ニコンF用、ニコンメーター
初代のニコンF専用、ニコンメーターです。
NIKKOR-O Auto 35mm f2.0 のレンズをつけています。なかなかの面構えです。
メーター前面に取り付けられているセレンで、光を電流に換えて露出を測定します。
ボディーのシャッターダイヤルとレンズ絞りのツメに連動して、メーターの示す露出指針に合わせることで露出をセットできます。
ニコンFは、ファインダー交換ができるので、露出計を組み込んだフォトミックファインダーを取り付けることにより、ファインダー内に適正露出が指針により示されるのですが、このニコンメーターは、アイレベルファインダーに外付けしてシャッタースピードと絞りを連動して露出がセットされるようにしたものです。
日本光学(現ニコン)のフラッグシップカメラとして、ニコンFは最初から完璧なシステムカメラとして、作られていました。ウ~ンさすがニコン、世界に誇る凄いメーカーです。
ボディーの”NIKON”のプレートの下側にメーターについているツメで取り付けます。メーターのシャッターダイヤルとボディーのシャッターダイヤルを連動ツメで合わせて、メーターと露出を同期させます。
結構、見栄えがゴツイくて存在感は凄いです。こんなカメラを向けられたら、ドン引きですねW
もともとプロユースのニコンF、外付けの露出計など使われていなっかったのですが、このメーターは云ってみればアマチュア向けのオプションですね。その意味でも、露出計内蔵のフォトミックファインダーもプロには使われていませんでした。プロは昼間の屋外の明るさは感覚で把握しています。また夕方や屋内ではフラッシュ撮影しますので、ガイドナンバーによる距離で決まる絞りで合わせます。なのでシンプルな三角頭のアイレベルファインダーしか使われていませんでした。
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