つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

名残りの紅葉(大仙公園 日本庭園)

2016年11月30日 | 風景・建物

今年の紅葉シーズン、そろそろ終わりを迎えているようです。

JR の「紅葉だより」でも、見ごろを過ぎた紅葉スポットが増え、11月30日現在、京都・東山の永観堂は「落葉」。行きたかった瑠璃光院がある八瀬周辺も「色あせ始め」とのこと。

京都は12月始めでも見頃のときがあったと記憶しているのですが、今年は早いのかも。

 

八瀬の瑠璃光院 は、春と秋の特別拝観でしか見られない名所。黒光りの床や机に映えるモミジが超絶的に美しい、と有名。

黒光りの床に外の木々が美しく映り込むのは、岩倉の実相院もそうで、行ったことがありますが、実相院の内部が撮影禁止なのに対して瑠璃光院 は撮影OK。なので、どうしても行きたいと思っているところです。

ぐずぐずしているうちに良い時期を逃してしまいました。また今度、挑戦することに…

 

さて、せっかくのこの季節、全く紅葉撮りに行かないのもシャクなので、近場で撮ってきました。

 

大阪・堺市にある大仙公園の日本庭園

その昔、海外との交易で自由都市として栄えた堺の歴史にちなみ、中国と堺の名勝を模して造られた庭園。

カモやニシキゴイが泳ぐ池泉の対岸の築山は、中国江西省にある「廬山(ろざん)」。青い屋根のあずまやは「甘泉殿(かんせんでん)」。

最近は中国の団体観光客も多いようです。

 ← クリックで拡大します。

 

別のアングルから。池の周辺は、晴天の午前中がとくに美しいですね。

 

池泉に注ぎこむ渓流を遡ります。

 

 

 

 

庭園の奥にある、あずまや「青苔亭」の辺り。モミジはだいぶ散ってきていました。

初夏にはハナショウブやカキツバタが咲き、風情のあるところです。

 

“紅葉”と…

 

“黄葉”。

 

落葉がはらはらと渓流に散って、流れていきます。

 

ひときわ色鮮やかな巨木。

 

庭園をひと巡りして入り口に戻りました。

休憩舎では古典菊を展示中でした。

(古典菊の展示は、例年11月中。2014年のブログ「古典菊の魅力 Part 1 、Part 2 」参照)

 

休憩舎の丸窓から眺める庭園。

 

結婚式の「前撮り」を5 組見かけました。赤や紫の和傘を手にポーズするカップルも。

「大安」ということで、お日柄も良く…

 

絶好のロケーション。

付添いの親御さんもうれしそうでした。お幸せに!

 

----------------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

    Canon EOS 6D  

     EF24-105mm F4L IS USM

     PLフィルター使用

-----------------------------------------------------------------------------------------------

関連記事・サイト

  ・大仙公園日本庭園

  ・JR 「紅葉だより」

  ・京都・八瀬大原 瑠璃光院

  ・京都・岩倉 実相院

 


2016御堂筋ランウエイ (まとめ Part 2)

2016年11月28日 | イベント

2016 「御堂筋ランウェイ」の続きです。

「未来」をイメージしたパフォーマンスが次々に。

 

高~くジャンプしたり宙返りができるマシン「パワライザー」が登場。

 

超脚長おじさん。

 

未来ファッション「フューチャーコレクション」が始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

このなかから、SFファンタジーのキャラクタ―が生まれるかも…

 

さて、メインステージでは、これからメダリストがリオ五輪400メートルリレーを再現するバトンパスを披露。

バトンは実際に使われたものを使用。

 

第一走者の山縣亮太選手(左)にバトンが手渡されます。

 

「サムライポーズ」で気合い。

 

スタート位置に着いた山縣選手。

緊張感がみなぎります。

 

号砲と同時に、ロケットスタート。

 

このあとの加速の速いこと。ピューッという感じで、あっという間に見えなくなりました。

「速い~!! 」と観客は総立ち。

バトンパスは、はるか彼方で行われた模様。

遠すぎて全く見えないので、「今、ゴールしたようです!」と、アナウンスも何か頼りなく。

 

(翌日の新聞には桐生選手から最終走者・朝原選手へのバトンパスの写真が載っていました。)

まあ、ともかく、めったにないものを見ることができましたネ…

 

ランウェイ上にすべての出演者が登場してグランドフィナーレとなりました。

 

御堂筋イルミネーション点灯

梅田からなんばまで全長約4キロの御堂筋に、この日からイルミネーションが点灯。

 「御堂筋ランウェイ」終了後、午後5 時から点灯式がありました。

 

イルミネーションが点灯された御堂筋。

御堂筋ランウェイ」の区間が、一夜限りの歩行者天国に。

 

ホテル日航大阪前。

 

イルミネーションは8つの区間ごとに色彩が異なり、「水都ブルー」「イエローミックス」「シャンパンゴールド」などの名称が付いています。

 

ここ清水町北側は「御堂筋コーラル」。

 

南側のなんば方面、いわゆるミナミは「シャイニーピンク」。

 

華やかですね。

 

心斎橋、大丸の南側。

 

中之島を中心としたエリアのイルミネーション「OSAKA 光のルネサンス」は12月14日から。

中央公会堂でのプロジェクションマッピンクなどが行われ、クリスマスムード一色になります。

------------------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

   キヤノン  EOS 6D

   TAMRON  AF28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO


2016御堂筋ランウエイ (まとめ Part 1)

2016年11月27日 | イベント

11月20日に行われた、御堂筋オータムパーティー2016 「御堂筋ランウェイ」。

地下鉄御堂筋線の本町駅から心斎橋駅までの1区間分、400メートルにレッドカーペットを敷き、ファッションショーなど色々なパフォーマンスを展開。

この日は、「御堂筋ランウェイ」のあと、御堂筋イルミネーションの点灯式もあり、大阪のメインストリートの一部を午後0時半ごろから午後7時半ごろまで歩行者天国にする、大がかりな催しとなりました。

 

詰めかけた一般の観客の選択は、ランウェイ脇の車道に座るか、側道で立って見るかのどちらか。

私は車道上に座って撮影しました。ただ、一度場所取りをしてしまうと動きづらく、そのためあちこちで繰り広げられたパフォーマンスの多くは撮れていません。

カメラはキヤノンEOS 6D。レンズはタムロンの“便利ズーム” 28-300mm を使用。あまり解像力がよくないのですが、コンパクトで、近くも遠くも狙えるレンズなので…

レッドカーペットの反射で赤カブリが目立つ写真になったため、Photoshop で画像補正しています。

 

御堂筋ランウェイ

午後2時から、本町側のメインステージでオープニング。松井大阪府知事が登場。

 

「大阪を盛り上げていきたい」と挨拶する松井知事。左側のMCは、福本愛菜さんと、NHK大河ドラマ「真田丸」で佐助を演じている藤井隆さん。

 

イベントの最後にバトンパスを披露する予定の五輪メダリストを紹介。

(左から)リオ五輪400メートルリレー「銀」の山縣亮太、飯塚翔太、桐生祥秀の各選手。ケンブリッジ飛鳥選手は不参加で、北京五輪「銅」の浅原宣治選手(右)が参加。

400メートルリレーのあの感動を再び! 

今年のヒーローですからね。大変な人気でした。

 

このあと、「過去」「現在」「未来」をイメージしたパフォーマンスが次々に。

 

「過去」の最初は「打打打団・天鼓」。三味線と太鼓の迫力ある演技。

 

打打打団・天鼓」。

 

能勢人形浄瑠璃 鹿角座」。

 

能勢人形浄瑠璃 鹿角座」。

 

歌舞伎俳優・中村壱太郎さんの「出雲の阿国」。

 

中村壱太郎さん。

 

個人的に期待していたのは、写真家・映画監督の蜷川実花さんによる着物ファッションショー。

和装ウェディングコレクションだそうです。花をモチーフにした独特の世界。絢爛たる色使いが好きです。

 

 

 

 

 手前はショ―を彩る「番傘ダンサー」。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に蜷川実花さんが登場。

 

写真家らしく「本当は(ショ―を)自分で撮りたかった」と話していました。

 

大阪芸術大学ポピュラーダンスコース学生のステージ。

 

BMX ライダーのアクロバティックな妙技。

 

フラッグ演技も華やかに。

 

「現代」をイメージしたファッションショーが始まりました。大阪の若手ブランド、「ロギーケイ(ROGGYKEI)」「SHIMOSHO」「Kitai」「Rihei」「テルアキ タカハシ(TERUAKI TAKAHASHI)」などがコレクションを披露

上は「ROGGYKEI」の奇抜なアピール。

 

「ROGGYKEI」。

 

「ROGGYKEI」。

 

吉村大阪市長も「ROGGYKEI」の装いで登場。

 

撮るのに忙しく、以下はブランド未確認です。済みません。

 

 

 

 

 

 

 

以下、「モードスタイルコレクション2016」。

フラッグを振ってくれると、ブランドがよく分かります。これは「Y-3 」。

 

モスキーノ(MOSCHINO)」。

御堂筋ランウェイ」のホームページによると、「Y-3 」「MOSCHINO」「alice+olivia」「EMIRIO PCCI」「SONIA RIKIEL」「IZA」といったブランド、ショップが参加。

 

MOSCHINO」。

 

MOSCHINO」。

 

MOSCHINO」。

 

alice+olivia」。

 

alice+olivia」。

 

EMIRIO PCCI」。

 

SONIA RIKIEL」。

 

SONIA RIKIEL」。

 

IZA」。

大阪に拠点を置くインポートセレクトショップ。

 

IZA」のブランド紹介ページによると、「N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)」のジャケット。

315,000円。( エ~ッ!)

 

 ショ―の最後を飾って、ゲストモデルの河北麻衣子さんがランウェイを歩きました。

 

N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)のキラキラしたスカートから伸びる美脚に、みんな見とれて…

 

 笑顔でファンに応える河北麻衣子さん。

 

メインステージに勢ぞろいしたモデルさんたち。

 

ファンから誕生日(11月28日)祝いのプレゼントを贈られた河北さん。

アメリカ生まれのタレント・女優・モデルさんで、若い女性にファンが多いとか。

 

このあとも、まだまだパフォーマンスが続きました。

 

------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

   キヤノン  EOS 6D

   TAMRON  AF28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO

-------------------------------------------------------------------------------

関連記事

 ・『河北麻友子・蜷川実花ら、豪華ファションショーで華やかな彩り メダリストも参戦「御堂筋ランウェイ」<まとめ>』(モデルプレス)


2016御堂筋ランウエイ

2016年11月22日 | イベント

御堂筋オータムパーティー2016  「御堂筋ランウェイ」(11月20日)を見てきました。

大阪・御堂筋に真っ赤なランウェイを敷きつめ、ファッションショーや五輪メダリストの桐生選手らのパフォーマンスを繰り広げた、1日限りの祭典。

夕方にはイチョウ並木のイルミネーション点灯式もありました。

 

たくさん撮りましたが、とりあえず3 枚をアップします。

 

メインステージのファッションショー。

 

御堂筋のランウェイを歩くゲストモデルの河北麻衣子さん。

 

始まった御堂筋のイルミネーション(南海電車難波駅前で)。

 

他の写真は次回に。

-----------------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

   キヤノン  EOS 6D

   TAMRON  AF28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO


なんばパークス・イルミネーション2016

2016年11月18日 | イベント

大阪・なんばのイルミネーション「なんば光旅(ひかりたび)」が11月11日から始まりました。

今年で5回目となる恒例のイベント。南海ビル周辺、なんばパークスなんばCITY、なんばカーニバルモール、高島屋スイスホテル南海大阪の各エリアで、昨年を上回る約70万球のLEDを使い、ミナミの玄関口を華やかに彩っています。

もう、こんな季節になったんですね。

 

エリアの一つ、なんばパークスを見てきました。

「スーパーフラワー」(8 階)を探す旅という、ストーリー仕立ての演出は基本的に昨年と同じですが、LED が増えた分、華麗さがアップしているようです。

 

 2 階のツリー「光の妖精」。ここが妖精のすみか。

 

 ツリーを背景に写真を撮る人が多いです。

 

 お孫さんかな…

 

 妖精?  が壁や路面に投影されて動きまわるので、子どもたちが追いかけて大はしゃぎ。

 

吹き抜けの2 階キャニオンストリート奥にある「光の滝」。

カメラを置く台が設けられていて、光の滝をバックに自撮り写真を撮れるようになっています。

 

見上げると白い光が水のように、流れ落ちてきます。

 

涼しげでロマンチックなスポット。

 

撮りに行った日は夜の冷え込みが厳しかったので、屋内に入って、しばらく体を温めました。

いたるところにクリスマスツリーが飾られ、もう完全にクリスマス商戦モード…

 

クリスマスパーティーのディスプレーも。

 

再び外に出て「光の妖精」のところへ…

 

 

 

きらめきのなか、人それぞれの楽しい時間…

 

「スーパーフラワー」を探す旅の出発点(2 階)。

今年はパークスガーデン各所に7 色のカラ―が設定されており、案内板によると、ここは「GREEN…癒しのパワー」という具合。

 

緑の光のオブジェ。

 

階段を上り、パークスガーデンの色々なスポットを巡ります。

 

「光の泉」。案内板には「BLUE…心を落ち着かせるパワー」と。

 

魔女が集まる「魔法の広場」は、「RED…情熱のパワー」。

 

全部のスポットは回りませんでした。とにかく寒くて…

 

キャにオン(渓谷)から垣間見える「光の滝」。

なかなか壮観。

大自然を模した商業施設ですから…

 

ガーデンで見かけたツワブキの花。

 

8 階の円形劇場に設けられた「スーパーフラワー」にやってきました。

 

去年より模様が増えた感じです。

 

照明がさまざまに変化。

 

下はレストランになっています。

 

もとの2 階エントランスに戻ってきました。青い通路が南海電鉄なんば駅に通じています。

 

ショ―ウインドウに並ぶ、おいしそうなイチゴのケーキ。

 

花屋さんには、クリスマスのリースやシクラメンがあふれ、とてもいいムード。

 

でも、まだ11 月なんですけどォ…

 

(今日、スーパーへ行ったら鏡餅が並んでいました。 早すぎるっ!)

-----------------------------------------------------------------------------------------------

関連記事

 ・『なんば光旅 2015-2016』(2015年11月26日記事)

 


2016 平城京天平祭・秋

2016年11月14日 | イベント

掲載が遅れましたが、奈良市の平城宮跡で開かれた平城京天平祭・秋「みつきうまし祭り」(10月29日~11月6日)の模様です。

 

平城京跡。遠くに見えるのは復原された第一次大極殿。

手前に広い仮設のスペースが。今後さらに回廊、南門、東楼、西楼などを順次復原していくための木材の保管場所だそうです。

 

第一次大極殿の前に設けられたステージ。

イベント期間中、さまざまな伝統芸能やライブ演奏が上演されました。

 

訪ねたのは10月5日(土)の午後で、快晴のもと、これから石見(いわみ)神楽が披露されるところ。

 

島根県浜田市からやってきた石見神楽(長澤社中)。

 

 

衣装が見事ですね~

衣装のアップ。ふんだんに金糸銀糸を織り込んだ絢爛豪華なもの。


石見神楽の演目は現在上演されているものだけでも30数種あると言われます。中でも「大蛇(おろち=八岐大蛇)」が有名ですが、これは別の「神武(じんむ)」という演目。

若き日の神武天皇が良き地を求めて大和にたどりつき、立ちはだかった豪族・長髄彦(ながすねひこ)の抵抗に苦戦しながら最後に勝利。大和平定・建国がなされるまでの物語。

 

 背景の大極殿が最高の舞台装置になっています。

 

 長髄彦との戦い。

 

長髄彦(右側)は黒髪が顔を蔽い、不気味な印象。

 

相手の抵抗が激しく、どうにも勝てないので神武側はいったん出直し、東側から“日の力”を得て攻め上ることに。

 

絶えず旋回しながら乱舞。衣装の早変りも見もの。

 

激しい立ち回り。

 

戦いに勝利した神武側。

初めて見ましたが、面白かったですね。

 

このあと、航空自衛隊の奈良基地開設60周年記念ブルーインパルスの展示飛行がありました。

 

ブルーインパルスの妙技は、前回の「ブルーインパルス  in  平城京天平祭・秋」をご覧ください。

 

大極殿の鴟尾(しび)とブルーインパルス。

 

会場のブルーインパルスコーナーでは、奈良フライト記念ワッペンなど色々なグッズが並んでいました。

 

ステージでの次の演目は「天平十五年 五節の宴」。

「みつきうまし祭り」のイベント紹介によると、

 『天平十五年、西暦742年
 聖武天皇は群臣を内裏にお招きになり宴を設けられました
 その際、橘諸兄が奏上し、皇太子・阿倍内親王御自ら五節の舞をお披露目なさいましたところご覧になられた元正上皇がたいそうお喜びになり、歌を三首お詠みあそばされました
~続日本紀より~』

というもので、当時の宴をファッションショー形式で再現したものでした。

 

舞を披露する女性たち。

 

 

 

 

 気分はすっかり、1200年以上の昔にタイムスリップ…

 

宴の“案内役”をつとめたお二人。

 

ステージでは、さらに石見神楽「大蛇(おろち)」上演へ。

 

このあたりで、会場南側の「アートゾーン」も見ておきたかったので、そちらへ向かいました。

「花のアートゾーン」の記念撮影スポット。

 

「天平花絵巻」。

左で見ているのは、当時の衣装を着て体験している子どもたち。

 

「花の遣唐使船」。

 

「朱雀」をモチーフにした流木と植物による巨大オブジェ。

 

古代中国伝来の「五行説」をモチーフにした「花玉」が並んでいました。万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという説。

そのひとつ、流木を素材にした『木』。

 

花玉『火』。

 

花玉『土』。地球と地球の中の核をイメージ。

 

花玉『金』。

 

花玉『水』。

 

「奈良の酒と食を味わう」のもイベントの趣旨なので、次は会場西側の「天平にぎわいゾーン」へ。

奈良の地酒がずらり。

 

試飲コーナーがありました。

飲んでしまうと足元があやしくなるので、じっとガマン。

おいしそうでしたが…

 

天平の衣装を試着したり、当時の貴族の遊びを体験するコーナー。

 

大和肉鶏のもも串焼を試しました。

皮が硬めですが、焼くとパリパリしておいしいです。(製造はT・ファーム

 

古代米に穴子をのせた「古代あなら寿し」(手前)、海老を乗せた「わさび葉寿し」(奥)にもトライ。

「わさび葉寿し」のピリッとした味が印象に残りました。(製造は梅守本店

 

吉野杉などを使った工芸品も。

 

好天の土曜日ということで、お昼頃にはすごい人出。飲食ブースは行列が出来ており、これを避けて午後3時過ぎに食べに行ったところ、「完売」の店が次々に。

というわけで、“ 満腹”するまではいきませんでした… 

 

-------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

    Canon EOS 6D  

     EF24-105mm F4L IS USM

     EF70-300mm F4-5.6L IS USM 


ブルーインパルス in 平城京天平祭・秋

2016年11月07日 | イベント

奈良市の平城宮跡を舞台に、毎年春、夏、秋に行われる平城京天平祭

今年の秋は、実りに感謝する「みつきうまし祭り」と題して開催(10月29日~11月6日)。奈良のお酒や食を味わい、花を愛で、古代行事や歌舞音曲を楽しむ秋祭り---ということで、土日祝日を中心ににぎわいました。

 

そのなかで、注目を浴びたのが、ブルーインパルスの展示飛行。

航空自衛隊の奈良基地開設60周年記念として、11月5日、6日に6 機が飛来して、平城宮跡の上空でアクロバット飛行を繰り広げました。

 

航空ショ―が開かれる航空自衛隊基地がない近畿地方で、ブルーインパルスが見られる機会は、めったにないのでは。

奈良基地は、航空自衛隊の幹部候補生学校があるところで、基地開放のさいに展示されている飛行機は見られるようですが、航空ショーは聞いたことがありません。奈良基地のホームページ「基地司令挨拶」によると、ブルーインパルスの飛行は30年ぶり。基地所属全隊員の悲願だったそうです。

 

というわけで、「飛行機撮り」のカメラマンが大勢集まっていました。

 

11月5日の展示飛行は午後1時35分から。平城宮跡のステージエリアで、隊員による解説付きで行われました。

スモークを出しながら飛来したブルーインパルス。

 

6 機のアップ。

 

ちなみに、航空ショーを撮るのは初体験。高速連写・高速AFのヒコ―キ向き機材などなく、いつも使っているキヤノンEOS 6D に 70-300mm のズームをつけて狙ってみました。

シャッター速度1/2000秒、絞りF10 、ISO 400 のマニュアル露出。これだと、太陽方向(逆光)と反対側ではそれぞれ露出オーバー、アンダーになりますが、現像時に明暗調整することでカバーしています。

 

機体がきちんと星形にそろいました。技術が要るでしょうね。

 

抜けるような快晴の空に描かれるアート。

 

すごい急上昇。

 

美しく塗り分けられた機体のアップ。

(上の写真もそうですが、アップ写真では大幅なトリミングをしています。ときに1000mm 望遠レンズ相当の画角にまで… )

 

この写真をアップにしてみました。

カッコいいですね~

 

機体をねじることで、スモークにねじれを作り出しています。

 

翼の上面がきれいに撮れたので、大きめの写真を添えます(下のサムネイルクリックで拡大)。

 ← クリックで拡大

 

そろって飛行していた5 機が…

それぞれ姿勢を変え始め…

 ツイストするような形に。

 

 大空をいっぱいに使った妙技。本当に素晴らしいです。

 

この写真をアップにすると…

ダイナミックです。

 

 一直線に飛行。

近くに来ると、すごいスピードなので追いきれず、時にファインダーから外れてしまいます。

 

つぼみが開くように…

 

きれいに開きました。

何という技か聞きもらしましたが、美しいです。

 

空につぎつぎと開く花の輪。

これと次の写真の2枚だけは、望遠ズームでは収まらず! あわてて広角の効くコンパクトカメラ(ソニーRX100)を取り出して撮影。

航空ショーでは、望遠と広角レンズの両方が必要です。

 

「観客のみなさんに愛を… 」と描かれた、ビッグなハートマーク。

拍手が鳴りやまない中、約20分間の展示飛行が終わりました。

 

スモークの尾を引きながら会場を去っていくブルーインパルス。

 

なかなかの感動モノ。 飛行機写真ファンの気持ちが分かりましたね。

会場ではブルーインパルスのグッズ販売コーナーが設けられ、子どもたちがパイロットのミニ制服を着て記念写真を撮る風景も見られました。

 

みつきうまし祭り」の他のイベント写真は次回に。

 

-----------------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

    Canon EOS 6D  

     EF70-300mm F4-5.6L IS USM 

    ソニーRX100


大阪バラ展2016 Part 2

2016年11月03日 | 

大阪・長居植物園で開かれた「大阪ばら展 2016 」(10月28日~30日)から、秋バラの写真です。

コンテストの順位にはあまりこだわらず、好きな花を撮りました(品種名はラベルの表示通りに)。

 

「手児奈(てこな)」。

この品種は会場で良く見かけました。人気があるようです。

 

「ファーストレディー アキエ」。

 

「レッド クリフ」。

水に3 輪を浮かべる「浮花競技 HT 3 花」の作品。

 

「ベテランズ オーナー」「ホット神崎」「みつえ」の3 種(浮花競技 HT 3 花)。

 

自由花アレンジメント競技の作品。

 

自由花アレンジメント競技の一等。

 

「ルージュ ピエル ロンサール」と「ストロベリー マカロン」。

 

「シンディ」。

 

「ブルー フォー ユー」。

「不可能」の代名詞とされる青いバラ、ブルーローズのひとつ。

ただ、今のところ「ブルー」と名のついたバラの多くは紫色系か灰色系で、はっきりした青色のバラはまだ作り出されていないはず(染料で着色したものは別として)。サントリーのブルーローズ 「アプローズ」も薄紫色ですし…

 

それはそれとして、こうした美しい紫のグラデーションは、個人的に大好きです。

 

「オッポセンター」。

くすんだピンク色で、渋好みの人向き。

 

「カオルコダム―ル」。

これも渋くて上品です。

 

「ヤギムラサキ」。

デジタルカメラでは正確に表現するのが難しい色かも。実際はもう少し紫がかっていたような気が…

 

「ベルヴィータ」。

 

「ブラッド オレンジ」。

 

「芳純」(同一品種で3分咲、見頃、満開の「3本組花競技」)。

 

「ジェミニ」。

 

「レッド クリフ」。

 

「ホット神崎」。この日の一本花競技で、一等。

 

たくさんの種類のバラを見ることができ、幸せな気分でした。

----------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

    キヤノン EOS 6D

      EF24-105mm F4L IS USM