刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

COFFEE BAR 花の木(喫茶店)

2020年08月11日 20時34分44秒 | 喫茶,カフェ
烏丸紫明の北東にある昭和の古き良き喫茶店。この店舗、南北に貫通する形となり双方に入り口が
ある特徴的な形態をもっている。


↑北側

店内はまさに昭和の時代、この時代を謳歌した人たちには懐かしくもあり又、今日常の姿である。





調度品1つ1つが何十年もそのままで今も現役である、京都にはこのような喫茶店がまだまだ多いの
だが残念なことにオーナーの高齢化とともに減少傾向となっている。



日替わりは1000円、ドリンク付きとはいえ3桁までにしてほしかったのは本音である・・・
価格までは昭和とはいかなかった。



1口チキンカツは5枚と大盤振る舞い(1000円の価格からすると納得か!)とハム卵スパ生野菜に
漬物とそれ以外は標準的なランチ折詰弁当、しっかり油と塩が効いた汗を流してまた頭を
使った労働者たちに向けた贈り物、チキンカツ5枚は鶏といえどボリューム満点、腹中満員であった。

ここ「花の木」さんといえば知る人ぞ知る、故高倉健さんのお気に入り喫茶店、京都に来れば
定位置であったカウンターに座りよくよくお話をされていたそうである。また映画の打ち上げ
もこの店でされたとのこと。残念ながら健さんは遠くへ旅立たれてしまったが、このお店だけ
はこのままでいてほしいものである。





「京都市北区小山西花池町32-8 」




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