今年の紅葉シーズン、そろそろ終わりを迎えているようです。
JR の「紅葉だより」でも、見ごろを過ぎた紅葉スポットが増え、11月30日現在、京都・東山の永観堂は「落葉」。行きたかった瑠璃光院がある八瀬周辺も「色あせ始め」とのこと。
京都は12月始めでも見頃のときがあったと記憶しているのですが、今年は早いのかも。
八瀬の瑠璃光院 は、春と秋の特別拝観でしか見られない名所。黒光りの床や机に映えるモミジが超絶的に美しい、と有名。
黒光りの床に外の木々が美しく映り込むのは、岩倉の実相院もそうで、行ったことがありますが、実相院の内部が撮影禁止なのに対して瑠璃光院 は撮影OK。なので、どうしても行きたいと思っているところです。
ぐずぐずしているうちに良い時期を逃してしまいました。また今度、挑戦することに…
さて、せっかくのこの季節、全く紅葉撮りに行かないのもシャクなので、近場で撮ってきました。
大阪・堺市にある大仙公園の日本庭園。
その昔、海外との交易で自由都市として栄えた堺の歴史にちなみ、中国と堺の名勝を模して造られた庭園。
カモやニシキゴイが泳ぐ池泉の対岸の築山は、中国江西省にある「廬山(ろざん)」。青い屋根のあずまやは「甘泉殿(かんせんでん)」。
最近は中国の団体観光客も多いようです。
別のアングルから。池の周辺は、晴天の午前中がとくに美しいですね。
池泉に注ぎこむ渓流を遡ります。
庭園の奥にある、あずまや「青苔亭」の辺り。モミジはだいぶ散ってきていました。
初夏にはハナショウブやカキツバタが咲き、風情のあるところです。
“紅葉”と…
“黄葉”。
落葉がはらはらと渓流に散って、流れていきます。
ひときわ色鮮やかな巨木。
庭園をひと巡りして入り口に戻りました。
休憩舎では古典菊を展示中でした。
(古典菊の展示は、例年11月中。2014年のブログ「古典菊の魅力 Part 1 、Part 2 」参照)
休憩舎の丸窓から眺める庭園。
結婚式の「前撮り」を5 組見かけました。赤や紫の和傘を手にポーズするカップルも。
「大安」ということで、お日柄も良く…
絶好のロケーション。
付添いの親御さんもうれしそうでした。お幸せに!
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撮影カメラ・レンズ
Canon EOS 6D
EF24-105mm F4L IS USM
PLフィルター使用
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