世界遺産・高野山開創1200年を記念して、南海電鉄が3月から運行している絢爛優雅な三色の特別仕様車(特急)のうち、これまで撮れていなかった「紫こうや」に遭遇しました(大げさ!)。
特急「紫こうや」(7月3日午後8時21分、南海電鉄難波駅で)
「紫こうや」。特別仕様車のテーマ「高野山の四季」のうち、春の桜。
「紫こうや」。夏の青葉の車両。
これに加えて、秋のモミジ、冬の雪の計4両で編成。
南海電鉄のページによると、車体の紫色は『高徳僧のまとう袈裟の色であり、高野山に張り巡らされている五色幕の色のひとつである紫色を基調色とし、絢爛さと神秘性を表しました。』とのこと。
これで「赤こうや」「黒こうや」「紫こうや」の三色の列車写真がそろいました。
特急「赤こうや」(3月1日、南海難波駅の出発式で)。
特急「黒こうや」(3月20日、南海高野線堺東駅で)。
特別仕様車の運行は2016 年2 月まで。
ユニークな試みで話題になりましたが、実際に乗客の増加につながったのかどうか、気になって調べてみたところ、結果は上々だったようです。
南海電鉄が5 月27 日に発表した、4 月2 日から5 月21 日までの50 日間(1200年記念大法会期間)の輸送実績(速報値)によると、「こうや」の利用は前年比178.1%。(南海電鉄の発表=PDF)
期間中の高野山来訪者は約60 万人。ゴールデンウイークを中心に、かなりの混雑だったと報告されています。さすがに世界遺産、集客力はすごいものがあります。
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撮影カメラ ソニーRX100
キヤノンEOS 6D (赤こうや)
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関連記事・サイト
・『特急こうや 高野山開創1200年特別仕様』(南海電鉄)
・『高野山1200年 「赤こうや」発車!』(3月1日 記事)
・『「ドクターイエロー」「黒こうや」目撃』(3月26日 記事)
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