つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

京都・永観堂の紅葉 2019

2019年11月30日 | 風景・建物

好天の11月29日、京都・永観堂の紅葉を見てきました。

所要があったので、2時間余りの駆け足撮影でしたが、さすがに「もみじの永観堂」と呼ばれるのにふさわしい、期待通りのきれいな紅葉でした。

境内の中央にある放生池。

総門(出入り口)近くの土塀越しに。

木漏れ日の庭。

 

 

 

茶店の周り。

本当に真っ赤(PLフィルターはつけていますが、画像ソフトで色の強調はしていません)。永観堂のもみじは、品種が特別なのではないかと思うほど鮮やかです。

観光客が押し寄せるはず・・・

この日は平日だったので、まだましですが、タクシーの運転手によると、週末の11月23日から、24、25日までの3日間は大混雑だったそうです。

 

撮影のほか堂内も拝観、「みかえり阿弥陀仏」を拝んできました。

阿弥陀堂へ行く途中で見た、釈迦堂の障壁画「二河白道」(関口雄渾氏筆)も迫力がありました=「関口雄渾の道」(PDF)参照。

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撮影カメラ・レンズ

   Canon EOS 6D Mark II 

   EF24-105mm F4L IS USM

   PLフィルター使用


晩秋の奈良・正倉院展

2019年11月15日 | 風景・建物

晩秋の奈良へ。

古都の秋を撮るのと、第71回正倉院展(2019.10.26~11.14)を見るのが目的。

正倉院展は例年混雑がひどいので、「待ち時間なしで済む」平日夕方の時間帯を選びました。

奈良公園。後方は興福寺五重塔。

五重塔。日没が迫っていることもあって秋色深く。

興福寺南円堂。

奈良公園一帯の本格的な紅葉は、まだまだですが、部分的に色づいていました。

南円堂と鹿。

南円堂に参拝する人たち。外国人観光客の姿が目立ちます。

夕暮れの南円堂。

興福寺中金堂。2018年10月、1300年前の創建時と同じ大スケール・様式で再建されました。

柱の礎石らしきものが散在する周辺一帯を含めて広大な敷地が柵で囲まれています。(観覧有料)

こちらは東金堂と五重塔。

重厚で雄渾な興福寺の五重塔、大好きです。

中金堂の前庭から見る日没。正面は南円堂。

ここまではキヤノンEOS 6D II で撮影。

 

以下はスマホ(Galaxy S10)で撮りました。

正倉院展が開かれている奈良国立博物館に到着。

入り口には読売新聞の特別版。

今回は天皇陛下御即位記念。長い歴史を持つ正倉院展でも特別の意味合いがあります。

宝物が展示されている2階は撮影禁止。なので展示の写真はナシです。

 

教科書で見た「鳥毛立女屏風(とりげりつじょびょうぶ)」。姿が違う6枚の絵から出来ていたんですね。初めて知りました・・・

目玉のひとつ、七弦の琴「金銀平文琴(きんぎんひょうもんきん)」も、手のこんだ素晴らしいもの。

天皇が使った冠の装飾「礼服御冠残欠(らいふくおんかんむりざんけつ)」を、食い入るように鑑賞。金色の鳳凰の金具や、直径2mmぐらいかと思われる極小のサンゴなどの珠を連ねた数珠飾り(冠の周囲に吊り下げたものとのこと)等々、精緻の極限!

昔の匠(たくみ)の技は凄いです。

 

 1階のグッズ売り場。

 

 

 

色々迷いましたが結局、図録を購入。

閉館時間までいたので、外へ出るともう真っ暗になっていました。会場前では古茶室「八窓庵」のライトアップ。もとは興福寺大乗院の庭園にあり「大和三茶室」と称されたとか。

「八窓庵」のライトアップ。

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撮影カメラ・レンズ

   Canon EOS 6D Mark II 

     EF24-105mm F4L IS USM

   Galaxy S10 (正倉院展会場)


外付けハードディスクまた増設

2019年11月05日 | カメラ

2017年の3月に増設した、東芝製の外付けハードディスク(4テラバイト)が、ほぼ満杯に。

5年ぐらいは持つだろうと、当時は軽く考えていたところ(2017年3月31日 記事参照)、写真と動画のデータが予想以上に増大、2年半しか持ちませんでした。

どのメーカーの何テラバイトにするか、数日検討。

個人的に信頼できる同じ東芝製で、6 テラバイトぐらいをと、量販店を歩いてみましたが大体4テラバイトまでが売れ筋なのか、それ以上のあまり大容量の商品は並んでいません。東芝製も見当たらず。しかたなくアマゾンで調べたところ、

「東芝 USB3.0接続 外付けハードディスク 6.0TB(ブラック)TOSHIBA CANVIO DESK」46,900円

というのがありました。

「ムム、大容量はさすがに高いな~」。

 

さらにアマゾンで探すと、

WD HDD 外付けハードディスク 8TB  Elements Desktop USB3.0 WDBBKG0080HBK-JESN / 2年保証

というのが 19,980円 でありました。

「8テラバイトでこの値段? オオ、安いじゃん!」。

でも信頼性はどうなのか。

WD つまり WESTERNDIGITAL 製で、信頼性では一応無難だとされていますが、私の欲しい東芝製ではありません。

が、ネット情報を集めてみると、中身的には案外グレードの高いハードディスクなのではないか、という記事が見つかりました。

 →『[PC]WDの外付け8TBが実にゴールデンだぜ!という話』(変人窟)

相当に、パソコンに詳しい人が書いている模様。

それによると、回転数を7200rpm→5400rpmに落として廉価にしているけれども、本来は性能の高い「猛烈にお買い得なアイテム」だという結論です。

これにつられて、一抹の不安を抱えながらも買うことにしました。(前に買ったWD製をパソコンが認識しなかったことがあったけど、今度は大丈夫かナ・・・)

アマゾンで注文すると、翌朝に到着。

WD製は外箱がシンプルで、日本製のようにゴテゴテと性能を印刷していません。

しかし、シンプル過ぎる・・・

同じWD製ハードディスクでも、「My Book」シリーズより機能は少なそう。

同梱されていたのは、ハードディスク本体と USBケーブル(左)、 ACアダプター(右)、クイックインストールガイド(下に敷いた紙)。

本体前面。

本体背面と上下に、発熱を緩和するための通風スリットがあります。

ACアダプターのプラグを見ると、中国製のようですが、なぜか日本メーカー「I-ODATA」の文字も。

(パソコン部品の世界はよく分からん・・・)

 

ともかくパソコンとつないでみました。

手順を踏んで、

外付けハードディスクの電源ON→USBケーブルでパソコンと接続→パソコンの電源ON

さて、うまく認識されるか・・・

 

下はパソコンにあらわれたハードディスクの表示。

「Elements」が今回増設したWD製ハードディスクです。おお、見事認識された! (当たり前)

 

これまでの外付けハードディスク「TOSHIBA」「Hitachi」がいずれも満杯寸前の赤い警戒色になっています。

精神衛生的によくない、というのがお分かりになると思います。

この結果、やむにやまれず新たな出費をしてしまうんですよね~

 

回転数が5400rpmということで(さきのネット情報)、処理速度が遅いのではと、気になっていましたが、デジカメからのデ―タ取り込みについては、(高速なUSB3.0ということもあり)そう遅くありません。

ソフトウエアを入れるのではなく、データ保管用なので、この程度の回転数だとしても十分なのではないかと思います。