルカメラ」2013年版 』(デジカメWatch)

 ・『2013年注目したカメラ&トピックス(フォトグラファー 永山編):趣味としての写真撮影がいっそう楽しくなる3台のカメラ』(ITmedia)

 ・『本誌執筆陣が試用して決定! 2013年ベストデジカメ【前編】』(日経トレンディネット)

 ・『2013年、売れたデジタル一眼カメラは? 年間販売台数は過去3年間で最大に』(朝日新聞DIGITAL)

 ・『ニコン「Df」実写レビュー、キットの50mm/f1.8との組み合わせは文句なし』(日経トレンディネット)

 ・『ミラーレスと一眼レフの性能差はなくなった! オリンパス「OM-D E-M1」』(日経トレンディネット)

 ・『ソニーα7R/7はオールドレンズのベストボディか?(機能解説編)』(デジカメWatch)

 


パナソニック GM イベント

2013年12月28日 | カメラ

グランフロント大阪にある「パナソニックセンター大阪」で、レンズ交換式としては驚異的に小さいデジタルカメラ「LUMIX GM」のイベント「綾瀬はるか × LUMIX GM Gallery」。をやっていました。

 

写真家・田川梨絵さんが「LUMIX GM」で写した綾瀬はるかさんの写真がたくさん展示されています(来年1/21まで。パナソニックのイベントページ)。

11月に東京・表参道ヒルズで開催されたのと同じ写真展。来年1月5日には田川梨絵さんのトークショーも開かれます。

 

綾瀬はるかさんのスナップやポートレートは、撮りやすくて画質の良いこのカメラの特徴がよく出ていました。コンパクトだけれど、こういうハイレベルの「作品」を撮れるカメラだということですね。

ボケ味のきれいな写真もありました。これは単焦点か望遠レンズを使ったものでしょう。

 

Touch & Tryコーナーで。売れ行きが一番人気というオレンジボディー。

海外旅行に出かける女性がスーツケースにポンと放りこめる… 「GM」はそんなイメージ。

 

お洒落なホワイトボディー。

 

クラシックなシルバーボディー。

 

「LUMIX GM」は一般的なコンパクトカメラと同じ大きさにもかかわらず、レンズ交換が出来、イメージセンサーが大きめの1600万画素マイクロフォーサーズサイズ(4/3型)。レンズキットは、小型・軽量の「LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.」付き。

パナソニックのカメラでは、個人的には「LUMIX GX7」に興味があって、正直この「GM」は関心がなかったのですが、実際に見てみると可愛いくて、面白みもあるカメラです。

 

女性が持つにはちょうどいい大きさ。

これでレンズ交換式。驚きのコンパクトサイズです。

 

大きめの交換レンズを付ける場合など、握りやすさを考えてハンドグリップ(写真はシルバー。ブラックもあり)が用意されています。

ハンドグリップ、あったほうがいいのかなァ… デザイン的には、ないほうがいいと思うけど。

 

シャッター音はとても静かですが、1/500秒を超える速度は電子シャッターとなるので、動体撮影では歪みがでるおそれがあるのが難点ではあります。

ただ電子シャッターなりの良さもあって、最高40コマ/秒までの連写が可能、シャッタースピードも最高1/16,000秒までOK。これはメカシャッターとは別次元の使い方ができそうです。

 

背面液晶はきれい。タッチ操作やスマホとの連携については試す時間がありませんでした(この機種の最大の売り物なのにネ… )。

 

会場の雪だるまを手持ちのカメラやスマホで写すと、ガラガラ抽選に参加できるというのでやってみました。

 

ガラガラ抽選。

結果は予想通り、ハズレ。手前のかごにあるラムネ菓子を1個もらって帰ってきました…

 

◇関連記事

 ・『パナソニックLUMIX DMC-GM1 手のひらサイズにGX7画質を詰め込んだ意欲作』(デジカメWAtch)

 ・『パナソニックLUMIX DMC-GM1【第1回】 “買わないわけにはいかない”小さなカメラ』(デジカメWatch)

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撮影カメラ   ソニーRX100


大阪・光の饗宴 Part 4(新梅田シティのX mas)

2013年12月26日 | イベント

クリスマスも終わってしまいましたが、新梅田シティで撮ったクリスマス写真の続きを載せてみました。

本場ドイツの「クリスマスマーケット」を再現した「ドイツ・クリスマスマーケット」は、木製の小屋「ヒュッテ」など資材をドイツから運んで作り上げたそうです。

グルメのほか、クリスマス飾り、木工芸品などが販売され、メリーゴーランド、ゲームコーナーもありました。

 

手彫り、手描きのサンタクロース。表情もそれぞれ味わいがあります。

 

民族衣装の人形たち。

 

可愛いですね。

 

ストラップを選ぶ女性たちをサンタ人形が眺めています。

 

これはマトリョーシカ。ドイツのものなのか、ロシアなのか良く分からなくなってきた…

 

中世のドイツの街並みを再現したセラミック製のキャンドルハウス。ハウスの中にアロマオイルやキャンドルを入れて楽しめるそうです。

持ってみると、とても軽くできていました。

 

「しあわせアルパカ」とありました。ペルーの人形のようです。

 

豪華でハイセンスなクリスマス飾り。

 

キリスト生誕を彫像で再現したコーナー。

キリスト像の手前に散らばっているのは硬貨。

お賽銭? こういうところは、いかにも日本人らしいですね。

 

おもちゃの汽車に乗るこどもたち。

 

ゲームコーナー。飛びまわる玉を棒の先の小さなネットで受けます。

 

「ドイツ・クリスマスマーケット」はこのあたりで切り上げ、梅田スカイビルの空中庭園へ上がってみました。

360度を見渡せる空中庭園。下を見るとちょっと怖い。

 

展望台。蓄光石が光を放つ、星空の散歩道。ルミ・スカイ・ウォーク。

 

眼下の夜景はすばらしいです。

 

西梅田方面の夜景。

 

屋内の展望フロアには「星に願いを」のコーナーが。

入場チケットと一緒にくれる星型に願い事を書いて吊るします。

 

さて、どんな願い事を…

 

フ~ム。やはりそうですか。そうありたいですね…

 

スカイビルを出てみると、町の夜景もきれいでした。

グランフロント大阪方面の夜景。

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

     EF50mm F1.8 II 

  ソニーRX100

 

 

 

 

 


大阪・光の饗宴 Part 3 (新梅田シティX mas)

2013年12月25日 | イベント

大阪光の饗宴イベントの一つ、新梅田シティのクリスマスを見てきました。

 

高さ約27m、「世界最大級のクリスマスツリー」。

 

クリスマス飾り。

 

空中展望台の真下にそびえるツリー。

 

人気のメリーゴーランド。

 

ツリーの下を彩るイルミネーション。

 

楽器のイルミネーション。

 

これも楽器ですね。

 

クリスマスの灯り。

 

すごい人出。

 

まばゆい装飾の下、「ドイツクリスマスマーケット大阪2013」(12/25まで)が開かれていました。

クリスマスのドイツ風“屋台”です。

 

グリューワイン(香辛料を入れたホットワイン)の店。

 

グリューワインを入れるボトルが可愛い。

 

ドイツと言えばジャーマンポテト。

 

ソーセージも欠かせませんね。

気さくなおじさん。

 

ドイツの揚げ菓子のようなもの。蜂蜜をのせたりします。

 

暖かいサンドイッチ。

おなかがすいていたので、これをいただきました。

 

食べることばかりのようですが…

ほかにも撮ってきましたので、また次回に見てください。

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

     EF50mm F1.8 II 

  ソニーRX100


「撮影後にピント合わせ」スマホ用カメラ

2013年12月22日 | カメラ

ピントは撮ったあとでOK!

東芝が12月20日、撮影後にピント合わせできるスマホ・タブレット用カメラモジュールを発表しました。

モジュールの名称は「TCM9518MD」。サンプル出荷を、2014年1月31日から開始するとのこと。

東芝のニュースリリースによると、モジュールには2個のカメラと独自開発の画像処理LSIが組み込まれており、被写体との距離を撮影と同時に計測。撮影した後、スマホなどのアプリを使って画面上でピントを合わせたい被写体を選び、自由にピント合わせできるというもの。

イメージセンサーは1/4インチ500万画素CMOSですが、2個のカメラの画像を合成することで、得られる画像データは1300万画素。

ピントを合わせるほか、ぼかし、消去などの加工もできるとしています。

これはピンボケの失敗もなくなるし、面白そうですね。

ASCII.jp(http://ascii.jp/)の記事『東芝、撮影後にピント合わせが可能になるスマホ向けカメラモジュールを発表』には、モジュールと作例の写真が掲載されています。

 

ところで、撮ってからピントを合わせられるカメラといえば「Lytro (ライトロ)」がすでに去年の春に発売されています。

Lytro ライトロ Light Field Camera ライトフィールドカメラ Red Hot 16GB 並行輸入

四角い筒型をしたLytro(フリー画像)。大きさは41mm x 41mm x 112mm。

 

これに比べて、東芝のモジュールの大きさは幅18×高さ12☓厚さ4.65mmと小さなもの。なるほど、これならスマホに内蔵可能。

「ピントはあとでOK」というスマホが実現すれば、そちらの方が扱いやすそうです。

さて、どのメーカーが採用するでしょうか。

 


大阪・光の饗宴 2013 Part 2

2013年12月20日 | イベント

「大阪・光の饗宴 2013」の続きです。

御堂筋を南から北へ歩きます。

 

御堂筋の南端、難波の高島屋。

御堂筋イルミネーションの中心エリアから少し離れた「サウスゲートエリア」。街路樹がブルーとライムグリーンの光で装飾され、高島屋の前の緑地帯にもイルミネーションが。

 

旧・大阪新歌舞伎座あたり。

この辺はミナミの一等地。旧・大阪新歌舞伎座も長い間利用されていませんね。これはこれで面白い建物なんですが、しゃれた商業施設に建て替わってもいいのでは…

 

高麗橋あたり。オフィスからの勤務帰りらしい人たちが行き交います。

 

御堂筋から横道に入って見つけた、上品なツリーのイルミネーション。明治安田生命のビル。

 

イルミネーションをバックにたたずむ彫刻(淀屋橋あたり)。

大阪市の「御堂筋彫刻ストリート」というページによると、イタリアの彫刻家、ヴェナンツォ・クロチェッティの「ダンサー」。

 

イルミネーションの北端は大阪市役所庁舎の「大阪文化・光絵巻」。

伝統文化をモチーフにした光の人型がならび、窓にも何やら人の影が。

建物前の人型は、左から狂言師、二枚目、一枚看板、噺家師匠、シテ方、だそうです(詳細はこちらのページで)。

 

大阪市役所周辺から中之島公園で開催されている「OSAKA光のルネサンス2013」。

 

光に彩られる中央公会堂正面。

雨に濡れた舗道に映るイルミネーションがきれいでした。

 

中央公会堂に投影される3Dマッピング「ミネルバとメルキュールの物語」。

 

ド派手な色彩だなァ…

 

中央の屋根の上に彫像がありますが、これがミネルバとメルキュールの像だそうです。

ローマ神話で知恵と工芸の女神ミネルバ、商業の神メルキュール(英語読みマーキュリー)。

なるほど大阪にふさわしい商売繁盛の神様たち…

 

鮮やかな照明に浮かび上がる中央公会堂そばには、欧州各国のグルメが味わえる洋風市場「光のマルシェ」も。

 

重厚な中央公会堂とマルシェ。こんなふうに撮ってみると日本じゃないみたいです。

 

フランスアベニュー。ここも日本離れした感じ。

 

フランスアベニューの上品なムードの灯り。

デートにはぴったり…

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

  EF70-300mm F4-5.6L IS USM

   EF50mm F1.8 II 


大阪・光の饗宴2013 Part 1

2013年12月19日 | イベント

「大阪・光の饗宴2013」のイルミネーションを見てきました。

梅田、中之島・本町、心斎橋・難波、アベノ・天王寺と、各エリアで開催されていますが、全部見るのは無理なので、とりあえず御堂筋イルミネーションと、中之島の「OSAKA光のルネサンス2013」へ。

 

御堂筋イルミネーション。

淀屋橋交差点から新橋交差点(長堀通) まで1.9キロで実施。エリアごとにイチョウ並木がピンク、イエロー、ホワイト、ブルーの4色で彩られています。

 

沿道には光のオブジェも。

これは淀屋橋odona前のクラゲ。面白い~

 

続きは次回に…

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撮影カメラ・レンズ

 キヤノンEOS 6D

 EF70-300mm F4-5.6L IS USM

  EF50mm F1.8 II (通称・シンデレラレンズ)

 


東京イルミネーション2013

2013年12月16日 | 日記

 先の「東京カメラ散歩 Part 3」をフォトチャンネルにしてみました。

東京イルミネーション2013

 

これからクリスマスまで、夜の街が一番華やぐ頃ですね。

東京のイルミネーションスポットはほかにもいろいろ。カレッタ汐留にまだ行っていませんが(去年は行きました=12/25記事)、今年はどんな感じなんでしょう…

 

大阪では、「大阪・光の饗宴2013」(12/1~1/19)が開催中。

「京都・嵐山花灯路 2013」は12/23まで。

神戸ルミナリエは今日12/16が最終日…

 

イルミネーションスポットを紹介しているサイトを集めてみました。

イルミネーション案内サイト

 全国イルミネーションスポット(るるぶ.com)

 全国イルミネーションガイド(Walker plus)

 全国イルミネーションスポット(全国旅そうだん)

 イルミネーション特集(MAPPLE 観光ガイド)

 クリスマスイルミネーション特集(いつもNAVI)

 クリスマスイルミネーション特集(じゃらんnet)

 全国イルミネーションスポットガイド(goo旅行)

 イルミネーション特集(レッツエンジョイ東京)

 関東三大イルミネーション(夜景観光コンベンション・ビューロー) 

 大阪 クリスマス・イルミネーション情報(大阪 at Night)

 

関連記事

 ・今見たいイルミネーションは? 1位はハウステンボスとコラボしたあの場所! (マイナビニュース)


今年のカメラ 差しさわりのある話…

2013年12月15日 | カメラ

今年もたくさんのカメラが出ました。

そのなかで、良いカメラはいろいろなメディアで注目されてきました。

逆の場合は… どうでしょうか。

 

個人的に  NO! だったカメラは、実は色々あったのですが、それを声高に言うのははばかられます。当ブログでもあまり直截的な表現は避けてきました。(カメラ雑誌も、メーカーに広告をもらっている以上、表現に気を使っていますね。)

でも年末だし、はっきり言って新年を迎えるのもいいかも。

 

● 色が気に入らなかった機種

 リコーGR  (特有の渋い色調。これは好みの問題)

 オリンパスOM-D E-M1 (わずかな試写の印象ですが、色がすっきりしない…)

 

● 画質が気に入らなかった機種

 ニコンD7100 (ローパスフィルターレスにしては、下位モデルと画質に差がない)

 キヤノン70D (動画のAFは良くなったが、静止画の画質はKissシリーズと全く同質)

 

● 総合的に気に入った機種

 ソニーα7 / α7R  (フルサイズなのにコンパクト。画質が素晴らしい)

 パナソニックGX7 (EVFなどユーザーの希望が全部入り。 画質も、マイクロフォーサーズを見直しました)

 

● 良さそう

 ニコンDf (所有することの深い満足感)

 ニコンD610 (廉価版フルサイズとしては、相当の性能。D600センサーのゴミ問題も解消。)

 ペンタックスK-3 (ローパスフィルター効果を選べる。APS-Cサイズとしては画質も良い)

 

● 関心なし

 ニコンクールピクスA (デザイン・スペックが中途半端)

 パナソニックGM (小さすぎ、高速は電子シャッターのみ)

 キャノンEOS M2 (わずかなAF改良、鈍い進化)

  富士フイルムX-M1、X-A1 (バリエーションの拡大、反対はしませんが…)

 

● 未知

 富士フイルムX-E2 (ダイナミックレンジが広く、高感度性能も良いという評判。まだ確かめていません)

 オリンパスPEN E-P5 (発売当初は素晴らしく思えたが、実写していないので…)

 

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キヤノンユーザーとしては、5D Mark lll などで話題沸騰した去年の反動か、今年はいまひとつの年でしたね。 (キツイ言い方かな)

来年に期待しましょう。カメラだけでなく、いいレンズも作ってね~

 

関連記事

 ・α7Rなど7機種結集!話題のデジタル一眼を一気にレビュー! (第1回 ASCII.jp×デジタル)

 ・フルサイズ機圧勝か!? 感度別画質を横並び比較!(第2回 ASCII.jp×デジタル)

 ・DfからE-M1まで7機種の機能と画質を個別チェック!(第3回 ASCII.jp×デジタル)


東京カメラ散歩 Part 3 (イルミネーション)

2013年12月15日 | 日記

カメラ散歩の最後は夜景です。

 

東京駅丸の内北口。

丸の内駅舎の保存復原が完成して1年余り。この夜景を一度は撮っておきたいと思っていました。

 ここから赤坂・六本木方面へ。

 

赤坂サカスのイルミネーション。

 

TBS放送センター。

 

 

恒例となったアイススケートリンク。

気持よさそうですね~

 

東京ミッドタウンにやってきました。

 

幻想的なブルー。

 

イルミネーションを眺めながら食事できるレストランがいくつかあります。

贅沢だなァ… 気分最高でしょうね。

 

こちらは温かみのある色のツリーイルミネーション。

 

右側でひときわ輝いているのが「奇跡の木」。東京ミッドタウン開発前の旧防衛庁時代からあるクスノキで、樹齢約60年とか。

 

シャンパンイルミネーションの並木。シャンパングラスの形をしています。

 

メーンの「スターライトガーデン2013」。

約2,000㎡の広大な芝生広場に約28万個のLEDが敷き詰められ、宇宙空間と星のまたたきを4つのシーンで表現。

金曜日だったので、かなり混雑していました。

 

ガレリアの吹抜け。 ダイヤモンド・ダスト をテーマにしたクリスマス装飾。

 

イベントスペース「キャノピースクエア」。

BMWのニューモデル「BMW i8」(ハイブリッド)、「BMW i3」(電気のみ)が特別展示されていました。

 

さて次は六本木ヒルズへ。

六本木ヒルズ「けやき坂」。

 

念願のイルミネーションが撮れました。

 

東京タワーが見える定番スポット。

 

「10周年セレブレーションカラー」へ変わる瞬間を待ちます。

真っ赤なセレブレーションカラーに変わりました。

鮮やかです。感動します。

来てよかった!

 

けやき坂イルミネーションは、17:00から23:00まで(12/20~24は24:00まで点灯)。この真っ赤な色に染まるのは毎時0分からの10分間だけです。

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

    EF24-105mm f/4L IS USM

  ソニーRX100


ニコンDf の背景

2013年12月14日 | カメラ

ニコンDf に予想外の注文があり、生産が追い付かないと、公式ホームページで告知されています。

ニッチなカメラだと思いましたが、意外に人気があるんですね。

ニコンDf(シルバー)。

 

と同時に、意地悪な当サイト管理人としては、それはニコン仙台工場の生産体制の問題じゃないの? とも思いました。

デジカメWatchのインタビュー(12/13)によると、仙台ニコンではD4、D800、D800Eなどを生産。今回Dfが加わり、D800系とDfの生産ラインを共用できるようにして効率化を図っているとのこと。

おそらくDfの生産台数をかなり低く見積もっていたんじゃないでしょうか。メインストリームのD4、D800 の邪魔をしないように。

それがフタを開けて見ると意外にも注文殺到、生産が追い付かなくなったのではないでしょうか。

 

デジカメWatchのインタビュー(12/13)では、ニコンの内部事情がわかる部分が色々あって面白かったです。

たとえば、富士のX100の売れ行きを注視していたという話。

クラシックな外観のX100が売れたので、同じテイストのDfの開発に弾みがついたそうです。以下はデジカメWatchのインタビュー(12/13)の引用です。

『――先ほども出ましたが、富士フイルムのX100など、レトロな外観のカメラに人気が出ていたことも援護射撃になった?

三浦( 三浦康晶氏 : 企画担当 )   そうですね、X100は2010年秋のフォトキナで発表され翌年3月の発売だったと思いますが、このカメラが市場からどういう評価を受けるかに大変関心がありました。もしX100があまり良い評価を受けなければ、このカメラの企画もだめかもしれないと思ったからです。結果的にX100の評判がよかったこともあり、ニコン社内でも意外といけるかもしれないという空気が生まれました。』

富士X100の成功がニコンDfの誕生を後押ししたんですね。

 

また、Df を開発した後藤研究室というセクションに十分な人員がないというのもわかりました。ニコンは後藤さんをフェローとして遇しつつも、それほど人員を当てていない。後藤研究室では、新製品 Df を生産ラインに乗せるのに苦労したとのこと。

 後藤さんを応援するためにもDf を買いたいところですが… 個人的には、もう少し安くなってもらわないとね。


東京カメラ散歩 Part 2

2013年12月12日 | 日記

写真とアート 続き

渋谷ヒカリエで開かれていた、映像作家・貫井勇志さんの写真展「世界遺産--時と光の深層 VOL.2 」(11/27~12/9)を見てきました。

 

貫井勇志写真展「世界遺産--時と光の深層 VOL.2 」。

 

貫井さんは、2008年7月からソニーの企画「"α" CLOCK」専任カメラマンとして世界遺産の定点撮影を続けています。2010年12月には初の写真展「世界遺産 - 時と光の深層 Vol.1」を開催。今回はその第2弾です。

「"α" CLOCK」のサイトを見ると分かりますが、使用カメラはソニーの「α700」「α900」「α99」など、そして最新作のパリでは注目の3640万画素フルサイズ機「α7R」が使われています。

カメラファンとしては、とても気になる写真展。

 

会場風景。

意外だったのは展示されている作品の撮影がOKだったこと。

 

いいんでしょうか… 撮らせてもらいましたが。

「イグアス国立公園」(ブラジル)。

世界最大、イグアスの滝のすごさが伝わってくる作品です。

立ちのぼる水煙、虹の美しさもさりながら、滝を横切る鳥の群れに注目。

 

(拡大写真)滝の裏側に生息するというオオムジアマツバメ。

猛烈な水煙のなかで生きているんですね~

 

このツバメの群れがあることで、自然の壮大さ、崇高さがなおさら強く感じられます。

 

城塞都市「ヴァレッタ市街」(マルタ)。さすがに世界遺産というか… 地球にこんなところがあるんだ! 

 

(拡大写真)長い長い階段の上方にある人影。研ぎ澄まされた緊張感の中、人間の寂寥感のようなものが伝わってきます。

 

 (作品を斜め横から撮ったりしているのは、自分の姿やよけいな照明が写りこむのを避けるため。しかし、完全に写りこみを避けることは無理でした。それとホワイトバランスを合わせるのに苦労。本当の色彩は「"α" CLOCK」でご確認ください。)

 

「レーティシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観」(スイス)。

世界有数のリゾート地が点在するところだそうです。

 

「タリン歴史地区(旧市街)」(エストニア)。

夢のような色彩。このホワイトクリスマスを撮るため、貫井さんはマイナス20℃の極寒の中、一週間待ち続けたそうです。

 

「パリのセーヌ河畔」(フランス)。

幅3mの大パノラマ写真。近くで見ると、ソニーα7Rの超精細な描写が分かります。すごいカメラではあります。

 

定点撮影の映像で構成した動画を4K対応液晶テレビで上映。

ペルーの空中都市遺跡・マチュピチュに、霧が湧き、光が差し込み… という一日の時間の移り変わりが、荘厳な音楽とともに描きだされていました。

 

世界遺産への定点撮影はこれからも続くでしょう。貫井さんの作品は素晴らしい。スケールの大きな写真家として注目しています。

 

渋谷から神田へ

これからはお気楽な散歩写真。

 

渋谷ヒカリエで昼食。「茶寮 伊勢藤次郎」の海老天ちらし重(1580円)。

これに食後の串団子がつきます。ボリューム満点。というか、食べきれなかった。

 

「茶寮 伊勢藤次郎」の窓から見た東京メトロ銀座線。東急のビルにある渋谷駅に出入りする様子がミニチュアのように見えたので、画像ソフトでジオラマ風にしてみました。

この写真で走っている車両は01系ですが、レモンイエローの1000系の方がジオラマとしては可愛い。1000系が来るのを頑張って待ったほうが良かったかな…

 

渋谷の朝。快晴だ!

 

渋谷センター街。駅から元気よく歩いて来る人の流れ。どこへ行くんだろう。

 

面白いので撮りましたがアダルトショップのようです。朝っぱらから、失礼しました。

 

このあと地下鉄で神田方面へ。

超有名な老舗そば店「神田まつや」。

比較的お客が少ないといわれる午後3時過ぎに、もう一度来てみて、やはり行列が出来ていたので入るのはあきらめました。

 

新名所「mAAch ecute(マーチ エキュート)神田万世橋」。

神田に来たのはこれが目的。

昔、中央線のターミナルだった旧万世橋駅の煉瓦造りのアーチを生かした新しい商業施設。

 

レトロなガード下に個性豊かな店舗があります、店舗同士はこうしたトンネルでつながっているので、店から店へ移動するのは簡単。

 

 和風モダンの雑貨のお店。

 

 色がきれいな大判ハンカチ。

 

名所になれば、やはりこういうものがありますか。 「万世橋駅どら焼き」。

 

面白いものがありました。大正初期の万世橋駅前のジオラマ。

ここは昔、中央線の出発駅でした(明治45年~)。

 

路面電車が灯りをつけて走っています。映画になりそうな雰囲気。

こんな時代に生きていたらどうだったのか、とか思います。今の世の中より楽しく生きられたんじゃないかな~  でもその後やがて戦争が始まって… そうもいかない時代になっていったわけですよね…

 

1919(大正8)年、中央線が東京駅につながり、万世橋駅はターミナルとしての役割を終えます。

 

今も昔のプラットフォームに上がる階段があります。

ただし、すでに駅ではなくなっているので電車は止まりません。

 

そのかわり、カフェがあります。

両側をびゅんびゅん車両が行き交うなかで、お茶する気分はどうでしょうか…

 

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

    EF24-105mm f/4L IS USM

  ソニーRX100


東京カメラ散歩 Part 1

2013年12月11日 | 日記

公募展の第17回総合写真展(12/5~12/11、東京都美術館)などを見るため、12月6、7日に東京へ行ってきました。

上野の東京都美術館

総合写真展では、自分のささやかな作品1点(審査員奨励賞)が展示されていました。

キヤノンEOS 6Dで撮った夕暮れの風景を全紙に伸ばして出品してみたもの。35mmフルサイズなので精細感は十分でした。6D の画質自体はいいです。

ただ、問題は写真の腕と内容ですね。

もう少し狙ったものがピシッと表現できるようにならないと… 

 

最高賞の内閣総理大臣賞を受けたのは、「アートペインター」という福島県の方の作品。極彩色のペンキまみれになったアーティストの体の一部をアップで活写。写真なのに一見油絵のようにも見える、ユニークなものでした。

ああ、こういう作品はオレには撮れないな~ という感じ。

ほかの上位入賞作品もそれぞれに良くて、いまさらながら自分の努力不足を反省した次第。

 

まだ紅葉、黄葉の残る上野公園。青空のもと、遠くに東京スカイツリーが見えました。

 

写真とアート

2日間、都内をカメラ散歩。その中からまず、写真とアートに関係した写真を載せてみました。

 

東京都美術館では、特別展「ターナー展」(10/8~ 12/18)も鑑賞。英国風景画の巨匠ということで、かなり混雑していました。

スケッチブックも展示されていて、繊細なタッチが印象に残りました。

 

会場で買った絵ハガキなど。

 

そのひとつ、「オラニエ公ヴィレム3世はオランダを発ち、荒波を超えて1688年11月4日にトーベイ上陸」。

実際はとても大きな作品。荒れ模様の空、船、大波… ターナーらしい主題の絵ですね。

 

つぎは東京ステーションギャラリーの写真展「生誕100年! 植田正治のつくりかた(10/12~2014年1/5)へ。

このギャラリーは東京駅丸の内北口改札前にあります。

東京ステーションギャラリー。

 

1988年、東京駅丸の内駅舎内に開館した煉瓦壁の展示室をもつ美術館。東京駅の復原工事のため一時休館していましたが、2012年秋、復原工事を終えた駅舎内で6年半ぶりにリニューアルオープン。

まだ真新しいギャラリーがどんなものかという興味もあって、そして写真の展示ということで訪ねてみたわけです。

 

東京駅丸の内北口ドーム。壮麗な美しさ。

よくこういう素晴らしい、美的なものを作ったと思います。

考えてみれば、今は平和で良い時代なんですね~

 

ギャラリーに入ると、展示フロアを結ぶ廻り階段があります。

 

廻り階段のシャンデリア。

きれいです。アールヌーボーかアールデコ風。

 

煉瓦壁。ところどころに木製の煉瓦が入っており、黒いのは1945年5月の東京大空襲で焼けて炭化したあとだそうです。

木製の煉瓦って、何のために入れたのかな…

 

ところで、植田正治(1913-2000)は、日本を代表する写真家の一人。故郷の山陰地方を拠点に、とくに砂丘を舞台にして、「演出写真」をたくさん撮りました。

自分と家族を並べた「パパとママとコドモたち」が有名。この写真を撮るときのことを書いた娘さんの作文が展示されていて面白かったですね。ユーモラスで、ある意味シュールな写真の数々。好きなものだけを撮る。写真はそれでいいんじゃないのかな、とも思います。

また、ふと感じたのは、むき出しの煉瓦壁に掛けられた作品と、ポツンポツンと立っている観客のシルエットが、実に「植田正治的な」面白い情景だということ。

とてもフォトジェニックで、撮影禁止でなければ、撮ってきたのですが…

 

ギャラリー2階の回廊に出ると北口ドーム内部が見渡せます。

レトロと現代が入り混じった、東京の不思議な光景です。

好きですね、こういうなんとも言い難い雰囲気。

この回廊は、とっておきの撮影スポットといえるかもしれません。

 

ミュージアムショップ。

展示作品のハガキや図録、東京駅関連のグッズが並んでいます。

 

東京駅の歴史を体感できて、しかもお洒落なギャラリーでした。

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

    EF24-105mm f/4L IS USM

  ソニーRX100

 


グランフロント大阪のイルミネーション Part 2

2013年12月08日 | イベント

グランフロント大阪のイルミネーションの続きです。

 「うめきた広場」入口のオブジェ。

 

広場の地下にはショップやレストラン。変化に富んだ夜景です。

 

灯りを受けてきらめく親水空間。

 

赤の照明に変わりました。

 

クリスマスマーケット2013」(11/22~12/25)。

本場ドイツのクリスマスマーケットを再現。ヒュッテ(ヨーロッパ式小屋)を現地から取り寄せ、屋根にはドイツの職人が造った飾り人形が並んでいます。

 

この人形は、聖歌を歌う子供たちのようです。

 

グリューワイン(ホットワイン)を売っていました。体が温まりそうですね。

ほかに、クリスマスシュトレン(レーズン、アーモンドなどが入ったクリスマス菓子)、ジャーマンソーセージ、ビールなどのメニューも。

 

 *調べてみると、クリスマスマーケットは大阪新梅田シティー、東京スカイツリー、横浜赤レンガ倉庫など各地で開かれているようです。

 

グランフロント大阪南館の中。巨大な白い柱に赤いリボン。きれいですね。

 

大阪駅(向こう側)と広場を結ぶ大階段。

シルエットが面白かったので撮ってみました。

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D 
 
    EF70-300mm F4-5.6L IS USM 

    EF50mm F1.8 II

  ソニーRX100


カレンダー写真 採用

2013年12月05日 | 撮影会・コンテスト

カレンダーに採用

咲くやこの花館(大阪市鶴見区)のフォトコンテストに応募したら、コンテストの選には漏れたのですが、2014年版の同館カレンダーに採用されました。

 

 

送られてきた「2014年版 咲くやこの花館カレンダー」。「花の魅力にさそわれて」というタイトル。

この中の一つの季節を、自分の作品が飾っています。

来館者などに配られる小さなカレンダーですが、なかなかいい気分 ♪ 

 

このたびの、第17回 フォトコンテスト入賞作品はこちらのページで発表されています。

また、「第17回フォトコンテスト 全応募作品展」が、11/26(火)~1/26(日)の日程で開催中です。

この期間中には、恒例の「クリスマスにまつわる植物展示」(12/1~12/25)が開かれ、面白い「乳香と没薬 香りの実演」もあります。

 

「総合写真展」は審査員奨励賞

公募展の「第17回総合写真展」(国際文化カレッジ主催)では審査員奨励賞でした。

東京・上野の東京都美術館で展示されます(12/5~12/11)。

2000点以上が展示されるマンモス公募展。自分の作品など完全に埋没してしまいますが、今回は全紙サイズで出品(主催者側のラボでプリント)したので、EOS 6Dの画質が大伸ばしでどの程度のものか確かめに行こうと思っています。

上位入賞者の作品は日本カメラにも掲載されます。そこまではなかなか… 

上位の作品は海外での撮影も多く、スケールとお金のかけ方が違う感じ。一方、プロを目指すような若手の作品は視点が斬新で、感心させられるところがあります。

 

副賞のカメラ機材がもらえればもっけの幸い、という気持ちで応募していますが、これもなかなかもらえませんねェ~