函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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忖度疑惑(続編)

2017年05月27日 05時27分39秒 | 政治
愛媛県下のK学園の獣医学部新設計画を巡る文部科学省の文書。
いよいよ同省の官僚トップだった前事務次官が登場して記者会見。
公の場で舞台裏を冷静な口調で語る・・・。

東京・霞が関の弁護士会館には、100人以上の報道陣が詰めかけたようだ。
発言は、「総理のご意向」等と伝えられたと記された文書の真偽から切り出した。
文部科学省の中で作成され、幹部の間で共有された文書で間違いない。

民進党が国会で示したA4判8枚の文書は、いずれも真正な本物と説明。
文部科学省は、「該当する文書の存在は確認できなかった」という調査結果だが、実に嘘くさい。
苦境に直面すれば行政は、いつも「逃げる・隠す・嘘をつく」の姿勢を堅持する。

ということでここにも、同省の忖度姿勢が垣間見られる・・・。
閣議決定された条件を満たさないまま、獣医学部の新設方針が決まった。
極めて薄弱な根拠の下で規制緩和が行われ、文部科学省が負いかねる責任を負わされた。

これ以上、行政のあり方を歪めることのないようにして欲しい・・・。
現在の文部科学省は、官邸・内閣官房・内閣府といった中枢からの要請に逆らえない状況がある。
政権中枢の力が強まっていることは事実・・・とも言葉を繋ぐ。

それにしても事務次官OBの言う、「黒を白にしろとする政権中枢の圧力」という言葉は重い。
それなのに安倍クンは、夫婦で政治の私物化に汗するような景色。
「文書は確認できない」と言う言葉は、それだけ安倍クンの胸中は苦しいということだ。

逃げ回って時間稼ぎをしていても、いずれ綻びが出てくる・・・。
獣医学部新設の舞台裏で何があったのか。
安倍クン夫婦!キミたちは、説明責任を果たすべきじゃないのか!・・・。

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