ガースー親分が、正式な国会審議に応じないまま退陣する。
野党がコロナ対策の議論のため、憲法53条に基づいて求めていた臨時国会。
その召集要求も実質的に無視する形でここまで来た。
6年前の安全保障関連法から続く「憲法無視」の政治と言われる美しい国。
ガースー親分が、首相就任から1年を迎えた9月16日。
参議院で3週間ぶりに厚生労働委員会が開催された。
野党のトップバッターとして質問に立った立憲民主党の議員。
愚政を剔抉する鋭い質問が、とても素晴らしい。
コロナに感染した「自宅療養者」が一時期10万人を超え・・・。
医療を受けられずに自宅等で死亡した人が8月に過去最多の250人に上った。
その数字を取り上げての質問だ。
大臣!これを単なる数字として捉えていただきたくなくないです!
お一人お一人が、どんなにご不安な気持ちだったかと、受け止めていただきたい!
保険証1枚で誰でもいつでもどこでも、医療機関にフリーアクセスできる。
その国民皆保険体制が、揺らいでいると言わざるを得ない!
発生後すでに1年9カ月が経っている。
それにもかかわらず、適切な医療を提供できていない。
政府の責任は厳しく問われなければならない!
医療が必要なのに、自宅にいることを余儀なくされている状態。
それに「療養」という用語を充てることは、欺瞞というほかない!
政府として、感染したのに十分な医療を受けられずに重症化あるいは亡くなった。
国民に対し、謝罪すべきではないでしょうか!?
まさに正鵠を射た質問である・・・(続く)。