つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

大阪高島屋でダンスイベント

2014年07月30日 | イベント

29日午後、大阪・ミナミを歩いていたら、産経新聞のビラ配りに遭遇。

「明日から高島屋でダンスイベントが始まります」とのこと。

もらったのは、新聞1ページ大で欄外に「夕刊 PR特集」と表示された紙面でした。

産経新聞の紙面。

 

 7月30日から8月4日までの期間中、高島屋大阪店の7階グランドホールを中心に各階のステージで、キッズダンス、社交ダンス、フラメンコ、ベリーダンスなど計約100のプログラムを展開する、大がかりなイベント。

記事によると、1960年代、道頓堀に音楽喫茶「ナンバ一番」があり、「ザ・タイガース」などグループサウンズを世に送り出した大阪ミナミは、音楽やダンスの発信基地だったとのこと。また、高島屋大阪店には戦後間もない1947(昭和22)年から1950(昭和25)年まで、ダンスホールが設けられ連日大盛況だったそうです。

そうした歴史もあって、大阪・ミナミを活気づけようと、店内のプロジェクトチームが1年をかけて準備してきた企画。デパートとしては思い切った試みですね。

 

今回のダンスイベントの詳細については、高島屋のページをご覧ください。

 

面白そうなので、見てこようと思っています。写真も撮りたいですね。ただ、デパートは通常、写真撮影禁止なのでムリかも…

 

イベント幕開けの7月30日には、同店の従業員がマイケル・ジャクソンの「スリラー」を踊り

、ユーチューブに動画がアップされています(発信元・産経新聞)。 

 いまどきの若い人たちはダンスが上手。なかなかやりますね。

 

これで思いだしたのは、同じようにユーチューブにアップされて評判になっている、伊勢丹の従業員らが踊るプロモーションビデオ

こちらの方は、相当凝ったつくり(やや長い)ですが…

 

デパートも、売り場に従業員が立って待っているだけではダメな時代になったのかも。

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関連記事

  ・『ダンスイベント、高島屋で幕開け 従業員ら「スリラー」』(産経新聞)


土用のうなぎ

2014年07月29日 | グルメ

7月29日は「土用の丑(うし)の日」で、スーパーなどにはずらりとうなぎの蒲焼が並んでいました。

でも値段が高くて、手が出ません。

6月12日には、国際自然保護連合が、絶滅の恐れがある野生動物として「レッドリスト」にニホンウナギを加えたというニュースが。

昔から日本の国民食ともいえるうなぎ料理ですが、こういう危機的状況になったのは乱獲が原因のようです。

養殖技術が確立されたことで生産量が増し、稚魚のシラスウナギの争奪戦を生んだといわれています。

困ったことですね…

 

国産うなぎの蒲焼(大阪ミナミの黒門市場で)。

「1990円」は安い方だと思いましたが、やはり買えませんでした。中国産のうなぎは、昨今の食品汚染のニュースで印象が悪く、食べる気になりませんし…

 

そのかわりに、そばにあったうなぎの肝旨煮を買って帰りました。

「うなぎの肝旨煮」(458円)。

「国産原料100%」とか。

肝吸い、串焼きなど、うなぎの肝は好きなので、どんな味がするか楽しみ…

 


天神祭ギャルみこし2014 Part 2

2014年07月26日 | 行事・歳時記

天神祭ギャルみこしの続きです。

大阪の天神祭の盛り上げと、商店街・地域の振興のため1981年から始まった催し。

 

ギャルが担ぐ神輿(みこし)。

巡行には2基が出ますが、それぞれの重さは担ぎ棒を含めて約200キロ。

担ぐには相当の体力が必要。

今年は、15歳から30歳まで80人が274人の応募者から選ばれ、巡行に参加しました(読売新聞参照)。

 

 みこしの前を華やかに行く「ギャル」たち(天神橋筋商店街で)。

 

「ワッショイ」の掛け声とともにみこしが通ります。

 

商店街で待ち構えたカメラマン(私)にポーズ。

 

所々で止まり、小休止することも。

 

巡行の先頭を行く「御羽車」。そもそもギャルみこしは、大阪天満宮の神様が北へお渡りになる「御羽車講」巡行の隋員として実現したものだそうです。

いまやギャルが主体みたいになっていますが…

 

天満宮に宮入りして「大阪締め」。

 

威勢のいいポーズで記念撮影。

 

本殿前で、みこしを激しく揺さぶり「ワッショイ、ワッショイ」。この日のハイライトです。それを撮ろうと、周りにはカメラマンが押すな押すな…

 

 

 

 

 

 

このあと、また商店街を練り歩きます。全体で4キロの巡行。みんな、ものすごくタフ。見ていて、その元気さがまぶしいぐらいでした。

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

     EF24–105mm F4L IS USM


天神祭ギャルみこし2014 Part 1

2014年07月25日 | 行事・歳時記

7月25日は大阪の天神祭

毎年この時期は暑いですね。近畿地方をはじめ全国的に高温注意情報が出ています。

 

本番の天神祭に先立って23日に行われた、“熱い”ギャルみこしを撮ってきました。

去年の写真(2013年7月23日記事参照)と比べてどうでしょうか…

 

 天神橋筋商店街を練り歩くギャルみこし。

 

強い日差しの下、大阪天満宮へ向け国道1号線交差点を渡ります。

 

天満宮境内に宮入。熱気は最高潮。

 

祭りは楽しい。笑顔が良いですね。

 

汗を拭いて日陰で小休止。

 

残りの写真は次回に(画像処理が追いつかないので…)。

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

     EF24–105mm F4L IS USM


富士「X-T1」 レンタルで撮る(街歩き編)

2014年07月23日 | カメラ

富士フイルム「X-T1」のレンタルサービスを利用して撮った作例の続きです。

商売道具をそろえた大阪・千日前の道具屋筋などを歩きながら、色々な物を撮ってみました。

おもに、明るい単焦点中望遠レンズ「XF56mm F1.2 R」を使用、画質はすべてJPEG。

画像処理は明るさのみ調整、一部は撮影後にモノクロ化しています。

 

風鈴(千日前道具屋筋で)(X-T1、XF56mm F1.2 R、F1.2、1/640秒、ISO400)

 

白衣・ユニフォームのお店(千日前道具屋筋)(X-T1、XF56mm F1.2 R、F1.2、1/1300秒、ISO400)

 

タイ焼きの厨房器具(千日前道具屋筋)(X-T1、XF56mm F1.2 R、F1.2、1/1800秒、ISO400)

 

面白い暖簾(のれん)(千日前道具屋筋)(X-T1、XF56mm F1.2 R、F1.2、1/1500秒、ISO400)

 

なんばパークスの草花(X-T1、XF56mm F1.2 R、F1.2、1/3800秒、ISO200)

徹底して絞り開放。相当な高速シャッターになっています。

 

なんばパークスの緑(X-T1、XF56mm F1.2 R、F1.2、1/3500秒、ISO200)

富士フイルムの緑は美しい。そしてこのレンズも気に入りました。

 

グルメ写真というほどではありませんが…(なんばパークスで)(X-T1、XF56mm F1.2 R、F5.6、1/170秒、ISO200)

 

パスタランチ(なんばパークスで)(X-T1、XF56mm F1.2 R、F2.8、1/480秒、ISO200)

戸外のテラス席なので、やや青味がかっています。今回はホワイトバランスをオートのまま、あえて変えませんでしたが、少しレッド側へ色調整するともっと美味しそうに見えると思います。

 

レトロビル編とは趣を変えて、現代建築を超広角ズームで撮影。モノクロ化してみました。

グランフロント大阪南館(X-T1、XF10-24mmF4 R OIS、F8、1/38秒、ISO200)

 

グランフロント大阪南館(X-T1、XF10-24mmF4 R OIS、F4、1/20秒、ISO200)

 

 再びXF56mm F1.2 Rに替えてガラス類を撮影。

グランフロント大阪のレストラン街で(X-T1、XF56mm F1.2 R、F1.2、1/210秒、ISO400)

解像感などを確認するため、中央部分を等倍に拡大してみます。

等倍画像。

 

ガラスをモノクロにした感じも試しました。

グランフロント大阪のレストラン街で(X-T1、XF56mm F1.2 R、F1.2、1/900秒、ISO400)

それなりの雰囲気。背景の玉ボケは輪郭がはっきりしているので、心もちうるさいかな…

 

今回のレンタル、午後5時までに返さなければなりませんでした。できれば富士フイルムが得意とする夕暮れ、マジックアワーの色合いも見てみたいところ。

「X-T1」はファインダーが良いので、背面液晶に頼らずほとんどファインダーで撮っている自分に気がつきました。光学ファインダーの見えやすさにはわずかに及びませんが、それでもEVFとしては明るく大きく見やすいです。ファインダーを見ながら、右手で露出補正ダイヤルを回せる操作性もGOOD。レンズの絞りリングもカメラの原点に返ったようで気持ち良かったですね。

レンズについては、X-T1を買うならXF56mm F1.2 Rが必須と思うぐらい惚れ込んでしまいました。

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関連記事

  ・『実写インプレッション「X-T1」』(PHOTO YODOBASHI)

  ・『Kasyapa X-T1』(マップカメラ)

  ・『手にしない理由があるのか――富士フイルム「XF56mmF1.2 R」』(ITmedia デジカメプラス )

  ・『実写インプレッション「XF56mm F1.2 R」』(PHOTO YODOBASHI)

  ・『Kasyapa  XF56mm F1.2 R』(マップカメラ)

  ・『Kasyapa  XF 10-24mm F4 R OIS』(マップカメラ)

  ・『実写インプレッション「XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS」』(PHOTO YODOBASHI)


富士「X-T1」 レンタルで撮る(猫カフェ編)

2014年07月22日 | カメラ

富士フイルムの期間限定「X-T1」レンタルサービスでレンタルしたもう一つのレンズ「XF56mm F1.2 R」(写真はフリー画像)。

FUJIFILM フジノンXFレンズ F XF56MMF1.2 R

 35mm判換算で85mm相当の中望遠大口径レンズです。

背景ボケを生かしたポートレート撮影に最適。

といってもモデルさんはいないし…

 

代りにニャンコを撮ることにしました。

大阪・ミナミの猫カフェへ…

 

いるいる、野良猫には見かけないような、きれいで上品な猫たち。

ドリンクと猫のおやつ付きで1時間1000円。

 

可愛いね~

おやつ上げるからね…

 

このコは、いつのまにか私の椅子を占領。

 

何か…?

 

もう、おやつ無い?

 

眠い…

 

いろいろな種類の猫がいます。

 

 

 

 

わりに狭いところが好き。

テーブルの上には、いわゆる「ネコ鍋」も。

 

とにかくよく眠るのが猫。

お昼ごろでしたが、半分近くが眠っていました。

 

すべて絞り開放で撮影。このレンズの柔らかいボケ味が気に入りました。

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撮影データ

  カメラ : X-T1

  レンズ : XF56mm F1.2 R

  露出 : 絞りF1.2 、 1/90秒~1/550 、 ISO400

  画質 : JPEG

  画像処理 : 明るさのみ調整


富士「X-T1」 レンタルで撮る(レトロビル編)

2014年07月20日 | カメラ

富士「X-T1」をまる1日無料レンタルできるチャンス(富士のお知らせ)。試し撮りに選んだ被写体は、大阪・北船場一帯のレトロビルでした。

このあたりには戦禍を免れた、歴史的建造物がいくつも残っています。

建築撮影には超広角ズームが便利かと思い「XF10-24mmF4 R OIS」をレンタル。35mm判換算で15-36mm。標準レンズとしても使える、汎用性の高いズームレンズです(写真はフリー画像)。

FUJIFILM フジノンズームレンズ XF10-24mmF4 R OIS

まず、地下鉄堺筋線北浜駅の近くにある「青山ビル」へ。甲子園球場のようにツタで覆われたビルでした。

あらかじめ見学・撮影のお願いをしていました(同ビルの見学・撮影は管理事務所への事前連絡が必要)。

写真の画質はいずれもJPEG。画像処理で明暗のみ調整しています。

 

ツタが覆う青山ビルの入り口。(X-T1、XF10-24mm F4 R OIS、F8、1/28秒、ISO200)

富士フイルム独特の発色でしょうか、緑が鮮やかです。

 

青山ビルの内部。アーチ窓から木製階段に光が降り注いでいます。(X-T1、XF10-24mm F4 R OIS、F4.5、1/26秒、ISO 800)

 

1921(大正10)年、実業家・野田源次郎氏の邸宅として建てられたのが青山ビル。野田氏は高級レストランや高級輸入食品店を経営、政界の重鎮・西園寺公望とも親交があったそうです。

 

階段わきにある幾何学模様のステンドグラス。(X-T1、XF10-24mm F4 R OIS、F4、1/27秒、ISO 800)

 

部屋の壁にはめ込まれた花模様のステンドグラス。(X-T1、XF10-24mm F4 R OIS、F4.5、1/15秒、ISO 800)

ステンドグラスはこのほかに2か所。テナントが使用する部屋にあるため、今回は撮影できませんでした。

 

1階のエントランスホール。(X-T1、XF10-24mm F4 R OIS、F4.5、1/17秒、ISO 800)

 

天井照明。ステンドグラスと同じアールヌーボー調。(X-T1、XF10-24mm F4 R OIS、F4.5、1/500秒、ISO 800)

 

個人の住宅としては贅沢なものですね。当初は地上3階(一部4階)、地下一階(のちに4、5階を増築)の鉄筋コンクリート造。大林組が設計・施工。

1階は厨房、食堂、浴室、運転手の控室。2、3階に野田氏の家族と従業員の部屋。4階は電話交換室、洋風の屋上庭園。地下にはダンスホールも。

 

 

1階の厨房から料理を上階に運ぶためのリフトの跡。(X-T1、XF10-24mm F4 R OIS、F4、1/27秒、ISO 800)

 

商売の関係でお客も多かったのでしょう。にぎやかな暮らしぶりがうかがえます。

野田家のあとは1947(昭和22)年に現オーナーの先代・青山喜一氏が譲り受け、戦後はテナントビルに。国の登録有形文化財になっています。

 

 

青山ビルをじっくり見学させてもらった後、少し西へ歩くと、赤レンガ造りの立派な建物がありました。

オペラ・ドメーヌ高麗橋」。(X-T1、XF10-24mm F4 R OIS、F8、1/120秒、ISO 200)

現在は結婚式場になっていますが、1912(明治45)年に「旧大阪教育生命保険ビル」として誕生。建てたのは、あの東京駅も手がけた辰野金吾。レンガは当時のイギリスから輸入されたという貴重な建造物。

そういえば赤と白のコントラストが東京駅の雰囲気。

 

すぐ隣の建物も風格があります。

日本基督教団浪花教会。(X-T1、XF10-24mm F4 R OIS、F5、1/250秒、ISO 200)

同教会のホームページによれば、この建物は『1930年に近江兄弟社の創立者で、アメリカ人建築家のウィリアム・メレル・ヴォーリスが指導し、竹中工務店が設計・施工したものです。』とのこと。

 

ここからさらに西へ行くと、御堂筋の手前に、レトロビルとしてはかなり知られた「芝川ビル」がありました。

芝川ビル」。(X-T1、XF10-24mm F4 R OIS、F5、1/200秒、ISO 200)

マヤ、インカ風の浮き彫りがある特異な外観。

ビルのホームページによると、もとは、唐物商(欧米品の輸入業)、不動産経営をしていた芝川家が1927(昭和2)年に建てた自家用のビル。その後、「芝蘭社(しらんしゃ)家政学園」という花嫁学校として使われ、現在はレストラン、ブティック、ジュエリーなどが入居するテナントビルになっています。

 

正面玄関を入ったところ。天井は重厚なアールデコ様式。(X-T1、XF10-24mm F4 R OIS、F4、1/26秒、ISO 800)

 

歴史を感じさせる階段。 (X-T1、XF10-24mm F4 R OIS、F4、1/17秒、ISO 800)

レトロなビルはとかく暗い。低速シャッターでしたが、レンズの光学手ブレ補正のおかげで、全くブレていません。これはありがたい…

 

芝川ビルも国の登録有形文化財。アート系のイベントなどが行われていて、なかなか面白いところです。

4階の「モダンテラス」が良いですね。ビルのホームページでご覧ください。室内とテラスを隔てる、重厚なアーチがロマネスクなムード。各種イベントのレンタル・スペースになっているようですが、モデル撮影などにもいいのでは…

残念ながら、今回は関係者以外立ち入り禁止であきらめました。

 

大阪に、レトロで面白い建物はまだ多くあります。個別に(交渉もして)じっくり撮っていきたいところです。

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関連サイト

  ・大阪レトロ写真館


富士「X-T1」 レンタルで撮る(イベント編)

2014年07月20日 | カメラ

富士フイルムが期間限定で、ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T1」の無料レンタルサービスを行っています。(富士フイルムのお知らせ

期間は7月1日から9月30日まで。東京、大阪、福岡のサービスステーションで、「X-T1」ボディと標準ズームレンズ「XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS 」のセットを、まる1日レンタルできます(当日、サービスステーションに返却)。料金は無料。

また、「レンズレンタルサービス」で標準ズーム以外のレンズを追加して借りることもできます。追加のレンズは2本までで、当日返却なら無料。1泊以降は有料。

購入を検討している人にとって、実際に「X-T1」を手にして、操作感や画像の品質をじっくり試せるありがたいサービスです。

 

 

       「X-T1」と標準ズーム「XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS 」

 

大阪の富士フイルムサービスステーションに出かけてみました。

 

サービスステーションの店頭。

 

レンタルは先着順。身分証明書(運転免許証、保険証など)が必要です。また返却時、アンケートに応えるのが条件。

 

「X-T1」は、今年2月のお披露目イベント(2月11日記事参照)で一応触っていました。

このイベントで見かけて気に入った明るい中望遠レンズ「XF56mm F1.2 R」と、新しい超広角ズームレンズ「XF10-24mm F4 R OIS」も追加してレンタルしてみました。

 

 

 レンタルした、(左から)超広角ズームレンズ「XF10-24mm F4 R OIS」、「X-T1」と標準ズーム「XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS 」のセット、中望遠レンズ「XF56mm F1.2 R」。レンズフードとカメラの使用説明書も付いていました。(近くのホテルのロビーで。照明の影響で色カブリしています…)

 

梅田で「打ち水」

さっそく「X-T1」を手にして、大阪の街を撮り歩き。

時間的な順番は逆になりますが、下の写真はこの日一番最後に撮った「梅田打ち水大作戦」。8コマ/秒の連写を試してみました。とても軽快でしたね。

(画質はすべてJPEG、画像処理は明るさのみ調整しています)

 

 19日、JR大阪駅北側のグランフロント大阪「うめきた広場」で。(X-T1、XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS、1/500秒、F4、ISO 200)

 

「梅田ゆかた祭2014」のイベントの一つ、暑さを打ち水で和らげる「梅田打ち水大作戦」(7/19、7/20)。

「うめきた広場」のほか、NU chayamachi、JR大阪駅南側、ディアモール大阪の計4カ所で行われました。打ち水の水は、JR大阪駅の屋根に降った雨水を処理した中水とのこと。

 

打ち水にはグランフロント大阪の関係者や一般市民が参加。涼しげですね。 周りにはカメラマンがずらり(msn産経ニュース参照)。 (X-T1、XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS、1/500秒、F4、ISO 200)

 

浴衣姿はやはり良いもの。 (X-T1、XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS、1/500秒、F5、ISO 200)

 

広場には氷で冷やしたスイカ、トマト、キュウリも… (X-T1、XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS、1/500秒、F4、ISO 200)

 

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関連記事

 ・『梅田ゆかた祭』(2013年7月21日記事


欲しい…シグマ「dp2 Quattro」

2014年07月16日 | カメラ

6月27日から発売された、シグマの高級コンパクトカメラ「dp2 Quattro」が話題になっています。

 

シグマ「dp2 Quattro」(大阪・梅田のヨドバシで)。

 

ネットでは実写画像やレビュー記事も増えてきました。

それらを見て回った印象をひとことで言うと、明るい被写体の描写は飛びぬけて素晴らしいということ。

 

日経トレンディネットに、「dp2 Quattro」を他の高級コンパクトカメラ3機種と比較したレビューがありました。

『シグマ「dp2 Quattro」、定評のある高級コンパクト3機種と撮り比べた』。---写真家の三井公一氏が、先代のシグマ「DP2 Merrill」、リコー「GR」、ソニー「RX1R」と比較したもの。

詳しくは記事を読んでもらうとして、ビル群を写した写真が35mmフルサイズ機のソニー「RX1R」よりシャープなのに、改めて驚きました。色乗りも良く、ダイナミックレンジの広い、諧調豊かな描写。APS-Cサイズ機がフルサイズ機をしのぐとは…

さすがにFoveonセンサーは凄い。

 

でもISO感度800ぐらいになるとノイズが目立つようです。他のサイトの作例を見ても、光の状態が悪いと低感度でもザラついた画像。

最近のフルサイズ機ではISO1600や3200でもノイズが少ない、高感度に強い機種が増えてきていることを考えると、もともと高感度がFoveonのウイークポイントとはいえ、悩ましいところです。

 

試しに、ヨドバシでレンズフード、外付けビューファインダー、カメラケースを付けてもらいました。「どうだ!」といわんばかりの堂々たる姿。

 

ビューファインダーはEVFではなく素通しの光学ファインダーで非常に明るいです。その反面、機能としては写る範囲が分かる程度。AFの確認や絞り、シャッタースピードなどの情報は表示されません。またフードを付けるとファインダーの下部がケラレます。まあ、クラシカルなルックスと、「両手で構えファインダーで撮る」というカメラの原点へのこだわりのために用意されているアクセサリーでしょうね。

 

画質以外の性能については、「dp2 Quattro」はこれまでのFoveonセンサーカメラよりレスポンスが早くなり、扱いやすくなっているようです。

実勢価格も10万円を切って(価格.com参照)、他のメーカーの一眼レフを使っている人でも「買ってみようか…」と思う水準になってきています。

 

正直なところ、欲しくなるカメラですね。

でもキヤノンの新しいレンズは欲しい。

「Nikon 1 V3」と超望遠ズームレンズ「1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6」も魅力的。

富士の「X-T1」もいいなあ~

 

物欲には限りがありません。

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関連記事

 ・『常識を超えた画質とデザインのシグマ「dp2 Quattro」、達人はこう撮る』(日経トレンディネット)

 ・『SIGMA dp2 Quattro(実写編) 』(デジカメWatch)

 ・『SIGMA dp2 Quattro(機能編) 』(デジカメWatch)


涼を呼ぶ花 (2)

2014年07月14日 | 

「咲くやこの花館」の涼しげな花の続きです。

「高山植物室」でサギソウが咲いていました。

サギソウ(鷺草)。

野生ランの一種で、白鷺が羽を広げた姿に似ているというのが名前の由来。かつて本州、四国、九州の湿地に広く自生していましたが、宅地化など環境の変化で自生地が次々に失われ、環境省のレッドリストで準絶滅危惧種になっています。

 

名前と姿がこれほどぴったりの花も少ないでしょう。ほんとに飛んでいるみたい…

 

サギソウあれこれ

姫路市では、姫路城が「白鷺城」と呼ばれるのにちなんで、サギソウが「市花」。わずかながら自生地も残っています。市内の手柄山温室植物園には、いつでも観察できる専用の栽培温室があり、愛好家が育てた鉢植え約200点を展示する「市花さぎ草展」が開かれます(8/9日~8/31)。

実は5年前に、この「市花さぎ草展」を見に行ったことがあります。(下のサムネイルをクリックすると拡大します)。

 姫路の「市花さぎ草展」(2009年撮影)

       
       
       

面白いことに、会場には青や緑や黒色の撮影用背景ボードが何枚も置かれていました。上の写真のうち後半の4枚はこのボードを使わせてもらって撮ったものです。サギソウの白い花弁には青い背景が一番。しかし黒もなかなかシックです。

今年も同じ展示方法かどうか分かりませんが、見に行く機会があれば試されてはどうでしょうか。

 

東京では「世田谷区の花」になっています(世田谷区のページ)。

400年前の「サギソウ伝説」(PDF資料参照)が残っているというのが面白いですね。今は区内に自生地がないものの、栽培の講習会や展覧会が各地域で行われているようです。

 

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撮影カメラ・レンズ

 ・【咲くやこの花館】

   キヤノンEOS 6D

   EF70-300mm F4-5.6L IS USM

 ・【姫路市手柄山温室植物園】(2009年)

   キャノンEOS Kiss Digital N

   EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USM


涼を呼ぶ花 (1)

2014年07月13日 | 

本州の梅雨明けはいつになるのでしょうね。蒸し暑い日が続きます。

ということで、見た目に涼しそうな花の写真を大阪・鶴見緑地の「咲くやこの花館」で撮ってきました。

最初は熱帯スイレン。

「ニンファエア・ギガンティア」(オーストラリア北部原産)

 

鮮やかな色彩から、水辺の宝石とも呼ばれる熱帯スイレン。

これは「マイアミ・ローズ」(園芸品種)。

300mmの望遠レンズで撮り、大幅にトリミングしています。

 

「ジャック・ウッド」(園芸品種)

 

「イブリン・ランディグ」(園芸品種)

これもかなりトリミング。

アップにすると、雄しべはたくさんの細い指を立てて取り囲んでいるようにも見えます。シャーマニズム的な熱帯の幻想…

 

「セントルイス・ゴールド」(園芸品種)

 

「ディレクター G.T.ムーア」(園芸品種)

 

熱帯スイレンの水温は常に28℃前後に保たれているそうです。

(「涼を呼ぶ」とはいえ、実際は「熱帯雨林植物室」の一角にあって、扇風機がフル稼働する暑さ。)

子供を乗せられるほど大きくなることで知られる、オオオニバスもありました。

 

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 撮影カメラ・レンズ

    キヤノンEOS 6D

     EF70-300mm F4-5.6L IS USM


魅力の「Nikon 1 V3 」 (2)

2014年07月09日 | カメラ

ニコンのミラーレス機「Nikon 1 V3」が発表(3月14日記事)されてから、実機を見ていませんでしたが、Nikon 1用の超望遠ズームレンズ「1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6」が発売されたのを機に、大阪・梅田のニコンプラザ大阪で触ってきました。

「1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6」を付けた「Nikon 1 V3」。

 

レンズの存在感がありますね。そして美しい。

 

横から見たところ。

さすがに35mm判換算で189mm-810mmの超望遠なので、ボディーよりかなり大きい。

ナノクリマークのそばにあるロックを押してズームリングを回し、使用します。

 

300mm(換算810mm)にすると、ここまで鏡筒が伸びます。

 

持ってみるとさほど重くは感じません。

手のひらに乗せて楽々。810mm相当のレンズがこんなに手軽に扱えるとは…

 

VR(手ブレ補正)付きなので、野生動物やモータースポーツなどの撮影も手持ちでOK。野鳥を狙うのに威力を発揮しそうです。

 

AFについては、すごく速いとは感じませんでしたが、駆動範囲を遠距離側に限定するフォーカス制限切り換えスイッチが付いていて、これを活用すれば敏捷なピント合わせができるのではないかと思います。

 

「Nikon 1 V3」の最大の売り物、連写も試してみました。凄いです(AF追従 約20コマ/秒)。やっぱりこれは魅力です。

 

問題は、1インチというイメージセンサーの小ささ。ソニーRX100シリーズも1インチセンサーですが画質には定評があります。一方、ニコン1のセンサーはソニー製ではないようです。

そこで画質がどの程度なのかはっきりさせるため、試しにニコンのサンプル画像のオリジナルデータをダウンロードしてA4プリントしてみたところ、画質的には全く問題なしでした。ピントさえ正確なら四つ切ぐらいまで伸ばせそう。

サンプル画像はプロが撮った写真ですから良いのは当然とはいえ、プリントすれば素人にも良し悪しは分かります。ニコン1の品質なら充分展覧会に出せますね。

 

さてこのカメラ・レンズを購入するとなると、超望遠ズームを使う以上、外付け電子ビューファインダー(EVF)は欲しいところ。

そこでEVFとグリップが付いた「プレミアムキット」をベースにして、「1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6」を買い足すのがよさそうです。

でもこのプレミアムキットが品薄なのだそうです。

ニコンのお知らせによると、

『「Nikon 1 V3 プレミアムキット」は、予想を超えるご注文をいただき、生産が追いつかない状況が続いております』とのこと。

そのため、キャッシュバックキャンペーンの応募期間も延長したそうです。

やれやれ、面白いカメラはみんなが狙ってきます…

 

関連記事

  ・『Nikon 1 V3 ---ニコンの本気度が伝わる高速ミラーレス 』(デジカメWatch)

  ・『速さの次元が違う、超高速ミラーレス ニコン「Nikon 1 V3」徹底解剖 』(
ITmedia デジカメプラス )

  ・『Nikon 1 V3 SHOOTING REPORT』(PHOTO YODOBASHI)

  ・Kasyapa

  関連記事追加(7/10)

  ・『ニコン「Nikon 1 V3」、決定的瞬間を容易にキャッチできる性能にゾッコン』(日経トレンディネット)

   (落合憲弘氏による実写レポート。とくに「Nikon 1 V3」で搭載された「お気に入りフォト選択」という機能について、詳しく解説されているので参考になります。)

 


ニコン「三冠」記念フォトコン

2014年07月08日 | カメラ

ニコンが、「カメラグランプリ2014」で初のトリプル受賞を達成した記念に、フォトコンテストを行なうとのこと。

「史上初 カメラグランプリ三冠受賞記念フォトコンテスト」(写真はニコンのページより)。

「愉しみ」をテーマに、7月8日から作品募集が始まりました(Web応募限定、9月10日まで)。

カメラグランプリ2014の「三冠」とは、御承知のように、「ニコンDf」が「大賞」と「あなたが選ぶベストカメラ賞」をダブル受賞、「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」が「レンズ賞」を獲得したもの。

Nikon セミソフトケース CF-DC6 ブラウン CF-DC6 BR

 「ニコン Df 」(フリー画像)。

Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G Fマウント フルサイズ対応

 「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」(フリー画像)。

このフォトコンテストでさらに華々しくPRしようというニコンの一大キャンペーン。

賞品が豪華ですね~

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・フォトコンテストの賞と賞品

一般部門】(メーカーを問わず、デジタル一眼レフカメラで撮影した写真ならOK)

  [グランプリ] 1名   旅行券20万円
               副賞:オリジナルDf+AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gレンズ
  [準グランプリ] 2名 旅行券10万円
               副賞:D810 24-85 VR レンズキット
  [特選] 3名      旅行券5万円
               副賞:D610 24-85 VR レンズキット
  [入選] 20名     QUOカード5千円


 
Df部門】(ニコン DfボディーとNIKKORレンズの組み合わせで撮影した写真のみ)

  [Df賞] 3名  旅行券10万円


 
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G部門】(ニコンデジタル一眼レフボディーとAF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gの組み合わせで撮影した写真のみ)

  [58mm f/1.4G賞] 3名  旅行券10万円


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 一般部門のグランプリに入れば、特別仕様の「Df」に加えて、「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」がもらえます。この組み合わせは、今の最安価格でも37万円余りします(価格.com 7/8現在)。プラス旅行券20万円で、計57万円余り!

さらに、準グランプリでもニコン最新・最高画質の「D810 」が手に入ります。個人的にはこちらのほうでも良いなあ~  (これまでたいした賞も取っていないのに「取らぬ狸の皮算用」で…  )

 

でも一般部門に、たとえばキヤノンやソニーのカメラ・レンズで応募して、ほんとにOKなのかな。

看板に偽りなしとすると、ニコンさん、太っ腹ですね。

 

応募しようかな。

テーマの「愉しみ」。いろいろな情景が考えられますけど… ピッタリはまる絵が撮れるかどうか。

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関連記事

  ・『ニコン、世界に1台の「オリジナルDf」が副賞のフォトコンテスト』(デジカメWatch)


ワールドカップでキヤノン「7D II」 テスト?

2014年07月05日 | カメラ

日本チームの敗退で、すっかり興味がなくなったサッカーのワールドカップ。そのカメラマン席に『いつも隠されているカメラ』がある、と言う噂記事がCANON RUMORS に出ています。

出所はNorthlight Images。問題のカメラを赤丸で囲んだ写真が付いています。

CANON RUMORS の記事によれば、

『Northlight が、いつもカバーをかけられているキヤノンのカメラの写真を送ってきてくれた。明らかにこのカメラマンは、いつもピッチサイドの全く同じ場所にいる。そのカメラはいつも白い防水シートで覆われている。他のカメラにはないことだ。キヤノンのレンズはすぐわかるので、キヤノン機に間違いない。
EOS 7Dの後継機がワールドカップでプロのテストを受ける、という話は何度も聞かされてきた。カバーに覆われているカメラが、たぶんそれだろう。』

つまりEOS 7D II が覆面状態でひそかにテスト中だという憶測です。

 

スポーツの現場でプロが使うのは、キヤノンのEOS-1D X やニコンD4 タイプのフラッグシップ機が多いようなので、かりにEOS 7D II だとすると目立つのは確か。それでカバーをかけられているのでは、とも想像できます。

 

 

ワールドカップでのテスト結果をもとに修正が加えられ、満を持してEOS 7D II が登場するのは、(もっぱらの噂通り)9月のフォトキナでしょうか…

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 7D ボディ EOS7D
高速連写が魅力のAPS-C機、キヤノン「EOS 7D」(写真はフリー画像)。
後継機はさらに連写性能がアップ?
 

ペンタックス645Z品薄

2014年07月04日 | カメラ

ペンタックスの中判カメラ「645Z」が品薄だそうです。(msn産経ニュース参照

もともと生産台数が月産400台と少ないので、世界で約1500台の注文が殺到、処理できないとのこと。

レンズ込みで約100万円は覚悟しなけらばならない中判カメラとしては異例な状況。

 

そんなにお金持ちのカメラオジサンがいるのかな… 

(ワシも欲しい… 金はないが)

 

ペンタックス645Z。

 

発売前のトークショーで見た限りでは、センサーサイズのアドバンテージが大きく、ニコン「D800」をはるかに上回る画質。おそらくニコン最新の「D810」と比べても、その差は埋まらないでしょう。画質を重視するなら、間違いなく良い(とんでもなく良い)カメラだと思います。

 

中判としては破格の安さの「645Z」。これに対抗してか、世界的な中判メーカーのハッセルブラッドも、値下げキャンペーンをやっているとか。