函館発「団塊オヤジの独り言」

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事務次官OBの発言余波

2017年05月28日 06時32分34秒 | 政治
文部科学省の事務次官OBの記者会見。
これが、霞が関の官僚たちに衝撃を与えているようだ。
そりゃそうだろう、事務方の元トップの告発発言を軽視はできまい・・・。

霞が関の官僚たちは、いろんな反応を示す。
国土交通省を審議官級で退職したOBは、こうだ。
文部科学省としては困ったことになると思う。

役人の世界では、再就職先や現役に配慮して古巣に不都合なことは言わないのが常識。
今までの官僚人生や人間関係を切ってでも訴えたかったのだろう・・・。

局長級だった国土交通省OBは、現役時代は、官邸に足しげく通った。
官僚は時の政権の使用人であり、有形無形の圧力に忖度しなくてはならない。
その中で顔を出して事実を証言し、腹が据わって立派だ。

外務省の現役は、「よほどの思いがあったのだろう」と驚く。
ただ、「行政のあり方が歪められた」と話した点は、否定的な意見も多いらしい。

許せないし、歪められたと感じたなら止めないといけない。
仕事を全うできていなかったことを証明するような発言だ。
全ての官僚が、官邸の意向だけで動いていると思われると迷惑だ!
なぜ辞任してから言うのか?同省に残っている部下が大変ではないか?・・・。

とまれ、政権から省庁への圧力が強まったとされる要因は、こうのようだ。
第2次安倍政権発足後の2014年に内閣官房に設置された「内閣人事局」の存在。
それまでは、事務次官や局長ら各省庁の幹部人事は・・・。
各省庁側がまとめた人事案が、ほぼそのまま通っていた。

ところが政治主導重視で設置された内閣人事局。
これが首相の意向を反映して幹部人事を一元管理。
実質的に幹部の人事権を握るようになったかららしい。

そうか、お山の大将は、安倍クン一人で良いということか?
結果、安倍クンの茶坊主のような事務次官が続々と誕生。
忖度に拍車をかけていると言うことか・・・なるほどなぁ~、フムフムふむふむ。

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